東方神蔵録   作:犬王

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タイトルから丸分かりですがもう終盤です(´・ω・`)では皆さん。ゆっくりしていってね!

あらすじ

刺激があるから楽しい────そうだろ?


第12話 異変解決

霊夢は封魔針を飛ばす。しかし、晋矢はそれを難なく素手で弾く。

 

「フン!この程度か?これじゃあレミリアの弾幕の方がうっとおしかったぞ!」

 

「うるさい!口を開くな!」

 

そう言ってスペルを取り出す。

 

「霊符「夢想封印」!!!」

 

霊夢は夢想封印を本気で放つ。

 

「なまっちょろいと言っているんだ!フンッ!」

 

まるでサッカーの様に本気の夢想封印を蹴り返す。今は吸血鬼状態。そんな事も出来ないわけがない。

 

「この程度か?フン…話にならんな。これならマリサの相手をした方がマシだぞ」

 

そして再び挑発。ここで霊夢の怒りは爆発した。

 

「その口をもう開くな……ッ!」

 

「ッ!この霊力……ッ!中々の霊力だ…ッ!」

 

霊夢はもう1枚スペルを取り出す。晋矢は封魔陣と思ったが、予想は違った。

 

「霊符「夢想封印 散」!!!」

 

霊夢の周りをお札が飛んでゆく。

 

「ヌゥッ!?新たなスペルかッ!だがッ!スタンドを使うまでもないッ!」

 

晋矢は人間に戻る。

 

「メイリンから血を吸った時に覚えた技だッ!波紋疾走連打ァ!」

 

晋矢はその腕に波紋を纏い、スタープラチナの様なラッシュで御札を潰してゆく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「邪魔だァァァ!!!」

 

魔理沙と白哉が戦闘をしていた。

 

「…フン。晋矢からは中々の相手だと聞いていたが……」

 

白哉はスケアリーモンスターズで冥界の魂を恐竜化していた。そこで様子見として小型恐竜に任せていたのだが……

 

「どうやら期待ハズレの様だな」

 

ハァ…と溜め息を吐く。魔理沙は相手の動きを読まず、ただ闇雲に弾幕を撃っているだけだった。その為、スケアリーモンスターズの小型恐竜にも攻撃を回避される。

 

(晋矢が挑発して怒っているとはいえ、これはユカリの言った通り修行が必要だな。メイドの方は時間を止めているとはいえ、現段階では博麗の巫女やこの魔法使いよりも断然強いな)

 

「恋符「マスタースパーク」!!!」

 

魔理沙がマスタースパークを放つ。だが白哉は余所見をしたまま、片手で魔理沙のマスタースパークを弾く。

 

「スケアリーモンスターズ。気絶する程度まで遊んでおけ」

 

スケアリーモンスターズにそう命令して、白哉は咲夜と妖夢の戦いを見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァッ!」

 

妖夢は刀で咲夜のナイフを弾く。

 

「フッ!」

 

時間を止めてナイフを回収し、そしてナイフで肉弾戦へ。妖夢もそれに対して弾幕の刃を放つ。咲夜はそれ華麗に回避し、斬りかかるがもう1本の刀で防御される。そして妖夢は反撃しに斬りかかるが、咲夜は時を止めて回避する。

 

「強い……ッ!」

 

「中々近寄れませんね…しかもまるで時を止められる事に「慣れている」感じがする…」

 

妖夢は白哉と手合わせした際に毎度、同じ様な攻撃をされている。その為、慣れたのである。妖夢はスペルを発動させる。それと同時に咲夜もスペルを発動させる

 

「修羅剣「現世妄執」」

 

「幻符「殺人ドール」」

 

妖夢の弾幕は光の柱の様なものに纏わり付き、そして妖夢の号令と共に放たれる。咲夜の周りにナイフが浮き、妖夢の弾幕を叩き落としていく。そしてお互いがスペルブレイク。咲夜がナイフを妖夢の目の前に突き付ける。

 

「…引き分けね」

 

咲夜の腹に妖夢は刀を突き付けていた。

 

「……ですね」

 

すると晋矢がスタープラチナで霊夢を抱え、降りてきた。

 

「ん?終わったのか?お前らも」

 

妖夢は刀を鞘に収め、咲夜はナイフを仕舞う。

 

「はい。引き分けです」

 

「そうか、強くなったな。サクヤ」

 

