ウルトラマンゼロ&プリキュアオールスターズ   作:JINISH

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ヤマザキの謎

ゼロとダイナとコスモスがサーガとなってハイパーゼットンと対峙した後、ハイパーゼットンはアントラー、パンドン、ブラックキング、ベロクロン、タイラントを召喚する。

しかし、ハイパーゼットンが召喚した5体の怪獣を相手にしたのはふたりはプリキュア MAX HEART、ふたりはプリキュア SPLASH STAR、YES!プリキュア5GOGO、GO!プリンセスプリキュア、魔法つかいプリキュア、キラキラ☆プリキュアアラモード、そしてキュアエレメントだった。

それぞれのプリキュア達が5体の怪獣を倒し、サーガは宇宙でハイパーゼットンを撃滅した。

その後、ゼロ達はホープキングダムに戻り、変身を解く。

プリキュア達も変身を解いた。

 

ほのか、舞「シンさん!」

リコ「シン!」

シン「おう!そっちも片付いたようだな?」

いちか「はい!見ての通り!」

 

シンはなぎさ達がすでにアントラー達を倒した事を聞いて安心した。

 

まのん「けど、1日だけでこれだけ連戦すると、体がもちませぇん・・・」

 

まのんは尻餅ついて、疲れた表情で言う。

 

きらら「またここでお休みってことになるね・・・」

 

きららは苦笑いしながら言う。

 

はるか「とりあえず、真理奈さんの所に行こう。」

 

はるか達は城の中に入り、真理奈が寝ている部屋に行った。

 

 

 

 

 

 

その頃、ユグドラシルの本拠地では、デニーズとヤマザキがエントランスで話していた。

キュアイージスことマヤも一緒である。

 

ヤマザキ「あの巨人とプリキュア達が他の怪獣達の相手をしてくれたおかげで、2体の怪獣の細胞を手に入れることができた。能力的にはオリジナルより劣るが、クローン怪獣が4体もいればトランプ共和国の制圧も十分。」

 

ヤマザキはうっすらと笑みを浮かびながら言う。

 

デニーズ「その割にはイビロンを頼っているな?」

ヤマザキ「イビロンは万が一の時の保険ですよ。イビロンは強い怪獣を触手の数だけ収容していますしね。今頃は先程倒された怪獣の枠を入れに行ってる頃でしょう。」

 

ヤマザキの話ではハイパーゼットンがサーガに倒された後、イビロンにハイパーゼットンの代りになる怪獣を探しに行かせたという事である。

 

マヤ「・・・」

 

マヤは薄ら笑いをしているヤマザキに睨む。

 

ヤマザキ「マヤ君、アンジュ王女の件はもう少し待っててくれないかな?こっちも忙しい身分でね。」

マヤ「・・・フン・・・」

 

マヤはそっぽ向いて立ち去って行った。

エントランスから出て、しばらく経った後、バルコニーに訪れ、空を見上げる。

 

マヤ(王女様、もう少しお待ちを。あなたは必ず・・・!)

 

マヤはマリー・アンジュの事を思いを馳せる。

 

 

 

 

 

その頃・・・

 

まのん「お姉ちゃん、もう大丈夫なの?」

真理奈「えぇ。少し楽になったわ。」

 

シン達が真理奈の様子を見に行った時、すでに回復して五体満足になった。

ちなみに今いる部屋にいるのはシンとはるかとカナタとまのんの4人である。

 

真理奈「けど、スパークレンスは寝ている間もこのまんまね。当分戦える力は出せないわ。」

 

真理奈は黒いスパークレンスを出して言う。

 

真理奈「それより、ヤマザキの事だけど・・・」

まのん「うん。ダニエルさんから聞いたんだけど、エボリュウ細胞を処分せず、改造を施したみたいだけど、一体何をするつもりなんだろう・・・・」

真理奈「それについてはダニエルとキャスから何かいい情報を手に入れるのを待つしかないわね。」

 

真理奈は窓の外を見ながら言う。

それからしばらく経って、シン達は真理奈の厚意で真理奈の家に泊まらせておくことになった。

尚、キラキラ☆プリキュアアラモードは一旦苺坂に帰ることになり、Go!プリンセスプリキュアもホープキングダムに残ることにした。

真理奈は真奈美とカズマに心配かけられたので、2人に謝りに行った。

その詫びとして、真理奈は家族とシン達の分、夕飯を作ることになった。

シン達はまのんの案内で風呂に入っている。

ただ、シン達が目にした風呂場はまさしくホテル内でよく見る露天風呂やサウナ、水風呂に足湯があり、他にも30mほどの範囲がある浴場が見られた。

真理奈によると、この家には家族だけじゃなく、両親の助手をしている人もいるので、元々ホテルだった場所の中から再利用できる物や場所を確保した結果、浴場や個室などを使えるようになったとの事。

まのんが案内した風呂場を含めて、東西南北1ヵ所ずつ作られた人工温泉である。

ちなみにこの風呂場は当然男湯と女湯で分かれている。

 

アスカ「しっかし、何から何まで驚かす家族だな。温泉まで作ってるなんてよ・・・」

ムサシ「イルマ財閥のコネで建てたって聞いたけど、ここまでするなんてね・・・」

 

アスカとムサシは湯を浸かりながら、この光景を見て、真理奈の家族の凄さに呆然とする。

 

シン「これだけ広いと泳ぎたくなるな。」

 

シンはそう言ってクロールをし始める。

 

アスカ「おい!こんなところで泳ぐなよ!」

ムサシ「もう子供じゃないんだから!」

 

