ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
最近はブランド米の新米を少しだけ買って食べ比べておりますQooオレンジでございます。
みんな美味しくて甲乙付けがたいモノがありますね。
さて、今回の短編は花陽ちゃんメインのお話となります。
花陽ちゃんが挑むのは…。
それでは Fate/rice night ~ 小泉 花陽の聖杯戦争 ~① 始まります。
「素に米と水。」
私には叶えたい願いがあります。
「田に水と契約の農家。」
例え何かを失ったとしても。
「降り立つ風には稲穂を。 四方の水門は閉じ、ため池より出で、田んぼに至る三叉路は循環せよ。」
例え誰かを悲しませることになったとしても。
「閉じよ(おこめ!)。閉じよ(おこめ!)。閉じよ(おこめ!)。閉じよ(おこめ!)。閉じよ(おこめ!)。」
私には叶えたい願いがあります。
「繰り返すつどに五度。」
だから私は願います。
「ただ、満たされる刻を破却する……告げる。」
七騎の争いの果てにある万能の願望器へと。
「汝の身は我が下に、我が命運は汝の鍬に。」
この世の全てを私の願いで満たすために。
「聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ、誓いを此処に。」
私の願います。
「我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者。」
この世の全ての主食を…
「汝、三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ!!!」
お米にするためにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!
全ての騒動の始まりは真姫ちゃんのお母さんの実家の土蔵のお掃除をお手伝いをしている時に、たまたま見つけた古い古い書物。
なんとなーくで読んでみたその古い古い書物に書かれていたのは、驚くべきことに“願い”を叶える方法でした。
それは“聖杯”と呼ばれる万能の願望器を顕現させて(以下略♪fate系のWiki○ediaを見てくださいね♪花陽からのおねがいでっす!)と言うなんとも驚くべき方法でした。
私は小さい頃からの願いを聖杯に叶えてもらうために、ノリと勢いとお米へのありまあまる愛情でこの“聖杯戦争”に参加することを決めちゃいました!
相棒になってくれる英霊…サーヴァントを召喚するには、何やら過去の偉人や伝説上のアイテムとかのレジェンド級の触媒が必要らしいんですが、そんなレジェンド級のモノはごくごく普通の一般家庭で生まれ育った花陽なんかが当然持っているハズもなく…。
悩んだ末に花陽が英霊召喚の触媒として選んだモノ。
それは花陽の命も同じくらいに大切なモノでした。
それは今年の新米。
しかも!最高級魚沼産コシヒカリ!!!
このお米…ぶっちゃけ触媒になんか使わないで今すぐ炊いておいしいご飯にしてぺろり♪と食べちゃいたいくらいのすんごーいお米なんですよ!!!
そこをなんとかぐっ!とがまんして、英霊召喚のために書いた陣の上にお米(最高級魚沼産コシヒカリ!)をセットした花陽は、真姫ちゃんのお母さんの実家の土蔵で見つけた書物に書かれていた、英霊召喚のための呪文を唱えました。
花陽の全身から常に溢れ出ているお米への壮絶な愛のせいで、英霊召喚の呪文が途中でなんだか変わっちゃってる気もしないでもないんですが、まぁきっと気のせいですね♪
あ♪魔術回路とかそこら辺の難しい型月理論?は気にしないでくださいね♪
だってほら?
今回はネタ回ですから♪
気にしなーい♪気にしなーい♪
だから型月信者のみなさん?そこのところやその他もろもろに突っ込まないでくださいね?
そもそもこれを書いているオレンジジュース野郎は1番最初のアニメ版Fate/stay nightしかまともにみてないんですもん♪
ほぼしろーとですから!
とーしろですよ!とーしろ!
そんなとーしろがノリと勢いでやらかしてるので何卒寛大な心で見逃してやってくださいね♪
以上!愛とお米の使者!小泉 花陽からのお願いでした♪
ほんとお願いしますね?
ダチョウ的なノリじゃないですからね?
ほんとにほんとですよ?
さてさて♪メタいお話はここら辺にしておいて、お話の続きと行きましょう!
それでですね?
