ウルトラマンゼロ&プリキュアオールスターズ 作:JINISH
ゼロとラブリーとフォーチュンとGo!プリンセスプリキュアはザイゴーグを、ネクサスとメロディとリズムと魔法つかいプリキュアとエレメントはゴルザとアントラーを相手にした。
ゼロはザイゴーグに蹴りを入れる。
ザイゴーグは一瞬怯んだが、即座に右腕の棍棒で反撃する。
ゼロ「ぐあっ!」
ゼロはザイゴーグの攻撃に吹き飛ばされる。
ラブリー「ラブリービーム!」
フォーチュン「フォーチュンスターバースト!」
ラブリーとフォーチュンはザイゴーグに技を繰り出す。
しかし、ザイゴーグは棍棒でラブリーとフォーチュンの技を叩き付ける。
フローラ「プリキュア・リィス・トルビヨン!」
マーメイド「プリキュア・フローズン・リップル!」
トゥインクル「プリキュア・フルムーン・ハミング!」
フローラとマーメイドとトゥインクルもザイゴーグに技を放つも、期待していたほど効果はなかった。
ザイゴーグはラブリー達に棍棒で攻撃する。
スカーレット「プリキュア・スカーレット・イリュージョン!」
スカーレットはザイゴーグの攻撃に対し、炎のバリヤーで受け止める。
しかし、そのバリヤーにひびが生じ始める。
そして・・・
ラブリー達「キャアァァァァァァァッ!!!!」
ついにバリヤーが破れ、ラブリー達はザイゴーグの攻撃によって吹き飛ばされる。
一方、ネクサスはゴルザの尻尾攻撃を躱し、蹴りを入れるが、背後からアントラーがアゴでネクサスを挟み込み、後ろに投げ飛ばす。
ネクサスはすぐに起き上がり、アントラーの攻撃を躱すが、今度はゴルザの超音波光線に浴びせられる。
ネクサス「キャアァッ!!」
ネクサスはゴルザの超音波光線を喰らい、地面に倒れる。
メロディ、リズム「プリキュア・パッショナートハーモニー!」
メロディとリズムは合体技でゴルザの頭部に命中するが、ゴルザはかゆい所を掻くような動作をするだけである。
ミラクル、マジカル「プリキュア・サファイア・スマーティッシュ!」
エレメント「プリキュア・ファイヤーボール!」
ミラクルとマジカルも合体技でアントラーに放ち、エレメントもアントラーに技を放つも、アントラーの磁力光線で2人の合体技が分解するように消えていく。
ゴルザとアントラーはミラクル達に攻撃する。
フェリーチェ「リンクル・ピンクトルマリン!」
フェリーチェはゴルザとアントラーの攻撃を防ぐが、バリアが破れてしまう。
ミラクル達「キャアァァァァァァァァッ!!!!」
ミラクル達はゴルザとアントラーの攻撃に吹き飛ばされる。
ゼロはゼロツインソードでザイゴーグの棍棒と打ち合う。
ザイゴーグは背中のトゲを発射し、加音町の町中に着弾する。
着弾した場所から両肩、両腕に鋭利な刃物のような部位を持つ怪獣が現れた。
その怪獣の名は閻魔分身獣ツルギデマーガ。
ダークサンダーエナジーの影響で姿が変貌した怪獣である。
上海、ローザンヌ、カイロ、ブエノスアイレス、ダラスに現れたが、ゼロ、ギンガ、ビクトリー、マックス、ネクサスによって倒される。
ツルギデマーガは背中から火炎弾を放ち、町を破壊し始める。
ゼロ「あいつは!」
ネクサス「ゼロ!こいつらは私に任せて!」
ゼロ「なっ!?お前1人じゃ・・・」
ネクサス「大丈夫!何とかするよ!」
ゼロ「・・・わかった。」
ゼロはザイゴーグとゴルザとアントラーの相手をネクサスに任せて、ツルギデマーガの元に向かう。
しかし、ザイゴーグは胸の触手でゼロを捕らえる。
ゼロ「うおっ!?」
ゼロはザイゴーグに捕まり、地上に叩き落される。
ネクサスはパーティクル・フェザーでザイゴーグの触手を切断する。
ゼロは絡まった触手を投げ捨てる。
ゴルザは超音波光線でゼロを狙い撃つ。
ゼロはウルトラゼロディフェンサーでゴルザの超音波光線を防ぐ。
フォーチュン「このままじゃまずいわ!」
トゥインクル「ものすんごく不利じゃん!」
フォーチュンとトゥインクルは今の状況に悩ませる。
エレメント「あれ?ラブリーは?」
くるる『キュゥ!』
エレメントのブローチの宝石が赤から紫に変わり、その宝石から映像が表れる。
映っていたのはザイゴーグが背中のトゲが加音町に飛ばした時、ラブリーが町の方に全速力で飛翔するところである。
つまり、ラブリーはゼロが町に行こうとする前に先に町の方へ行ったという事である。
フォーチュン「ってラブリー!?」
エレメント「そんなに早く!?」
エレメント達は今の映像のラブリーの行動に驚く。
そのラブリーは・・・
ラブリー「オォリャアァァァァァァッ!!!ラブリーエクスプロージョンボンバー!!」
