痛み止めのせいかネタに切れ味が無いし、無駄にわかめ君が格好いいし。ラブコメかよっ!! って叫びたくなったから没
でも消すのはもったいないので一応番外編です
というか、シャ○さんどこいった? この人気を付けないと本当に影が薄くなる
「4日目の朝ね。昨日はだいぶ進んだ気がするけど、まだどの陣営も落ちてないのよね」
「そろそろ他の陣営に仕掛けますか凛ちゃん」
うーん、どうしようかしら……とりあえず何か知らないけど寒気がするし頭が痛いから今は何も考えたくないのよね。
「そりゃ、特に厚着をするわけでもなく冬に一時間以上も外に立ってれば風邪をひきますよ」
聞こえないわ。
「しかもその後妹に先を越されたーって言って。思いっきり飲みまくってたじゃないですか。いえ、凛ちゃんは未成年なのでお酒ではありませんけど」
何よ、そりゃやけ酒の一杯や二杯飲まなきゃやってられないってものでしょ? 勿論お酒じゃあ無いけど。
「おい遠坂!! 何だこれは? 男物の服が一着も無いじゃないか」
「ん、何よ。頭痛いんだから大声出さないでよ……あんたの服なんか知らないわよ」
「ってうわ酒くさ!! お前何やってるんだよ。ほら、水持ってきてやるからそれを飲んで少し横になれよ」
ん、ありがとう。意外に気が利くわね。っていうか、めんどくさいから魔術で話すわよ。
はーお水が美味いわ。
でも、何度も言うけどお酒じゃあ無いからね。お姉さんとの約束よ?
「お前は何を言っているんだ。ほら、今からでも飲まないよりは良いだろ。駅きゃべとウコンの血からだ」
うわにがっ。
こんなもの私に飲まそうとするんじゃないわよ。あんたが飲めばいいじゃない。
「僕が飲んでどうするんだ。ってこら、残すんじゃない。それを飲めばだいぶ楽になるから一気に飲めよ」
ちっうるさいわね。飲めばいいんでしょ飲めば。
「ほら、遠坂のサーヴァントも手伝ってくれ。男の僕が触ると問題だろ? 今から二日酔いに効くツボを教えるから押してやってくれ」
「あ、これでも私医者ですから教わらなくても大丈夫ですよ」
「そうか、なら僕は少し部屋を外す。10分位したら戻ってくるから」
いいわよそんなの。あんたの指図なんて受けないわ
ほらアサシン。私に回復魔法かけてくれないかしら?
そうすれば二日酔いだって一気に治るでしょ。
「そんなのは駄目だ。何でもかんでも魔術に頼ってたら自制心が育たないだろうが。そうやって苦しまないと将来自分の限界がわからなくなって苦労するのは遠坂なんだからな。もし男と一緒に酒飲んでそこで限界超えたらどうするつもりなんだ。遠坂は美人なんだから」
何よ、お酒じゃないって言ってるでしょ?
私は原作的に18歳以上だけど高校生だから20歳未満なの。お酒なんて飲むわけないじゃない。
「わかったわかった。ほら、何でも良いから僕は席を外す。遠坂のサーヴァント後は頼んだぞ」
ふん、変なやつね。あ、そこ気持ちいいわアサシン。
あーきくきく。
「それは良いんですけど。そろそろ魔術で話すのやめませんか? もしかして声を出すのもきついんですか?」
うん、こっちは二日酔いじゃなくて風邪が原因だと思うけど。正直つらいわね。
っていうかそう言えばあいつ一体何しに来たのかしら?
「えーっと確か男物の服がどうこう言ってませんでしたっけ?」
ああ、そう言えば。って言うか女しか住んでない家なんだからあるわけないじゃない。
よしアサシンあいつの制服の汚れを落としてやって?
そうすれば一着ですんで経済的だわ!!
