ウルトラマンゼロ&プリキュアオールスターズ 作:JINISH
ガルベロスとメガフラシとの戦闘で倒れたシンをトランプ共和国で休ませ、一足先にルルイエに発った真理奈達。
その島でGo!プリンセスプリキュアと魔法つかいプリキュアとキラキラ☆プリキュアアラモードとキュアエコーを除くプリキュア達と、初代ウルトラマンとセブンとジャックとAとゾフィーとネクサスを除くウルトラマン達と合流する。
その直後、真理奈達の前にイビロンとツルギデマーガとゾイガーの軍団が現れる。
ティガはイビロンと対峙し、タロウとマックスとメビウスはツルギデマーガとゾイガーの群れと戦闘し、他のウルトラマンとプリキュア達は怪獣の復活の要であるジェロニモンを探しに向かった。
ティガは今もイビロンを離さずにしがみついている。
しかし、イビロンは触手から火球を放ち、ティガを離させる。
ティガは地上に叩き落される。
イビロンも翼蛇態から鎧殻態に変わり、地上に降り立つ。
ティガはすぐに立ち上がる。
ティガ(昔のティガはこいつを倒せなかったけど、私は違う!今まで戦ってきた経験、無駄にはしない!)
ティガはイビロンに向かって走り出す。
その時、ティガの背中に火炎弾が命中され、地面に突っ伏してしまう。
ティガは後ろの方に振り向くと、ホープキングダムでティガを敗北させたグラールがいた。
いや、グラールだけじゃない。
グラールの他にゼットン、パンドン、テレスドン、ドラコもいた。
ティガ「なっ!?冗談でしょ!?6体なんて!?」
ティガは周囲の怪獣を見渡す。
ティガの目の前にはイビロンが、背後にはグラールとゼットンとパンドンとテレスドンとドラコがいて、絶体絶命の状況になっている。
ティガ(ただでさえ1体だけでも苦戦すんのに、一気に6体なんて洒落になんないわよ!?)
ティガは今の状況に焦りは抑えられなかった。
その頃、ジェロニモンを討伐するため手分けしたプリキュア達やダイナ達もイビロンの配下となった怪獣と遭遇していた。
コスモスとエックスとフレッシュプリキュアとハートキャッチプリキュアはEXゴモラと、ダイナとガイアとスイートプリキュアとスマイルプリキュアはザイゴーグとゴーグファイヤーゴルザとゴーグアントラーとガクゾムと、ギンガとドキドキ!プリキュアとハピネスチャージプリキュアとイージスはガーゴルゴンと遭遇した。
ジェロニモンを見つけたのはふたりはプリキュアMAX HEARTとふたりはプリキュアSPLASH STARとYES!プリキュア5GOGOとエレメントである。
しかし、3組のプリキュアが見つけたのはジェロニモンだけではなかった。
ジェロニモンの他にバランガスも一緒だった。
ブラック「ねぇ、ホワイト。あのトサカ頭の怪獣がジェロニモンかな?」
ホワイト「多分ね。ここに来る前にシンさんに教えてもらってたけど、そうみたい。」
ブラックとホワイトはジェロニモンの特徴を見て、そう言う。
ブルーム「まさかウルトラマンと一緒じゃない私達が見つけるなんてね・・・」
イーグレット「えぇ・・・」
エレメント「でも、頑張らないとですね。」
ブラック達はジェロニモンとバランガスを相手に身構える。
ブラック「みんな、行くよ!」
ホワイト達はブラックの合図で走り出す。
一方、タロウとマックスとメビウスはツルギデマーガの群れとゾイガーの群れを次々と薙ぎ払っていった。
タロウ「ストリウム光線!」
マックス「マクシウムカノン!」
メビウス「メビュームシュート!」
タロウ達はそれぞれの光線でツルギデマーガとゾイガーの群れを一網打尽にした。
タロウ「誠司、大丈夫か?」
タロウ(誠司)「かなりキツイけど、まだやれる!」
