ウルトラマンゼロ&プリキュアオールスターズ   作:JINISH

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ウルトラマンエースですが、キュアエースと被ってしまうのでAに変えました。


VSグランドキング

グランドキングはゼロとウルトラ6兄弟にグランレーザーを放つ。

 

?「エキストリーム!」

?「ルミナリオ!」

 

すると、黄金の光波がゼロとウルトラ6兄弟の前に遮るように、グランレーザーを防ぐ。

 

ゼロ「今のは!?」

 

ゼロは今の光波を放った方向に振り向く。

そこにいるのは45人もいる少女達プリキュアである。

 

ゼロ「みんな!どうしてここに!?」

ブラック「急に飛び出したからくるるに頼んで送ってもらったのよ。」

 

ブラックはゼロにここに来た理由を言い出す。

 

セブン「ゼロ、あの娘たちは?」

ゼロ「伝説の戦士プリキュア。この世界を守り続けてるんだ。」

 

ゼロはセブン達にプリキュアの事を教える。

 

トゥインクル「ゼロやティガの他にウルトラマンがいたなんてね。」

 

トゥインクルはウルトラ6兄弟を見て言い出す。

 

ゼロ「皆、いいのか?ライブってのがあるんだろ?それにソードも抜け出して大丈夫なのか?」

 

ゼロはプリキュア達に尋ねる。

 

ロゼッタ「ご心配なく。ライブが始まるまで40分ありますわ。」

マーチ「それに自分だけライブを見ないなんて筋が通ってないよ!」

トゥインクル「そうそう。ソードはあんたに歌を聴いてほしくてわざわざ来てたんだよ!」

ソード「ちょっと!トゥインクル!?(////)」

 

ソードはトゥインクルの発言に顔が赤くなる。

 

ブラック「トゥインクル、それを言ったらホワイトがヤキモチ妬くから。」

ブルーム「イーグレットもね。」

ホワイト「もう!ブラック!?(////)」

イーグレット「ブルームも!なに言ってるのよ!?(////)」

 

ホワイトとイーグレットはブラックとブルームの発言に顔を赤くしながら怒る。

 

ミラクル「そういえばマジカルが1週間前、夜空を見上げてシンさんに会いたいって・・・」

マジカル「い、言ってないし!(////)」

 

マジカルは顔を赤くしながらミラクルの発言を否定する。

 

サニー「ハッピーはどうなん?」

ベリー「ブロッサムこそ、どうなのよ?」

ハッピー「えぇっ!?(////)」

ブロッサム「あうぅっ!?そ、それは!(////)」

 

ハッピーとブロッサムはサニーとベリーにからかわれ、顔が赤くなる。

 

エコー「と、とにかく、皆さんはゼロさんと一緒にライブを見ると決めたんです。」

 

エコーは話がややこしくならないように話を変える。

 

ハート「ソードがあなたに手当てをした時、言いましたよね?今まであたし達が手助けしたように、これからは一緒に助け合うって。だからあたし達にも頼ってください!」

 

ハートはゼロにそう伝える。

 

ゼロ「・・・わかったぜ!皆でこいつを倒して、真琴のライブを楽しもうぜ!」

 

プリキュア達はゼロの言葉に頷く。

ゼロとウルトラ6兄弟は立ち上がり、グランドキングを睨む。

プリキュア達もグランドキングを相手に身を構える。

 

セブン「ゼロ、いい友達を持ったな。」

ゼロ「あぁ。まだ会って間もないけどな。」

 

ゼロは口を拭う素振りを見せる。

グランドキングはゼロとウルトラ6兄弟の方に歩き出す。

 

ブラック「みんな!行くよ!」

 

ブラックの掛け声で一斉にグランドキングの元に走り出す。

 

ブルーム「いくよ!イーグレット!」

イーグレット「えぇ!」

 

ブルームとイーグレットは精霊の力で飛翔する。

 

ブルーム、イーグレット「プリキュア・ツインストリーム・スプラッシュ!」

 

ブルームとイーグレットはプリキュア・ツインストリーム・スプラッシュを放つ。

直撃を受けたグランドキングはブルームとイーグレットにグランレーザーを放つ。

 

ルミナス「はぁっ!」

 

ルミナスはバリアを張り、グランドキングの攻撃からブルームとイーグレットを守る。

レモネードはプリキュア・プリズムチェーンで、ハニーはハニー・リボンスパイラルでグランドキングを捕らえる。

そこへブラック、ホワイト、ドリーム、ピーチ、サンシャイン、メロディ、リズム、サニー、マーチ、ラブリー、フォーチュンがグランドキングに殴りかかろうとする。

しかし、グランドキングは全身から電撃を放つ。

ブラック達はグランドキングの電撃によって吹き飛ばされる。

 

ブロッサム、マリン「プリキュア・フローラルパワー・フォルティシモ!」

 

ブロッサムとマリンはエネルギーを纏い、グランドキングに突進する。

グランドキングは鉤爪でブロッサムとマリンを薙ぎ払う。

ルージュはプリキュア・ファイヤーストライク、ミントはプリキュア・エメラルドソーサー、アクアはプリキュア・サファイアアローを放つ。

グランドキングは鉤爪で3人の技を破る。

 

