ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。ご覧いただきましてありがとうございます。
そして、いつもご感想をいただいておりました稀神 翔平様!
申し訳ありません!活動報告などでもお知らせいたしましたが、稀神様のIDがいつの間にかブロックユーザーに登録されてしまっておりました!言い訳になってしまいますが、もちろん故意にではありません!
先日、気が付きまして、焦ってすぐに解除いたしました。
ご不快な思いをさせてしまい、本当に申し訳ありませんでした!
もしよろしければ、是非またご感想をお願いいたします!




第4話「ススメ→トゥモロウ」そのろく

「いつ以来だろうな?ガンプラバトルで死ぬかと思ったのは…。しかも倒した相手の爆発に巻き込まれるなんてアホな理由で…あのクソモックのデカブツ野郎も機体内に爆薬大量に仕込みやがって…。おまけに最後にアホ猫に助けられる形になるだなんてな…。スゲー屈辱だ…。」

 

バトルロイヤルが終わった穗乃果達!

今はみんなでアミューズメントセンターのレストコーナーで、さっきまでのバトルのお話ししてるんだ!

今回の話題はもちろん!みんなでスッゴいがんばって倒したおっきなモックだよ!

みんなの連携とことりちゃんのウィングガンダムの強力な一撃で無事に倒せたんだよね!

でも最後におっきなモックはドカーンって大爆発!穗乃果達みんなで爆発に巻き込まれてゲームオーバーだと思ったんだけど、一緒に戦ってくれたあのネコさんのガンプラが爆発から穗乃果達を助けてくれたんだ!

なんとビックリ!偶然に一番最後尾にいたネコさんの大きな頭が爆風を遮ってくれて、穗乃果達は爆風の直撃を受けなくてすんだんだよ!

ネコさんホントありがとー!

ネコさんのおかげでみんなギリギリたけど生き残れたんだよ!

ホント危なかったよね!

 

「そうだよね~。ことりもあの爆発じゃホントもうダメ~っておもっちゃったよ~。まさかネコさんのおっきな頭があんな風に爆風をうまい具合に防いでくれたなんてね~。ネコさんの頭は堅かったんだんね~♪」

 

「確かに、あの猫の頭は無駄に頑丈でしたね…。大きな破片がそれなりに当たっていましたが、装甲がヘコみもしていませんでしたよ?一体どんな強度の装甲だったのてしょうか?」

 

「ネコさん!可愛いだけじゃなくて、あんなに頑丈でうらやましいなー!穗乃果のストライクは破片とか爆風とかでエールストライカーの翼がポキッと折れちゃったし、腕とか取れちゃったんだよー!」

 

もうバトルロイヤルが終わる直前のストライクはホントにボロボロで動くのがやっとだったんだよ!

穗乃果のストライクだけじゃなくて、そら君のザクも、ことりちゃんのウィングも、海未ちゃんのジムも、みんなひどい状態だったなー。

 

「ことりもだよ~。ウィングのスラスターは根元からもげちゃうし~、ことりのと~っても大事なバスターライフルだってどこかに飛ばされちゃったんだよ~?あの後すぐバトルロイヤルが終わったから助かったけど、あのままの状態で戦闘が続いてたら危なかったかよね~。」

 

「私もシールドは吹き飛ばされてしまいましたし、スナイパーライフルも爆風を受けて真ん中から折れてしまいました…。ストレージにはまだマシンガンが残ってはいましたが、もう機体の方が限界でした…。これはステータスを少し考えて振り直すか、機体そのものを強化して頑丈にした方が良いのでしょうか?」

 

「んー。園田さんの場合はアホ乃果が突撃しないでことりさんとちゃんと連携して前衛をやれば、基本的に後衛なんだから、そこまで頑丈じゃなくてもいいんじゃねーの?機体の強化にしても、全体的な性能の底上げは必要かもしれないけど、今の段階じゃスナイパーライフルの貫通性を上げたり、ことりさんのバスターライフルみたいな大火力の得物を追加した方がいいんじゃないかな?」

 

