ウルトラマンゼロ&プリキュアオールスターズ 作:JINISH
Uキラーザウルスは4本の触手でゼロとティガを捕らえようとする。
サンシャイン「サンフラワー・イージス!」
ブルーム、イーグレット「はぁっ!」
サンシャインはサンフラワーイージスで4本の内2本を防ぎ、ブルームとイーグレットも精霊の力で結界を張り、もう2本を防ぐ。
ブロッサム「ブラック!ホワイト!」
マリン「いっちゃいますよ!」
ブラック「オッケー!」
ホワイト「お願い!」
ブロッサムとマリンはマントを羽織った状態でブラックとホワイトを引っ張り、飛行する。
ブロッサム「ブロッサム・シャワー!」
マリン「マリン・シュート!」
ブロッサムはブロッサム・シュートをマリンはマリン・シュートを放つ。
Uキラーザウルスは2人の技を避け、触手でブロッサム達を捕らえようとする。
ソード「閃け!ホーリーソード!」
ソードはホーリーソードで触手に命中する。
よって触手の勢いが落ちる。
ちなみに今のソードはエンジェルモードになっている。
ソード「あたしの事を忘れないでよね!」
ホワイト「ありがとう、ソード!」
ブラック「よし!私達も!ブロッサム、マリン!上に放り投げて!」
ブロッサム「は、はい!」
マリン「やるっしゅ!」
ブロッサムとマリンはブラックとホワイトを真上に投げ飛ばす。
ブラックとホワイトは手を伸ばし、互いに手を繋ぐ。
ブラック「ブラックサンダー!」
ホワイト「ホワイトサンダー!」
ブラックの手に黒い雷が、ホワイトの手に白い雷が集約する。
ホワイト「プリキュアの美しき魂が!」
ブラック「邪悪な心を打ち砕く!」
ブラック、ホワイト「プリキュア・マーブル・スクリュー・マックス!」
ブラックとホワイトはUキラーザウルスに向けてプリキュア・マーブル・スクリュー・マックスを放つ。
Uキラーザウルスは尻尾で海を叩き付け、水しぶきをあげる。
ブラック、ホワイト「なっ!?」
2人の技は水しぶきに命中し、爆発する。
爆発によって生み出した靄が晴れると、Uキラーザウルスの姿がなかった。
ブロッサムとマリンはブラックとホワイトを捕まる。
サンシャインとブルームとイーグレットとエレメントもブロッサム達と合流する。
ブラック「消えた!?」
エレメント「気を付けてください!くるるが言いました!あの怪獣・・・いや超獣は海の中にいるって!」
エレメントは海を見て言う。
その時、エレメントの背後に触手が現れ、エレメントを捕らえる。
エレメント「キャアァッ!」
ソード「エレメント!」
ソードはエレメントを助けに行こうとするが、海から3本の触手が出てきた。
2本目はソードを捕らえ、3本目はブルームとイーグレットを捕らえ、4本目はブラックとホワイトとブロッサムとマリンを捕らえた。
ソード「しまった!」
それぞれの触手が出た場所の真ん中からUキラーザウルスが現れる。
Uキラーザウルスは触手を海に叩き落した。
よってブラック達は海の中に落ちてしまう。
Uキラーザウルスは海に落ちたブラック達に向けて、触手の爪先からフィラーショックを放とうとする。
その時、Uキラーザウルスの頭の横から打撃を与えられる。
ティガがUキラーザウルスに蹴りを入れたのだ。
そしてティガは即座にハンドスラッシュでUキラーザウルスに命中させる。
Uキラーザウルスは触手でティガを捕らえようとする。
ティガはその触手に気付き、掴んで止める。
ティガ「油断のない奴ね・・・!」
ティガは触手を掴みながら言う。
しかし、ティガは触手に気を取られ過ぎたため、Uキラーザウルスに攻撃を喰らわされる。
ティガ「キャアァッ!?」
ティガはUキラーザウルスに殴り飛ばされる。
Uキラーザウルスは棘ミサイルを放つ。
ゼロ「ワイドゼロショット!」
ゼロはワイドゼロショットで棘ミサイルを全て撃ち落とす。
ゼロ「目の前に気を取られ過ぎだ!」
ティガ「ごめん!」
ゼロとティガはUキラーザウルスの触手を避け続けるが、触手はゼロとティガを追い続ける。
ソード「プリキュア・スパークルソード!」
サンシャイン「サンシャイン・フラッシュ!」
ソードはプリキュア・スパークルソードを、サンシャインはサンシャイン・フラッシュを放つ。
ゼロとティガを追う触手はその衝撃で制止される。
その後、Uキラーザウルスは黒と白の光のエネルギーに命中される。
Uキラーザウルスは振り向くと、ブルームとイーグレットに掴まされているブラックとホワイトがいた。
ブラック「ったく!海に叩き落すなんて!私はトンカチだってのに!」
ホワイト「カナヅチでしょ?」
ブラックの発言にツッコみを入れるホワイト。
Uキラーザウルスは棘ミサイルを発射する。
エレメントは胸のブローチを紫から緑に変え、光らせる。
その途端、エレメントは落下していく。
しかし、落下地点は海から浮き出た岩礁の為、上手く着地できた。
エレメント「よし!吹き荒ぶ嵐よ、舞い踊って!プリキュア・ハリケーンダンス!」
エレメントは踊り出すと、複数の竜巻が召喚される。
