東方神蔵録   作:犬王

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本当の本当に亀更新とはなんなんですかね!犬王です!今回もゆっくりしていってね!


第2章 春雪異変
第9話 白玉楼の世界


よォ皆、元気かい?神蔵 晋矢だ。今、魔法の森に行く為に人里を通ってる所だ。

 

「……ん?」

 

寺子屋?こんなのもあるんだな。時間が無いし、また今度様子見で見てみるか。

 

「お!神蔵の兄ちゃんじゃねぇか!」

 

「おぉ、おっちゃん。昨日ぶりだな」

 

目の前には鉢巻をしているおっちゃんがいた。

 

「今から出掛けんのかい?」

 

「あァ、ちょっと魔法の森までな」

 

「そうかい。んじゃあ、これを持っていきな!」

 

そう言っておっちゃんに何かを投げられる。

 

「これは…」

 

「里の出入口付近に落ちてた刀だ!それは俺達には扱えないからな。神蔵の兄ちゃんに預けた方が良いんじゃないかと思ってな!」

 

「んじゃあ、有り難く貰っておくよ」

 

そう言って人里から出る。

 

「…なんだ?この刀。軽いな」

 

少し振るが異常に軽い。まるで羽毛を掴んでいるかの如く。

 

「まぁ、誰かの落とし物だろ」

 

さて、魔法の森まであと少しだな。

 

「あれぇ…?おかしいなぁ。ここら辺で落とした筈なんだけど……」

 

背後から声が聞こえ、後ろを振り向くと白髪の少女が何かを探していた。

 

「…何か探しもんか?」

 

白髪の少女は振り返ると腰に付けていた刀の1本に手をかける。

 

「何者ですか?」

 

「いやいや待て待て、俺は普通の人間だぞ?そんな身構えるなよ」

 

白髪の少女は刀から手を離す。

 

「人間の方ですか…。あの、ここら辺で刀を1本見かけませんでしたか?」

 

「刀?そう言えばおっちゃんが拾って来たと言って俺に渡して来たが、この刀か?」

 

そう言って背負っていた刀を見せる。

 

「それです!その刀、私のなんです!」

 

白髪の少女は泣きそうな顔でこちらを見る。

 

「待て待て、泣きそうな顔でこっちを見るな。ちゃんと返すから」

 

そうして刀を差し出す。

 

「ありがとうございます!ちなみに、人間の方が何故こちらまで?」

 

「少し用事があってな。それだけだ」

 

「そうですか。では私も帰らせていただきます。このまま帰らなければ私の主人がうるさいので……」

 

そう言ってそそくさと少女は帰って行った。晋矢は腕に付けていた時計を見る。

 

「まずい!あと1分じゃあないかッ!」

 

時を止めながら走る。こういう時に時止めは便利である。

 

「時間はッ!?」

 

時計を見る。間に合ったようだ。

 

「やれやれ、なんとか間に合ったか」

 

それと同時に空間に亀裂が走る。

 

「あら、ちゃんと時間通りに来たのね」

 

紫が現れる。何とも不気味な空間だろうか。

 

「あァ、約束だからな」

 

「じゃあ、行きましょうか」

 

そう言って紫は空間を大きく開いた。

 

「便利だな、その能力」

 

「「境界を操る程度の能力」よ。空間を繋げて移動してるのよ」

 

「程度の能力?」

 

「あら?霊夢達から聞いてないの?」

 

「あァ、何一つ聞いてない。幻想郷の事しか」

 

「なるほどね、じゃあ歩きながら説明してあげる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~BB(ピチューン少女説明中…~

 

 

 

 

 

 

 

「なるほどな。だから程度の能力なのか」

 

「そうよ。説明してる間に着いたわね」

 

紫がそう言うと目玉のある空間から抜け、大きな屋敷が見える。

 

「あれがユカリの家か?」

 

「えぇ、そうよ。藍、いる?」

 

玄関をガラガラと開け、名前を呼ぶ。奥から歩く音が聞こえる。

 

「どうされました?紫様…おやその男は…」

 

「初めまして…と言えばいいのかな?神蔵 晋矢だ」

 

「あぁ、異変を霊夢達と解決したという晋矢殿か。紫様から話は聞いている。奥の部屋に入っていてくれ」

 

「お邪魔します」

 

そう言われ、中に入る。中々長い廊下だった。そうして奥の部屋に入る。そして座る。

 

「…スタープラチナ!」

 

スタンドを出す。

 

「今まで見てる時間が無かったんだがこうやって見ると凄い迫力だな」

 

(やっぱり、近くで見ると世界を倒したというあの力強さが伝わって来るな。しかもあの時は最大で5秒も時を止めていたんだ。しかも、今のスタープラチナは4部状態。吉良に「時を止められた様に速い」と言わせて瀕死にまで追い込んだんだ。バイツァダストも阻止したのは康一君のエコーズのお陰でもあったが結果的に止めたのはスタープラチナだ。やっぱり凄いな。スタープラチナは)

