ウルトラマンゼロ&プリキュアオールスターズ   作:JINISH

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滅亡の邪神、降臨!

グラールに敗北し、ホープキングダムで療養された真理奈はある夢を見る。

その夢はネオフロンティアスペースでティガとなったマドカ・ダイゴと、ウルトラマンエックスの世界でティガとなった玉城ユウトであった。

真理奈は2人からティガとなって戦った日々や光の本質を聞く。

真理奈は2人に感謝し、夢から覚め、シン達と再会する。

今、真理奈はベッドの上でいちか達と話していた。

 

真理奈「初めてキラキラパティスリーにお邪魔してカップケーキを食べた時、チラッと妖精が見かけたからもしかしてとは思ったよ。」

いちか「あ、あはは・・・見られちゃいました?」

真理奈「チラッとだけどね?」

 

いちかは椅子に座って真理奈と話していた。

 

ペコリン「真理奈、初めましてペコ。ペコリンペコ。」

真理奈「ペコリンね?よろしく。」

 

ペコリンは真理奈に自己紹介する。

 

シエル「あのゲートは真理奈のお母様が?」

真理奈「えぇ。正確には祖父ちゃんが書いた設計図の通りに母さんと父さんが作ったんだけどね。後で紹介するよ。」

 

真理奈はシエルに『ディメンジョンゲート』の事を話す。

 

真理奈(伝説のパティシエか・・・できればパティシエを怪獣達の相手にさせたくないけどね・・・)

 

真理奈はいちか達を見て、そう思った。

だが、シン達の話によるとはるか達やみらい達と一緒に戦ってくれたと言う。

真理奈はシン達の話を思い出して、自分が気恥ずかしくなった。

 

 

 

 

 

 

一方、ホープキングダムの中庭ではココとナッツがタルトと連絡している。

 

ココ「タルト、トランプ共和国の方はどうなってるココ?」

 

ここはタルトに今のトランプ共和国の状況を聞く。

 

タルト『城の皆はんはエースはんやレジーナはん、アイちゃんがいなくなって混乱しとるけど、クロンダイクはんがうまくやっとる。しかもこっちにはさっきハッピーはん達やラブリーはん達が到着してはるわ。ビューティはんの話やと、ピーチはん達ももうすぐ来るんやて。』

 

タルトはココに今のトランプ共和国の状況を伝える。

 

タルト『真理奈はんは目ぇ覚めたん?怪獣にやられたって聞いたんやけど・・・』

ナッツ「心配ないナツ。先程から目を覚ましたナツ。今はキラキラ☆プリキュアアラモードが看病してるナツ。」

タルト『新しく誕生したプリキュア達かいな?人数増えると頼もしいな・・・って増えすぎやろ!』

ココ「ノリツッコミをしてる場合じゃないココ・・・」

 

タルトは真理奈の状態を聞くついでにキラキラ☆プリキュアアラモードが加担した事にツッコミを入れるが、ココに飽きられる。

 

ナッツ「ところで、ミラクルライトは完成したナツ?」

タルト『一応持って来とるんやけど・・・』

 

タルトはどこからか風呂敷を出し、その風呂敷からペンライトのような小道具を取り出す。

その先にはスパークレンスの形にしたクリスタルが付けられている。

このペンライトのような小道具がミラクルライトである。

このミラクルライトはプリキュアのパワーアップするのに必要とする奇跡の虹が込められているライトである。

これによってプリキュアがスーパープリキュアになることができる。

それ以外にもプリキュアのダメージを回復させたり、闇の刺客を退けたりすることができる。

 

タルト『まだ改良の途中なんや。もうちょい待ってくれへんと、今のままやったら効果は期待できひん。それにミラクルライトは元々プリキュアの為に作られたもんやから、ウルトラマンにも効くとは思わへん。勘弁したってや。』

ナッツ「分かったナツ。」

 

タルトはココとナッツにミラクルライトの事を報告する。

 

タルト『気になるんはユグドラシルや。そいつらの動きが分からんと手の打ちようあらへんで。』

ナッツ「何か分かったら伝えるナツ。そっちはトランプ共和国の防衛を頼むナツ。」

タルト『了解や。たった今、我夢はんや大地はんが来てくれとるさかい。そっちも対策頼むで。』

ココ「任せるココ。」

 

ココとナッツはタルトとの連絡を切る。

 

 

 

 

 

 

その頃、真理奈が目覚めてしばらく経った後、バルコニーではシンとダンがいた。

 

