ウルトラマンゼロ＆プリキュアオールスターズ 作：JINISH
ブラック達はカイザードビシを相手にしていた。
ブラック、ホワイト「プリキュア・マーブル・スクリュー・マックス！」
ブラックとホワイトはプリキュア・マーブル・スクリュー・マックスを放つ。
ブルーム、イーグレット「プリキュア・ツイン・ストリーム・スプラッシュ！」
ブルームとイーグレットはプリキュア・ツイン・ストリーム・スプラッシュを放つ。
２組の技によってカイザードビシが消滅する。
ブラック「そんなに強くないみたい！」
ブルーム「これならいけるナリ！」
ブラックとブルームはカイザードビシをあっさり倒せたことで勢い付く。
ホワイト（シンさん、待っててください。必ず行くから。）
イーグレット（シンさん、私達が来るまで待っててください。）
ホワイトとイーグレットはゾグを相手しているゼロを見てそう思う。
カイザードビシは腹からグロテスクな口を出し、マリンとプリンセスを襲う。
マリン「ドッワァァァァァァッ！！気持ち悪ぅぅぅぅぅぅ！！」
プリンセス「いくらなんでもヤバヤバすぎるよ！」
マリンとプリンセスは慌てて逃げ出す。
ブロッサム「プリキュア・ピンクフォルテウェイブ！」
ハッピー「プリキュア・ハッピーシャワー！」
ブロッサムとハッピーの技がグロテスクな口に命中し、消滅させた。
ブロッサム「大丈夫ですか！？」
ブロッサムはマリンとプリンセスに無事を確認する。
マリン「うん！」
プリンセス「ありがとう！」
マリンとプリンセスはブロッサムとハッピーに礼を言う。
フォーチュン「来るわよ！」
フォーチュンは先程マリンとプリンセスを襲ったカイザードビシが近づいて来るのを気付く。
ブロッサム「シンさん、待っててください。必ず来ます！」
ハッピー「シンさん、すぐに後を追うから！」
ブロッサムとハッピーはゾグと戦っているゼロを見てそう言う。
マリン「聞こえるようにそう言うと、こっちが恥ずかしいんだけど・・・」
マリンは２人の決意を目の当たりにして呆れる。
マジカル「リンクル・ペリドット！」
マジカルはカイザードビシを葉の吹雪で包み込んで動きを止める。
マジカル「ソード！」
ソード「えぇ！」
ソードはラブハートアローを構える。
ソード「プリキュア・スパークルソード！」
ソードはプリキュア・スパークルソードを放つ。
カイザードビシはソードの技を受け、消滅する。
ソード（シン、負けたら許さないから！）
マジカル（いつも強がって言えなかったけど、さっき心配かけてたこと嬉しかったのよ・・・負けちゃダメだからね・・・）
ソードとマジカルはゾグと戦っているゼロにそう思う。
カイザードビシは３つの目から光線を発射する。
ルミナス「ふっ！」
ルミナスはソードとマジカルをかばうようにバリアを張る。
ルミナス「大丈夫ですか！？」
ソード「え、えぇ！」
マジカル「大丈夫よ！」
カイザードビシはルミナスのバリアに集中攻撃する。
ルミナス「くっ！うぅっ！」
ルミナスはカイザードビシの集中攻撃に耐える。
他のプリキュアはルミナスとソードとマジカルを助けようとするが、他のカイザードビシに妨げられる。
クリシス「フフッ、頑張ってるね。なんだか楽になっちゃった。」
クリシスはウルトラマンとプリキュアが戦っている場所へ向かう。
ルミナス「うっ！くぅ・・・」
ルミナスは耐えきれなくなったのか、膝がついてしまう。
ハート「近寄れないよ！」
ハートはカイザードビシの攻撃に苦戦する。
ハート「あっ！」
ハートは誰かが走ってくるのに気づく。
クリシスだ。
ハート「クリシスさん！？」
ミラクル「危ない！」
カイザードビシはクリシスの存在に気付く。
クリシスはポケットから短剣のようなアイテムを取り出す。
そのアイテムは心臓音が鳴ると同時に光り輝く。
ここまで言えばお分かりだろう。
そのアイテムはエボルトラスター。
ウルトラマンネクサスに変身するのに必要な変身アイテムである。
デュナミストがネクサスに変身する際、このアイテムを使った。
クリシスはエボルトラスターを刀を抜くように引いた。
その時、クリシスは光に包まれる。
ルミナスが張ったバリアが破ろうとした瞬間、ルミナスとソードとマジカルに光が包まれる。
ルミナス達に集中攻撃したカイザードビシ達は消滅した。
光の中からウルトラマンネクサスが現れる。
ネクサスは左手を地面に置き、広げる。
ルミナスとソードとマジカルは無事だった。
ルミナス「ウルトラマン・・・！」