「うん♪うん♪バスターライフルはイイよ~♪海未ちゃんもことりと一緒にバスターライフル持とうよ~♪アレってホントにスゴいんだからぁ♪あの頭のオカシイ大火力!発射した時のカラダの内側から揺さぶるよ~な振動!凪ぎ払った後のな~んにもないことりだけのステキな空間♪うふ♪うふふ♪ウフフフフフフフフフ……」

 

「あぁ、分かりました。バスターライフルを使うとことりの様に頭が可笑しくなるんですね。では私は私のままで居たいので遠慮しておきます。」

 

「穗乃果はことりちゃんみたいにスゴい威力のビーム使いたいな!あとミサイル!」

 

「穗乃果は随分ミサイルに拘るな。ストライクで高火力のビーム砲とミサイルなら、次はランチャーストライカー使えばいいだろ?。アレには一応ミサイルも付いてるし、砲身がデカイから取り回しは難しいけど、高火力のアグニもある。ただなぁ…あんな物騒なモンをこのアホ乃果に持たせていいものか…。」

 

「穗乃果がことりのバスターライフル並の高火力を持つ……。あの、私は止めておいた方がいいと思いますよ?穗乃果の事です。そんな高火力のビーム砲なんかを持たせてしまったら、確実に私達ごと撃ち抜いてきますよ。」

 

「海未ちゃん!穗乃果そんなことしないよ!いくら穗乃果でも大切な友達を間違って撃ったりなんか絶対にしないもん!そら君も海未ちゃんもひどいよー!ねぇ?ことりちゃん?ことりちゃんは穗乃果の味方だよね?穗乃果のこと、信じてくれるよね?」

 

「う~ん…………穗乃果ちゃん……ごめんね?」

 

「そんなー!うわぁぁー!ことりちゃんまで穗乃果を裏切ったー!みんなひどいよー!いーもん!明日はみんなのこと後から攻撃してやるー!ぎゃくしゅーだー!ぎゃくしゅーの穗乃果だー!」

 

「上等じゃアホ乃果!ヤれるもんならヤってみろ!んなことしやがったら泣いて謝るまでヒートホークでボコってやんよ!」

 

「アホ乃果じゃないもん!穗乃果!アホ乃果じゃないもん!そんないぢわるなそら君なんかに負けないもん!」

 

「穗乃果ちゃんじゃソラ君には勝てないと思うから、ことりは止めておいた方がいいと思うんだけど…。」

 

「確かに。鳴神君と穗乃果では使用するガンプラに余程ハンデを設けなければ勝負にもならいのでは?」

 

「うぅぅぅぅぅ!だったら!穗乃果はハンデを要求するよ!ハンデを!そうだ!ことりちゃん!ことりちゃんのウィングガンダム貸して!穗乃果の知ってるガンプラで一番強いのはことりちゃんのウィングガンダムだもん!そら君は一番弱いガンプラ使って勝負だよ!ザクもダメだからね!」

 

「ハッ!アホ乃果がことりさんのウィング使ったって中身がアホ乃果じゃ負けれるかよが!俺がボール使っても負ける気しねーよ!」

 

「言ったなー!穗乃果!絶対に負けないもん!穗乃果が勝ったらそら君に1週間お昼ご飯とおやつ奢ってもらうんだから!」

 

「もっかい言ってやるよ!ヤれるもんならヤってみろ!アホ乃果!俺が勝ったらエロい事……は…にこちゃんの時の二の舞になるから止めて……土下座でごめんなさいさせてやる!」

 

「はぁ………。穗乃果…貴女がどうせ負けるんですから、今のうちに土下座してしまっては?」

 

「そもそもことりのウィングはことりのだから貸さないよ?それに穗乃果ちゃんじゃウィングで高機動戦闘なんてしたら、機体に振り回されて激突して終わりになっちゃうよ~?バスターライフルだって撃つときにはちゃんとスラスターとか使って姿勢制御しなきゃダメなんだからね?穗乃果ちゃんそんな細かい操縦できるかな?」

 

「ことりちゃんも海未ちゃんもヒドイ!やっぱりみんな穗乃果にいぢわるだー!うわぁぁぁぁぉぁん!」

 

昨日からみんな穗乃果の扱いがひどいよー!

