ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

夏場は冷やしラーメンか美味しいQooオレンジでございます。
ラーメン屋さんがクーラーをガンガンに効かせてくれていれば、熱いラーメンでもいいのですが…。









今回も周年企画の蓮ノ空102期編となります。
蓮ノ空?知らないなぁ…と言う方は、You◯ubeの蓮ノ空公式で彼女達の活動記録が配信されております。
是非この機会に一度視聴してみてくださいませ。














それでは 9周年特別編「蓮ノ空学院ガンプラバトルクラブ 102期 活動記録②」 始まります。




















9周年特別編「蓮ノ空学院ガンプラバトルクラブ 102期 活動記録②」

「よぉーし!決めた!まずはお前ら!適当に1対1で戦ってみろ!全員が全員と戦うんだぞ!仲良く戦えよ!」

 

沙知先輩の指示はそれぞれ1対1でのバトル…総当たり戦と言うヤツね。

 

それにしても…仲良く戦うって、戦う以上は仲良くはできないのではないのかしら?

 

「あぁそうそう!ウチのガンプラバトルシミュレーターは部室の地下にあるから、それぞれガンプラとGPベースの準備が出来たヤツから適当に出撃しろ!わかったか?わかったら返事!」

 

「へいへい。」

 

「はーい♪」

 

「ん。」

 

「わかりましたわ。」

 

わたくし達、新入生四人はそれぞれの個性が滲み出るような返事を沙知先輩へと返すと、各々荷物からガンプラとGPベースを取り出して準備を始めたわ。

 

わたくしは他の面々の様子を横目でチラリと見ながらも、自分のガンプラとGPベースの準備を進めます。

 

他の面々のガンプラは…まずは夕霧さんだけど、見た目は普通の“ガンダム”…いわゆる“ファーストガンダム”の様だったわ。

 

ただの素組のガンプラ…と見せ掛けて、実は中身にはとんでもないギミックが搭載されたガンプラと言うパターンも多々あるので、ただの素組っぽい見た目に騙されては駄目だわ。

 

きっと夕霧さんの用意しているあの一見するとただの素組の“ガンダム”にしか見えないガンプラにも、何かあっと驚くようなギミックや武装が搭載されているに違いないわ。

 

夕霧さん…ただボーっとしているだけのちょっと不思議な雰囲気の美人さんだと思ったけど、思っていたよりも彼女はクレバーな人のようね…。

 

これは要注意だわ……と、この時はそう思っていたのだけど、実際には彼女のガンプラはただの素組の“ガンダム”だったのよね…。

 

次に藤島さんのガンプラは…ガンダムOOに登場した“ガンダムスローネ・ツヴァイ”を改造したガンプラのようね。

 

きっとあのガンプラにもベース機となった“ガンダムスローネ・ツヴァイ”同様に、ガンダムOO系のビット兵器“ファング”が搭載されている筈だわ。

 

オールレンジ攻撃には気をつけないと。

 

あとはGNバスターソードの強烈な一撃にも要注意ね。

 

他にも何か危険なギミックや武装が搭載されているかもしれないわ。

 

夕霧さん同様、藤島さんと戦う時も気を付けないと…。

 

そして最後の鳴神君のガンプラは…“ザクⅡ”の改造機みたいね。

 

“ザクⅡ”は種類が多いから、ベース機がどの“ザクⅡ”かはじっくり見てみないとわからないけど、所詮は“ザクⅡ”ならそこまで凝ったギミックや武装を積んではいない筈だわ。

 

“ザクⅡ”は弱いと言う先入観で戦うのは危険だけど、どうしてもガンダムタイプの機体に比べると侮ってしまうのは仕方ない事だわ。

 

彼には劇中の“ザクⅡ”同様、ヤラれ役としてわたくしの餌食になって貰いましょう。

 

ちなみに、他の三人が準備するガンプラを伺いながらそんな事を考えているわたくしが使用するガンプラは“ガンダムバルバトス”の改造機よ。

 

“ガンダムバルバトス・レギナ”

 

“機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ”の主人公機“ガンダムバルバトス”をパワー重視に改造して、ベース機よりもさらに近接戦闘に特化させた改修を施した“女王”の名を冠したわたくしの自慢のガンプラですわ。

 

メインウェポンは“ガンダムバルバトス”の代表的な武装である大型メイス。

 

わたくしの“ガンダムバルバトス・レギナ”が使用する大型メイスは、内部に鉄製のパーツで重しを仕込み重量を増して威力を底上げしてあるの。

 

重さは力よ。

 

そして力こそ正義よ。

 

当たれば大抵の相手は一撃で粉砕出来てしまうわ。

 

