白猫プロジェクト 喰種な僕が歩む人生   作:金丸

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やっと夏トモエが当たりました。ではご覧あれ


青年、暴走

「僕を、殺す?」

 

 

「そうだ、オマエを殺す。目的はそれだけ、じゃあな!?」

 

 

ドガッ!

 

 

「(早い!)」

 

 

オウガよりも早いスピードで間合いを詰められ、困惑するハイセ、だが間に合い、腕で蹴りを防ぐ。

 

 

「ハイセ!?テメェ、くたばれや!」

 

 

「くたばんのはそっちだ、バーカ、よっ、と!」

 

 

「ぐはっ!?」

 

 

「オウガ君!?」

 

 

オウガの顔面を殴り、よろめいた所をすかさず後ろ回し蹴りでぶっ飛ばす。

 

 

「雑魚に興味はねぇんだよゴミが、さっさとやろうぜ?赫眼発動してんなら、赫子使えよ」

 

 

「悪いけど、僕はこれでいくよ、ナルカミ!」

 

 

「ん?うぉっ!?」

 

 

ナルカミの雷を寸前で交わすバード。だがナルカミの性能はここからだ。

 

 

「あっ?追尾性能なんてあんのかよ!クソッタレが!」

 

 

「まだだよ、IXA」

 

 

IXAの切っ先を離し、地面から鋭い柱として出現させる。

 

 

「ひゅ〜っ、流石は喰種退治専門家だ、クインケの扱いはなれてるってか?」

 

 

「うるさい」

 

 

「か〜っ、たくっ、"変わんねぇな"、お前は?」

 

 

「っ、ナルカミ」

 

 

「チッ!?ぐぁ!」

 

 

ナルカミの一撃をマトモに受けたバード。相当苦しんでいる。

 

 

「あ〜っ、他の奴のクインケは痛くねぇのに、これだけメチャ痛てぇな。クソッ!」

 

 

「まだ、動けるのか」

 

 

「もういいわ、死んどけ!」

 

 

ズババババババッ!

 

 

羽赫を展開し、一斉掃射するバード。

 

 

「IXA、形状変化!」

 

 

IXAを盾状に変形させ、羽赫を防ぐ。

 

 

「あっ!?ズリーだろうが!?んだそれ!?」

 

 

「バード、なんで僕を殺すんだ」

 

 

「あっ?気に入らねぇからに決まってんだろが」

 

 

「それだけの、理由で?」

 

 

「あ〜っ、後、テメェが呑気にやってんのが、クソムカつくんだよ」

 

 

余裕綽々のバード、片やハイセは、早いバードについていけていない。このままだと、

 

 

「ハイセ殿ー!!!」

 

 

「!?、みんな、来ちゃだめだ!早く戻って!」

 

 

「何故、喰種!?それに、ハイセ殿、目が」

 

 

「ハイセ様!?お怪我は!?」

 

 

「僕はいいですから、オウガ君を…」

 

 

「はい!」

 

 

「あ〜、雑魚共が湧いて出てきやがってよ、クソが!」

 

 

「皆!?くっ、IXA!皆を!」

 

 

IXAを投げ、盾に変形させ、エクセリアやゲオルグ、その場にいた人たちを守る。

 

 

「ハイセ、無事か?」

 

 

「バイパーさん、折角のクインケ、まだ慣れなくて」

 

 

「そうか、赫子は使ってないな?」

 

 

「ええっ、ですが、最悪使うハメにはなるでしょうけど」

 

 

「そうか、今クインケはメアに持ってこさせてる。最悪、オレとメアが止める」

 

 

「そうですか」

 

 

ハイセは考える。

 

 

「(強い…、久々にこんな"喰種"…、どうする?クインケじゃ……)」

 

 

だが、声が聞こえる。

 

 

『弱いねハイセ』

 

 

「!!」

 

 

『このままじゃ、ヤツに仲間を殺されちゃう、何も守れない…』

 