そら君は保健室じゃあんなに優しかったのに…。

ことりちゃんはたまに真っ黒になるし…。

海未ちゃんは………アレ?海未ちゃんはいつも通りかな?

 

 

「凛ちゃーん!待って~!」

 

「かよちん!遅いにゃー!早く早くー!ラーメン伸びちゃうにゃー!」

 

 

「「「「にゃー?」」」」

 

 

穗乃果の扱いがひどいって考えてたら、レストコーナーのカウンターからラーメン丼と紙コップの乗ったトレーを持った髪の短い元気そうな女の子と、おにぎりと紙コップの乗ったトレーを持ったメガネをかけた女の子がやった来たの。

 

穗乃果達はその髪の短い女の子が言った「にゃー」って声に反応しちゃったんだ!

だって「にゃー」って、さっきのネコさんとおんなじ声なんだよ!

 

「ねぇ、ソラ君?あの子たちって…。」

 

「あー、たぶんそうだよな…あのアホ猫と苦労人、同じアミュセンからエントリーしてたのか…。」

 

「そら君!とりあえずは休戦だよ!みんな!あの子達に声かけてみよーよ!せっかく一緒に戦った仲間なんだし!」

 

「仲間って…確かに一緒に戦いはしましたが、あれは穗乃果が半ば強引に巻き込んだだけの様な気が…。ですが、声を掛けてみようと言う穗乃果の意見には賛成ですね。どうやら私達と同じ音ノ木坂の生徒の様ですし。」

 

「うん♪せっかくだから仲良くなろ~よ!あの子達は青いリボンだから1年生だね♪それじゃソ~ラ君♪Let's ナンパ TIMEだよ♪」

 

「って俺が行くのか?ナンパって黒い方のことりさん出てこないだーろな?まぁ出てきたらアホ乃果をイケニエにして園田さんと逃げるか。」

 

なんかそら君が不穏な事を考えてそうだよ?

気のせいかな?穗乃果、なんだかことりちゃんのおやつになる様な気がする…。

 

「なぁ!そこの二人!違ってたら悪いんだが、アンタ達ってもしかしてさっきのバトロイで一緒にデカブツと戦ったアホ猫とアホ猫の友達の苦労人じゃないか?」

 

「誰にゃ!凛をアホ猫って呼ぶヤツは!凛はアホ猫じゃないにゃー!あれ?あー!その声!さっきのバトロイのいぢわるなザクのおにーさん!」

 

「スゴい偶然ですね!皆さんも花陽達と同じアミュセンでエントリーしてたんですね。ってよく見ると音ノ木坂の制服?リボンの色が緑だから2年生の先輩さんだったんですね!」

 

「おつかれさま~♪さっきはお互い大変だったね~?良かったらこっちで一緒にことり達とお話しない?」

 

「そら君がなんでもご馳走してくれるってー!」

 

「にゃ!ホントかにゃ!なら凛はもう一杯ラーメンが食べたいにゃー!」

 

ネコさんはラーメン好きなんだね!穗乃果もラーメンは大好きだよ!

お休みの日とか、ことりちゃんと海未ちゃんと一緒にたまに食べに行くんだ!

妹の雪穂とも一緒にご飯食べに行くけど、おとーさんとおかーさんはお店が忙しいから、あんまり一緒にご飯とか食べに行ったことないなぁ。

たまには家族で一緒にご飯食べに行ってみたいな!

 

「本当ですね!花陽はここのおにぎり全種類でお願いします!一度全種類制覇してみたかったんですよ!」

 

ネコさんのお友達の子はおにぎりなんだね!でも全種類制覇ってだいじょーぶかな?

ここのアミュセンのメニューっておにぎりだけでもスゴい数があったよね…?

食べれない時はみんなで別けてお持ち帰りにしなきゃ!もったいないよね?