フフッと晋矢は笑う。

 

「晋矢様。霊夢は?」

 

咲夜は尋ねる。

 

「ああ、あの馬鹿か?スタープラチナで抱えてるが泣いてるよ」

 

咲夜がスタープラチナの方を見ると霊夢が泣いていた。

 

「恐らく、負けた事がないんだろう」

 

白哉が歩いて来る。

 

「兄貴も終わったのか?」

 

「兄貴…という事は晋矢様の御兄様で?」

 

「ああ、そうだ。神蔵 白哉。今さっきの戦いを見ていたが、時を止めているとはいえ素晴らしい動きだった。それと晋矢、その通りだ。今終わった」

 

小型恐竜の背中に魔理沙が乗っていた。彼女もまた泣いていた。

 

「こいつも恐らく博麗の巫女としか大体は弾幕ごっこをしていなかったんだろうな。まるで練習などしていない。動きがまるでダメダメだ」

 

白哉は頭を抱え、溜め息を吐いた。

 

「サクヤは1度負けた事があるから強くなれたんじゃあないのかな」

 

晋矢は優しい顔で語る。

 

「この馬鹿共は負けたことがないだろ?つまり、それ以上の相手が居なかったんだ。だから特訓を怠った。だけどサクヤは違う。俺に負けて1度は屈辱を味わった。そして今、お前はヨウムと引き分けた。つまりそれ程の特訓をしてたって事だろ?」

 

咲夜は諦めた様に苦笑いをしながら話す。

 

「その通りです。お恥ずかしながら、晋矢様に負けない様にとナイフの練習をしてたんです。あの時の動きを思い出しながら」

 

晋矢の視線が霊夢と魔理沙の方へと向く。

 

「つまりそう言うことだよ。分かったか?レイム、マリサ。お前達は弱い訳じゃあないし、馬鹿にするつもりもない。お前ら以上の強い奴が居なかっただけなんだろう。なら次はどうするか、この負けを糧にしてそれを考えるんだな」

 

晋矢は2人の頭をポンポンと叩いて立ち上がる。

 

「貴方達凄いわね。博麗の巫女達を簡単に倒すなんて」

 

金髪の人形使いが降りてきた。

 

「今回はたまたま運が良かっただけだよ。んで?あんたは?」

 

「自己紹介が遅れたわね。アリス・マーガトロイドよ。アリスって呼んで頂戴」

 

「アリスは一体なんのために此処へ?」

 

アリスは溜め息混じりに話す。

 

「無理矢理連れて来られたのよ」

 

「そうでしたね…」

 

「そりゃ災難だな」

 

「飛んだ被害に逢いましたね…」

 

「ご愁傷様だ」

 

4人は苦笑いをする。

 

「所で異変は解決してないんですが大丈夫なんでしょうか……」

 

咲夜がそう言う。まだ説明してなかったな。

 

「安心しろサクヤ。もう異変は解決してるさ。な?ユユコ」

 

「今回は博麗の巫女達を特訓させる為に紫がワザと起こしたのよ~」

 

咲夜とアリスは驚く。

 

「そうだったんですか!?」

 

「本当とんでもない被害にあったわ……」

 

「明後日辺りになれば桜も元に戻ると思うわよ~」

 

「お騒がせして申し訳ありません。咲夜さん。アリスさん」

 

妖夢がペコリと謝る。

 

「おっと、ユカリを忘れる所だった。兄貴2人を運ぶの手伝ってくれ」

 

白哉は頷き、西行妖の元へ走った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ユカリ、生きてるか?」

 

「生きてるわよ。失礼ね」

 

少しは回復したらしい。だが動けないでいた。

 

「世界、肩を貸してやってくれ」

 

世界は紫の腕を肩に回す。

 

「スケアリーモンスターズ。ランを運んでやってくれ」

 

小型恐竜達は藍を運ぶ。

 

「それで?霊夢達は?」

 

「ボコボコにしてやったら泣いてたよ」

 

フフッと紫は笑った。

 

「これであの子達も修行も始めるでしょうね」

 

「だろうな」

 

そうして春雪異変は膜を閉じる。

 

to be continued…




元々は霊夢達が勝つように書こうとしてたんですが、路線を変更して「まだ」勝てないようにします。一体いつになれば勝てるかは分かりませんが、絶対に勝てるようにはします。それでは皆さん さよならだ!
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