英霊召喚の呪文を唱え終えると、床にチョークで書いた陣からスッゴいまぶしい光がぶわー!って溢れてきて、花陽は思わず目がー!目がー!ってやっちゃいそうになりまし♪
まぶしいときに目がー!はもう鉄板ですね♪鉄板♪
そんなネタを思う存分堪能していると、スッゴいまぶしい光は次第におさまっていき、花陽が目を開けてみるとそこには…
「ファーマーのサーヴァント、召喚に応じ参上した。さて…問おうか。アンタが俺のマスターかい?」
よく日に焼けた浅黒い肌に、真っ白なTシャツとデニム地のオーバーオール。
短く切り揃えた髪型の頭に真っ白なタオルを巻いた筋肉質の男の人が立っていました。
「はひ!花陽があなたのマスターです!」
これが花陽と農家のサーヴァント“ファーマー”との出会いの瞬間でした。
「そうか…なぁマスター…見たところアンタ…JK…女子高生ってヤツか?」
花陽が元気よくマスターです!と答えると、ファーマーは少し眉根を寄せ難しい顔をして、今度は花陽にアンタ女子高生か?って質問してきました。
花陽はその質問に…
「はひ?花陽は確かにピチピチの高校一年生でしが…それがナニか?」
って答えました。
女子高生だったら何なんでしょうか?
はぅ?!
ま、まさか?!
この目の前にいるファーマーのサーヴァントさんは……小学校低学年以下にしか興味のないロリコンさん?!
JKなんてババァなマスターに従ってられるかってんだよ!
反乱だ!反乱!
百姓一揆だ!!!
とか思ってるんですね?!
ヤ、ヤバいですよ!
これはひっじょーに!ヤバいですよ!!!
召喚した直後に女子高生はババァだから百姓一揆だなんて、そんなことされたらせっかくの花陽メインの短編回がたったの1話で終わってしまいます!!!
そんなのじぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇったいに!!!ダメです!!!
断固としてダメです!!!
くっ!でもこのままじゃ聖杯戦争が始まる前に百姓一揆が始まって花陽の物語はじ!えーんど!です…。
どうすれば…なにか方法は………あ!
そうです!
令呪です!
令呪を使って命じればいいんですよ!!!
令呪を持って命ずる!汝!小泉 花陽に忠誠を誓え!って!
ひゃっはー!
こんな簡単に百姓一揆を止める手段を思い付くとか、花陽ったら天才ですね♪とか、どっかのにこにー様♪なにこちゃんみたいなこと思わず言っちゃいましたよ!
はひ!
それじゃとりあえずさっさ令呪を使って命令しちゃいましょう!
とか内心で花陽があーだこーだと思っていると、女子高生ですがなにか?って花陽の答えを聞いたファーマーが…
「いや。なんでもないこっちの問題だ。マスターは気にしないでくれ。ただ…」
って言ってきました。
あれ?女子高生はババァだから百姓一揆だ!じゃないんですか?
いやいやいや!まだ油断はできませんよ!
ほら!だって“ただ…”って言ってるじゃないですか!
きっと“ただ…”のあとに続くのは“女子高生なんてババァに従えない。悪いが百姓一揆だ!”ですよ!!!
やっぱりここは令呪の出番ですね!
3回しか使えない令呪をいきなり使っちゃうのはぶっちゃけどーかと思いますが、百姓一揆を止めるためです!
もったいないなぁ♪なんて言ってられません!
イエス♪ロリータ♪ノー♪女子高生♪でババァに従えるか!よし!百姓一揆だ!を止めるために、令呪を使う気マンマンな花陽でしたが、ファーマーが“ただ…”のあとに続けた言葉は百姓一揆ではありませんでした。
ファーマーが“ただ…”のあとに続けた言葉。
それは…
「絶対に俺に酒を飲ませないでくれ。」
と、言ったものでした。
「お酒…ですか?まぁ年齢的に花陽じゃお酒は買えませんから、大丈夫だと思いますよ?」
「くれぐれも頼んだぞ。マスター。」
こうして花陽とファーマーの聖杯戦争は始まっちゃいました。
この先に待ち受けているモノ…それは……。
「ますたぁー♪一組、参加者を見つけましたわぁ♪」
「おうよ。んじゃ…サクッとヤっちまうか?」
「了解ですわぁ♪」
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
さて。FGOとかこれっぽっちもプレイしていない癖に禁断のfateネタに手を出したのでございましたが、ファーマーの正体が誰か、皆様はおわかりになられましたか?
次回は花陽ちゃんとファーマーのコンビが本編主人公と本編ラスボス(?)さんのあの人のコンビと戦うことになるかもしれません。
更新は早ければ来週の金曜日のお昼頃を予定しております。
また、本編更新はいつも通り月曜日のお昼頃となります。
お時間よろしければ合わせてご覧下さいませ。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。