 

「アホ乃果!だからなんで俺が奢るんだよ!」

 

「えー!だってそら君、保健室で真っ黒になったことりちゃん何とかしたら何でもご馳走してあげるって言ってたよー?」

 

「いや、確かに言ったけどさぁ…。」

 

むふふー!いぢわるしたそら君には、ぎゃくしゅーの穗乃果だよ!

 

「穗乃果は今度はチーズバーガー!」

 

「ことりは季節限定の桜モンブランでお願いします♪」

 

「私もこの季節限定商品だと言う桜餡のお団子でお願いします。」

 

「もういいよ…。買ってくるよ…。チーズバーガーに桜モンブランに桜餡の団子にラーメンにおにぎりね…。苦労人はホントに全種類制覇すんのか?喰えるのかよ…。アホ猫はラーメンは醤油、味噌、塩、豚骨、どれにすんだ?」

 

「大丈夫にゃ!ラーメンならなんでもいいーにゃ!」

 

「大丈夫です!お米ならいくらでも食べれます!」

 

「ラーメンならなんでもって…米ならいくらでもって……お前等なぁ…。アホ乃果達も少しは遠慮しろよ…。まぁ今まで稼いだGPがまだかなりあるからいいけどさ…。でもこの量じゃ一人で持てねぇから誰か手伝えよ?」

 

「なら凛が一緒にいっくにゃー!」

 

「おう。頼むわアホ猫。ってもうラーメン食い終わったのかよ!はや!」

 

「凛はアホ猫じゃないにゃー!あとラーメンは飲み物にゃ!」

 

「ことりは…それはカレーだったとおもうよ?」

 

アレ?なんだろう?ネコさんのことアホ猫って言ってるそら君見てると、ちょっとさびしい?なんで?

気のせい!きっと気のせいだよ!みんな一緒に居てくれてるのに寂しいなんて…。

そんなはずないよ。

そんな事をちょっとだけ考えながら、穗乃果はそら君とネコさんがレストコーナーのカウンターに向かうのを見送ったの。

 

「そう言えばまだお名前聞いてなかったね?ことりは南 ことりだよ♪音ノ木坂の2年生♪さっきのバトルではウィングガンダム使ってたんだよ!よろしくね~♪」

 

「私は園田 海未と申します。同じく音ノ木坂の2年です。先程のバトルではジム・スナイパーⅡを使っていました。よろしくお願いしますね?」

 

「あ、はい!花陽は小泉 花陽って言います!花陽と一緒に居た子は幼馴染みの星空 凛ちゃんです!制服でお分かりだと思いますが、花陽も凛ちゃんも今年入学したばかりですが、皆さんと同じ音ノ木坂の生徒です!さっきのバトルでは緑色のジム改のカスタム機“ジム・マテリアル”に乗ってました。よろしくお願いします!」

 

「ジム・マテリアル?そっか♪花陽ちゃんのジム改ってパーソナルカスタム機なんだね!スゴい完成度のガンプラだったし、お名前もカッコいいね♪」

 

えーっとね?穗乃果、雪穂に聞いたから知ってるよ!パーソナルカスタム機って言うのは、自分達で造ったオリジナルのガンプラの事なんだって!

あと、機体の名前もガンプラをGPスキャナーでスキャニングする時に一緒に登録できるんだよ!

穗乃果もストライクを登録した時に“ほむストライクガンダム”ってお名前付けようとしたら、そら君と海未ちゃんに止められちゃったんだ。恥ずかしから止めろーって。

ほむストライクってお名前、穗乃果はイイと思うんだけどなー?

