ウルトラマンゼロ&プリキュアオールスターズ 作:JINISH
マナ達がハピネスチャージプリキュアの元に行った頃、ゼロはプラズマを、ネクサスはマイナズマと交戦していた。
プラズマはゼロに殴りかかる。
ゼロはプラズマの攻撃を躱し、腹に蹴りを入れる。
プラズマは白色光線を放つ。
ゼロはジャンプでプラズマの光線を躱し、そのまま飛び蹴りを喰らわす。
ゼロ「へっ!遅ぇよ!」
プラズマはゼロに向かって走り出す。
ネクサスはジュネッスビオレにタイプチェンジする。
マイナズマはネクサスに殴りかかる。
しかし、ネクサスは跳び箱の要領でマイナズマの頭に手を置き、後ろに回り込む。
ネクサスはマイナズマの尻尾を掴み、回転を加えた後、投げ飛ばす。
マイナズマは地に落ちるものの、すぐに立ち上がり、青色のレーザー光線を放つ。
ネクサスはマイナズマの攻撃を躱す。
ネクサスはマイナズマに反撃しようとするが、急に頭を押さえ、地に伏せる。
ネクサス「うぅ・・・こんな時に・・・」
ネクサスは頭を押さえて苦しむ。
そのネクサスの背後に空間の捻じれが生じる。
その空間の捻じれから、頭部に角を生えた怪獣と、その怪獣に似ているが、角がない怪獣が現れた。
2体の怪獣の名は兄怪獣ガロンと弟怪獣リットルである。
息の合ったコンビプレーでウルトラマンレオを苦しめた兄弟である。
アストラの加勢により逆転され、レオとアストラの光線技で倒される。
ネクサス「また・・・増えた・・・!」
マイナズマは尻尾でネクサスを吹き飛ばした後、プラズマの元に向かう。
ゼロ「あれはレオを追い詰めたガロンとリットル!また増えたのか!?」
マイナズマはプラズマと戦っていたゼロを襲い掛かる。
ゼロはマイナズマの攻撃を避けるが、プラズマに隙を突かれ、ダメージを受ける。
マイナズマは尻尾でゼロを叩き飛ばす。
プラズマは額の角からプラス電撃光線をマイナズマに向かって放つ。
マイナズマもマイナス光線をプラズマに向かって放つ。
その後、プラズマとマイナズマは互いに背を向け、背中合わせに組み合った。
ゼロ「チッ!面倒なモン使ってきたぜ!」
合体したプラズマとマイナズマはシンセサイズレーザーを放つ。
ゼロはウルトラゼロディフェンサーを張るが、破られるのを気付き、上へ避ける。
プラズマとマイナズマはこれを狙い、再びシンセサイズレーザーを放つ。
今度はゼロに命中する。
ゼロは地上に叩き落される。
ネクサス「ゼロ・・・!キャアッ!」
ネクサスは立ち上がるが、リットルに殴り飛ばされる。
そして、ガロンがネクサスを蹴り飛ばす。
ガロンとリットルは口からロケット弾を放ち、ネクサスにダメージを負わせる。
ネクサスは辛うじて立ち上がり、ソードレイ・シュトロームを構え、ガロンとリットルに斬りかかる。
しかし、ガロンはネクサスの攻撃を躱し、リットルはネクサスのソードレイ・シュトロームを出した腕を掴み、腹に蹴りを入れる。
そこをガロンが飛び蹴りでネクサスを蹴り飛ばす。
ネクサス「この怪獣達も手強いね・・・!」
ガロンはロケット弾を放つ。
ネクサスは横回転でロケット弾を躱す。
しかし、リットルはそれを狙い、ジャンプしてネクサスを捕らえ、立ち上がらせる。
ガロンはネクサスに飛び蹴りを入れ、リットルはネクサスを放り投げる。
ゼロ「この野郎!」
ゼロはプラズマとマイナズマにエメリウムスラッシュを放つ。
プラズマとマイナズマに命中するが、効果がなかった。
プラズマとマイナズマはそのままゼロに向かって歩く。
ゼロはプラズマとマイナズマに蹴りを入れるが、その蹴りを払われ、プラズマとマイナズマに反撃される。
ゼロは今度はワイドゼロショットを放つ。
しかし、プラズマとマイナズマは通用しなかった。