その竜巻はブラック達を守るように棘ミサイルを防ぐ。
Uキラーザウルスはエレメントに向けてフィラーショックを放つ。
エレメント「くるる!」
くるる『キュゥッ!』
エレメントは胸のブローチを緑から黄色に変え、光らせる。
エレメント「命宿す大地よ、守り抜いて!プリキュア・クリスタルウォール!」
エレメントは目の前にクリスタルを召喚し、フィラーショックを防ぎ、そのままUキラーザウルスに撥ねかえす。
よって、Uキラーザウルスが放ったフィラーショックは触手に命中され、失われる。
ティガもハンドスラッシュでUキラーザウルスの触手を切り裂く。
Uキラーザウルスは触手でエレメントを捕らえようとする。
ゼロ「へっ!俺の事も忘れんなよ!」
ゼロはゼロスラッガーを飛ばし、Uキラーザウルスの触手を斬り落とす。
ブラック「ホワイト!今度こそいくよ!」
ホワイト「うん!」
ブルーム「イーグレット!」
イーグレット「えぇ!」
ブラックとホワイトは岩礁の上に立ち、ブルームとイーグレットは浮遊したままで技を放とうとする。
Uキラーザウルスは棘ミサイルを発射する。
ブラック、ホワイト「プリキュア・マーブル・スクリュー・マックス!」
ブルーム、イーグレット「プリキュア・ツイン・ストリーム・スプラッシュ!」
ブラックとホワイト、ブルームとイーグレットはそれぞれの合体技を放つ。
そしてそのまま棘ミサイルを飲み込み、Uキラーザウルスに命中する。
Uキラーザウルスはそのまま海に落ちる。
ゼロ「止めだ!ゼロツインシュート!」
ゼロはゼロツインシュートを放つ。
その時、ゼロの光線を阻むように別の方向から赤黒い光線によって遮られる。
ゼロ「なに!?」
ゼロは今の赤黒い光線を見て驚く。
そして、ゼロはその方向に振り向く。
ゼロが見たのは二つに分かれた両翼に8つの触手を持つ蛇竜である。
その姿はカーバンクルが見せたドラゴンと同じ姿である。
ゼロはそのドラゴンをイビロンだと気付く。
ティガ「なんなの!?このドラゴンは!?」
ゼロ「こいつは!」
エレメント「イビロン・・・」
イビロンは触手から赤紫色の光線を放ち、Uキラーザウルスに浴びさせる。
するとUキラーザウルスは赤紫色の球体に包まれ、光線を放った触手に吸い込まれる。
ゼロ「なに!?Uキラーザウルスが!」
マリン「あいつに吸い込まれたっしゅ!」
ブラック「ありえない!」
イビロンはUキラーザウルスを吸い込んだ後、目を赤く光らせる。
すると、イビロンの真下に黒い穴が現れ、そのままその穴に入った。
その後、穴が消えてしまった。
ゼロ達はその光景を呆然と見届けるしかなかった。
しばらく経った後、ゼロ達は変身を解き、ディアーナと合流した。
真理奈「なるほど、道理で見つからなかった訳ね。」
真理奈はシン達からヤマザキが妖精の世界でイビロンを蘇らせたことを知る。
ディアーナ「これは由々しき問題です。イビロンは強い力を持つ獣を従わせ、破壊の限りを尽くしたのです。それを人間の手で蘇らせるなんて・・・」
まのん「ディアーナ・・・」
まのんはディアーナに心配をかける。
真理奈「元気出しなよ、ディアーナ。あんたがそう言われると、イビロンが復活したのは私達の所為だって言ってるような口振に聞こえるんだよね。けどそれは違うから。私達はあいつとは違う。言葉足らずだけど、これは本当の話だからね?」
真理奈はディアーナを慰める。
シン「ディアーナ、俺の仲間のAはヤプールって卑怯者の作戦で人間とウルトラマンの絆を壊した。ヤプールはサイモン星人に変装して人間に守られていた。Aはその宇宙人の正体がヤプールだと気付き、殺したんだ。それがきっかけで人間との信頼を失った。」
シンはディアーナにAについて話す。
シン「優しさを失わないでくれ。弱い者を労わり、互いに助け合い、どこの国の人達とも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ。例え、その気持ちが何百回裏切られようと。・・・てな。俺は皆を信じてここまでやって来た。これからもな。だからお前も俺達の事を信じてくれ。俺達はもうダチだからな。」
シンは笑顔でディアーナにそう言う。
ディアーナ「シン・・・はい。あなたの言う通りです。私はまのんを信じてイビロンの事をあなた達に伝えるよう言いました。そんなあなた達を信じないなんて私自身が許しません。」
まのん「ディアーナ。」
ディアーナ「シン、ありがとうございます。どんな時も皆さんを信じます!」
シン「おう!」
ディアーナはシンに感謝する。
まのんはそのディアーナを見て嬉しそうな表情を見せる。
真理奈(どこの国の人達とも友達になろうとする気持ち・・・か・・・)
真理奈はスパークレンスを見て呟く。
ディアーナ「皆さん。先程お伺いしたかった事を話します。マヤの過去やキュアイージスの誕生を。」
ディアーナはシン達にマヤがキュアイージスになる経緯を話す。
しかし、その経緯は次のお話で。