 

「ありがとうございます!南先輩!でも南先輩のウィングも凄かったですよ!機体自体の完成度はもちろんですけど、なによりあのバスターライフルです!既存のバスターライフルを大きく上回るあの威力はちょっとやそっとでは真似できませんよ!」

 

「ありがと~♪花陽ちゃん♪でも機体容量はたぶん花陽ちゃんのジム・マテリアルの方が高いと思うよ?ただ武装関係は寂しいから花陽ちゃんもバスターライフル持とうよ!」

 

「えっーと、花陽のジムはまだまだ改造途中で未完成だから“マテリアル”…“素体”って名前をとりあえず付けているんです。それで、あの火力には憧れちゃいますけど、花陽のジムの機体コンセプトにはバスターライフルはちょっと…。だから武装関係はこれから作ろうと思ってるんです。」

 

「そう言えばバトルの時にも小泉さんは武装関係はまだ未完成だと言っていましたね。あの機体にどのような武装が施されるのか、楽しみですね。」

 

「ねー!二人とも穗乃果にも自己紹介させてよー!はなよちゃん!よろしくね!穗乃果は高坂 穗乃果!みんなと同じで2年生だよ!穗乃果とことりちゃんと海未ちゃんも、花陽ちゃんと凛ちゃんとおんなじで幼馴染みなんだよ!小さいときから一緒で、とっても仲良しさんなんだよ!」

 

「わ!そうなんですね!ホントに花陽と凛ちゃんと一緒です!」

 

「ええ…。だから…だからこそ…貴女の、小泉さんの苦労が良く分かります…。ええ、それはもう嫌と言う程に…とても良く…恐らくは貴女の苦労を誰よりも…お互い本当に大変ですよね…。」

 

「園田先輩……。」

 

「小泉さん…いえ!花陽!私達は同じ苦労を…考え無しのアホを幼馴染みに持つ苦労を分かち合える数少ない同志ですよね?だからこそ!貴女には、貴女だけには!花陽には!私の事を名前で、海未と呼んで欲しいのです!私も貴女を“花陽”と呼ばせて貰います。駄目でしょうか?」

 

「園田先輩…いいえ!海未先輩!まさか同じ苦労を分かち合える人が居るなんて…こんな日が来るなんて…。あぁ…仲間って…分かり会えるって素晴らしいですね!」

 

「花陽!」

 

「海未先輩!」

 

「あはは…。海未ちゃんも花陽ちゃんも大変だね~。あ♪花陽ちゃん♪ことりの事も苗字じゃなくてお名前で呼んでね♪こ・と・り♪だよ?」

 

「あれ~?なんか海未ちゃんがヒドイ気がする?まぁいっか!はなよちゃん!穗乃果も穗乃果でいーよ!」

 

「はい!ありがとうございます!ことり先輩!穗乃果先輩!」

 

「せんぱい……。うわぁぁぁ!穗乃果!先輩なんだよね!もう1回言ってよ!はなよちゃん!なんかいーなぁ!うっれしーなー!穗乃果は先輩なんだよ!わぁーい!やったね!」

 

「穗乃果!はしゃぐのは止めなさい!このまま音ノ木坂が廃校になったら、花陽達には後輩は出来ないかもしれないんですよ!少しは花陽達の気持ちも考えて物を言いなさい!だから貴女はアホだと言われるんです!」

 

「あ…!そっか……。廃校になっちゃったら来年は新入生はいないんだもんね…。そうだよね……ごめんね…花陽ちゃん…。穗乃果、自分の事しか考えてなかったよ…。」

 

「穗乃果先輩…。あの、気にしないで下さい!後輩は出来ないかもしれないけど、花陽達にはこんなに素敵な先輩が出来ましたから!」

 

「や~ん♪花陽ちゃん♪カワイイ~♪ねぇ♪花陽ちゃんもソラ君のお嫁さんにならないかな?ついでにネコさん…じゃなくて、凛ちゃんも一緒に♪」

 

「ソラ君?あぁ!ザクに乗っていた男の子ですね!男の子って珍しいですよね。あの人も皆さんと同じ先輩さんなんですか?」

 

「花陽。その対応は正解です。ことりのコレは無視して構いませんよ。そう言えばまだ鳴神君の紹介はしていませんでしたよね?」

 

「海未ちゃんヒドイよ~♪あんまりヒドイと海未ちゃんのこと♪ことりのおやつにしちゃうぞ♪ちゅん♪ちゅん♪」

 

「こ、ことり先輩…なんですかソレは……かわいいです……。」

 