ゼロのカラータイマーが点滅を始める。
プラズマとマイナズマは分離し、ゼロを襲い掛かる。
ゼロはプラズマの攻撃を避け、マイナズマを蹴り飛ばす。
プラズマは白色光線を放ち、ゼロに命中する。
マイナズマは起き上がり、青色のレーザー光線を放ち、ゼロに命中する。
プラズマはゼロを背中から押さえつけ、マイナズマはゼロに殴り続ける。
その時、マイナズマの頭上に細長い光線が命中される。
マイナズマは地に伏してしまう。
ゼロ「今の光線は!」
ゼロは見上げると、ウルトラセブンがやって来た。
セブンはエメリウム光線でプラズマに命中させる。
プラズマは後ろに倒れ込む。
ゼロ「親父!」
セブン「大丈夫か、ゼロ。」
ゼロ「あぁ!」
セブンはゼロを立ち上がらせる。
ゼロとセブンはプラズマとマイナズマの方に振り向く。
プラズマとマイナズマはゼロとセブンに向かって走り出す。
セブン「いくぞ、ゼロ!」
ゼロ「あぁ!」
ゼロとセブンもプラズマとマイナズマと再び交戦する。
ネクサスはリットルの攻撃を躱し、ガロンの攻撃を受け止め、蹴りを入れるが、即座にリットルに隙を突かれる。
ガロンはネクサスに飛び蹴りを繰り出し、ネクサスを地に伏せる。
ネクサスのエナジーコアが点滅を始める。
ガロンとリットルはネクサスに近付く。
その時、赤い球が現れ、ガロンとリットルを弾き飛ばす。
赤い球が発光し、その中から初代ウルトラマンが現れた。
ネクサス「あれがゼロが言ってたウルトラ兄弟の一人・・・」
ウルトラマン「ネクサス、立てるか?」
ネクサス「うん、まだイケるよ!」
ウルトラマンはネクサスに手を伸ばす。
ネクサスはウルトラマンの手を握り、立ち上がる。
そしてウルトラマンとネクサスはガロンとリットルに視線を向ける。
ガロンとリットルはロケット弾を放つ。
ウルトラマンとネクサスはロケット弾をすり抜け様に走り出す。
ウルトラマンはガロンを、ネクサスはリットルを対峙する。
ウルトラマンはガロンの攻撃を躱し、チョップを連続で叩きこむ。
その後、ウルトラマンはガロンの首を掴み、前へ投げ飛ばす。
ネクサスはリットルが攻撃を繰り出す前に蹴りを入れ、首を掴み、リットルを下へ押し込みながら膝蹴りを繰り出す。
痛がっていたリットルに飛び蹴りを繰り出す。
ガロンとリットルは起き上がり、ミサイル弾を放つ。
ウルトラマンはスラッシュ光線でミサイル弾を相殺する。
その後、手をクロスして高速回転し、キャッチリングを放つ。
よってガロンとリットルはキャッチリングに捕らえられ、身動きを封じられる。
ネクサスはキャッチリングで捕らえたガロンとリットルにコアインパルスを放つ。
ガロンとリットルはネクサスの技を受け、爆散される。
ネクサスはガロンとリットルとの戦いによる疲労で地面に膝をつく。
ゼロ「おらよっ!」
セブン「フンッ!」
ゼロはプラズマに飛び回し蹴りを炸裂する。
セブンはマイナズマに踵落としを繰り出す。
プラズマは白色光線を放つが、ゼロに躱され、腹に蹴りを浴びせられる。
その後、ゼロはプラズマの首を掴み、前に投げ飛ばす。
マイナズマは青色のレーザー光線を放つが、セブンはジャンプしてマイナズマの攻撃を躱す。
そして、マイナズマの背後に降り立ったセブンはマイナズマの尻尾を掴み、振り回した後、プラズマに向けて投げ飛ばす。
マイナズマはプラズマに激突する。
プラズマとマイナズマは不利だと判断したのか、背中合わせにして合体する。
セブン「ゼロ!」
ゼロ「あぁ!」
プラズマとマイナズマはシンセサイズレーザーを放つが、ゼロとセブンに躱される。
ゼロはゼロスラッガーを、セブンはアイスラッガーを同時に飛ばす。
3つの刃はプラズマとマイナズマの体中に切り裂く。
