東方神蔵録   作:犬王

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誤字脱字報告ありがとうございます。犬王です!自分で見付けては修正はしてるんですがやっぱり結構多いですね……。では続きをどうぞ!


第7話 吸血鬼姉妹と魔法使いVS幽波紋使いと魔法使いと巫女 後編

紅い満月の下、そこに弾幕が飛び交う。ある弾幕は陰陽玉、お札。ある弾幕は針や大きな玉。ある弾幕はレーザー。ある弾幕は紅い弾幕。ある弾幕は水や炎等、ある弾幕はナイフ。

 

「チィッ!」

 

晋矢は舌打ちをした。時間を止めてナイフを投げているのは良いが残りの数が少なくなっていっているのだ。

 

「晋矢、大丈夫か?」

 

魔理沙が聞いてくる。

 

「残りのナイフが少ないんだ。これは非常に不味い」

 

この本数でケリを付けるのは骨が折れるな……。

 

「じゃあ一気にケリを付けるってのはどうかしら?」

 

霊夢がそう聞いてくる。

 

「出来るのか?」

 

「まぁ、相手の余力に寄るわね」

 

「話をしてる余裕があるのかしら?運命「ミゼラブルフェイト」」

 

蝙蝠の羽根の少女 レミリアはスペルを唱える。鎖の様なものが追尾してくる。

 

「オラァ!」

 

晋矢は鎖をスタープラチナでたたき落とす。

 

「アハハ!何処を見てるの?禁忌「カゴメカゴメ」」

 

晋矢達は弾幕に囲まれる。そしてフランの放つ弾幕で四角形を保っていた弾幕が崩れ始める。

 

「捕まってろ!晋矢!」

 

魔理沙の箒に思い切り掴まる。弾幕の中を潜り抜けていく。

 

「甘いわよ。金符「シルバードラゴン」」

 

パチュリーもスペルを発動する。このスペルも追尾式らしい。

 

「ハァッ!」

 

霊夢がホーミングアミュレットで撃ち落とす。

 

「これは本当に短期決戦で決めなけりゃ不味いな…レイム、マリサ、話がある。」

 

そうして晋矢は魔理沙に作戦をスタープラチナは霊夢に作戦を(承太郎が水中で話してたみたいに)伝えた。

 

「……それでやれるの?」

 

「やれるか?じゃないやるんだ。上手く行けば2人は落とせるんだ」

 

「それしか方法が見付からないし、それで行こうぜ!」

 

3人は頷く。晋矢が魔理沙の箒の後ろに立つ。

 

「世界!時よ止まれ!」

 

晋矢は時を止めて思い切りナイフを投げ、パチュリーとレミリアの目の前にありったけのナイフを設置した。

 

「そして時は動き出す」

 

パチュリーとレミリアは防御姿勢を取る。しかしナイフの軌道は外れる。

 

「夢符「封魔陣」」

 

そう言って霊夢はスペルを発動させる。まさに結界とも言えるようなスペルだった。それは霊夢が全力で放ったスペルである。

 

「!神槍「スピア・ザ・グングニル」」

 

レミリアもそれに対してスペルを発動する。紅く、大きな槍をその手に形成した。それを思い切り投げ付ける。しかしグングニルだけでは対処仕切れなかったらしい。封魔陣はグングニルを弾き飛ばした。

 

「火水木金土符「賢者の石」」

 

パチュリーがスペルを発動する。5つの色の石がパチュリーの周りを回り弾幕を放つ。それでやっと封魔陣が打ち破られる。

 

「「ッ!!」」

 

2人はようやく気付く。今の封魔陣は囮であった事に。魔理沙が八卦路を構えている。その直線上に2人は「並んでしまった」。あのナイフは防御姿勢を取らせる為だけに投げたナイフ、スペルを発動させない為である。そして霊夢の封魔陣でスペルを出させ一直線上に立たせる。

 

「行くぜ!恋符「マスタースパーク」」

 

八卦路から虹色の極太レーザーが放たれる。そしてそのレーザーはパチュリーとレミリアを包みこみ、そして落ちてゆく。

 

「後は…」

 

晋矢はフランに視線を向ける。

 

「お前だけだ。吸血鬼」

 

フランはニタリと笑い、手を出す。

 

「きゅっとして────」

 

「……?」

 

「不味い、晋矢離れろ!」

 

「────ドカーンッ!」

 

フランが手の平を握った瞬間、晋矢の右腕が爆発した。

 

「ッ!?」

 

晋矢は右腕を抑える。だがしかし、今は吸血鬼。右腕は瞬く間に再生した。

 

「なんだ、あの能力はッ!?魔理沙が言っていた能力か!?」

 

「そうだぜ!アレで本棚が倒れてきたりしたんだぜ!」

 

「何よあれ……あれじゃあ近寄る前にこっちがやられる!」

 

フランはもう一度右手を上げる。

 