「海未ちゃん!そら君なんていぢわるだから紹介なんてしなくていーよ!だって穗乃果のことアホ乃果なんて呼ぶんだよ!はなよちゃんもヒドイと思わない?」

 

「あはは…えーっと…。穗乃果先輩!頑張って下さい!」

 

「まったく…。花陽、先程の彼は鳴神 青空君。私達のクラスメイトの男の子ですね。まぁ確かに少し意地悪かもしれませんが、それ以上にとても優しい方ですよ?」

 

「ことりと穗乃果ちゃんと海未ちゃんの未来のダンナ様なんだよ~♪ことり♪子供は3人欲しいなぁ♪」

 

「ねぇ、ことりちゃん?なんでそら君が穗乃果のダンナ様なの?」

 

「ことり!恥ずかしから止めて下さい!」

 

「穗乃果ちゃんはまだまだだね~♪海未ちゃんは否定はしないんだね♪うんうん♪イイ傾向だね♪」

 

ことりちゃんのお話、なんのことだろう?

穗乃果のダンナ様がそら君?

えっー!いぢわるなそら君がダンナ様だなんて、穗乃果は毎日いぢめられちゃうよー!

でも……優しい方のそら君なら…うん。

アレ?はなよちゃん?どうしたんだろ?なんか考え込んじゃってるよ?

 

「鳴神 青空さん?……その名前ってあの……うん。あの頃は10歳だから、年齢は同じ…確かに6年前に観たあの人の面影も残ってた様な…。」

 

「はなよちゃん?どうしたの?そら君にいぢわるなことされちゃった?」

 

そら君!穗乃果だけじゃなくはなよちゃんみたいなかわいい女の子にまでいぢわるするなんて!

 

「ち、違います!あの!もしかして鳴神先輩って精霊使いで、ガンプラバトルも凄い上手じゃないですか?なんと言うか、例えば頭のオカシイくらいに…。」

 

「ええ。確かに花陽の言う通り、鳴神君は精霊使いですよ?」

 

「うん。操縦技術も頭のオカシイくらいにスゴいよね?昨日なんて偶然バトルロイヤルで会った、あのガンプライブの最優秀ファイター、綺羅ツバサさんをレンタルガンプラのザクで倒しちゃったんだよ♪」

 

「綺羅さんを?あの無敗の女王とビルドフリーダムガンダムをレンタルのザクで倒したんですか!それじゃやっぱり!」

 

「はなよちゃんはそら君の事を知ってるの?そら君なんてただのいぢわるな男の子だよ?」

 

「穗乃果先輩!なんて事を!逆に皆さんは鳴神先輩と一緒にガンプラバトルをしていたのになんで知らないんですか!あの人は!鳴神先輩は6年前のガンプラバトル世界大会の優勝者なんですよ!」

 

え?

 

「ガンプラバトルの?」

「世界大会の?」

「優勝者?」

 

 

「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 




皆様、本日もご覧いただきありがとうございました!
そして本日9月12日はことりちゃんのお誕生日!
happy birthday!ことりちゃん!
ガンプライブではヨゴレ役やヤンデル役を押し付けてしまってい本当に申し訳なく思っています。
全てはきっとスクフェスの踊り子編の覚醒済URことりちゃんがエロいのがいけないんです!(早く手持ちのことりちゃんをエロく覚醒させたい…。)
ことりちゃんの脳トロvoiceが大好きだ~!!!
好きですが好きですか?そんなもん!大好きに決まっています!
ちなみに青とんがりなオレンジジュース野郎の推しは海未ちゃんだったりします。貴方は最低ですと罵られたい踏まれたい…はぁはぁはぁはぁ…ハッ!失礼取り乱しました。
だが!しかし!μ'sはもちろんμ'sの意思と想いを受け継いだAqoursも!私はみんな大好きだー!
ラブライブが大好きだー!
ガンダムもガンプラも大好きだー!
早く百式作りたいぞー!
今回は塗装するぞー!

こんなアホではございますが、これからもガンプライブをよろしくお願いいたします。

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