ハート「クリシスさんが・・・あのウルトラマン！？」
ルミナス達はネクサスの手から降りる。
ゼロ「ネクサス！？」
ティガ「あの時の！？」
ゼロとティガはネクサスの存在に気付く。
ゼロ「それにこの感じ・・・クリシスか！？」
ゼロはネクサスを見て、変身したのはクリシスだと気づく。
ネクサスはカイザードビシにクロスレイ・シュトロームを放つ。
カイザードビシはネクサスの光線で爆散される。
ネクサスはアームドネクサスをエナジーコアに掲げる。
よってネクサスは紫の姿になる。
ゾグはゼロとティガに波動弾を放つ。
ゼロ「グアァッ！」
ティガ「ウゥアァッ！」
ゼロとティガはゾグの攻撃により吹き飛ばされる。
ゾグは再び、ゼロとティガに波動弾を放つ。
？「ギンガサンダーボルト！」
ゼロとティガの後ろから雷の渦が波動弾に命中し、相殺した。
ゼロ「今のは！？」
ゼロは雷が放った方向に振り向く。
そこには所々クリスタルが備えられた巨人と、サイバー感のある巨人がいた。
一人はウルトラマンギンガ。
はるか未来から来たと言われているウルトラマン。
暗黒の魔神ダークルギエルを倒し、超時空魔神エタルガーを倒した。
もう一人はウルトラマンエックス。
虚空怪獣グリーザを追う際にウルトラフレアによってデータ生命体となってしまったウルトラマン。
閻魔獣ザイゴーグを倒した後、肉体を取り戻した。
パッション「新たなウルトラマン！？」
ゼロ「ギンガ！エックス！」
ゼロはギンガとエックスの登場に驚く。
ギンガ「よう、ゼロ！」
エックス「また会ったね！」
ゼロ「お前らもこの世界に来てたのか！？」
？「ギンガとエックスだけじゃないよ！」
ゼロの後ろにいるカイザードビシに３人の巨人が降り立った。
ゼロ「お前ら！」
ゼロが見たのは赤と青を基調とした巨人と、黒いラインのプロテクターを装う赤い巨人、そして優しさが現れている巨人である。
まず、前者の巨人の名はウルトラマンダイナ。
宇宙全ての生命を吸収するスフィアの脅威を打ち破り、ワームホールの彼方に消えた伝説の巨人である。
その後、無事生きており、Ｍ７８ワールドやフューチャーアースにも活躍をしていた。
次にダイナの隣に立っている巨人はウルトラマンガイア。
根源的破滅招来体をアグルと共に戦った地球のウルトラマンである。
ゾグを倒した後、力を失われたが、深海生命体リナールによって再び変身できるようになった。
最後にもう一人はウルトラマンコスモス。
カオスヘッダーの脅威に立ち向かった慈愛の戦士。
カオスヘッダーの怒りと憎しみを鎮めることに成功した。
ゼロ「ダイナ！ガイア！コスモス！」
コスモス「久しぶりだね、ゼロ。」
ガイア「急に空間が捻じれてきたと思ったら、僕がいた世界とは違う世界に来てしまったんだ。」
ダイナ「昨日会った２人のウルトラマンも一緒だぜ。」
ゼロ「２人のウルトラマン？」
ゾグはゼロ達に波動弾を放とうとした瞬間、ゾグの背中に虹色の光線と金色の光線が命中される。
ゼロはゾグの背後を見る。
そこにはウルトラセブンに似た巨人と、左腕に赤いブレスレットを装う巨人がいた。
前者の巨人はウルトラマンマックス。
地球の文明監視するためにやってきたウルトラマンである。
一度ギガバーサークに敗北するが、ＤＡＳＨの作戦で復活を遂げ、ギガバーサークを撃破した。
後者の巨人はウルトラマンメビウス。
ウルトラの父から地球に派遣された宇宙警備隊のルーキーである。
エンペラ星人との決着後、ウルトラ兄弟の一員となった。
ゼロ「マックス！メビウス！」
マックス「君もこの世界に来ていたか。」
メビウス「危なかったね、ゼロ。」
ゼロ「親父達から聞いたが、無事みたいだな。」
ゼロはマックスとメビウスが無事だと知り、安心した。
ドリーム「昨日会ったウルトラ６兄弟の他にウルトラマンがいたの！？」
ピース「きゃあぁ～っ！ウルトラマンだぁ～！」
サニー「やっぱりそのリアクションかい！」
プリキュア達はゼロ、ティガ、ネクサス以外のウルトラマンの登場に驚く。
コスモス「君、立てるかい。」
コスモスはティガに手を差し伸べる。
ティガ「大丈夫よ。」
ティガはコスモスの手を取り、立ち上がる。
ゼロは自力で立ち上がる。
ゼロ「よーし！プリキュア、ダイナ達の援護を頼むぜ！ティガ、ネクサス、３人であのデカブツをぶっ倒すぞ！」
ゼロとティガとネクサスはゾグを相手にする。
ダイナ、ガイア、コスモス、マックス、メビウス、ギンガ、エックスはカイザードビシの集団と戦い、プリキュアはダイナ達の援護に回る。