ウルトラマンゼロ&プリキュアオールスターズ   作:JINISH

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今回はまた、プリキュアの戦闘がメインです。(こればっかりやん!)


マグマを喰う超獣

ラブ、美希、祈里、せつなはピックルンをリンクルンにセットし、ローラーを回すと、画面から光が発生する。

 

ラブ達「チェインジ・プリキュア・ビートアップ!」

 

ラブはピンクを基調としたコスチュームに、美希は青を基調としたコスチュームに、祈里は黄色を基調としたコスチュームに、せつなは赤を基調としたコスチュームに変わる。

よって彼女達は、キュアピーチ、キュアベリー、キュアパイン、キュアパッションに変身した。

 

ピーチ「ピンクのハートは愛あるしるし!もぎたてフレッシュ、キュアピーチ!」

ベリー「ブルーのハートは希望のしるし!つみたてフレッシュ、キュアベリー!」

パイン「イエローハートは祈りのしるし!とれたてフレッシュ、キュアパイン!」

パッション「真っ赤なハートは幸せの証!うれたてフレッシュ、キュアパッション!」

ピーチ達「レッツ、プリキュア!」

 

シプレとコフレとポプリは「プリキュアの種、いくですぅ!」と言い出した時、シプレ達のブローチからプリキュアの種が現れ、つぼみ達はその種を手に持つ。

 

つぼみ達「プリキュア・オープンマイハート!」

 

つぼみとえりかはココロパフュームに、いつきはシャイニーパフュームに、ゆりはココロポットにプリキュアの種をセットする。

つぼみとえりかはココロパフュームを、いつきはシャイニーパフュームを吹きかけた時、ピンク、青、ゴールドを基調としたコスチュームに変わり、ゆりも銀色と藍色を主な基調としたコスチュームに変わる。

よって彼女達は、キュアブロッサム、キュアマリン、キュアサンシャイン、キュアムーンライトに変身した。

 

ブロッサム「大地に咲く一輪の花、キュアブロッサム!」

マリン「海風に揺れる一輪の花、キュアマリン!」

サンシャイン「陽の光浴びる一輪の花、キュアサンシャイン!」

ムーンライト「月光に冴える一輪の花、キュアムーンライト!」

ブロッサム達「ハートキャッチプリキュア!」

 

クレッセントは両目から熱線を発射する。

 

サンシャイン「サンフラワー・イージス」

 

サンシャインはひまわりのシールドを展開し、熱線を反射する。

クレッセントは反射された熱線を受けて怯んだ。

 

パッション「ブロッサム!マリン!」

ブロッサム「はい!」

マリン「やるっしゅ!」

 

シプレとコフレはマントとなり、ブロッサムとマリンに飛翔能力を加える。

ブロッサムとマリンはレッドの種をココロパフュームにセットして吹きかける。

 

ブロッサム、マリン「レッドの光の聖なるパフューム!シュシュッと気分でスピードアップ!」

 

パッションはアカルンの力で瞬間移動し、ブロッサムとマリンはレッドの種の力で高速移動し、クレッセントを翻弄する。

クレッセントは叩き落そうと両腕を振り回すが、全部避けられる。

ムーンライトはその隙にマントを展開し、クレッセントの目の前に辿り着き、クレッセントの顔に右手を置く。

 

ムーンライト「ムーンライト・シルバーインパクト!」

 

ムーンライトの右手から銀色のエネルギー光波を放つ。

クレッセントは今の攻撃が聞いたのか、痛がっているように両手で顔を隠す。

尚、ブロッサムとマリンは高速移動して翻弄させた後、披露してしまったためパッションに支えられている。

 

ピーチ「今度はあたしたちの番だよ!」

 

ピーチはピーチロッドを、ベリーはベリーソードを、パインはパインフルートを構える。

 

ピーチ「プリキュア・ラブサンシャイン・・・」

ベリー「エスポワールシャワー・・・」

パイン「ヒーリングプレアー・・・」

ピーチ達「フレッシュ!」

 

ピーチはハートを描き、ベリーはスペードを描き、パインはダイヤを描いた後、それぞれのキュアスティックで撃ち飛ばした。

それぞれのエネルギー光弾はクレッセントの顔に命中し、クレッセントは仰向けに倒れる。

 

タルト「よっしゃ!これならいけるで!」

ポプリ「プリキュア!頑張るでしゅ~!」

シフォン「プリップ~!」

 

タルト達はプリキュアにエールを送る。

その時、クレッセントの後ろに空間が歪み始めた。

 

パッション「空間に捻じれが・・・」

 

パッションはブロッサムとマリンを支えながら、歪んだ空間を見る。

すると、歪んだ空間からウサギのような怪獣が現れた。

いや、正確には怪獣ではなく、超獣である。

名前は満月超獣ルナチクス。

ルナチクスは月のマグマを喰い尽くした異次元人ヤプールが作成した超獣である。

以前大涌谷の火山や、月面でウルトラマンエースと交戦したことがある。

 

ブロッサム「また怪獣が!?」

マリン「何でここまで来て増えちゃうのよ~!?」

 