 

『こっち向いてよ…、冷たいな』 ジャラ

 

 

『わかってるクセに、「僕」が必要だって』

 

 

『ねぇ、「コレ」が欲しいんだろ?、…、僕を受け入れてよ』 スッ

 

 

『ほらほらほらほら』

 

 

「……、黙ってろ…」

 

 

「(僕は君には呑まれない…)」

 

 

「バイパーさん、後のこと、お願いします」

 

 

「…、分かった、行ってこい」

 

 

「はい」

 

 

ハイセが、バードに歩み寄る。

 

 

「…、おいおい、本気か?人だっていっぱいいるんだぜ?」

 

 

バードの前に立ち、親指を人差し指の骨を折る。

 

 

「(皆、僕に、勇気を)」 バキィ!

 

 

瞬間、ハイセの腰から、鱗赫が現れる。

 

 

「ハイ、セ、殿?」

 

 

「嘘、ハイセ様が」

 

 

「あのバカ野郎が」

 

 

「ウソ、だよね、お兄ちゃん、ハイセさんが!」

 

 

「僕だって、信じたくないよ、ミレイユ」

 

 

「あの人が、喰種、だったなんて」

 

 

皆、口々に、そう喋る。信じられない様子だ。

 

 

ズババババババババババッ!

 

 

タン、タン

 

 

ズァン!

 

 

バードが羽赫を発射後、素早く走り込み、上に飛び、三本爪の赫子で羽赫を消し飛ばす。

 

 

「バードの赫子が散った!?」

 

 

「や…った??」

 

 

「あの程度じゃすぐ戻る」

 

 

シュウウ

 

 

「(あれだけ発射したのに、何度も形成できるなんて…)」

 

 

「流石に…、タフですねッ!!」

 

 

ズガァ!

 

 

「そりゃドーモ」

 

 

「!!」

 

 

「ッ!!」ドゴォ!

 

 

「ぐぷ…」

 

 

蹴りをかまされ、バードから離れ、赫子でナルカミを取る。そしてナルカミで斬りつける。

 

 

「オマエ、俺が羽赫しか出せねぇと思ってる?」

 

 

「なん、だって?」

 

 

「オレは鱗赫も出せるぜ?くらいな!」

 

 

ヒュンヒュン!

 

 

フォン!

 

 

ババ!

 

 

「スゲェ…、クインケと赫子同時に…」

 

 

「でも紙一重で避けられてる…」

 

 

カィン!

 

 

「!」

 

 

グン!

 

 

ナルカミが弾き飛ばされる。そして、次の瞬間、

 

 

ドドドドドドドドドドドド!

 

 

「ぐ、ぱ、お、ば、ぎっ、ぐ、あぐ、ぐ、ごばッ、ぶっ、べっ、べ、ぼ、ごぁ」

 

 

「!!!」

 

 

鱗赫で何度も何度も腹を貫かれるハイセ。

 

 

「つハイ…」

 

 

「そ、ら」

 

 

「らあッ!!!」 ドン!

 

 

鱗赫で貫かれた腹を、蹴りでさらに貫くバード。

 

 

「よッ」 オォン

 

 

「(再生が…、…まに、…あ…)」

 

 

「…そんなもんか?」

 

 

立て…まだ…

 

 

『ハイセ』

 

 

ビキ

 

 

「ハイセ様ッ…!」

 

 

「ハイセッ!」

 

 

ス…

 

 

「待機」 ズズ

 

 

「!」

 

 

「ハイセ殿、無茶だ!このままじゃ「ゲオルグさん」

 

 

「命令だ」

 

 

「!」

 

 

「……」

 

 

「姫様、邪魔をしては」

 

 

「(ハイセ様、なんだか、別人みたい…)」

 

 

「…よし」 グッグッ

 

 

「通しませんよバードさん」

 

 

