バカとテストとサーヴァント   作:@ファイブズ

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そう言えば、バカテスの召喚システムの原理ってよく分かってないよね?と言う事で書いてみました。
プロローグなのでまだサーヴァントを召喚してませんが
ご了承下さいm(_ _)m
予定ではジャンヌ・ダルク出す予定です!可愛いし!


プロローグ

 文月学園 旧校舎3階 Fクラス

 

「それでは、寄り道せずに帰宅するように。解散!」

「ありがとうございました~」

 

 担任の鉄人こと西村先生の号令の元、グダグダなあいさつでHLが終わり、ダラダラと帰宅しだすクラスメイト。

 そんなクラスメイト達に交じって僕、吉井明久も荷物を纏め始める。

 

「おい、明久」

 

 と、僕を呼ぶ声がしたので振り向くと、背が高く野性味溢れる顔つきの悪友、坂本雄二がドスンと机(ちゃぶ台)の反対側に座る。

 

「どうしたのさ、雄二?」

「なに、次の戦争についての話し合いをしようかと思ってな」

「Aクラスとだよね?いつやるの?」

 

「ん?何やってんのよ二人とも?」

「どうかしたんですか?」

 

 すると、美波と姫路さんが僕達の会話を聞いて近づくと、必然的に・・・。

 

「皆は、何をしておるんじゃ?」

「・・・・・・」

 

 さらに、秀吉とムッツリーニも来て何時ものメンツが揃う。

 

ガシガシと頭を掻く雄二。何があったんだろう?

 

「この間のCクラス戦でクラス全体の内9割が一桁台しか点数が無いのは知っているだろう?」

「うん、皆を使い捨て装甲板にして血路を開いたやつでしょ?」

「酷い言いようじゃの」

「・・・間違っていないのも事実」

「あれは大変だったよね」

「ああ、その戦争で消耗した点数を補充出来ないのが今の現状だ」

 

 僕は、途中参加だし、Aクラスで日本史を中心に補充したからそれほど消耗してないんだけどね。ん?まてよ?

 

「補充出来ないってどう言う事?」

「それが、今朝補充試験の申請に行ったら鉄人に申請できないって言われたんだよ。この間の戦争で更に授業日数が足りて無いから、追い付くまで出来ないらし。」

 

「「「?」」」

 

 それを言われると確かにって思うよね。一学期から今日までの間で、一番試召戦争やっているクラスは僕達位だし。

 

「・・・と、バカは当然その言葉を鵜呑みにするだろう。」

「さらっと、心を読みつつバカにしないでくれる!」

「あははは・・・」

 

 

 本当なら殴りかかっている所だけど、雄二の放った言葉が気になったのでここはグッと我慢する。

 

「可笑しいとは思わないか?今までは普通に申請が通っていたのに今回だけは通らないのは」

「確かにそうよね」

「はい・・・。そう言えば、ここ数日明久君が雑用で呼ばれてない気がするんです」

「確かに」

「・・・嵐の前の静けさ」

 

 そう言えば、此処の所呼ばれて無いから気にしてなかったけど戦争以来呼ばれてない気がする。皆が思った事を口々にしていると、雄二がばっと立ち上がって叫ぶ。

 

「しまった!ババァ長の仕業か!」

「そのとおりさね」

 

ガラガラと、扉を開けて妖怪ババァ長(学園長)が姿を表せる。その瞬間、僕と雄二は反対側の扉から逃亡しようとするが・・・

 

バッ!×2

 

ジャララ!

バタン!

 

ガシッ!バタン!

 

「ぐおぉぉ!離せバカ雄二!」

「テメェだけ逃げようだなんてさせると思うか!ていうか、翔子!いつの間に居た!」

何が起こったかって?

 

僕と雄二が逃げようとスタートダッシュをする

いつの間にか居た霧島さんに、足枷を付けられていた雄二が転ける

倒れる雄二に、脚を掴まれ倒れる僕

必死に抵抗する僕と阻止しつつツッコミ雄二←今ここ

 

ババァ長がわざわざここまで来るって事は絶対にろくな事が無い!すると、霧島さんが雄二の問に答える。

 

「学園長に頼まれたから」

「翔子!ババァ長の頼まれ事で録な事が無かったのに何故協力してるんだ!」

 

雄二の必死の叫びも分かる。前の自分の未来の姿をした召喚獣の時だって・・・あれ?霧島さんにあまり実害が無い!?

 

「用事が終ったら私の好きにしていいって学園長が言ったから(ポッ)」

「・・・(ゲシッ!)」

「痛て!明久何しやがる!」

「うるさい!この幸せ者め!」

 

こいつは後で異端審問会で処刑してやる!

 

「なにやってるさねバカ共とっとと手伝ってもらうよ」

「「絶対に嫌だ!」」

 

僕と雄二の声がハモった。

 

「絶対に酷い目に遭うもん!」

「同感だ!ババァの実験で録な目にあってねぇ!」

 

すると、ババァ長は溜息を付きながら説明を始める。

 

「今回はただの実験じゃないよ。召喚獣のシステムの根幹に関する実験さね」

「システムの根幹だと?」

「そう、召喚システムは元々一般人が扱える物じゃ無いオカルトである魔術を科学で誰でも扱える様にスケールダウンさせた物。お伽噺に出てくる魔力は普通の人は持ってないから、男女の力差が出ず優劣を決めれる物としてテストの点数を使っているまでに過ぎないさ」

 

「「「「「「??」」」」」」

 

僕も含めて、みんなの頭の上に?が見える気がするけど、ババァ長が言っている事をゲームに例えると、

 

「・・・魔法を使う為の魔力が無いから別の力を魔力の代わりにして召喚獣を出しているって事?」

 

RPGゲームだと、よくこんな感じの設定があるよね?

すると、ババァ長は意外って顔をしている反面、雄二たちは・・・

 

「ほう、吉井にしては理解が早くて助かるさね」

「えっ!合ってるの?」

「意外です」

「うん」

「・・・・これは、」

「明日は槍の雨が」

「降るだろうな」

「皆して酷い!」

 

全く、珍しく僕が正しい事を言ったのになんて反応だよ!・・・ってあれ?すると、僕が実験台にされるって事は、

 

「離脱!」

「「「させるか!」」」

 

「チクショー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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