シン「親父、そろそろ行くのか?」

ダン「あぁ。ユグドラシルの本拠地を探しに行く。ジャックやAもトランプ共和国に入ってすぐに捜索に行った。こっちの事は頼むぞ、ゼロ。」

シン「あぁ。」

 

ダンはウルトラアイを目に装着し、ウルトラセブンに変身する。

そしてセブンはシン達と別れ、ユグドラシルの本拠地を探しに飛び立つ。

シンはそのセブンを見送る。

 

?「シンさん!」

 

シンは誰かに呼びかけられ、後ろに振り向くと、うららとシローがいた。

 

シン「うらら。シロップ。久しぶりだな。」

うらら「はい、横浜コスモワールド以来ですね。」

 

うららとシローはシンの隣に移動する。

 

シン「今もリトラの墓参りしたのか?」

うらら「はい。リトラさんは大事なお友達ですから。」

 

うららはシンにネオガイガレードとの戦いを終えた後もリトラの墓参りをしたことを話す。

 

シロー「なぁ、シン。リトラの他に人間の味方をする怪獣はいるのか?」

シン「あぁ、いるぜ。」

 

シンはシローの質問に答える。

 

シン「ピグモンって奴だ。怪獣墓場で眠りについたんだが、そこでダイナとコスモスから与えられた力の意味を考えたくて、そこに来たんだ。だが、そこにバット星人グラシエが怪獣墓場に眠る怪獣達の眠りを覚ました。あいつとダチになったのはそれがきっかけだったんだ。」

 

シンは怪獣墓場で出会ったピグモンについて話した。

 

うらら「怪獣墓場って何ですか?」

シン「怪獣墓場は俺達ウルトラ一族が倒した怪獣や宇宙人が眠る場所だ。俺達によって倒された怪獣は魂となって次元を超えてそこに眠りにつくんだ。だが、その怪獣を蘇らせて利用する宇宙人も多いんだ。」

 

シンはうららとシローに怪獣墓場について説明した。

 

シロー「そのバット星人って奴もその一人か?」

シン「あぁ。怪獣達の魂を自分の体に蓄えさせ、俺を倒すためにな。俺は命を弄ぶあいつが許さなくてぶっ倒そうとしてたが、奴を倒すと蘇らせた怪獣も死ぬ。つまり、奴を倒せばピグモンもおさらばってわけだ。」

 

シンは怪獣墓場でバット星人グラシエと戦った時の話をする。

 

シン「その時はマジで動揺したぜ。おかげで蝙蝠野郎にやられるかと思った。」

うらら「そんなことがあったんですね。」

シロー「けど、ピグモンって奴と友達になったって話だけど、どうやって蘇らせたんだ?」

シン「コスモスの力のおかげだ。その力でピグモンの命を留まらせたんだ。けど、大変だったのはその後だったんだ。」

うらら「何かあったんですか?」

 

うららはシンにグラシエとの戦いの後について尋ねる。

 

シン「メフィラス星人・魔導のスライがピグモンをさらったんだ。俺を怪獣墓場に来させるためにな。」

 

シンはダークネスファイブとの戦いを語る。

その前にダークネスファイブについて話そう。

ダークネスファイブはメフィラス星人・魔導のスライ、テンペラー星人・極悪のヴィラニアス、ヒッポリト星人・地獄のジャタール、グローザ星系人・氷結のグロッケン、デスレ星雲人・炎上のデスローグが集結した強敵宇宙人集団である。

この5人がバット星人グラシエを使い、ゼロの能力を分析した。

 

シロー「怪獣墓場に来させる?」

うらら「どういうことですか?」

 

うららとシローはシンが言っていた言葉に頭を傾げる。

 

シン「スライとその仲間の親玉、べリアルが俺の前に現れたんだ。奴も俺と同じウルトラマンだったんだ。」

うらら、シロー「えっ!?」

 

うららとシローはシンからウルトラマンベリアルについて話を始めた時、驚きを隠さなかった。

ウルトラマンベリアルはゼロと同じM78星雲のウルトラ戦士だったが、プラズマスパークタワーのエネルギーコアの力に耐えきれず、光の国から追放された。

その後にレイブラッド星人によって悪のウルトラマンとなり、ギガバトルナイザーで光の国を襲った。

その時にウルトラマンキングによって宇宙牢獄に閉じ込められたが数万年の長きに渡り、ザラブ星人によって復活し、光の国を壊滅寸前まで追い込んだ。

怪獣墓場で怪獣軍団を蘇らせたが、ゼロを含めて生き残ったウルトラマン達によってべリアルの野望を阻止するが、それまでに飽き足らず、アナザースペースでカイザーベリアルとしてべリアル銀河帝国を築き、再び光の国滅亡を謀る。

