気づいたら幻想入り   作:ノイミル

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こんばんは、ノイミルです。宿題全然終わらないのに、何故か得体の知れない余裕を感じる今日このごろ。こうして小説も書いて出しちゃってます。

まぁ、ともかく第7話です。




【2章】新たな生活、新たな出会い
第7話-新しく始めるってなかなか楽しい、俺はそう思います-


人里から少し離れた小屋にて

 

「ふわぁ~、…んんっ」

グッと背伸びをして周囲を見る。

 

「あれ、ここはどこだ?…あ、そっかあの小屋だ。…俺ここで寝てたんだっけ」

そういえば、人里の外だったな。疲れてたとはいえ、よく無防備にも寝れたものだと自分に対して悪態をつく。

 

 

あっ、そうだったと1つ思い出す。

「よし、じゃあ早速朝のトレーニングだな!」

そう、俺はこれから習慣にする予定の朝のトレーニングをするのだ。

とはいえ初めてやるので、まずは腕立て20回腹筋20回そして体幹トレーニングを…あ、時間とかわかんないや。まぁ、しばらくやろう。

 

「よし、まず腕立てだな。よいしょっと」

 

「1、2、3、4………18、19、20っと!」

次は腹筋だな

 

「いち、にー、さーん………にじゅっと!」

 

最後は体幹か…

 

 

 

 

 

「……荒ぶる鷹のポーズ!!」

 

……ハッ!俺はいったい何を?…

 

いやこのポーズ意外と効果あるんじゃない?

…やめよう。きちんとやろう。

 

 

 

数分後…

 

ひと悶着(1人だけで)あったがトレーニング無事終了。

この後は慧音先生の所に行くつもりだ。…ん?あぁ何故先生呼びなのかというと実はな俺、今日からあの寺子屋の生徒となったのだ!

 

勉強…うん、初めての事だから少しワクワクしている。あと寺子屋には俺と同じくらいの子どもがいっぱいいるって言うから楽しみなんだ。

 

というか何か不服なんだけど、俺の外見って11歳くらいなんだと…14なのに

…もしかして俺と同じくらいってそういう事じゃ無いだろうな?

 

うー、まぁともかく今から行ってきます!

 

 

▼ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

…やっべ早く来すぎちゃったぜ。そして来てから慧音先生に…

 

~回想~

『ん?なんだもう来たのか?』

『え、もしかして早く来すぎた…?』

『そうだな、まだあと1時間程だぞ』

『うぇ、そんなに早く来ちゃったのかー…どうしよ』

『ふふっ、楽しみにしてくれてたんだな嬉しいよ』

『うっ…ま、まぁそうですけど…』

『まぁ、あと1時間ゆっくりするといい』

そうして部屋に上がらせてもらう。

 

すると

『…む、白羽はもしかして風呂に入ってないんじゃないか?』

 

『…』(目そらし)

『…はぁ、全く女の子なんだから身だしなみには気を付けないといけないだろう。風呂、入ってきなさい』

『え、いや、でも…』

『は・い・っ・て・き・な・さ・い』

『は、はい』

 

~回想終了~

 

いや、あんだけ凄まれると従わざるを得ないな。汗あんまかいてなかったんだけど

 

…つまりそういうわけで今は風呂場にいる。

 

服借りちゃったな、それに風呂も入れさせてもらって…うぅ、やっぱ申しわけない。

 

でも、慧音先生には昨日といい今日といいめちゃくちゃお世話になってるなぁ…何かお母さんみたいだ。

 

そんな事を考えながら服を脱ぐ。

「って、おぉ…結構汚れてるや」

昨日はドタバタしてたしな、当たり前か。

 

 

 

………

 

「ふぅ、いい湯加減だった…」

 

「ふははは、入浴シーンがあると思ったか!残念だったな!」

…いや、だって流石に恥ずかしいだろ?

 

「大声で何を言っているんだ?」

 

ビクッ!

「うぉ、先生!」

 

「?いったいどうしたというんだ…

あぁ、そうだ服はどんな感じかな?ぶかぶかじゃあなかったりしないか?」

「い、いやそんなこと無いですよ。というかぴったりです。

あ…あと、お風呂ありがとうございました」

「あぁ、どう致しまして。服は、そうかぴったりか。なら大丈夫だな、それは君に上げるよ」

「へ?上げる?」

「もともと私が小さな頃に来ていたものがたまたまあってだな、流石にもう着れないし、かといってそのままにしておくのも勿体無い。そんな所に、君のような子が居たんだ。有効活用だよ、遠慮なく貰ってくれ」

「あ…その、えっとありがとう…ございます。何から何までお世話になっちゃって」

「ふふっ、いいんだ。ただ、辛気臭い顔は子どもには似合わないな。笑顔だぞ」

「あっ…はいっ!」

 

くっ、慧音先生いい人過ぎる…涙出てきそう。

 

「さてと、そろそろ生徒たちが来る時間だな。今の内に自己紹介の練習でもしてみたらどうだ?緊張も和らぐかもしれないからな」

「なるほど…してみるよ!」

「その意気だ」

 

 

俺の寺子屋生活が、今始まる!

