ガガガガガガッ!
スタープラチナがナイフを全て弾く。そして咲夜が時を止めナイフを再び配置、その度にスタープラチナがナイフを弾く。
(チッ!このままじゃあ埒があかん!どうにかして近付けさせねば)
「貴方の反応速度や反射神経は並の人間ではないわね。吸血鬼か何かかしら?」
「驚いた。もう俺の種族の一つを当てやがった」
「この館の主も吸血鬼だから大体そうじゃあないかと思ったのよ」
「なるほど、だから空を霧で覆って自分達の世界にしようとしてるのか。だが幼稚園児が考えそうな計画は止めておけ」
「……なんですって?」
……こいつ、主人思いなのか。煽れば隙が出来るかも知れないな。
「そんな計画をして何になる?まさか、「幻想郷を支配してその後、外の世界も支配する」なんていう蟻でも考えそうなくだらない計画なんじゃあないだろうな?」
「……私達の主を侮辱するというの?」
「侮辱をしているんじゃあない。アホだと言いたいのだ」
咲夜は無言でナイフを構える。
「その言葉、後悔させてあげるわ……!」
「後悔?フフフ……「懺悔をする」の間違いじゃあないのか?メイド。簡単に世界を支配出来る等と思うなよ。世界はお前達が思っているより広いのだ」
咲夜は時間を止め、近付きナイフで晋矢の首を刺そうとする。しかし咲夜は入ってしまっている。そう、2mという射程距離内に。
「オラァ!」
「!?」
咲夜は頭スレスレでスタープラチナの拳を躱す。まさに紙一重である。そして時が動き出す。
「チィ、躱しやがった」
「……貴方、動けるのね。止まった時の中を……!」
晋矢はフッと鼻で笑った。
「言っただろう?世界は広いと。このくらい出来る奴はごまんと居る」
まぁ、俺が知ってる中ではそんなにいないけどな…だけどこのメイドが悔しがるならこう言ってやるぜ!ケッ!
「……侮っていたわ。なら全力で倒す!メイド秘技「殺人ドール」」
晋矢は驚いた。ナイフが飛んでいる事に
「……本当になんでもありだな……」
そして、ナイフが飛んでくるッ!
「オラオラオラオラオラオラオラオラ!」
負けじとスタープラチナで応戦するッ!しかしッ!咲夜の弾幕の密度はどんどん濃くなっていくッ!まるでDIOが承太郎にナイフを投げた時の様にッ!
「うぉぉぉぉぉ!」
(どうする!このままじゃあスタープラチナが押し負けるッ!思い出せ!スタープラチナに、もう一つ何か技があった筈だ!何か技が……ッ!)
晋矢は記憶の中を探って行く。
(一か八か、賭けてみるか……!)
それ以外方法が見つからない!
そして晋矢は4枚目のスペルを作る。(3枚は世界のスペル)
「星刺「スターフィンガー」ァァァァァ!!!」
スタープラチナの指が伸び、ナイフを次々弾き、そして咲夜に直撃する。
「やれやれだ…危機一髪って所か」
落ちてきた咲夜をスタープラチナでキャッチする。
その後全てのナイフがカランと音を立てて落ちた。
to be continued…
紅霧異変、あともう少しで終わる……!それと晋矢君が霊夢と魔理沙の事を片仮名で呼んでいるのは外国人と日本人のハーフで、外国人の血の方が強い為、日本人の名前を片仮名で読んでいます。それでは皆さん ありがとう……それしか言う言葉が見つからない……