しかし、ゼロを含むウルティメイトフォースゼロの活躍により倒される。

だが、べリアルと再会したのはダイナとコスモスの力を貰ってしばらく経った後だった。

 

シン「奴は一度倒されたが、怪獣墓場で蘇って戦いを挑んだんだ。奴の狙いは自分の魂を俺の体に憑りつくことだったんだ。べリアルは俺の体の中に入り、次々と俺の仲間を殺した。」

うらら、シロー「!?」

 

うららとシローはシンから発する衝撃の事実を聞く。

 

シン「ピグモンはその俺を止めようと立ち塞がったんだ。ただ俺はその後の事を覚えていない。気が付いたら俺の手で殺されたはずの仲間達が蘇ったんだ。」

うらら「ピグモンさんの力ですか?」

シン「いや、ピグモンにそんな力は持っていねぇよ。だが、仲間達を蘇らせたのは俺だってのは間違いないみたいだ。奴らが姿を消した後、ピグモンと一緒に仲間と過ごしてきたんだ。」

 

シンはダークネスファイブを撃退した後の事を話した。

 

シン「あ、悪ぃ。いい話じゃなかったな?」

?「ううん。聞いてよかったって思ってます。」

 

シンとうららとシローは声がした方に振り向くと、のぞみ、りん、こまち、かれん、くるみがいた。

 

シン「お前ら。」

シロー「盗み聞きしてたのかよ?」

のぞみ「ごめん、偶然通りがかったら今の話聞いちゃって。」

シン「そうか。」

 

シンはのぞみが今の話を聞いた理由を聞く。

 

シン「!」

 

シンは何かを感じ取ったのか、辺りを見渡す。

その時、黒い渦から怪獣が現れた。

しかし、現れたのはイビロンではなかった。

 

シン「あれは!?」

 

シンが見たのはハイパーゼットンだった。

 

シン「ハイパーゼットン!奴までイビロンに!?」

くるみ「どんな怪獣なの?」

シン「奴は別の宇宙の地球で人間の絶望と恐怖心を喰って成長した奴だ。ダイナとコスモスと一緒に戦ったんだが、テレポート能力で手も足も出なかっただけじゃなく、俺達の光線を吸収して撃ち返す力を持っている!」

りん「そんなに強いのが!?」

うらら「見てください!」

 

シン達はうららが指している方向に振り向く。

そこには2ヵ所、空間の歪みが生じた。

その歪みから鋭い鉤爪を持つ大きな口をした怪獣と額に水晶のようなものが付いている昆虫のような怪獣が現れた。

前者の怪獣は肉食地底怪獣ダイゲルン。

ダイナを噛みついて持ち上げる程の顎の力を持つ怪獣である。

地下都市ジオシティ建設の為に使ったPWウェーブ発生装置を破壊した後、地上の人々を襲い掛かった。

後者の怪獣は変異昆虫シルドロン。

額の水晶体を点滅させる事で敵の攻撃を予知することができる怪獣である。

シルドロンはその能力でダイナの攻撃を悉く躱した。

 

かれん「また怪獣!?」

シン「チッ!次々と増えやがって!」

 

ダイゲルンは城に向けて火炎を発射する。

その時、城の前に青白い光が現れ、火炎を防いだ。

その光が消えるとコスモスが現れる。

 

シン「コスモス!」

 

シルドロンはコスモスに攻撃しようと前進する。

その時、シルドロンの後頭部に手裏剣状の光弾が命中される。

そのシルドロンの前に現れたのはダイナである。

 

シン「ダイナ!」

ダイナ「よぉ!」

コスモス「無事でよかった。」

 

ダイゲルンとシルドロンの間にハイパーゼットンが降り立つ。

 

シン「よし!」

こまち「でも、ハイパーゼットンってアスカさんやムサシさんと一緒に戦っても倒せなかったんですよね?そんな怪獣に勝てるのでしょうか?」

シン「心配いらねぇよ!俺達は絶対に負けねぇ!」

 

シンはウルティメイトブレスレットからウルトラゼロアイを出し、それを目に嵌める。

よってシンはウルトラマンゼロに変身する。

そしてゼロはダイナとコスモスの間に駆け寄る。

 

ゼロ「行くぜ!ダイナ!コスモス!」

ダイナ「あぁ!」

コスモス「うん!」

 

ゼロとダイナとコスモスはハイパーゼットンとダイゲルンとシルドロンに挑む。

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