タロウは誠司を心配するが、誠司は大丈夫だと言う。
その時、地響きが鳴り出す。
タロウ達の足元が割れ始め、地割れから離れた後、その地割れからUキラーザウルスが現れた。
ただ、タロウ達が見たのはUキラーザウルスの下半身に昆虫のような足をして、4本だったはずの触手が6本になり、前と比べて303mの巨体となっていた。
タロウが目の前にいる怪獣、Uキラーザウルス改め、究極巨大超獣Uキラーザウルス・ネオ。
テンペラー星人、ザラブ星人、ガッツ星人、ナックル星人が組織した宇宙人連合の計画で神戸で復活を遂げ、巨大化したヤプールの超獣である。
6本もある触手で初代ウルトラマン、セブン、ジャック、A、メビウスを追い詰めた。
メビウス「Uキラーザウルス!」
タロウ「いきなり強化された姿で来るとは・・・!」
タロウ達はUキラーザウルス・ネオの出現に驚く。
タロウ「マックス!メビウス!強敵だが、やれるな!?」
マックス「はい!」
メビウス「大丈夫です!」
タロウとマックスとメビウスはUキラーザウルス・ネオを相手に身構える。
その頃、ティガはイビロン達の猛攻に防戦一方でバリアで防ぐなり、攻撃を避けるなりで手も足も出なかった。
ティガ「勘弁してよ・・・!」
ティガは防戦一方の状態で疲労しているのが目に見えていた。
ティガは反撃の隙を探るが、突如ゼットンとパンドンに捕まり、動きを封じられた。
ティガ「なっ!?この!離しなさい!」
ティガはゼットンとパンドンに捕らえられ、焦り出す。
ティガの目の前にテレスドンとドラコが立ち、口から火が溢れ出す。
その時、上空からジャックとAが現れ、テレスドンとドラコに蹴りを入れる。
テレスドンとドラコはジャックとAの乱入により怯む。
?「伏せろ!」
ティガは後ろから声が聞こえ、言われた通り、地面にしゃがみ込む。
すると、初代ウルトラマンとセブンがゼットンとパンドンを蹴り飛ばす。
ウルトラマン「大丈夫か?」
セブン「お困りのようだね?」
ティガ「2人とも・・・」
セブンはティガを立たせる。
その後、ティガの前にゾフィーが降り立つ。
ゾフィー「遅くなった。」
ティガ「ゾフィー・・・」
ジャック「はるかちゃん達もギンガ達の元へ向かっている。」
A「ネクサスとあゆみちゃんもすでにこの島に来ている。」
ティガ「クリシス姉さんとあゆみも?」
初代ウルトラマン達はティガの問いに頷く。
ゾフィー「君はイビロンと決着をつけるんだ。」
ウルトラマン「他の怪獣は私達が引き受ける。」
ティガ「・・・わかった!」
ティガはゾフィー達の言う通り、イビロンと戦いに出た。
初代ウルトラマンはゼットンと、セブンはパンドンと、ジャックはテレスドンと、Aはドラコと、ゾフィーはグラールと対峙する。
その頃、EXゴモラを相手にしていたコスモスとエックスはEXゴモラの攻撃を躱し続けていた。
パイン「ムサシさん!大地さん!大丈夫ですか!?」
エックス(大地)「あぁ!時空の歪みでスパークドールズにすることができないのはショックだけど・・・」
コスモス「僕も同じだよ。この世界に来て怪獣が現れた時、フルムーンレクトもルナエキストラクトも効かなかった・・・あのゴモラはイビロンの力で姿が変わった・・・せめて彼だけでも救いたい・・・!」
サンシャイン「ムサシさん・・・大地さん・・・」
エックスとコスモスはEXゴモラを見て悔しさを覚える。
ムサシは人間と怪獣の共存を望み、惑星ジュランでその夢を叶った。
大地もムサシには程遠いが、怪獣との共存を望み、怪獣を一旦スパークドールズ化した後、怪獣と暮らせる環境を探している。
しかし、今までプリキュアの世界に現れた怪獣達は沈静化することもスパークドールズ化することもできなかった。
