ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
労働はクソは名言だと思うQooオレンジでございます。
働きたくないでこざる。
今回で閑話は終わりとなります。
それでは 閑話「本当にあった(かもしれない)怖いガンプラバトル⑬」 始まります。
六本の骨腕が全てバラけてこちらへ向けて放たれようとしたその時、“アルテミスガンダム”のコクピットにことりとにこの声が響きました。
〚海未ちゃ〜ん!〛
〚ほら!コレ使いなさい!〛
そして飛んで(?)来たのは…
〚ちっかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?〛
えりーちかちゃん(17才♀)でした。
正確にはえりーちかちゃん(17才♀)ではなく、えりーちかちゃん(17才♀)の乗る“トールギス・ヴァルキュリア”なのですが。
まぁえりーちかちゃん(17才♀)でも“トールギス・ヴァルキュリア”でも誤差ですね、誤差。
そんな感じ(どんな感じ?)で飛んで来た…と言うよりも落ちて来たえりーちかちゃん(17才♀)の“トールギス・ヴァルキュリア”は、ちかちか言いながら地面に頭から盛大に突き刺さりました。
今回は全編通して絵里はずっとこんな感じでオチ要員ですね。
そんな今回のオチ要員と化した絵里と“トールギス・ヴァルキュリア”ですが、その防御力はオチ要員化したとしても健在です。
私の“アルテミスガンダム”の目の前の地面にスケキヨの様に突き刺さったえりーちかちゃん(17才♀)の“トールギス・ヴァルキュリア”は、こちらへと一斉に放たれた骨の散弾をものの見事に全て弾いてしまいます。
流石は某北の大国が国家の威信を賭けて作り上げたガンプラバトル用の超合金装甲です。
それはもう色々と諸々とツッコミ所満載な謎の超合金ですが、その硬さだけは本物です。
そんな謎のガンプラバトル用超合金の装甲を持つ“トールギス・ヴァルキュリア”にとっては、ただの骨の散弾が直撃した程度では傷一つ付きません。
ことりとにこの二人はコレを見越して、別の場所で地面に突き刺さってちかちか言っていたえりーちかちゃん(17才♀)の“トールギス・ヴァルキュリア”を引き抜いて私の目の前へと放り投げてくれたのですね。
まさに肉壁ですね。
そして“トールギス・ヴァルキュリア”に弾かれた骨腕の散弾はと言うと…
〚汚物はまとめて♪〛
〚消毒よ!!!〛
ことりの“ウイングガンダム・リトルバード”がバスターライフルを、にこの“ガンダムアストレイ・ダークフレーム禍にこ”が“クサナギノツルギ(砲撃モード)”を、それぞれごんぶとビームをぶっ放して文字通り消し飛ばしてしまいました。
ことりとにこの機転のお蔭で骨腕オールレンジ攻撃の驚異が無くなった事で、少しだけ周囲を見渡せる余裕が生まれました。
すると視界の端で赤いモビルスーツ…真姫の“紅姫”が阿修羅スケルトンの後方へと向かって駆けて行く様子が覗えます。
私はその様子を確認し終えると、目の前で地面に突き刺ってちかちか言ってるえりーちかちゃん(17才♀)の“トールギス・ヴァルキュリア”へと手を掛けます。
「良い子なのでもう一仕事お願いしますね!せぇー!のぉ!!!はっ!!!!!」
私はえりーちかちゃん(17才♀)に一声を掛けてから、“トールギス・ヴァルキュリア”の脚を持って地面から引き抜きました。
そして、そのまま前方の阿修羅スケルトンへとぶん投げました。
〚ちかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?〛
またまた悲鳴を上げながら阿修羅スケルトンへと強制的に突撃して行くえりーちかちゃん(17才♀)with“トールギス・ヴァルキュリア”。
“トールギス・ヴァルキュリア”は阿修羅スケルトンにぶつかると、もつれるようにして倒れ込みました。
阿修羅スケルトンは起き上がろうとジタバタしていますが、六本の腕が無くなってしまっているので上手く起き上がれません。
さらに一緒に倒れ込んだえりーちかちゃん(17才♀)の“トールギス・ヴァルキュリア”もジタバタしているのが邪魔で余計に起き上がれません。
あとは煮るなり焼くなりお好きにどうぞ♪と言った塩梅です。
今回は始終、賑やかしのオチ要員としてちかちか言ってるだけだったえりーちかちゃん(17才♀)ですが、ここに来て良い仕事をしてくれました♪
では…えりーちかちゃん(17才♀)諸共、あスケルトンにトドメを刺すとしまょうか。
そう思ったタイミングで、真姫の“紅姫”が阿修羅スケルトンの後方へと到達しました。
あの位置…真姫はアレをするつもりですね。
案の定、阿修羅スケルトンの後方へと位置した真姫が大声で叫びます。
〚海未!合わせて!今度こそ終わらせるわよ!〛
真姫はそう言い放つと、“紅姫”が手にした刀に大量の剣気を流し始めました。
