バカテスト 第三問
以下の問を〇×で答えなさい。
小説『フランケンシュタイン』のフランケンシュタインは怪物の名である。
マシュ・キリエライト、オルガマリー・アニムスフィアの解答
×
教師のコメント
正解です。この問題は小説さえ読めば誰でもわかる問題ですね。
吉井明久の解答
〇
教師のコメント
フランケンシュタインとは、人造人間である怪物を作った若き科学者、ヴィクター・フランケンシュタインの事です。サーヴァントの中には空想上の存在も召喚されるので、今後の戦いに備えて小説も読んでおきましょう。
「え〜と、オルガマリーさん?」
「あら、吉井は何をしているの?貴方も準備をしなさい。」
「そう言われても…一体何をしたらいいんですか?」
そう、根本的な問題。
ただの学生に過ぎない僕がどういった準備をすればいいのかなんて分かる筈もない。
「そう言えばそうね…あ、マシュ!ちょっといいかしら!」
マシュと呼ばれ、桃色の髪にメガネを掛けた少女がオレンジ髪の少女との会話を中断し、こちらへ来る。
「はい、何でしょうか所長?」
「マシュ、彼は吉井明久で、新しい49人目のマスターよ。」
「初めまして、マシュ・キリエライトです。マシュと呼んでください。」
「僕は吉井明久。よろしくね」
「はい、吉井さん達の事は伺っております。」
差し出された手を握り握手をする。
…とても華奢な手だ。まるで姫路さんや秀吉みたいにとても綺麗な手だね」
「えっ//あ、あの//その!」
「は〜吉井、貴方思っている事がダダ漏れよ。」
「あっ!いや、そのごめん!」
やばっ!また無意識の内に本音がダダ漏れに!
オルガマリーさんが頭を押さえて、ため息をつきながら指摘して、ようやく気が付くが時すでに遅し。
マシュは頬を少し紅く染めて動揺していた。
「全く…マシュ、彼を部屋まで案内してあげて。」
「は、はい!その、先輩も序に案内しても良いですか?」
マシュは振り向いた先に居るオレンジ髪の少女を示す。
オレンジ髪でショートヘア、彼女から見て左側にシュシュを着けて、…その、立派な胸部装甲をお持ちの方がこちらを見て手を振った。
「良いわ、その代わり時間には間に合う様に来なさい。」
「「はい!」」
「こちらです、吉井さん」
マシュに連れられ、さっきの少女の所へ行く。
「お〜いマシュ〜!」
「先輩、お待たせしました。」
「うん、全然いいよ〜。…で、マシュと手を握った挙句顔を真っ赤に染めさせるような事をした彼は誰かな〜?」
「せ、先輩!折角忘れていた事を掘り返さないで下さい!」
あ、この人絶対楽しんでる。目が雄二見たいに人を弄る目してる。
そのせいで、マシュがさっきの事を思い出したのか、また真っ赤になる。
「ふふ〜ん、初々しいですな〜。おっと、自己紹介がまだだったね!私は藤丸立香。立香って読んでね!よろしく〜」
「僕は吉井明久、よろしくね。」
立香さんのハイテンションな自己紹介をするけど立香さんや弄り方がおじさん臭いよ。
「フォウ!フォウ!」
「ん?この動物は?」
白い毛むくじゃらのリスみたいな小動物が足元を走り回っていた。
「こちらのリスっぽい方はフォウ。カルデアを自由に散歩する特権生物です。」
「マシュがお世話係だったんだけど、私もフォウに懐かれたからお世話係に仲間入りだって。」
「へ〜そうなんだ。」
そう言って、フォウの目線近くまでしゃがむと、フォウは僕の頭に飛び乗ってよじ登ると、僕の肩に降りてグテッとした。
…よじ登った時に疲れたのかな?
「おめでとうございます。吉井さんもフォウさんのお世話係になりました。」
「ありがとうで、良いのかな?僕も手が空いている時にお世話を手伝うよ。」
「ありがとうございます。では、時間も少ないので話ながら案内します。」
マシュに案内されるままにエレベーターに乗り上へ上がる。
その際に、2人から学校の事やどうしてここは来たかの経緯を話ながら通路を進み部屋のすぐそこまで行くと、見知った顔を見つける。
「雄二!ムッツリーニ!」
文月学園以来久しぶりに見た2人に僕は駆け寄った。