ウルトラマンゼロ&プリキュアオールスターズ   作:JINISH

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VSザイゴーグ

ティガに関する出来事を調べている最中、加音町の郊外にザイゴーグとゴルザとアントラーが現れる。

シン達はザイゴーグ達に立ち向かうべく、ウルトラマンとプリキュアに変身する。

その戦いの中、ザイゴーグがツルギデマーガを召喚し、町を壊し始める。

そこにはツルギデマーガに破壊された町の瓦礫の陰に倒れた誠司がいた。

しかし、ウルトラマンタロウが現れ、ツルギデマーガを倒した後、誠司の命を繋ぎ止める為に一心同体となる。

誠司は大切なものを守るためにタロウと共に戦う決心をする。

そして、タロウに変身した誠司はゼロ達と共にザイゴーグに立ち向かう。

ゼロはザイゴーグを、タロウはゴルザを、ネクサスはアントラーを相手にしている。

プリキュア達もゼロとタロウとネクサスを援護している。

ザイゴーグは胸の触手でゼロを捕らえようとする。

ゼロはその触手をゼロスラッガーで斬り落とす。

ザイゴーグは口から破壊光線を放つ。

 

ゼロ「ウルティメイトイージス!」

 

ゼロはウルティメイトブレスレットからウルティメイトイージスを召喚し、ザイゴーグの破壊光線を防ぐ。

ゼロはウルティメイトイージスを装備し、ザイゴーグに向かって走り出す。

ザイゴーグは棍棒でゼロを攻撃するが、ゼロはウルティメイトゼロソードで受け止める。

ゼロはウルティメイトゼロソードでザイゴーグを切り裂く。

ザイゴーグはゼロに斬られ、悶絶するが、尻尾でゼロを攻撃する。

ゼロはザイゴーグの尻尾を躱す。

タロウはゴルザにスワローキックを浴びせる。

ゴルザはタロウに蹴り飛ばされるが、すぐに起き上がり、超音波光線を発射する。

タロウはタロウバリヤーで超音波光線を防ぐ。

そしてタロウはゴルザにスワローキックを再び繰り出す。

ゴルザはタロウに蹴り飛ばされる。

ゴルザは起き上がり、再び超音波光線を放つ。

 

ラブリー「プリキュア・ピンキーラブシュート!」

フォーチュン「プリキュア・スターストリーム!」

 

ラブリーとフォーチュンはそれぞれの技でゴルザの超音波光線と相殺する。

 

エレメント「燃え上がる炎よ、焼き払って!プリキュア・ファイヤーボール!」

 

エレメントはプリキュア・ファイヤーボールを放つが、ゴルザは両腕を広げて、エレメントの技を吸収する。

 

エレメント「えぇっ!?」

 

エレメントはゴルザに技を吸収されたことに驚く。

ゴルザは超音波光線を放つ。

 

エメラルド「プリキュア・エメラルド・リンカネーション!」

 

エメラルドはプリキュア・エメラルド・リンカネーションを放ち、ゴルザの超音波光線を相殺する。

 

ミラクル、マジカル「プリキュア・サファイア・スマーティッシュ!」

 

ミラクルとマジカルはプリキュア・サファイア・スマーティッシュを放ち、ゴルザの額に命中する。

ゴルザの額に火花が散らす。

 

タロウ(誠司)「よし!」

 

ゴルザはミラクルとマジカルに攻撃されて後退る。

タロウはゴルザの腹を蹴り、頭部を殴る。

アントラーは背中に羽根を広げて飛翔する。

ネクサスもアントラーを追うように飛翔する。

ネクサスは飛翔しながらアンファンスからジュネッスビオレにタイプチェンジする。

その後、ネクサスはパーティクル・フェザーを放つ。

アントラーは全て避け、方向転換し、ネクサスにエネルギー光弾を放つ。

ネクサスはシュトロームソードでエネルギー光弾を切り裂いた。

そして、ネクサスはすり抜け様にアントラーの羽根を切り裂く。

アントラーは羽根を失われ、地上に撃墜される。

ネクサスは地上に降り、撃墜されたアントラーに振り向くが、アントラーの姿がなかった。

その時、ネクサスの足元から砂埃が立ち込める。

ネクサスは砂埃を前に両手を顔の前に覆う。

その砂埃からアントラーが現れる。

アントラーはアゴでネクサスの胴体に挟み込む。

ネクサスはアントラーに締め付けられ、苦しむ。

 