ローズ「ダァァァァァァァァッ!!!!」

 

ローズはグランドキングの足元にパンチを入れる。

そこにクレーターができ、グランドキングのバランスが崩れる。

 

ミラクル、マジカル「プリキュア・ダイヤモンド・エターナル!」

 

ミラクルとマジカルはプリキュア・ダイヤモンド・エターナルを放つ。

 

フェリーチェ「プリキュア・エメラルド・リンカネーション!」

 

フェリーチェはプリキュア・エメラルド・リンカネーションを放つ。

グランドキングは2人の技に直撃される。

グランドキングはグランレーザーを放つ。

ジャックはウルトラディフェンダーでグランレーザーから魔法つかいプリキュアを守る。

 

ジャック「大丈夫か?」

ミラクル「ありがとうございます!」

 

リズム、ビート、ミューズはグランドキングの頭部にキックを繰り出す。

 

ベリー「プリキュア・エスポワールシャワー!」

パイン「プリキュア・ヒーリングプレアー!」

 

ベリーはプリキュア・エスポワールシャワー、パインはプリキュア・ヒーリングプレアーを放つ。

2人の技はグランドキングの背中に命中する。

グランドキングは尻尾から光線を放つ。

しかし、その光線はブーメランに防がれる。

そのブーメランはセブンのアイスラッガーである。

 

パイン「ありがとうございます!」

ベリー「あのウルトラマンのブーメラン、ゼロのものと同じ?」

 

ベリーはセブンのアイスラッガーを見てゼロのゼロスラッガーと似ていると言い出す。

グランドキングの頭上からゾフィーのM87光線が放たれる。

グランドキングはゾフィーの光線にダメージを受ける。

 

ゾフィー「!?」

 

ゾフィーは今のグランドキングに違和感を感じる。

 

A「今まで効かなかったのに、今更になってダメージを受けている?」

ゼロ「!そうか!プリキュアの技は闇の力を浄化できる!グランドキングは怪獣達の怨念が集まった怪獣、プリキュアの力がグランドキングの力を弱めてるのか!」

 

ゼロはグランドキングがゾフィーの光線を受けた時、ダメージを与えられた理由が分かった。

 

ウルトラマン「彼女達の力でグランドキングが弱体化したと?」

ゼロ「あぁ!」

ゾフィー「ゼロ、君が奴に止めを刺すんだ。」

ゼロ「おう!親父達の力も貸してもらうぜ!」

 

ウルトラ6兄弟はゼロの提案に乗る。

 

タロウ「プリキュア、君たちの力でグランドキングの力を抑えるんだ!」

 

プリキュア達はタロウの言う通りにした。

 

ラブリー、プリンセス「プリキュア・ツインミラクルパワーシュート!」

 

ラブリーとプリンセスはプリキュア・ツインミラクルパワーシュートを放つ。

グランドキングは2人の合体技を鉤爪で薙ぎ払う。

 

ビューティ「プリキュア・ビューティブリザード!」

ダイヤモンド「プリキュア・ダイヤモンドシャワー!」

マーメイド「プリキュア・フローズン・リップル!」

マジカル「リンクル・アクアマリン!」

 

ビューティ、ダイヤモンド、マーメイド、マジカルの技でグランドキングの両足を封じる。

グランドキングはビューティ達にグランレーザーを放つ。

しかし、ビューティ達はピンクの光に包まれ、消えて行った。

そして、ビューティ達は別の場所に現れた。

 

パッション「大丈夫?」

ビューティ「はい。」

 

ビューティ達はパッションに感謝する。

 

エース「ときめきなさい!エースショット!ばきゅ~ん!」

スカーレット「羽ばたけ、炎の翼!プリキュア・フェニックス・ブレイズ!」

 

エースとスカーレットはそれぞれの技を放つ。

2つの技はグランドキングに命中。

 

ムーンライト「プリキュア・シルバーフォルテウェイブ!」

 

ムーンライトはプリキュア・シルバーフォルテウェイブを放つ。

ムーンライトの技はグランドキングに命中。

 

ミューズ「プリキュア・シャイニングサークル!」

 

ミューズはプリキュア・シャイニングサークルでグランドキングを拘束する。

 

ルミナス「ルミナス・ハーティエル・アンクション!」

 

ルミナスはルミナス・ハーティエル・アンクションでグランドキングの動きを封じる。

 

フローラ「プリキュア・フローラル・トルビヨン!」

 

フローラは花吹雪をグランドキングに包み込む。

 

トゥインクル「そろそろいいんじゃない?」

フローラ「ゼロ!」

 

フローラはゼロを呼びかける。

 

ゼロ「おう!」

 

ゼロはウルティメイトイージスを弓状にし、光の弦を引っ張る。

ウルトラ6兄弟はウルティメイトイージスにエネルギーを送った。

 

ゼロ「ファイナルウルティメイトゼロ!」

 