マリンはルナチクスの登場に頭を抱える。

ルナチクスはマリンの声に気付き、その方向に振り向く。

 

マリン「へ?」

 

ルナチクスは自分の目をミサイルのように飛ばした。

 

パッション、ブロッサム、マリン「えぇ~~~~~っ!!?」

 

ブロッサム達は即座に逃げ出した。

 

マリン「自分の目玉を飛ばすってどんな怪獣なのよ!?」

ブロッサム「そんなのありですか~!?」

 

しかもルナチクスは撃ち出された目玉を補充することができる。

ルナチクスは再び目玉を飛ばす。

 

マリン「だぁーっ!気味悪いからそれやめなさいよ!」

ブロッサム「ホラーみたいなことしないでください!」

 

ブロッサム達は何度も撃ちだすルナチクスの攻撃から逃げまくる。

 

サンシャイン「サンシャイン・フラッシュ!」

 

サンシャインは無数の光弾を放ち、ルナチクスに命中する。

ルナチクスは今の光弾を放ったのはサンシャインだと分かり、マグマ火炎弾を放つ。

 

サンシャイン「サンフラワー・イージス!」

 

サンシャインはサンフラワー・イージスを展開し、ルナチクスのマグマ火炎弾を防ぐ。

 

サンシャイン「サンフラワー・イージス・インパクト!」

 

サンシャインは展開したサンフラワー・イージスを飛ばして、ルナチクスに命中させる。

ルナチクスはサンフラワー・イージス・インパクトを受けて倒れる。

 

ブロッサム「サンシャイ~ン!」

マリン「助かったよ~!」

 

ブロッサムは涙目になり、マリンはホッとしてサンシャインにお礼を言う。

 

コフレ「2人共、安心してる場合じゃないですっ!」

シプレ「早くムーンライト達を助けないとですぅ!」

マリン「そうしたいけど、こいつが邪魔なのよ~!」

 

マリンはルナチクスに指を指してシプレとコフレに言う。

一方、ムーンライト達は・・・

 

ムーンライト「くぅっ!」

 

ムーンライト達はダメージは受けていないものの、それでもクレッセントに苦戦していた。

 

ピーチ「強い!」

ベリー「なんて暴れん坊なの!?」

パイン「早くパッション達を助けないといけないのに!」

 

クレッセントはムーンライト達に向け、両目から熱線を発射する。

 

ムーンライト「ムーンライト・リフレクション!」

 

ムーンライトは2枚の光の円盤を出し、熱線を防ぐ。

 

ムーンライト「あなた達、今の内に!」

ピーチ達「はい!」

 

ピーチ達は頭上に手を叩いた後、「悪いの悪いの飛んでいけ!」と言い出し、ピーチは手をハートの形に、ベリーは手をスペードの形に、パインは手をダイヤの形にする。

 

ピーチ、ベリー、パイン「プリキュア・トリプル・フレッシュ!」

 

ピーチ達はそのまま手を前に出すと、ピンクと青と黄色の光波を発射する。

クレッセントはプリキュア・トリプル・フレッシュを受けてダメージを負い、ムーンライトがムーンライト・リフレクションで防いだ熱線を反射させ、そのままクレッセントに命中させ、クレッセントを仰向けに倒れる。

 

ピーチ「よし!」

ベリー「あたし、完璧!」

パイン「やった!」

 

ピーチはクレッセントが倒れるのを見て喜ぶ。

 

ムーンライト「まだよ!」

 

ムーンライトの言葉を聞いて、ピーチ達はクレッセントを見る。

クレッセントは立ち上がり、ピーチ達に熱線を繰り出す。

 

ピーチ、ベリー、パイン「キャアァァァァァァァァッ!!!!」

ムーンライト「ピーチ!ベリー!パイン!」

 

クレッセントはそのままムーンライトへ歩き出す。

その時、クレッセントは何かに気付いたのか、空を見上げる。

 

?「デェヤアァァァァァァァッ!!!!」

 

突然、クレッセントの顔に炎を纏った足が命中される。

それを受けたクレッセントは遠くに吹き飛ばされる。

クレッセントを吹き飛ばしたのはゼロである。

今の攻撃はゼロの蹴り技、ウルトラゼロキックである。

 

ブロッサム「もしかして、シンさんですか!?」

マリン「えっ!?あれが!?」

 

ブロッサムはゼロの登場に嬉しさを覚える。

 

ゼロ「また会ったな、つぼみ。それがお前のプリキュアの姿か。」

ブロッサム「はい!この姿ではキュアブロッサムと・・・」

サンシャイン「ブロッサム、話は後にしなよ。」

 

ブロッサムは今の姿を話してる途中、サンシャインに止められる。

 

ゼロ「だな。お前ら、こいつは俺に任せて、ブロッサム達と合流しろ。」

ピーチ「は、はい!」

 

ピーチ達はクレッセントをゼロに任せて、ルナチクスと対峙しているブロッサム達の元に合流し始めた。

 

ゼロ「クレッセントか。なかなか骨のある奴だぜ。」

 

ゼロは指をポキポキと鳴らした後、クレッセントに立ち向かう。




次回は最後辺りにオリジナルキャラクターを出そうと思います。

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