フローラ「プリキュア・リィス・トルビヨン!」

マーメイド「プリキュア・フローズン・リップル!」

トゥインクル「プリキュア・ミーティア・ハミング!」

スカーレット「プリキュア・スカーレット・フレイム!」

 

フローラ達はアントラーに技を撃ち込む。

 

メロディ、リズム「プリキュア・パッショナート・ハーモニー!」

 

メロディとリズムもプリキュア・パッショナート・ハーモニーを放つ。

フローラ達の技はアントラーのアゴに命中する。

アントラーのアゴはフローラ達の技によって失われる。

 

ネクサス「ありがとう!」

 

ネクサスはフローラ達に礼を言う。

ゴルザはタロウを殴りかかってくる。

タロウはゴルザの攻撃を繰り出される前に腹部にパンチを入れる。

よってゴルザの腹に穴が空けられる。

ゴルザは腹を抱えて苦しむ。

 

タロウ「ストリウム光線!」

 

タロウはこの機を逃さず、ストリウム光線を放つ。

ゴルザはストリウム光線を受け、爆散される。

ネクサスはセービングビュートでアントラーの体を巻き付ける。

 

ネクサス「次はこっちの番だよ!オーバーアローレイ・シュトローム!」

 

ネクサスはセービングビュートで身動きを封じたアントラーにオーバーアローレイ・シュトロームを放つ。

アントラーはオーバーアローレイ・シュトロームを受け、爆散される。

 

ゼロ「これで残るはてめぇだけだぜ!」

 

ゼロはザイゴーグに指差して言う。

ザイゴーグは口から赤黒いエネルギーを溜め込む。

 

ゼロ「こいつで決めるぜ!」

 

ゼロはウルティメイトイージスを外し、ゼロスラッガーをカラータイマーに装着する。

 

ゼロ「ゼロツインシュート!」

 

ゼロはゼロツインシュートを、ザイゴーグは赤黒い光線を放つ。

ゼロの光線はザイゴーグの光線を破り、ザイゴーグに命中する。

ザイゴーグはゼロツインシュートを受け、倒れる。

その時、ザイゴーグの近くの場所から赤黒い渦が現れ、そこからイビロンが現れる。

しかも、今のイビロンは八つ足の姿である。

 

ゼロ「イビロン!」

 

イビロンは翼を広げ、両翼の間から赤紫色の光線を放ち、ザイゴーグを吸収する。

イビロンはそのまま赤黒い渦に沈む。

 

ゼロ「逃がすかよ!」

 

ゼロはイビロンにゼロツインシュートを放つ。

イビロンは翼を覆わせ、ゼロの光線を防ぐ。

そして、イビロンはそのまま赤黒い渦の中に消えていった。

 

ゼロ「ちっ!逃げられたか!」

 

ゼロはイビロンに逃げられて舌打ちをする。

その時、ネクサスは頭を抱えて膝をつき、そのまま消滅する。

ゼロはネクサスの事を気になるが、先に町を修復し、その後で変身を解く。

プリキュア達やタロウも変身を解いた。

その後、シン達はクリシスを調べの館に連れて行った。

 

シン「大丈夫か、クリシス。」

クリシス「うん、大丈夫。」

 

クリシスは頭痛薬を飲み込む。

 

クリシス「フゥ・・・けど、ちょっと疲れたな・・・」

 

クリシスは段差に寝転がる。

 

響「クリシスさん、こんな所で寝転んじゃ・・・」

奏「エレンが使ってる部屋があるからそこで休んでてくださいね。」

 

響達は今のクリシスの状態を見て苦笑いしながら言う。

 

クリシス「ありがとう、そうしとくね。」

 

響と奏はクリシスをエレンの部屋に連れて行く。

 

めぐみ「そういえば、エレンちゃんとアコちゃんは?」

響「2人はメイジャーランドに帰郷してるよ。」

奏「それで今、調べの館にいるのは音吉さんだけなの。」

 

