東方神蔵録   作:犬王

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亀更新とは本当になんなのか分からない犬王です!三日置き百鬼夜行も終盤です!←早すぎィ!それでは皆さん ゆっくりしていってね!


第16話 鬼と鬼

「レイム次はどこに行くんだ?」

 

よォ、皆。晋矢だ。今レイムの勘が全て外れてる。ちなみに俺はもしかしたらという予想は付いている。

 

「あの庭師の所に行くわよ」

 

「ヨウムの所か?」

 

 

 

 

 

 

 

 

白玉楼に着くと階段の上で掃除をしている妖夢の姿が見えた。

 

「おや?霊夢さんに晋矢さんじゃないですか。どうされました?」

 

「おぉ、ヨu「周りが「妖霧」に囲まれてるわね……」マサカ……」

 

非常に嫌な予感がする。これは不味い……

 

 

「レイムまt「神霊「夢想封印」」」

 

 

 

 

 

 

ピチューン

 

 

 

 

 

「なんでいきなり攻撃されたんですか……」

 

「本当に申し訳ない。ヨウムとアリスに頼んどけば良かったよ。多分、ヨウムが襲われた理由は「ヨウム」と「妖霧」が関連性があると思って攻撃したんだと思う」

 

波紋で傷を治しながらそう答える。相変わらず霊夢は頭に?マークを浮かべている。

 

「そんな無茶苦茶な……」

 

「本当に申し訳ない。レイムの所に駆け込んだのは俺だから……」

 

傷を完治させた晋矢は立ち上がる。

 

「大丈夫か?ヨウム」

 

「はい…なんとか……」

 

少し涙目であった。まだ痛むのかな?

 

「あの宴会を異変と見て調べているんだが…何か知らないか?」

 

妖夢は少し考えて

 

「すいません…分からないです……」

 

と答えた。

 

「そうか……」

 

「でもレミリアさんの所へ行けばなにか分かるかもですよ」

 

なるほど。霧に関してはレミリアが作った経験もあるし、彼女ならばなにか知っているかもしれない。

 

「ありがとう。ヨウム」

 

そう言って紅魔館へと向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢より先に紅魔館へ到着する。美鈴をスルーし、門を飛び越え扉を開けたそこにレミリアがいた。

 

「あら、やっぱり来たわね」

 

レミリアはまた運命を見たらしい。やれやれ、先の読めない吸血鬼だ。

 

「レミリアに聞きたい事があるんだが」

 

「あら?何かしら」

 

「知ってるんだろ?異変の元凶」

 

「ええ、勿論知ってるわ」

 

レミリアは笑っている。

 

「場所を教えて欲しいんだが」

 

「場所までは分からないけど場所を知っている人物なら知ってるわ」

 

「誰だ?」

 

「八雲紫」

 

なるほど、確かに彼女なら知っていそうだ。

 

「ありがとう。レミリア」

 

走り去ろうとすると

 

「あら?私には報酬はないのかしら?」

 

と言われブレーキ。

 

「……やれやれ、何をして欲しいんだ?ボディーガードか?お手伝いか?」

 

レミリアは首を横に振る。

 

「いいえ、貴方の血が欲しいの」

 

「……吸血鬼の血で大丈夫か?」

 

「それで構わないわ」

 

晋矢は腕を差し出す。するとレミリアはそこにガブリと齧り付く。そして牙が離れる。

 

「……甘いわね。貴方の血」

 

「そりゃどうも」

 

そして晋矢は走って出て行く。

 

「……フフフ、余計にうちに欲しくなっちゃったじゃない」

 

「レミリアー!」

 

霊夢が突撃しに来た。レミリアは溜め息を吐く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

晋矢は博麗神社へと辿り着く。

 

「ユカリ、いるんだろ?」

 

すると空間に亀裂が入り、紫が現れる。博麗神社の異変に気付いたのは紫が現れた直後だった。博麗神社が昼夜半々になっていた。

 

「何の用かしら?」

 

紫は扇子を広げ口元を隠す。

 

「この異変の元凶の場所を教えてくれ」

 

紫はフフフと笑った。

 

「ええ、いいわよ。元凶はすぐそこにいるのよ」

 

だが見えない。

 

「……今までの探検は「無駄」だったと言う訳か」

 

「そうでもないわよ。今までの探検で貴方は私を見つけると答えを手に入れたじゃない」

 

「…フン」

 

「その御褒美として、貴方には犯人を見える様にさせてあげる」

 

そうして紫は何かを弄り、そして晋矢をスキマの中に入れ、ある世界に出した後「後は頑張りなさい」と言って消えた。

 

「……」

 

そして歩いて行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっと見付けたぞ。鬼さんよ」

 

晋矢はそう言って足を止める。そこに小さいが角の生えた少女がいた。

 

「おや?見付かっちまったじゃないか」

 

鬼の少女はこちらを向く。

 

「隠れんぼはもう飽きた。鬼になるのは疲れたんでな。次はどんな遊びをするんだ?」

 

「いや、遊びはもう終わりだよ。私ももう飽きた」

 

「そうかい。一応聞いておくが、何故人を萃めた?」

 

「そりゃあ、宴会が続いた方が楽しいだろ?私は賑やかなのが大好きなのさ」

 

「つまり、寂しいのが嫌いなのか?」

 

ハハハッ!と鬼の少女は笑う。

 

「あぁ、そりゃそうさ。寂しいのは本当に嫌いだね」

 

「なら、宴会に参加すりゃ良かったんじゃあないか?」

 

「私は鬼だ。そんな所に参加出来る訳ないよ」

 

「なんだ?鬼ってのは恥ずかしがり屋なのかい?」

 

少女は再びハハハッ!と笑う。

 

「そうなんだろうねェ、恥ずかしいんだと思うよ。密になって、ずっとこの幻想郷を見ていた、アンタの事も勿論ね。だけどどうだ、掴もうと思えばあの博麗の巫女より掴みにくいじゃないか」

 

「俺は雲だ。自由に生き、自由に死ぬ。掴む事なんか出来ねぇよ」

 

「ハハハッ!たった今、何がなんでも掴んでみせたくなったよ。その自由な雲を」

 

鬼の少女は拳を構える。

 

「遊びはやめるんじゃあ無かったのか?」

 

「ああ、その通りさ。遊びはやめた。だけどまだあんたを掴んでみたいとは思っているさ!」

 

フフフッ…と晋矢は笑う。

 

「なら、掴んで見せろ!」

 

上着と帽子を脱ぎ、紅い目となる。そして吸血鬼となる。

 

「人間から吸血鬼になるのも、あんたの能力かい?」

 

「その通りだ。さぁ、始めようぜ。鬼ィ!」

 

「いいだろう、吸血鬼!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「最高に「ハイ!」になれる殴り合いをッ!」

 

「血が滾る殴り合いをッ!」




本当なんでこんなに異変が終わるスピードが早いんですかね……。それでは皆さん し…あわ……せ…に……
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