2人にとってはこれ程悔しい事はないだろう。
?「だったら、私達が全力でお手伝いします!」
コスモスとエックスとフレッシュプリキュアとハートキャッチプリキュアは声がした方に振り向く。
そこにはGo!プリンセスプリキュアがいた。
ピーチ「フローラ!マーメイド!」
ブロッサム「トゥインクル!スカーレット!」
マーメイド「ヒカルさんから聞きました。ムサシさんと大地さんは怪獣との共存を望んでいると。」
トゥインクル「その話を聞いた時、信じらんないって思ったけど、夢の為に頑張った2人の後押しをするのも悪くないかな?」
スカーレット「レモネードもリトラという怪獣と一緒に戦っていましたものね。」
フローラ「1人で夢を叶えることは難しいかもしれないけど、力を合わせればきっとできる!」
エックス(大地)「君達・・・ありがとう!」
Go!プリンセスプリキュアはコスモス達と合流し、EXゴモラに目を向ける。
EXゴモラはコスモスとエックスを襲い掛かる。
コスモスとエックスはEXゴモラを救うべく、迎え撃つ。
フレッシュプリキュアとハートキャッチプリキュアとGo!プリンセスプリキュアはコスモスとエックスを援護する。
その頃、ダイナとガイアはゴーグファイヤーゴルザとゴーグアントラーを相手にしていた。
ダイナはフラッシュタイプからストロングタイプにタイプチェンジし、ガイアはV2からスプリームバージョンにタイプチェンジする。
ダイナはゴーグファイヤーゴルザに突進し、その後、ゴーグファイヤーゴルザを抱え込むように締め付ける。ゴーグファイヤーゴルザは激痛と共に苦しむ。
ダイナは止めにガルネイトボンバーを放つ。
ゴーグファイヤーゴルザの胴体に風穴が開き、そのまま爆散される。
ガイアはゴーグアントラーの顎を掴み、腹に蹴りを入れる。
その後、ガイアはゴーグアントラーの右顎をパンチでへし折る。
ガイアはゴーグアントラーに蹴り飛ばした後、フォトンストリームを放つ。
ゴーグアントラーはガイアの光線を受け、爆散される。
ザイゴーグは胸の触手を伸ばし、ダイナとガイアを絡みつく。
すると、ダイナとガイアから触手に伝ってエネルギーが流れ込んでいく。
ガクゾムは両腕の鎌から破壊光弾を放ち、ザイゴーグの触手によって捕らえられたダイナとガイアを命中させる。
ダイナとガイアはガクゾムの破壊光弾によるダメージと、ザイゴーグによる触手でのエネルギー吸収により、膝をつける。
ガクゾムは再びダイナとガイアに破壊光弾を放つ。
?「リンクル・アメジスト!」
ダイナとガイアに破壊光弾が命中する直前、巨大な魔法陣が現れ、そこに入って行き、触手の真上に魔法陣が現れ、その魔法陣から破壊光弾が放たれる。
よってザイゴーグの触手が破壊光弾によって粉々になった。
ダイナとガイアは絡まった触手を引きはがした。
リズム「さっきの魔法陣は!」
ビューティ「えぇ!間違いありません!」
ダイナ達は上を見上げる。
そこにはホウキに乗っていた魔法つかいプリキュアがいた。
メロディ「ミラクル!マジカル!フェリーチェ!」
ハッピー「待ってたよ!」
ミラクル「お待たせしました!」
マジカル「助けに来たわよ!」
フェリーチェ「大丈夫ですか?」
ダイナ「おう!まだまだ余裕だぜ!」
ガイア「ありがとう!助かったよ!」
ダイナとガイアは魔法つかいプリキュアに感謝する。
ダイナ「よっしゃ!試合再開だ!」
ガイア「この地球を滅ぼさせはしない!」
ダイナとガイアは力を振り絞ってガクゾムとザイゴーグを迎え撃つ。
魔法つかいプリキュアもダイナとガイアを援護する。
その頃、ギンガはガーゴルゴンの石化光線を躱し続けていた。