ツルギデマーガを相手にしている。
ラブリーはツルギデマーガに技を繰り出す。
ツルギデマーガはラブリーの技に怯む。
ラブリー「ラブリーパンチングパンチ!!」
ラブリーはツルギデマーガに巨大な光の拳で殴り飛ばす。
ツルギデマーガは加音町郊外まで吹き飛んだ。
ラブリー「あっ!?」
その時、ラブリーは瓦礫の陰に倒れていた誠司を見つける。
ラブリー「誠司!」
ラブリーは誠司の元に駆け付ける。
ラブリー「誠司!しっかりして!誠司!」
ラブリーは誠司の名前を呼びかけながら瓦礫を退かす。
その時、ツルギデマーガが起き上がり、ラブリーを見つけると、腕の刃を振り下ろす。
しかし、ツルギデマーガの頭部に赤い球が命中される。
よってツルギデマーガが遠くに吹き飛ばされる。
その後、赤い球が発光した後、巨人の姿になっていく。
その巨人はウルトラマンタロウである。
ゼロ「タロウ!」
ゼロ達はタロウの登場に気付く。
ツルギデマーガは起き上がった後、熔鉄光線を放つ。
タロウ「ストリウム光線!」
タロウはストリウム光線を放つ。
互いの光線はぶつかり合うが、タロウのストリウム光線がツルギデマーガの熔鉄光線を破り、そのままツルギデマーガに命中し、爆散させる。
ツルギデマーガを倒した後、タロウのカラータイマーが点滅する。
タロウはラブリーが誠司を呼びかける声を聞き、振り向く。
タロウが目にしたのはラブリーが涙を流しながら誠司を呼びかける姿である。
ラブリーは必死に誠司に呼びかけるが、目を覚ます様子がない。
タロウは腕をクロスして全身に光を纏い、誠司に包み込む。
ラブリーはその光の眩しさに後退りし、目を瞑る。
しばらく経った後、光が治まっていく。
ラブリー「誠司?」
誠司「ん・・・うぅ・・・」
誠司はゆっくりだが、起き上がる。
ラブリー「誠司!よかった~・・・」
誠司「めぐみ?俺、一体何が・・・」
ラブリー「きっとタロウだよ。」
ラブリーは誠司の身に起こったこと話す。
そして、誠司の左袖の側面にウルトラバッジが付いているのを誠司とラブリーが気付く。
タロウ『誠司。どうやら無事のようだな。』
誠司「うわっ!?」
ラブリー「バッジが喋った!?」
ラブリーと誠司はウルトラバッジから声が発しているのを驚く。
タロウ『突然の事ですまないが、誠司、今の君は私と一心同体になっている。』
誠司「タロウが俺と?」
タロウ『あぁ。そのウルトラバッジで私になることができる。だが、それはゼロや真理奈のように命がけの戦いに身を投じるという事だ。どうするかは君が決めるんだ。』
誠司はタロウの忠告を聞き、考え始める。
そして・・・
誠司「俺は・・・戦う!ゼロ達と一緒に!」
タロウ『・・・理由を聞かせてもらうか。』
タロウは誠司が戦うと来た理由を聞く。
誠司「今の俺には守りたい奴がいるんだ。でも力がなくて、ずっとそいつの後ろ姿しか見ていることができなかった。」
ラブリー「誠司・・・」
誠司「でも、力が手に入れば、そいつと一緒に戦って守ってやることができる・・・だから・・・力を貸してくれ!大切なものを守るために!」
誠司はタロウに覚悟の言葉を伝える。
ラブリーは誠司の言葉に嬉しくなった。
タロウ『・・・わかった。共に戦おう、誠司!』
誠司はタロウの言葉に頷く。
ラブリー「誠司!もし誠司がピンチになったら私が助けるから!」
誠司「分かった!」
誠司はラブリーの言葉に頷く。
誠司はウルトラバッジを手に持ち、頭上に掲げる。
よって誠司はウルトラマンタロウに変身した。
ラブリー「行こう、誠司!」
タロウ(誠司)「あぁ!」
タロウはスワローキックでザイゴーグの頭部に命中する。
ラブリー「ラブリーパンチングパンチ!」
ラブリーは巨大な光の拳でザイゴーグの頭部に命中する。
ザイゴーグはタロウとラブリーの連続攻撃で倒れる。
ゼロ「タロウ!誠司と一つになったんだな?」
タロウ「あぁ。誠司の覚悟も聞いた。」
ゼロ「そうか。まぁとにかく、とっとと片付けようぜ!」
ゼロとタロウとネクサスはザイゴーグとゴルザとアントラーに目を向ける。
ラブリー「お待たせ!誠司も力を貸してくれてる!一緒に怪獣を倒そう!」
フォーチュン「相良君も?」
ラブリー「うん!ウルトラマンタロウになったんだよ!」
フローラ達「えぇ~っ!?」
フローラ達はラブリーから誠司がタロウになったことを聞いて驚く。
ゼロ「お前ら!話は後だ!今はこいつらを倒すぞ!」
ラブリー達「はい!」
ラブリー達はゼロの言葉に了解する。
ゼロ達はザイゴーグ達と再び戦いに挑む。