ウルトラマンゼロ&プリキュアオールスターズ   作:JINISH

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いよいよ、ネクサスと共闘です。


神秘の光の巨人

ゼロはゴルドラスに蹴りを入れる。

ゴルドラスはゼロの蹴りに怯むが、尻尾で反撃する。

ゼロはゴルドラスの攻撃を躱す。

 

ゼロ「エメリウムスラッシュ!」

 

ゼロはゴルドラスにエメリウムスラッシュを放つ。

しかし、ゴルドラスはバリアーを張り、エメリウムスラッシュを弾き返す。

 

ゼロ「チィッ!」

 

ゼロはバック転で弾き返されたエメリウムスラッシュを躱す。

ゼロはゼロスラッガーを構え、ゴルドラスに斬りかかろうとする。

だが、ゴルドラスの角から放つ閃光でゼロを怯ませる。

その直後、ゴルドラスは角から発するゴルドニックサンダーを放つ。

よってゼロにダメージを与える。

 

ハート「タアァッ!」

 

ハートはゴルドラスの頭部に蹴りを入れる。

ゴルドラスはダメージは受けていないものの、ハートに振り向き、殴りかかる。

 

ロゼッタ「プリキュア・ロゼッタ・リフレクション」

 

ロゼッタはプリキュア・ロゼッタ・リフレクションで防ぐが、簡単に破られ、ハートと一緒に殴り飛ばされる。

 

ハート、ロゼッタ「キャアッ!!」

 

ゼロはゴルドラスを背後から捕まえる。

ゴルドラスは角から閃光を放つ。

 

ダイヤモンド「煌めきなさい!トゥインクルダイヤモンド!」

 

ダイヤモンドはトゥインクルダイヤモンドを放つ。

ゴルドラスはバリアーで防ぐ。

 

エース「ハアァッ!」

 

エースはキックをお見舞いするが、ゴルドラスはエースの攻撃を躱す。

 

ソード「閃け!ホーリーソード!」

 

ソードは右手で空を切った後、無数の剣型のエネルギー弾を飛ばす。

ゴルドラスはバリアーで弾き返す。

 

ソード「キャアァァァァァァァッ!!」

 

ソードは弾き返されたホーリーソードによってダメージを受ける。

一方、ティガはシルバゴンに踵落としを喰らわせる。

シルバゴンは怯むが、尻尾で反撃する。

ティガはシルバゴンの尻尾を捕らえる。

 

メロディ「行くよ、リズム!」

リズム「OK!」

 

メロディはシルバゴンにパンチのラッシュを繰り出す。

リズムもシルバゴンの後頭部に蹴りを入れる。

 

ビート「ハアァァァァァァッ!!!」

ミューズ「ヤアァァァァァァッ!!!」

 

ビートとミューズはシルバゴンを左右から蹴りを入れる。

ティガは尻尾を掴んだまま、空中横回転ジャンプし、シルバゴンを倒れさせる。

ティガはシルバゴンを乗り込み、チョップを繰り出す。

しかし、シルバゴンはチョップする手を止め、ティガを殴り飛ばす。

メロディ達はシルバゴンに攻撃を繰り出すが、シルバゴンの尻尾に薙ぎ払われる。

 

メロディ達「キャアァァァァァァッ!!!!」

 

シルバゴンはそのまま尻尾でティガに攻撃する。

ティガは側転で躱す。

ティガはシルバゴンに反撃を行なおうとするが、その時、ティガはシルバゴンとゴルドラスがいる所とは違う所に空間の捻じれが生じているのを気付く。

ゼロもその捻じれに気付いた。

 

ゼロ「あれは!?」

ティガ「また!?」

 

ゼロとティガはその捻じれを見る。

そこに現れたのは尻尾の先までの鰭と肩と背中にトゲを生やした赤い怪獣である。

その怪獣はハイパークローン怪獣ネオザルスである。

TPC生物工学研究所のオオトモ博士がザリーナ地帯で回収し、多くの怪獣を組み込まれて改造された怪獣である。

その力はシルバゴンのクローンの怪力をも物ともしない実力である。

 

ティガ「また怪獣が!?」

ゼロ「次から次へと出てきやがって!」

 

ネオザルスは東京クローバータワーに向かう。

 

ティガ「行かせない!」

 

ティガはネオザルスを止めに行くが、シルバゴンの尻尾攻撃で妨害される。

 

ゼロ「野郎!」

 

ゼロもネオザルスを止めに行こうとするが、ゴルドラスのゴルドニックサンダーを受けてしまう。

その様子をビルの屋上から眺めている人物がいた。

その人物は真琴を誘拐した犯罪者集団にエターナルボールとナケワメーケのダイヤを渡したヤマザキである。

 

ヤマザキ「興味深い・・・目的達成の為に使えるかもね。」

 

ヤマザキは単眼鏡でシルバゴン、ゴルドラス、ネオザルスを見届ける。

ゼロはゴルドラスに、ティガはシルバゴンに相手をしている為、ネオザルスは刻々と東京クローバータワーに近づく。

 