そして、ゼロとセブンはウルトラ念力でゼロスラッガーとアイスラッガーをプロペラ状に並べて、プラズマとマイナズマに向かって飛ばす。
よってプラズマとマイナズマの体にゼロスラッガーとアイスラッガーが貫かれ、一緒に爆散される。
ゼロスラッガーはゼロの元に、アイスラッガーはセブンの元に戻る。
ゼロはプラズマとマイナズマとの戦いで疲労し、地面に膝をつく。
ゼロとネクサスはシンとクリシスの姿に戻る。
ウルトラマンとセブンは4体の怪獣の攻撃で荒らされていた町を修復した後、人間の姿になる。
ウルトラマンはハヤタ・シンに、セブンはモロボシ・ダンになる。
ハート「お~い!ゼロ~!」
シン達はハートの声を聞き、振り向く。
ハート「あれ!?もう終わっちゃったの!?」
ダイヤモンド「どうやらそのようね。」
ハート達はラブリー達にゼロ達が怪獣と戦ったことを教えた後、ゼロ達の元に急いだが、すでに倒されていた。
ハート達は変身を解いた後、シン達と一緒にブルースカイ王国大使館に行き、キュアイージスについて話した。
ちなみにまりあの脇腹の傷はゼロによって治療した。
いおなにはぐらさんが看取っている。
クリシスもソファーを借りて寝転がっている。
クリシス「そっかぁ、そのキュアイージスってプリキュアは自分の願いを叶うためにボンバーガールズプリキュアのプリカードを奪ったんだね。」
まりあ「えぇ。確かにそう言ったわ。」
まりあからイージスがプリカードを狙っている理由を言い出す。
ダン「本当にそんなことが?」
リボン「えぇ。ファイルの中にプリカードがいっぱいになると、どんな願いにもひとつ叶うことができるのですわ。その願いが叶うとファイルが消えますが、プリカードは消えませんわ。少々お待ちくださいな。ひめの部屋にそのファイルがありますので。」
リボンはプリカードファイルを取りに行くため、ひめの部屋に向かった。
クリシス「でも、いおなが無事でよかったね。そんなに強かったの?」
ひめ「そうなの!もうやばやばいぐらい強かったんだよ!まりあさんとほぼ互角だったし!」
クリシス「でもエンエン達から聞いたけど、ひめ達は幻影帝国を壊滅させたって聞いたよ?本気を出せば勝てたんじゃない?」
ひめ「もう!簡単に言わないでよ!」
クリシスはソファーで横になりながらひめにそう言う。
ひめはクリシスに反論する。
リボン「大変ですわ~!!」
ひめ「うわぁっ!?びっくりした!」
みゆき「リボン、どうしたの?」
リボン「ファイルの中にあったプリカードがなくなりましたわ~!!」
めぐみ達「えぇ~っ!?」
めぐみ達はリボンからプリカードが失っていたことを聞き、驚きを隠せない。
その頃・・・
ヤマザキ「怪獣達のおかげで君が求めていたプリカードが手に入れたよ。」
ヤマザキは手に持っているプリカードをマヤに見せる。
2人が今いるのは柚が浜海岸のコテージである。
このコテージはハピネスチャージプリキュアが強化合宿するために利用した場所である。
マヤ「テンダーと戦ってる間、余計なことしてくれるわね・・・」
ヤマザキ「そんな言い方しないでくれないか?君の為に手に入れたんだから。」
ヤマザキはにやけながらマヤにそう言う。
マヤはそんなヤマザキの事を気に入らないのかそっぽ向く。
ヤマザキ「まぁ、とにかく。これをファイルに入れるのは待っててくれないかな?いや寧ろ、プリカードファイルを使う必要はないだろうね。」
マヤ「・・・」
ヤマザキ「もうすぐ例の物が完成する。つまり、もうすぐ君の願いは叶えられるんだよ。」
ヤマザキはプリカードをポケットにしまう。
ヤマザキ「さて、そろそろユグドラシルの元へ行こう。」
ヤマザキはアタッシュケースを持ってコテージから出る。
マヤもコテージから出る。