プリンセス「肩についてる奴、蛇みたいですごごご~くヤダ!」
ダイヤモンド「厄介な奴ね!」
ガーゴルゴンは肩の触手の口から青白い稲妻を放つ。
ギンガはドキドキ!プリキュアとハピネスチャージプリキュアを守るようにギンガハイパーバリアーで防ぐ。
ギンガ「隙が無いな!」
ギンガはガーゴルゴンの強さに苦虫を噛み潰す。
?「お待たせしました!」
ギンガ達は声がした方に振り向く。
そこにはキラキラ☆プリキュアアラモードがやって来た。
ハート「ホイップ!カスタード!ジェラート!」
ラブリー「マカロン!ショコラ!パルフェ!」
パルフェ「サヴァ!」
ショコラ「遅くなりました!」
マカロン「苦戦してるそうね。」
ジェラート「あたし達も付き合うよ!」
カスタード「まだまだ未熟者ですが、頑張ります!」
ホイップ「一緒に大切なものを守りましょう!」
ギンガ「サンキューな!」
ギンガの中にいるヒカルは腕についているタロウのレリーフが描かれていたブレスレットに変身モードに切り替える。
すると、「今こそ、一つになる時!」と音声が流れ、ヒカルはギンガスパークでスイッチを押す。
ヒカルが嵌めているブレスレットはストリウムブレスと呼び、ウルトラマンギンガがパワーアップするのに必要なアイテムである。
本来はタロウ自身がストリウムブレスになるのだが、この説明は後でしよう。
ストリウムブレスから「ウルトラマンタロウ!」と音声が流れた後、「ギンガに力を!ギンガストリウム!」と流れた後、ギンガの額にビームランプが、プロテクターの形状がタロウとほぼ同じものになった。
ギンガの今の姿はウルトラマンギンガストリウムと呼ぶ。
イージス「ギンガの姿が!」
ギンガ「よーし、いくぜ皆!」
ギンガはガーゴルゴンに戦いに出る。
ドキドキ!プリキュアとハピネスチャージプリキュアとキラキラ☆プリキュアアラモードとイージスはギンガを援護する。
そしてその頃、ブラック達はジェロニモンを倒そうとするが、バランガスのガスにより視界が遮られ、手出しできない状況になった。
しかも、そのガスの中でバランガスの突進でやられてばかりである。
ブラック「はぁ、はぁ・・・ぶっちゃけ・・・ありえない・・・」
ブルーム「手も足も出ず・・・」
ドリーム「返り討ちされちゃうよ~・・・」
ブラック達はジェロニモンとバランガスに苦戦する。
ジェロニモンは口から反重力ガスを吐き出す。
ブラック達はジェロニモンのガスによって、まるで竜巻にのまれて吹き飛ばされたように浮かび上がる。
その時、ブラック達に光の帯が巻かれ、地上に着地する。
ホワイト「今のは!」
イーグレット「えぇ!あの人しかいないわ!」
ブラック達は見上げると、ネクサスが立っていた。
ネクサス「待たせたね、みんな。」
エレメント「クリシスさん!」
ネクサス「エコーもこの島に来てるけど、真理奈の所に行かせといたよ。もしかして、苦戦してるのかな?」
ドリーム「見ての通りで・・・」
ネクサスはジェロニモンとバランガスの方を見る。
ネクサス「成程。じゃぁ、君達はニワトリ君の相手をしていいかな?私はそっちの怪獣を何とかするから。」
アクア「大丈夫なんですか?」
ネクサス「任せて♪」
ネクサスはネクサスハリケーンでバランガスをジェロニモンから離した。
そしてネクサスはバランガスの前に立ち、フェーズシフトウエーブを放ち、メタフィールドを展開させた。
ブラック「みんな!クリシスさんの想いを無にしない為にもジェロニモンを倒そう!」
ホワイト達はブラックの言葉に頷く。
ブラック達はジェロニモンを相手にする。
ギンガがギンガストリウムにタイプチェンジできた理由ですが、もう少し待っててください。