「ああ、あんな雑魚よりも、俄然、お前に興味湧いてきたわ」

 

 

「アハハ、それは、…喜んでいいのかな…、…でも僕の事なんか、知らない方がいいと思います-」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「-よ?」

 

 

ゾ…。その場にいたもの全員が、身震いした。

 

 

「!」

 

 

サン

 

 

「!!」

 

 

瞬間、ハイセの鱗赫が巨大な剣になり、バードの鱗赫を斬る。

 

 

「(…"剣"…!?)」

 

 

そう考えた時のバードが見たもの、目が真っ黒なハイセだった。

 

 

バババババババババ!

 

 

「(コイツ…、さっきまでと赫子のキレが違う…)」

 

 

「(この感じ…)」

 

 

ド!

 

 

「!?!?」

 

 

ハイセの鱗赫の1部が地面から出現し、バードの腹を貫く。

 

 

「(地面から…!後ろに気ィ取られて下にまで注意回んなかった…!)」

 

 

「…」 ス

 

 

ザン!

 

 

複数の鱗赫でバードの腹をさらに貫く。

 

 

「がっ、…あ、ぐ、お、おお」

 

 

「…お返しです」

 

 

ズガガガ

 

 

オン

 

 

ズザザ!

 

 

「……はぁ〜〜〜……、……"死ぬ死ぬ"…、ってか?」 ハッ

 

 

ハイセはバードに跨る。

 

 

「…、ったく、お前ってヤツは…、どこまで行ってもすくわれねぇのな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「カネキ」

 

 

「!?」

 

 

驚くハイセ。

 

 

「………………………、ハヤテ、先輩?」

 

 

「(って誰??)」

 

 

「(…??なんだ声が…、"先輩"…?何を言っている、ハイセ?)」

 

 

「……!?」 ズキン

 

 

頭痛が起こったのか、ハイセは頭を抑える。

 

 

「(なんだ…、僕は……、なんて言った?)」 ズキ

 

 

「ぐっあ…」 ズキズキ

 

 

「ハイセ殿?何が…、頭を抑えて」

 

 

「ハイセさん、どうしたの?」

 

 

「マズイ、メア!」

 

 

「遅れてスイマセン!バイパーさん、コレを!」

 

 

バイパーは、アタッシュケース2個を受け取る。

 

 

「流石だ、メア、バックアップを頼む」

 

 

「はい!」

 

 

「あああ、いっい…!」

 

 

「……、ワリィな…、時間切れだ…」 タン

 

 

マスクを付け直し、逃げ出すバード。

 

 

「ぐ…、待ッ…」

 

 

「ぐ….うううッ!!!」

 

 

「赫子が、暴走している?」

 

 

「メア!行くぞ!」

 

 

「はい!」

 

 

バイパーは、デカイ鉈のようなクインケを二刀流で構える。メアは、拳銃と短剣のクインケを構える。

 

 

「あっ、で、ぢぃいぃ、うーっ、あーっ、あーっ」

 

 

「メア、俺達はこれより、SSレート喰種「ハイセ」の対処に当たる」

 

「痛い…ッ」

 

 

「なっ!」

 

 

「ハイセさんがッ!」

 

 

「SSレート!?」

 

 

「あの、バカ野郎ッ!」

 

 

皆は驚きが隠せない様子だ。

 

 

「ふッ!」

 

 

ズバンッ!

 

 

クインケでハイセの赫子をバイパーが切り落とす。

 

 

「はっ!」

 

 

ザシュ、ザンッ!

 

 

メアはハイセの体をクインケで切り刻む。

 

 

「ぎっ…、がッ!?」

 

 

「眠れ、ハイセ、メア」

 

 

「はい、眠ってて、ハイセ」

 

 

メアは銃の引き金を引く。

 

 

ハイセは、地面に倒れた。

 

 




雛実ちゃんだしたいけど、他に喰種さん誰かだして欲しい人います?
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