例え物理攻撃を無効化する“フェイズシフト装甲”の防御アビリティを持ったSEED系の機体が相手でも、殴り続ければいずれはエネルギー切れを起こしてフェイズシフトダウンしてしまうわ。

 

フェイズシフトダウンしたら、改めて殴って粉砕すれば全て解決だわ。

 

取り敢えずは殴って粉砕する…ふふふ♪我ながら完璧な戦術ね♪

 

もちろん原作の“鉄血のオルフェンズ”で“ガンダムバルバトス”が使用していた大型メイスに仕込まれているパイルバンカーもちゃんと搭載されているわよ。

 

ふふ…どんな相手だろうと、わたくしの“ガンダムバルバトス・レギナ”で粉砕してみせるわ。

 

「お?綴理と青空は準備出来たみたいだな!それじゃまずはお前らからバトってみろ!」

 

「うっす。了解っす。」

 

「ん。わかった。行こっか、そら。」

 

「おうよ。」

 

わたくしか内心で完璧な戦術だわ♪とほくそ笑みながら“ガンダムバルバトス・レギナ”の用意をしていると、先にガンプラの用意が終わったらしい夕霧さんと鳴神君が、沙知先輩の指示でまずはバトルをするみたい。

 

鳴神君の“ザクⅡ”の改造機は見た目で何となく戦闘方法が予想出来てしまうけど、夕霧さんの見た目だけは素組の“ガンダム”は厄介なギミックや武装が搭載されている可能性があるわ。

 

そんな夕霧さんのバトルを先に見れてしまうのはかなりのアドバンテージになるわね。

 

「そら、君と君のガンプラは凄く強いってガンダムが言っている。とても楽しみだ。」

 

「そいつはどーも。けどよぉ…素組の“ガンダム”で俺の相手をしようとか、随分と舐められたモンだな。言っとくが…俺は素組相手に負けるほど弱くはねぇーぞ?」

 

「大丈夫。僕は強いよ。僕の“ガンダム”も強い。だから僕らはとても強い。ガンダムもそう言っている。」

 

「そうかい。ならまぁ…お手並み拝見と行きますかね。」

 

夕霧さんと鳴神君はそれぞれのガンプラをスキャニングすると、そのデータをそれぞれのGPベースへと登録して部室の地下のガンプラバトルシミュレーターへと向かって行ったわ。

 

その様子を見送りがら、沙知先輩は部室に設置されてある大型モニターの電源を入れていたわ。

 

あの大型モニター…どうやらただリモコンの電源ボタンを押すだけでいいみたいね。

 

良かった…アレならきっとわたくしでも問題無く使えそうだわ。

 

ただボタンを押せばいいだですもの。

 

そのくらいならわたくしなら余裕だわ♪

 

きっと機械さんも頑張ってくれるわ♪

 

えぇ♪ただポチッ♪っとするだけだわ♪ただポチッ♪っと♪

 

そんな普通の人にとっては割とどうでもいい事を思っていると、大型モニターに夕霧さんと鳴神君がそれぞれの乗機を駆って出撃する様子が映し出されたの。

 

〚夕霧 綴理。“ガンダム”、さぁ行こうか。〛

 

〚鳴神 青空!“ザク・ハイマニューバー”!行くぞ!オラァァァ!!!〛

 

夕霧さんと鳴神君はそれぞれ出撃の掛け声と共に、機体のスラスターを盛大に噴射させて勢い良く発進口から飛び出して行ったわ。

 

選出されたバトルフィールドはベーシックな宇宙フィールド。

 

変なギミックが無いだけに、ファイターの実力と機体の性能が素直に反映されるバトルフィールドだわ。

 

さて…二人のお手並み、じっくりと見させて貰うわよ。

 

モニターの向こう側の二人は、それぞれの乗機を加速させ続けてバトルフィールドの中央付近…よりもやや夕霧さんの出撃位置に近い辺りで接敵していたわ。

 

これは単純に鳴神君の“ザク・ハイマニューバー”の推力が高いせいね。

 

大きなバックパックブースターを背負った鳴神君の“ザク・ハイマニューバー”は、その見た目の通りに相当に高い推力を持っているみたいね。

 

そのスピードはわたくしが今まで見て来たガンプラの中でも一・二を争う物だったわ。

 

鳴神君はそんな凄まじいスピードを発揮している“ザク・ハイマニューバー”を難なく乗りこなしているわね。

 

これは鳴神君の評価を上げざるおえないわね…。

 

中身がチンピラの癖に…あら、いけないわ♪

 

これから同期として“蓮ノ空学院ガンプラバトルクラブ”の仲間になる人にそんな事をいっちゃ駄目よね♪

 

〚“Accel”!!!〛

 