 

そしてスタープラチナを引っ込めた後、世界を出す。

 

(世界はDIOを象徴としている感じがして凄いな。しかもスタープラチナとラッシュの速さ比べで打ち勝ってもいる。精密動作は流石にスタープラチナの方が上だがそれを除けばパワーとスピードはスタープラチナに勝るとも劣らない上に射程距離は10m。時間を最大で9秒も止めれるんだからな。スタープラチナ相手に善戦したのは、アヌビス神と世界だけかもしれんな)

 

そう思って、世界も引っ込める。すると紫が部屋に入ってくる。

 

「急変更よ、晋矢。今すぐ友人の所まで行ってもらうわ」

 

「何かあったのか?」

 

「意外にも早く春が来そうなのよ。今すぐ行ってもらう事は出来るかしら?」

 

「構わないさ。だが飛べるようにだけはしてもらわないと」

 

「それならもうしてあるわよ」

 

晋矢は軽く飛んでみる。すると、飛べるようになっていた。

 

「何をやったんだ?」

 

「貴方の境界を少し弄らせて貰ったわ。行ってもらえるわね?」

 

晋矢はコクンと頷く。それと同時にフワッと浮遊感が襲う。

 

「……え?」

 

「行ってらっしゃい♪」

 

「またかぁぁぁぁぁ……」

 

晋矢はスキマの中へと落ちていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へぶッ!」

 

顔面から地面に激突する。吸血鬼状態になってはいるがやはり痛い。

 

「いてて…そういや飛べるんだった……」

 

それを思い出し後悔する。そして目の前を見ると大きな屋敷が見えた。背後を見ると凄い数の階段があった。

 

「うわぁ……」

 

そんな声をだし屋敷に進もうとすると何かがこちらに近付いてくる気配を感じた。

 

「ガウa「オラァ!」ッ!」

 

それはスタープラチナの攻撃によって吹き飛んでいく。晋矢は吹っ飛ばしたそれを見に行く。

 

「恐竜?」

 

それはティラノサウルスの幼体の様なものだった。すると背後からそれよりも大きな気配を感じる。

 

「ウッシャアアアアッ!」

 

晋矢が振り向くとそれは大きな恐竜だった。

 

「このスタンドは……ッ!スタープラチナ・ザ・ワールド!」

 

晋矢は時を止める。そして回避して時が動き出す。

 

「スケアリーモンスターズッ!」

 

人間などを恐竜化する凶悪な能力である。

 

恐竜はズザザッ!とブレーキをかけこちらに向き直る。そして人へと戻る。

 

「誰かは知らんが、よくこの俺の動きを見破ったな。流石だ」

 

恐竜は男へと変化する。その男は黒い髪で髪の毛を逆立たせ。白いコートを羽織っていたが、顔は見えなかった。

 

「だがお前は終わりだ……ッ!THE WORLD!!」

 

すると晋矢の世界より細いTHE WORLDが現れる。

 

「何ッ!?THE WORLDだとォッ!?」

 

「ッ!?知っているのか!?見えているのかッ!?このTHE WORLDをッ!」

 

男は驚いた口調で話す。

 

「だが知っていた所でもう遅いッ!THE WORLDッ!」

 

世界は灰色の世界へとなる。

 

「俺だけの時間だぜ……」

 

そしてスタスタと晋矢の方へ歩く。

 

「誰かは知らんが、ここに入った時点でお前の死は確定したんだ。じゃあな」

 

THE WORLDの手刀が晋矢の首を狙う。しかし

 

「オラァッ!」

 

スタープラチナで時を止め返し、The worldの手刀を弾く。

 

「何ィッ!?スタープラチナだとォッ!?」

 

男は晋矢から距離を取る。

 

「チッ!限界だ。時は動き出す」

 

灰色の世界は元の色を取り戻す。

 

「THE WORLDを知っており、スタープラチナを操るとは…何者だッ!」

 

「はいはい、そこまでよ」

 

屋敷の方からパンパンと手を叩く音が聞こえる。2人の視線はそちらへと向く。そこにピンク色の髪をした女がいた。

 

「ごめんなさいね。うちの者が」

 

「ユユコッ!だがこいつは…」

 

「感動の再会って言うんでしょ?こういうの?」

 

スキマの中から紫が出てくる。

 

「ユカリ、どういう事だ?」

 

晋矢は聞く。紫は扇子を広げて笑う。

 

「そのまんまの意味よ。晋矢」

 

「シンヤ…だと?」

 

男はこちらを見る。同じくこちらも男を見る。影で隠れていた顔が見える。

 

「晋矢……?」

 

「兄貴……?」

 

to be continued…




お疲れ様です。そうです。晋矢君のお兄ちゃんなんです!次の話は再びキャラ紹介になると思います!それでは皆さん さよなら…本当に……さよなら…
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