「私は構いませんけど。流石にそれはかわいそうなような気が。私が今から買って来ましょうか?」
ん、いーのいーの。甘やかすとつけあがるだけよ。
「もう、もっとお友達は大事にしないと駄目ですよ」
あいつは友達じゃなくてただの顔見知りだから
さて、それよりも部外者が居ないうちに聖杯戦争の戦略について話し合いましょう。
間桐のご隠居を倒した事でライダー陣営との敵対を考えてたけど。案外私達に好意的でびっくりしたわ。
衰退した名家だものいろいろ問題があるのは仕方ない事だろうけど。
あそこまで私達に好意的なのは少し予想外だったわ。
「え、さっきの態度ってわざとだったんですか? 素でやってたものだとばかり」
あんたは私を何だと思ってんのよ。あんなやつでもお爺さんを亡くしたばかりなんだから普通に少しは気を遣うわよ。
その上住む場所まで無くしたんだしね。
まあ、本命だった桜はそれを良いことに男の所にしけこんでるみたいだけど。けっ
「あはは」
まあ良いわ。正直ライダー陣営が私達に好意的なのはありがたい。
問題はこのままあいつにコントローラーを持たせたままでいいのかってことだけど。
貴女ならどうとでもなるんでしょ?
「はい、流石に取り込んでみなければ術式はわかりませんけど。多分何とかなると思います。最も取り込んじゃったらマスターは桜ちゃんで固定されてしまいますが」
ふむ、正直あいつにコントローラを持たせたままで居ることの最大の利点は桜を巻き込まないで済む事よね。
問題はしばらく私があの子に近づく事が出来なくなる点かしら。
折角平穏な生活に戻れるのに、マスターである私が近づいちゃったら意味が無いもの。
今まで体をいじられたり大変な目にあってきたんだもの。好きな男の所にでも行ってつらいことから遠ざけてあげたい。
「そんなこと言って。本当は一緒に住みたいんじゃないですか? さっきだって悪態ついてましたし」
それはあたりまえよ。今まで一緒に住めなかった大事な妹よ?
今までの分を取り返すように一分一秒でも長く一緒に居たいと思うのはいけないことかしら?
「いえいえ、当たり前だと思いますよ」
でもね、やっぱり大事な妹だもの。あの子にとって平和で幸せの象徴である衛宮君の家に居ることを笑って祝福してあげたいとも思うのよ。
「ふふふ、お姉ちゃんですね」
ふん。
さて、話がずれちゃったけど。ライダー陣営の扱いはどうしようかしら。
桜がマスターになった時の利点はあの子に強力な護衛が出来る点と、同盟を口実にあの子のそばに居る事が出来る点かしら。
それと、同盟相手であるライダーが恐らく強化されるわ。いくら間桐の秘術と言った所で他人にコントロールさせるなんて無理してないわけがないもの。
何より私も両親みたいにこの聖杯戦争で命を落とすかもしれないしね。
あの頃は桜を引き離して私も遠ざけたお父様を少し恨んだけど。今なら少し気持ちがわかるかもしれないわ。
「凛ちゃん……」
「何だ、遠坂お前そんなことを考えていたのか」
え、あんた聞いてたの?
「ふん、悪いとは思ったがな。っていうか、お前本当に調子が悪いんだな。念話が周囲に漏れてたぞ。あれじゃあ少し集中すれば魔術回路の無い僕だって聞き取れるさ」
間桐君あんた……
「いくら魔術が使えないと言ったって、爺さんのいない今僕が間桐の当主だ。これでも魔術の勉強は怠っていない」
間桐君……あんたさっきはあんな紳士ぶった態度を取っておいてやっぱり私たちの事覗いてたのね?
私の声は念話が漏れたかもしれないけど。
アサシンとの会話を聞き取ったってことはずっと聞き耳を立ててたのよね?
「悪いかよ。僕だって男だ!!」
ねえアサシン。こいつの体に暫く落ちない文字で『僕は覗きをしました』って書いてくれないかしら。
その後……そうね警察署か学校……うん、私も鬼じゃないから選ばせてあげるわ。
「どっちも嫌だ。僕を社会的に殺すつもりか」
それとも火星に行ってお爺さんと一緒に住む?
「すいませんでした。なにとぞ、なにとぞそれだけはお許しください遠坂様」
おおぅ、見事な土下座ね。本当にあの糞虫は何やったのよ?
「聞きたいか?」
やめとく。
「懸命だな」
「でもまあ、僕が戦ってやるさ!! 今までさんざん桜には悪いことをしてきたしな。少しは償いたいのさ僕はお兄ちゃんだからな」
あんたになんか桜は渡さないわよ。
「それに、遠坂だって死なせないさ。お前と桜が一緒に笑って過ごすために命を張るのは僕の仕事だ」
「誰だお前!!」