思考が目の前の大型モニターに映し出されているバトルから反れた瞬間、鳴神君の叫び声とドン!と言う爆破音が重なり合ったような不思議な音と共に、彼の“ザク・ハイマニューバー”が今まで以上のスピードで突進…と言うよりも、物凄い速度で一瞬にして消え失せてしまったわ。

 

「ほぉ…“soar”か。珍しいなぁ。アレ、タイミングがかなりシビアだから使い手が少ないを通り越してほとんどってレベルで居ないんだよねぇい。ソレを実戦で普通に使うか。鳴神 青空…コレは思っていた以上だねぇい…。」

 

夕霧さんと鳴神君のバトルの様子を腕を組んで見守る沙知先輩がそんな事をボソリと呟いていたわ。

 

“soar”…聞いた事があるわね…。

 

確か、全てのスラスターを一瞬だけ一気に全力噴射させて、急加速する移動方法…だったかしら?

 

急加速と言ってもたかが知れてると思っていたけど、実際に使用されている所を見てしまうとその認識を改めざるおえないわね。

 

アレは急加速の一言で済ませて言い物では無いわ。

 

目の前で使われたらほとんど瞬間移動に近いんじゃないかしら?

 

あの様子だと、残念だけど夕霧さんはあっけなく…と思ったのだけれど………。

 

〚ん!〛

 

夕霧さんは短くそう呟きながら、“ガンダム”のビームサーベルを引き抜いて、“soar”による急加速で一瞬で目の前に現れた鳴神君の“ザク・ハイマニューバー”が振り抜いた柄の長いヒートホーク…ロングポール・ヒートホークの一撃を受け止めたの。

 

〚チッ!初見でプチ殺してやろうと思ったんだかなぁ!そうは問屋がってヤツかよ!〛

 

〚言ったよね?僕たちは強いって。〛

 

〚ハッ!言ってろ!オラァ!!!〛

 

必殺の一撃を受け止められた鳴神君は、ロングポール・ヒートホークを引き戻すと、コンパクトに夕霧さんの“ガンダム”目掛けて振り抜いたわ。

 

〚ん!〛

 

夕霧さんは再び短くそう呟くと、ビームサーベルで鳴神君の一撃を弾き返したわ。

 

そこから二人の激しい応酬は続いたわ。

 

鳴神君の“ザク・ハイマニューバー”はロングポール・ヒートホークを豪快に振り回して夕霧さんの“ガンダム”へと攻撃すると、夕霧さんはビームサーベルとシールドを巧みに操りその攻撃を華麗に弾き返す。

 

夕霧さんは激しい応酬の合間にスキを見つけると、容赦なく鳴神君の“ザク・ハイマニューバー”へとビームサーベルを突き出してコクピットを貫こうとしていたわ。

 

鳴神君はその鋭いビームサーベルの突きを身を捻って躱し、身を捻った反動を利用して再びロングポール・ヒートホークを振り回して夕霧さんの“ガンダム”へと猛攻を続ける。

 

わたくし達は手に汗握りながら二人の激しい応酬を見守り続けたわ。

 

〚ん!とても楽しい。ガンダムもそう言っている。〛

 

〚そりゃどーも!けどなぁ…そろそろそっちの機体は限界だろーが!〛

 

〚うん。もう無理かも?ってガンダムが言ってる。残念。〛

 

そんな不思議な会話が終わるや否や、夕霧さんの“ガンダム”の挙動が途端に可笑しくなってしまったわ。

 

振り抜かれたロングポール・ヒートホークを弾こうとビームサーベルを振るった瞬間、ガクンと機体が可笑しな挙動を見せて止まってしまったの。

 

〚素組じゃそこら辺が限界だ!オラァ!堕ちろや!!!〛

 

そのスキを見逃すほど鳴神君は優しくは無かったわ。

 

鳴神君の“ザク・ハイマニューバー”は可笑しな挙動の果てに動きの止まった夕霧さんの“ガンダム”へと、ロングポール・ヒートホークを叩き付けたわ。

 

〚あっ。ヤラれちゃった。〛

 

胴体の真横から強烈な一撃を叩き付けられた夕霧さんの“ガンダム”は、あっけなく両断されて爆散してしまったわ。

 

〚ハッ!ざっとこんなモンだってんだ!〛

 

夕霧さんの“ガンダム”と鳴神君の“ザク・ハイマニューバー”のバトルは、近接戦闘の激しい応酬の果てにこうしてあっけなく幕を閉じたわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。



次回も周年企画の蓮ノ空102期生編となります。
梢さんVS慈さんです。



何も無ければ次回はいつも通り月曜日の12時12分に更新予定です。
感想とかいただければ確定で更新しますので、ぜひぜひ。



それでは次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィでございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
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