 

▼ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

…やばい、緊張してきた。

 

現在俺はとある扉の前へときている。…そう教室の扉の前だ。中からは先生の声と数人の子ども達の声が聞こえてくる。

 

…というか何か聞いたことある声も聞こえる気がするんだけど。気の所為か?

 

 

「すー…はぁー。よし、そろそろじゃないかな」

 

中での先生の話も終わったようで、こちらに入ってきてくれと声がかかった。

 

ゴクッ…よし

 

がらがらと、音をあげ扉を開く。

 

少し俯きがちにぎこちない動きで教卓のそばまで来る。

 

「この子「あーーーー!!」…なんだチルノ、いきなり大声を出すんじゃない」

 

へっ、チルノ?じゃあ聞いたことのある声ってやっぱり…

 

俺は少し俯いていた顔を上げて少し後ろの方を見ると

 

「あ…チルノ?」

「やっぱりシラハだったのね!でも何でここにいるの?」

「え、あぁそれは」

 

パンパン

 

手の叩く音が響く。

「まぁまぁ2人ともストップ、チルノは席に座りなさい。白羽もまずは自己紹介だ」

 

あ、そうだったちょっと衝撃だったから忘れてた。

 

「よし、じゃあ話を元に戻すが…この子が今日からこの寺子屋で皆と一緒に過ごすことになる。それでは白羽、自己紹介を」

 

「はい、えっと俺は鬼城白羽です。…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…はれ?

 

けーね<『どうした!?続きは?』ヒソヒソ

しらは<『すんません!忘れましたァ!』ヒソヒソ

けーね<『な、何かないのか!』

しらは<『…以上です。とかは?』

けーね<『駄目に決まっているだろう』

 

そう、もたもたしていると

救いの手が上がった。

 

「は、はい質問!」

「ん?あ、あぁどうしたリグル」

 

「えっと、白羽さんは…虫はお嫌いですか!」

「…え、いや、別に嫌いじゃないけど」

「うわぁ!そうなんですか!えへへ、嬉しいです!」

「お、おう」

虫好きなんだろうか、でもあの触覚みたいなの何だろう。

 

「じゃあ次!あたいが質問するわ!」

「うん、いいぞじゃんじゃん白羽に質問していけ」

先生ェ…

 

「好きな事は?」

「うん?まぁ、体を動かすのは好きだな」

「じゃあ今度追いかけっこして遊ぼーよ!」

「ふっ、俺に勝てるとでも?」

「勝てるもん。あたいさいきょーだからね!」

「くっくっくっ、ならば世の中の広さを思い知らせてやるっ!」

「望むところねっ!」

 

「はいはい分かったから2人とも、じゃあ次質問がある者はいるか?」

 

その後

じゃあ私もっ!じゃあ僕も!といった感じでしばらく質問責めになった。

 

 

▼ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「さ、流石に疲れましたよ」

「ふふっ、あぁお疲れ様。っとそろそろ授業の時間だ。

白羽、君の席はあそこのリグルの隣だ」

 

そう言われたので、リグルの隣へと向かう。ちなみにリグルの右隣が俺だ。

 

 

「よろしくね、白羽さん」

「うん、よろしく

あ、でも白羽でいいよ」

「本当?じゃあ白羽も、私のことリグルって呼んでね」

「分かった、改めてよろしくリグル」

 

これだ、これだよ!この会話!素晴らしいな、これが友達同士の『おしゃべり』ってやつなんだな!

 

「さて、じゃあ今日は歴史の授業から始めるぞ。白羽は教科書が無いだろう、すまんがリグルに見して貰ってくれ」

 

「じゃ、じゃあ見してくれないかな…リグルの」

「え、あっうんいいよ私のでよければ…」

あれ、何か俺の言い方微妙に卑猥?いや、考えすぎだな。テンションおかしくなってんな、俺。

 

「よし、見せてもらえたな。では今日は……

 

 

こうして一時間目の授業がスタートした。

 

…それにしてもこの教科書っての、大きいんだな




2章のはじめ、第7話終了です。とりあえずこの小説内では、チルノとリグルが寺子屋の生徒という事にしています。バカルテットの皆可愛いですよね。

しかし慧音の授業は難解で退屈だということですけど、どんな感じ何でしょう。少し気になるところです。
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