ハート「みんな!あの怪獣を止めるよ!」

メロディ達「うん!」

 

ハート達はネオザルスの所へ駆けつける。

 

ハート「プリキュア・ハートシュート!」

 

ハートはラブハートアローでネオザルスにエネルギー流を撃ち込む。

そのエネルギー流はネオザルスに命中する。

ネオザルスはハートの方に振り向く。

 

メロディ、リズム、ビート、ミューズ「プリキュア・パッショナートハーモニー!」

 

メロディ達はネオザルスの背後に回って、プリキュア・パッショナートハーモニーを放つ。

しかし、ネオザルスは平気な顔をしている。

 

ダイヤモンド、ロゼッタ、ソード、エース「私達の力をキュアハートの元へ!」

 

ダイヤモンド、ロゼッタ、ソード、エースはマジカルラブリーパッドからダイヤ、クラブ、スペード、エースのカードをハートのマジカルラブリーパッドに飛ばす。

そしてハートが手でハートを描くと、ハートの矢のようなカードになる。

 

ハート「プリキュア・ラブリーストレートフラッシュ!」

 

ハートはそのカードをネオザルスに向けて発射する。

ネオザルスに命中し、ハートの泡となって包み込む。

しかし、ネオザルスは何事もなかったかのようにハート達の技を破る。

 

ハート「えっ!?」

メロディ「効かない!?」

 

ネオザルスは胸からホーミングビームを放つ。

メロディ達はジャンプして躱すが、ネオザルスが放ったビームがメロディ達を追い、命中する。

 

メロディ達「キャアァァァァァァァァッ!!!!」

ダイヤモンド「あのビーム、追いかけてくるの!?」

 

ハート達はネオザルスが放ったビームに驚く。

ネオザルスはハート達にホーミングビームを放つ。

その時、ホーミングビームがハート達に当たる直前、別の方向から光線によって遮断される。

 

ハート「え?」

エース「なに?」

 

ネオザルスは振り向くと、東京クローバータワーの前に銀色の巨人がいた。

ウルトラマンネクサスである。

 

メロディ「ウルトラマン!?」

ミューズ「ゼロやティガ以外にウルトラマンがいたの!?」

 

プリキュアはネクサスの登場に驚く。

 

ティガ「新たなウルトラマン!?」

ゼロ「ネクサス!?あいつもこの世界に!?」

 

ネクサスはアームドネクサスをエナジーコアに掲げる。

よってネクサスは紫の姿になる。

ネオザルスはネクサスを襲い掛かる。

ネクサスは全身から光を放ち、ネオザルスを止める。

 

ロゼッタ「怪獣さんの動きが止まりましたわ。」

 

ネクサスは動きが止まったネオザルスに蹴りを入れる。

ネオザルスは吹き飛ばされ、ゴルドラスにぶつかる。

ティガも殴りかかったシルバゴンの腕を掴み、放り投げる。

シルバゴンはネオザルスにぶつかる。

ネクサスはシルバゴン、ゴルドラス、ネオザルスが一ヵ所に集まっているのを見た後、アームドネクサスから青い光線を放つ。

すると、黄金の光が滝のように降り注ぎ、地表から泡のような光が立ち上る。

 

ハート「うわぁ!」

ソード「なに!?この光!?」

 

プリキュアはネクサスが発した光に戸惑う。

それはシルバゴン、ゴルドラス、ネオザルスも同じ。

 

ティガ「この光は・・・?」

ゼロ「もしかして、キングの爺さんが前に話していたメタフィールド?」

 

黄金の光がドーム状になり、その後、包まれた光の中にいたウルトラマンもプリキュアも怪獣も消えた。

プリキュアが目を覚ました時、今いる場所が変わった。

そこは、異形の大地が広がり、オーロラが揺らめく空間だった。

 

メロディ「何、ここ?」

ダイヤモンド「見たことない空間ね・・・」

 

メロディ達は周りの景色を不思議そうに見ていた。

この空間がメタフィールドである。

ネクサスがフェーズシフトウエーブを放った時、先程の黄金の光が包み込む時に現れる不連続時空間である。

スペースビーストを倒すためにこのフィールドを展開したのだ。

 

ゼロ「ここが・・・メタフィールド・・・」

ティガ「・・・」

 

ゼロはメタフィールドを初めて見るため、周りを見渡してばかりである。

ティガはこの光景を前に驚きを隠せなかった。

だが、シルバゴンとゴルドラスとネオザルスの鳴き声で我に返る。

ネクサスは3体の怪獣を前に構える。

ゼロとティガもネクサスの隣に駆け付け、3体の怪獣を前に構える。

 

ハート「みんな!まずは怪獣たちを倒そう!」

メロディ達「うん!」

 

ハート達はゼロとティガとネクサスの援護を回す。

シルバゴンとゴルドラスとネオザルスはゼロとティガとネクサスを襲い掛かる。

ゼロとティガとネクサスもシルバゴンとゴルドラスとネオザルスに向かって走り出す。


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