真姫のその動きに呼応するように、私も“アルテミスガンダム”が手にする“妖刀 嫁斬丸”に剣気(と言う名のGN粒子)を流し込みます。
「陽光斬り裂く覇道の剣!」
〚暗雲断ち切る無双の剣!〛
互いに剣気を込めた得物を振りかざし、私達はさらに剣気を練り上げます。
はっきりと言いますと、何でガンプラバトルで実際に剣気を扱う要領で技を繰り出せるのかは甚だ疑問ではあります。
それでも使えるのモノは使えるのです。
ならば使うまでです。
私達は限界まで練り上げた剣気を纏った刀を地面へと突き刺します。
刀を地面へと突き刺すと、阿修羅スケルトンを中心として剣気が走り抜けて行きました。
“アルテミスガンダム”が地面へと突き刺した“妖刀 嫁斬丸”から流れるのは闇夜を思わせる陰の剣気。
“紅姫”が地面へと突き刺した炎刀から流れるのは朝日を思わせる陽の剣気。
陰と陽。
二つの剣気は弧を描くように地面を走り抜けて…
「護国園田流!方陣!陰陽!阿修羅滅砕陣!!!」
〚護国園田流!方陣!陰陽!阿修羅滅砕陣!!!〛
阿修羅スケルトンへと襲い掛かりました。
ぶつかり合った陰と陽の相反する二つの剣気は互いに反発し合い、次第に溶け合うように対消滅を始めます。
護国園田流方陣技“陰陽 阿修羅滅砕陣”
ご覧の通りに相反する二つの剣気をぶつけ合わせる事で対処を対消滅に巻き込んで消し飛ばす大技です。
方陣の中心の阿修羅スケルトンは白と黒の反発し合う剣気の対消滅により、サラサラと崩れ落ちて行きました。
当たれば必殺。
文字通りの必ず殺す技な必殺技です。
そのハズなのですが…
〚ちっかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?〛
何で阿修羅スケルトンと一緒に“阿修羅滅砕陣”に巻き込んだえりーちかちゃん(17才♀)はどうして平気そうなのでしょうか?
この方陣技には某スーパーなロボットな太戦のマップ兵器のような敵味方識別機能とかそんな便利な機能は無いのですが?
まぁ今回はえりーちかちゃん(17才♀)は一貫してオチ要員なので、オチ補正で対消滅しなかったんでしょうね。
そう思うしかありません。
そうこうしているうちに、阿修羅スケルトンを形成していた骨は対消滅に巻き込まれて完全に砂のように崩れ落ちました。
そして残されたのは昏く澱んだ光を発する紫色の結晶。
その結晶にジタバタと暴れていた“トールギス・ヴァルキュリア”の大型ランスが偶然に叩き付けられました。
大型ランスが叩き付けられた紫色の結晶は、何の抵抗も無く叩き潰されて呆気なく砕けて消えてしまいました。
一秒、二秒、三秒、四秒、五秒…。
しばらく待ちましたが、阿修羅スケルトンが再生する様子はありません。
どうやら今度こそ終わりのようですね。
真姫やことり、にこもそう判断したのでしょう。
それぞれ力を抜いて戦闘態勢を解いて行きました。
そんな中、相変わらずジタバタと暴れているえりーちかちゃん(17才♀)の“トールギス・ヴァルキュリア”。
もう今回は余りにも憐れ過ぎるので、いっそのことトドメを刺してしまいましょうか?
割と私怨混じり(私はまだ青空を土下座させた事を許してはいません!)にそう考えていると…
《BATTLE END》
バトルフィールドにシステムメッセージが鳴り響きました。
いつもの様に状況が二転三転して大慌てでしたが、今回も何とか斬り抜ける事が出来た様ですね。
そんな感じでバトルロイヤル中にひょんなことから遭遇した謎のゾンビとの戦いは終わりを告げました。
気になるのはゾンビ化する時に言っていた“魔女”と言う単語…。
もし、あの意味不明な状況がド腐れ外道“魔女”の仕業ならば………今は考えるのは止めておきましょう。
考える事を止めた私は、バトルロイヤルを終えてガンプラバトルシミュレーターの筐体から降ります。
こうして、私の合宿中のとある1日は終わりを告げました。
ほんの少しの不安を残して…。
おわり?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
次回は幕間の予定です。
幕間が終わったらようやく予選大会が始まる…始まる…始まるかなぁ…
何も無ければ次回はいつも通り月曜日の12時12分に更新予定です。
感想とかいただければ確定で更新しますので、ぜひぜひ。
それでは次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィでございます。
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それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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