「チッ!世界!時よ止まれ!」

 

晋矢は時間を止め、2人を引っ張って紅魔館の屋上へと飛び降り、物陰に隠れる。

 

「時は動き出すッ!」

 

「「ハッ!」」

 

2人はキョロキョロと辺りを見回す。

 

「安心しろ。あいつならアソコだ」

 

親指をクイッとやる。フランは晋矢達を見付ける為にキョロキョロと探していた。

 

「あの能力は俺達を見付けないと発動しないらしいな」

 

「だけど何時までもここに留まってられないわよ」

 

「あいつを倒す方法はあるのか?晋矢」

 

晋矢は黙り込んで考える素振りを見せる。

 

「あるっちゃあある」

 

「ならそれw「だがこれはリスクも伴う」どう言うことだ?」

 

 

 

 

 

 

~青年説明中~

 

 

 

 

 

「つまりこれはお前らが何かを失うというリスクが非常高い」

 

そう言って晋矢は黙り込む。

 

「なぁんだ。そんな事か」

 

魔理沙が笑いながら言う。

 

「リスクって言うから死ぬ心配があるかと思って損したわ」

 

霊夢が溜め息をつく。

 

「だが何か一つを失うんだぞ!?」

 

「何か一つ失う程度なら別にいいんだよ。どうせ治る方法があるしな」

 

晋矢は唖然とする。

 

「それしかないんでしょう?さっさとやるわよ。あんたが失敗しなかったら良いだけの話じゃない」

 

「……あぁ、そうだ。そうだな」

 

晋矢は不敵な笑みを浮かべる。

 

「じゃあ最後の一仕事、やってやりますかね……!」

 

2人はコクンと頷いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「出て来ないなぁ」

 

フランは退屈そうに辺りを見回した。

 

「そうだ!屋上全部壊しちゃえばいいんだ!」

 

そう言って屋上に手を出す。

 

「きゅっとして……ッ!」

 

壊そうとした直前、霊夢のホーミングアミュレットが飛んでくる。フランは霊夢のホーミングアミュレットの「目」を奪いそして

 

「ドカーンッ!」

 

それを握り潰す。するとアミュレットは全て破壊される。

 

「見ぃつけた♪」

 

霊夢はスペルを取り出す。

 

「霊符「夢想封印」」

 

夢想封印がフランに向かって飛んでゆく。

 

「QED「495年の波紋」」

 

それに対してフランはそれ以上の数のスペルで応戦する。

 

「彗星「ブレイジングスター」」

 

上空から魔理沙が彗星の如くスピードで落下してくる。フランはそれを真正面から受け止め、そして適当に投げた。

 

「うわぁぁ!」

 

バランスの保てない魔理沙は空中で回転する。そしてフランは手を出すがある事に気が付く。

 

 

 

 

 

────晋矢がいない。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ォォォ」

 

何処からか晋矢の声が聞こえてくる。

 

「…ォォォォォ」

 

フランはキョロキョロと見回すがいない。

 

「オォォォォォォ!!!」

 

そして頭上から晋矢の声が聞こえてくる。上を向くと晋矢が落ちてきていた。霊夢のホーミングアミュレットや夢想封印では太刀打ち出来ない事は分かっていた。そこで魔理沙が遥か上空へ行き、晋矢がそこで飛び降りる。そして魔理沙がブレイジングスターで加速し、フランに激突。しかしこれも囮、その間に晋矢は上空から落下して来ていたのだ。

 

「ッ!」

 

フランは襟首を掴まれる。

 

「きゅっとして───」

 

右手を上げるが

 

「スタープラチナ・ザ・ワールド!」

 

その前に時を止める。

 

「かったるい事は嫌いなんでな…このまま、殴らせて貰うぜ!さっき作ったスペルだ!審判「裁くのは、俺のスタンドだ!」」

 

スタープラチナは拳を握り締める。

 

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオ!!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」

 

出来るだけ手加減をして、しかし気絶する程度でスタープラチナは止まった時の中で殴り続けた。

 

「オラァ!」

 

そして最後の一撃

 

「────そして時は動き出す」

 

「ガッ!ハァ……」

 

そう言ってフランは落下していく。だが晋矢はスタープラチナでフランを抱き抱える。

 

「やれやれ……また落下か」

 

しかし、途端にふわりと身体が浮く。

 

「……ナイスキャッチだ。レイム、マリサ」

 

霊夢と魔理沙が晋矢の足を掴んでいた。

 

「お、重い…!」

 

「早く……スタープラチナで…魔理沙の箒に……乗りなさいよ……!」

 

「おっとすまない」

 

フランを抱えたスタープラチナで魔理沙の箒に掴まる。

 

こうして紅霧異変は幕を閉じた。

 

to be continued…




紅霧異変、大分早く終わりました。次は宴会ですね~。中々書くのが面白いです。それではみなさん。じゃあな……
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