アスカとムサシは泳ぎ始めたシンを止める。

 

 

 

 

 

一方、女湯の方では・・・

 

くるみ「全く男は騒がしいものね・・・」

まのん「あははは・・・」

 

くるみは男湯から聞こえた怒声を聞いて呆れた表情をし、まのんは苦笑いをする。

 

うらら「でも、真理奈さんのご家族はすごいですね。このように温泉まで設けるなんて。」

なぎさ「ホント、ありえない・・・」

 

なぎさ達は今入っている浴場を前に圧巻する。

 

くるる「キュゥ。」

ルルン「気持ちいいルル~。」

 

ルルンはくるるに頭を洗ってもらって気持ちよさそうに言う。

この女湯にはプリキュア達はもちろん、ポルンとムープもいる。

ポルンとムープはメップルとフラッピと違って幼稚な所がある為、一緒に入っている。

くるるもオスだが、クルルが真理奈の家に住み込んでからいつもまのんに洗われていたため、問題はなかった。

尚、メップルとフラッピはなぎさと咲に追い払われて、不貞腐れながら男湯に入っていった。

その様子を見たココとナッツとシロップは呆気に取られているのは言うまでもない。

 

みらい「でも、真理奈ちゃんは残念だったね。一緒に入れないなんて。」

まのん「いつもの事です。今日みたいに料理を作ったり、自分の部屋の掃除したり、宿題を終わらせたりした後に風呂に入るので、滅多に一緒に入らないんです。」

 

まのんは真理奈が一緒に風呂に入らなかった理由を言い出す。

 

ひかり「真理奈さん、相当苦労してるんだね・・・」

 

ひかりはまのんの話を聞いて苦笑いをする。

くるるはルルンの頭のシャンプーをシャワーで落としていく。

そして、ルルンの頭のシャンプーが落ちたのを確認すると、シャワーを止めるくるる。

その時、くるるは何かを感じたのかキョロキョロと見渡す。

 

まのん「?どうしたの、くるる?」

 

まのんはくるるの様子に気付く。

くるるが見渡すのをやめたと思ったら、真剣な面持ちで目の前に睨みつける。

くるるが見たのは15cmほどの体の長さを持つムカデだった。

なぎさ達はしばらく沈黙するが・・・

 

なぎさ達「キャアアアァァァッ!!?」

 

ムカデを見たなぎさ達は悲鳴をあげながら引き下がる。

くるるは額の宝石を赤から白に変わり、その宝石を光らせる。

ムカデは白い光に包まれ、消えて行った。

 

咲「び、び、び、びっくりしたナリ・・・」

みらい「ま、まさかムカデがいたなんて・・・」

なぎさ「ホントよ・・・」

 

なぎさ達はムカデが消えたのを見てホッとする。

しかし・・・

 

シン「どうした、お前ら!?大丈夫・・・か・・・」

 

垣根の上からシンの姿が見られた。

 

なぎさ達「・・・キャアァァァァァァァァァッ!!!!(////)」

 

なぎさ達は当然悲鳴を上げた。

 

くるみ「このバカーっ!サッサとあっちに行きなさい!(////)」

咲「覗きなんて最低ナリーっ!(////)」

のぞみ「シンさんのエッチーっ!(////)」

 

女湯にいる少女たち(もちろんプリキュア達)は石鹸や風呂桶等をシンに投げつける。

 

シン「おわあぁぁっ!わ、わりぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!(////)」

 

シンは顔を真っ赤になって退散した。

 

 

 

 

 

 

その後、シンは息を切らしながら浴場の隅っこに腰掛ける。

 

アスカ「ったく・・・なにやってんだよ、お前は・・・」

小々田「アハハハ・・・」

 

アスカはそんなシンに呆れた顔をし、小々田は苦笑いをする。

 

メップル「全く、シンは羨ましいメポ。」

フラッピ「そうラピ。悲鳴が聞こえたからと言って女湯を覗いて・・・」

シン「おい!お前ら!・・・ったく・・・(////)」

 

シンはメップルとフラッピに言われて怒り出す。

それからしばらく経った後、シン達となぎさ達は風呂から上がった。

シンは覗いて(?)きた理由を言って、なぎさ達に謝る。

なぎさ達は少しは怒っていたが、シンが理由を言ったことで許してあげた。

夕飯を食べ終えた後、シン達は真理奈とまのんの案内で部屋に入り、体を休ませた。

真理奈の部屋にはなぎさとほのか、咲と舞が入室している。

 

真理奈「私が料理をしている間にそんなことがあったんだね。シン兄さんも困ったもんね。」

 

真理奈はなぎさ達から浴場の事を聞いて苦笑い気味で言う。

なぎさ達も苦笑いをする。

 

なぎさ「びっくりしたよ。ありえなかった。」

咲「シンさんに覗かれた後、絶不調ナリ~って思わず言っちゃったよ。」

 

なぎさと咲は浴場での出来事を思い出し、度肝を抜かれた。

その時、部屋のドアが開ける音が聞こえる。

真理奈達は振り向くと、ディアーナが入ってきた。

 

真理奈「ディアーナ?何でここに?」

ディアーナ「お邪魔します。真理奈にお会いしたい方を連れてきました。」

真理奈「私に?」

 

ディアーナは両手から光を作り、その光から人の形となって姿を現す。

 

なぎさ「えっ!?」

咲「なんナリ!?」

?「初めまして、皆さん。私はマリー・アンジュと申します。」

真理奈「アンジュ・・・!?」

 

真理奈達の目の前に現れたのは、2度と蘇ることがなかったトランプ王国の王女、マリーアンジュ王女である。

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