あれから3ヶ月。
この高校はクリスマスに文化祭を行っている。
とりあえず予定は
・ベストカップルコンテストにです。森島はるか
・女子水泳部のおでん屋のお手伝い。(片付けのみ)
・逢を案内する。
・・・全部、女絡みだ。
女難の想でもあるのかね。
とりあえずベストカップルコンテスト用の衣装に・・・
「おい。はるか。」
「何?深夜くん?」
「なんだこの衣装は?」
「タキシード。」
「なんで?」
「なんとなく!」
「それで?お前は?」
「私?私はこのミニスカサンタよ。」
「お前はアホか。」
「なんで?」
「スカートの丈が短すぎるよ!」
「えー!」
「響!助けてくれ!」
・・・
「何かしら?」
「「おわ!」」
「何よ。」
「「いつから?」」
「今よ。貴方達息ぴったりね。」
「冗談はよせ。」
「いいじゃない!深夜!」
そう言ってはるかが俺の腕に抱きついて来た。
「だからやめろって!」
「もういけず!」
「深夜。」
「なんだ響。」
「貴方ってやっぱりといろいろと鈍感よね。」
「・・・」
「どうしたの?深夜!」
「響。」
「何かしら?」
「はるか。」
「何?」
「俺ってそんなに鈍感か?」
「「何を言ってるのかしら(よ)」」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マジか。」
「貴方って中学の頃も人気あったのにね。」
「そうなの?なら、前からモテモテなんだね。」
「俺がモテモテ・・・・・・ありえない。」
「だから鈍感なのよ。ねえはるか。」
「うん!それよりも!深夜くん!ベストカップルコンテスト優勝するよ!これで!バイキングの無料券欲しいもん!」
「やってやるよ!こうなったら優勝してやるぞ!行くぜ!はるか!」
「うん!深夜くん!」
こうして俺とはるかはベストカップルコンテストに挑んだ。
・・・・・・・・・ありえない。
マジで優勝するとは思わなかった。なんだよこれ。圧倒的すぎるだろ。
「深夜くん!バイキングペア無料券ゲットだね。」
「おうよ!明日行くぞ!食べまくるぞ!」
「なんか目の色が違うよ。深夜くん。」
「そうか。悪い悪い。・・・そろそろ逢が来るから迎えに行って来るよ。」
「OKだよ。」
「片付けは手伝いに来てね。深夜!」
「わかってるよ。」
そう言って俺は逢との待ち合わせ場所の校門へ向かった。
・・・校門に着くと逢が待っていた。
「悪いな逢。待ったか?」
「今来たところです。深夜兄さん。」
「聞いたぞ。この前の大会でまたベスト4に入ったらしいな。」
「でも兄さんには勝てないです。」
「おいおい。敬語なんで使うなよ逢。前みたいに普通に話せって。今は2人きりだ。オレもお前にそんなふうに話し掛けられるのは嫌だからな。」
「わかったよ。兄さん。」
「もうすぐお兄ちゃんは無いんだな。」
「流石に恥ずかしい。それに私だってお姉さんになろうと頑張ってるんだよ。」
「知ってるよ。なら、今日はいっぱい甘えてもいいぞ。俺はこの後は片付けまでやる事が無いからな。」
「そうなの!なら、おでんが食べたい。」
「いきなりおでんか。いいぜ。」
そう言って俺は逢を連れて女子水泳部のおでん屋台に向かった。
「あら!逢じゃない。久しぶりね。」
「お久しぶりです。響先輩。」
「響。おでんを1通り二つずつ頼む。」
「わかったわ。700円ね。」
「はいよ。」
「私も出します。」
「あら。いいじゃない。深夜が出してくれたんだし甘えときなさい。それは後輩の特権よ。」
「そうだ。逢は甘えとけ。」
「で、でも。」
「なら、今度肩でも揉んでくれ。」
「深夜。おじさんみたいなこと言うのね。」
「いいだろ。人は皆生まれながらに老いていくんだ。」
「何のパクリかしら?」
「某赤ん坊が家庭教師をしている漫画だ。」
「なるほどね。」
「私を置いて話さないでください。深夜兄さん。早くおでん食べましょう。」
「わかったから引っ張るなよ逢。・・・片付けは手伝うからな響!遅れたら電話をくれ。」
「わかったわ。遅れたら今度ご飯を奢ってね。」
「なっ!それはかん「兄さん早く行こう。」わかったよ。行くか。響!それは無しに」
「ならないわね。」
「ちくしょう。」
こうして俺の声が学校に響いたのであった。