響と奏はエレンとアコがいない理由を言う。

 

?「なんじゃ、どうしたんじゃ?」

響、奏「音吉さん!」

 

奥から工具を入っているポケット付きエプロンを身に着けている老人がやって来た。

彼は調辺音吉。

キュアミューズこと調辺アコの祖父であり、メイジャーランドの先代国王である。

彼が若かった頃、人々の負の感情によって生まれた存在・ノイズを封印したことがある。

トワは音吉に先程の出来事を説明し、響と奏はクリシスをエレンの部屋のベッドに寝かせに行く。

 

音吉「そうか、イビロンが・・・」

リコ「次々と怪獣を吸収してどこかに消えて・・・イビロンは何がしたいのかしら・・・」

 

リコはイビロンのこれまでの行為を考えていた。

 

まのん「音吉さんはイビロンの事、知ってるんですか?」

音吉「うむ、わしがアコと一緒にこの町に訪れた時、君が持っている本を読んでいる男を見たんじゃ。彼は余程の研究熱心でな。イビロンの存在もその時に知ったんじゃ。」

 

まのんは音吉の話を聞いて目を見開く。

 

まのん「その人って・・・私のお祖父ちゃん、光太郎って名前じゃ?!」

音吉「うむ、あいつは妖精の世界やこの世界の事を第一に考えていた。400年前に起きたキュアアンジェと砂漠の使徒との戦いを2度と起こさないためにな・・・そうか、君は光太郎の孫か。」

 

音吉はまのんが祖父の名前を出した時に目の前にいる女の子が光太郎の孫だと知る。

 

まのん「はい。」

シン「じゃあ、真理奈が持っているスパークレンスの事もか?」

音吉「あぁ。」

 

音吉は光太郎の事を話す。

音吉が加音町で暮らしていた頃、真理奈とまのんの祖父・新光太郎と出会っていた。

その時の光太郎は白衣を纏い、少し白髪がある眼鏡をかけた老人だった。

その光太郎は『ルルイエに照らす光の巨人』の本を手に持っていた。

光太郎は音吉からメイジャーランドでアコの父・メフィストがノイズに操られ、悪行を働いた事とノイズに対抗するべく、パイプオルガンを作っていることを知った。

 

光太郎『事情は分かったが、そのノイズを倒すためとはいえ、自分の夢の為に作ったパイプオルガンを戦いの道具にするなんて・・・』

音吉『そう言うな。確かにわしは音楽の素晴らしさを伝えるために作ったこのパイプオルガンでノイズを倒そうとするのは辛いことじゃ。だがわしは世界中の音楽を守りたいんじゃ。』

光太郎『だったら、その事を含めて私に任せればいいだろ?スパークレンスもどこにあるのか見当はついた。この本に書かれてあるのが真実なら手のうちようがある。私はフランスに行って砂漠の使徒のような侵略者が現れないように例の計画を始めようとしている。それを実行すればノイズもイビロンも・・・』

音吉『ズレとるな。』

 

光太郎はノイズの事を自分に任せろと言い出すと、音吉が溜め息まじりで言い出す。

 

音吉『お前の言う計画の為にわしの夢を捨てるわけにはいかん。』

 

音吉は光太郎にそう言うと、光太郎は何も言わなかった。

 

音吉「そいつがあの世に行ってしまったとはな・・・」

まのん「お祖父ちゃんが家から出て行ったのはその計画の為だったんですね・・・」

シン(真理奈が見せたあの化け物も真理奈の祖父さんの計画に関わっているのか・・・)

 

シンは真理奈が見せた異形の生命体を思い出す。

その時、シンの携帯電話から着信音が鳴り出す。

シンは携帯電話を取り出し、連絡を取る。

 

シン「はい、もしもし。」

?『あっ!シンさん!』

シン「マナか?」

 

シンにかけて来た電話の相手はマナだった。

 

マナ『やっとつながった~・・・』

シン「どうした?」

マナ『大変なんです!亜久里ちゃんとアイちゃんとレジーナが!』

 

マナは慌てた様子でシンに伝える。

シンはマナの話の内容に嫌な予感を感じた。




中途半端な終わり方ですが、お気になさらず。

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