アマガミ水泳のお兄さん   作:ニャン吉

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第2話

あれから1週間

水泳の県大会当日

俺はいつもの様に響と電車で大会が行われる会場へ行こうとすると逢の親が会場まで送ってくれる事になった。

「ありがとうございます。」

「いいのよ!深夜君も響ちゃんも頑張ってね。逢と一緒に応援してるわ。逢も2人に負けない様にね。」

「うん。頑張る。」

「もうすぐ深夜の自由形の100mが始まるよ。行くわよ。」

「わかってるよ。じゃあ行ってくるよ。逢も俺の泳ぎ!しっかりと見てろよ。絶対に1位になってくるから!」

「なら、なれなかったらジュースを奢ってね深夜。」

「えっ!」

「よかったね逢。1位になれなかったら深夜がジュースを買ってくれるわよ。」

「お兄ちゃん!ファイト!」

「深夜。頑張ってね。」そう言って響は笑いながら手を振ってきた。

負けられないと思った。

午前中は俺の自由形の100と200の予選

響のバタフライの100と200の予選

逢の自由形100の予選

で午後はタイムが上位20人から上位8人に絞られる

その8人が全国大会に行けるというものだ。

そしてなんとは俺は両方で1位の記録を叩き出した。予選だけど

響もきっちりと上位の記録を残して午後の部へ午前最後は逢の自由形100mだったので2人で応援に行こうとすると緊張しているのが丸わかりな逢がベンチに座っていた。

「どうした逢?」

「なんか緊張してきちゃって。」

と俺を見て逢が答える。

「そんなもんだよ。俺だって緊張しているんだぜ。」

「私もよ。でもね緊張は楽しむのよ。」

「緊張を楽しむ?」

「そうだな。それが難しいなら・・・逢。両手を合掌して前に出して。」

そう言うと逢は合掌して手を前に出した。

それを俺は両方から拍手と同じ様に叩いた。

「痛い。」

「でも緊張はだいぶマシになっただろ?」

「私と深夜もよくやったわ。」

「響は力込め過ぎでかなり痛かったけどね。」

「それはその時に誤ったでしょ。」

「だな。」

「響ちゃんと深夜お兄ちゃんもこれやったんだ。」

「おう。やるぞ。今でも全国大会ではやるぞ。緊張するし。」

「こら!逢ちゃんの前で弱気になるな。」

「冗談だよ。それより逢。もうすぐ時間だろ。頑張れよ。応援してる。」

「頑張ってくる。」

そう言って逢は走って向かったのである。

・・・

少しして逢の番がきた。

「逢ちゃんははっきりと言ってどうなの?」

「大丈夫だよ。上位には入賞する。でも8位以内は少し厳しいかな。だからこそ俺は逢にキック力と体力を付けさせた。」

「そういう事ね。厳しいのは技術面であって身体能力でそれを補わせたと。・・・それって二年前の深夜そのまんまじゃないの。」

「当たり前だ!俺はそのやり方しか知らない!( ¯﹀¯ )/+*それに技術面はこの大会の後だ!」

「ホントに二年前の深夜そっくりね。泳ぐ時のあのゆったりとした身体を大きく使うフォームもホントにそっくりね。」

「見た目わな。でも技術はまだまだだよ。教えたい事が沢山ある。・・・逢の番だ。応援するぞ!」

逢の番が終わりあとは結果のみ

9位で予選を通過。

逢を迎えに行こうとすると逢が走って来て、

「やったよ!予選通ったよ!」

「そうだな。俺や響と一緒に頑張って全国大会行こうな!」

「そうね、逢。一緒に行きましょう。全国大会!」

「頑張る。」

こうして俺達は昼ご飯を食べ始めた。

午後の部は俺も響も問題無く1位で全国大会行きを決めた。

問題は逢だ。

「深夜お兄ちゃん!また手を叩くやつやって。」

「わかった。合掌しろよ。」

そう言って俺はまた逢の手を拍手と同じ様に叩いた。

「「うん。頑張ってくる!」」

「頑張って来いよ!」

逢の番になる。

スタートは上々!

俺が鍛え上げた体力と筋力でスピードを落とさずに行けてる。

これなら全国大会に行けそうだ。

そしてこのグループでは1着でゴール。

結果の発表を待つのみ。

結果の前に着替えた逢がやって来た。

「お疲れ様。スポドリだ。」

「ありがとう。なんかすっきりした。これはお兄ちゃん達と全国に行ける気がするよ。」

「それはよかった。全国大会に行けたら今度からは技術面を教えていくかな。」

「技術?」

「そうだ。今までは体力とキック力を付けさせる基礎だけ。これからはそれを活かすための技術を教える。大変だぞ。」

「そんなに?」

「大変だ。」

「逃げるのは?」

「俺から逢は逃げられるのかな?それよりすぐに結果の発表だよ。いい泳ぎだった。」

「うん!・・・結果が出た!」

結果はなんと5位で入賞。

全国大会出場だった。

「やったよ!お兄ちゃん!」

「そうだな。でも大変なのはこれからだぞ。俺もこれからは教えるだけじゃなくて技術面の向上をしないといけないからな。」

「でもまずは全国大会出場おめでとうね。逢。」

「おめでとう逢。」

「ありがとうお兄ちゃん!響ちゃん!」

「あら。全国大会出場を決めた3人じゃない。」

「お母さん。」

「逢。おめでとうね。それと深夜君と響ちゃんもおめでとう。」

「「ありがとうございます。」」

「今日はこれで終わりなのかしら?」

「そうですね。・・・終わりです。」

「なら、帰りましょ。家の前まで送るわ。2人も疲れたでしょ。逢の面倒も見てくれたみたいだし。」

「お母さん。恥ずかしいからやめて!」

「あら。何が恥ずかしいのかしら?(・∀・)ニヤニヤ」

「逢が弄られるのを見るのは新鮮だな。」

「そうね。」

「それじゃあ帰りましょ。」

こうして県大会3人は無事に終える事が出来たのだった。

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