ゼロは光の弦を放すとウルティメイトイージスがグランドキングに向かって飛翔する。

ウルティメイトイージスがグランドキングに命中し、高速回転し、グランドキングの胴体を貫く。

グランドキングは前に倒れ、爆散する。

グランドキングの戦いの後、プリキュア達はゼロに先に行くよう言われ、クルルの力で四葉スタジアムに戻り、真琴はすぐに控室に向かった。

ゼロはウルトラ6兄弟に今まで起こったことを説明した。

 

ゼロ「じゃあ、マックスとメビウスも?」

A「恐らくな。」

ジャック「他の世界にも影響が出ているかもしれない。」

 

ゼロはA達からマックスとメビウスの事を聞いた。

 

ウルトラマン「他の場所にも時空の歪みが影響して怪獣が現れたのなら・・・」

セブン「このままいるわけにはいかんな・・・」

タロウ「我々は他の場所に行き、怪獣退治を専念する。」

ゾフィー「君はプリキュアと共に戦うのだ。」

ゼロ「あぁ。ここに飛ばされた時、そのつもりだぜ。」

 

ゼロはゾフィーにそう答える。

 

セブン「では、またな。」

ゼロ「あぁ。」

 

ウルトラ6兄弟は飛び上がり、どこかへ去って行った。

ゼロもテレポートで大貝町に戻った。

そして、四葉スタジアムでライブが開始した。

真琴は『~SONG BIRD~』、『勇気の花』、『Missing Piece』を披露する。

 

マナ「まこぴー!キュンキュンだよー!」

まのん「真琴さーん!メルシー!」

 

マナとまのんは真琴の歌を聴いて興奮した。

 

真理奈「全く、相田にまのん、周りの人の事も考えてほしいわ・・・」

 

真理奈はマナとまのんのリアクションに溜息を吐く。

 

真理奈(けど、改めて見ると眩しくていいわね。)

 

真理奈は真琴のライブを見て感想を持ち込む。

その後も真琴のライブが続き、最後に『こころをこめて』を披露する。

そして、最後の曲を歌い終え、周りのファンにお辞儀をしながら応える真琴。

ライブ終了後、マナ達は四葉スタジアムから出る。

ひかりは『TAKO CAFE』の仕事に戻る。

 

マナ「くぅーっ!サイコーだよー!」

 

四葉スタジアム前でマナは回転しながら喜ぶ。

 

六花「マナ、落ち着きなさい。」

真理奈「ここまでハイテンションだと逆に困るんだけど・・・」

 

真理奈はマナのリアクションに呆れる。

 

まのん「お姉ちゃん!どうだった?真琴さんのライブ。」

真理奈「そうね・・・歌を聴いていい曲だなって思ったけど、それ以上に眩しかったな。」

 

真理奈はまのんに真琴のライブの感想を言う。

 

真理奈「家に帰る前にCDショップ寄って、彼女のCDアルバム買うよ。疲れを癒すのにいいかもね。」

まのん「ホント!?」

 

真理奈はまのんの問いに対し、笑顔で頷く。

 

 

 

 

 

 

その頃、真琴はアイドルの衣装から私服に着替え、控室から出る。

そこにシンが背もたれして立っていた。

 

真琴「シン!」

シン「よぉ!真琴!」

 

シンは真琴に対し、一回手を振る。

 

シン「いい歌声だったぜ、真琴。」

真琴「ありがとう。」

 

真琴はシンに礼を言う。

 

真琴「いつも控室の前にマナ達が来るけど、まさかあなたが来るなんて・・・」

シン「マナが行かせてくれたんだ。」

真琴「そうなんだ。」

 

シンと真琴は四葉スタジアムの外まで一緒に歩く。

 

シン「あ、そうだ。もう一つ言いたいことがあった。」

真琴「え?」

シン「ステージのお前の表情、イキイキとしてたぜ。可愛かった。」

真琴「か、かわ・・・!?(////)」

 

真琴はシンの言葉を聞いて顔が赤くなった。

 

シン「?どうした?」

真琴「な、なんでもないわよ!バカ!(////)」

シン「何で怒る!?」

 

シンは真琴に怒られ戸惑う。

 

シン「ん?」

 

シンは何かを感じたのか表情が固くなる。

 

真琴「なに?」

シン「誰かに見られてる・・・」

ダビィ「真琴のファンビィ?」

シン「どうやら違うみたいだな。真琴じゃなく俺を見ている。」

 

シンの言葉を聞いて真琴も表情が固くなる。

 

シン「出て来い!見られてるのは気付いてるんだ!」

 

シンは周りを見渡しながら言う。

 

?「あーあ、気付かれちゃったかぁ・・・」

 

シンは後ろから声が聞こえ、視線を後ろに向ける。

曲がり角から薄紫色の髪をしたミステリアスな女性が出てきた。

 

?「こんにちは。」

 

女性はシンに挨拶する。

 

シン「今まで会ったことねぇよな?」

?「うん、初めましてだよ。私はクリシス。よろしくね。」

 

クリシスと名乗る女性は笑顔でよろしくと言う。


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