気づいたら幻想入り   作:ノイミル

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だいぶ遅くなってしまいました。すみません!
言い訳になってしまいますが、忙しい日が続いたので遅くなりました。テストとか体育祭とかテストとか…

えー、ともかく第8話です。


第8話-はしゃぎすぎは禁物です-

「…よし、今日はここまでだ。皆お疲れ様。それと、明後日までにさっき配った算術と漢字の宿題をしてくるように。忘れないようにな」

「きりつ!気をつけ礼っ!」

「「「「ありがとうございました!!」」」」

「うん、気を付けて帰れよ」

 

ガヤガヤと子ども達が出ていったり、友達同士で喋りあったりして移動したりする中、動かない者も一人いた。…言わずもがな鬼城白羽である。

 

「どうしたの白羽?」

「…いや、いい…授業だったな。特に歴史。まるで何かに吸い込まれるようだった。とても深い何かに…」

「そ、そうなんだ」

「えー、でもあたいは何ともなかったわよ?」

「チルノは寝てたじゃないのよ」

「だって退屈だったもん」

そう、たいくt…素晴らしい授業(歴史)だったな、うん。

…まぁ、それはそうとして初めての寺子屋、楽しかった。別に歴史だけだったとかじゃないぞ?算術とかもあったし、あと休み時間にちょっと遊んだりした。しかしサッカーがあるとは思わなかった。外で忘れられたとかは多分ないと思うけど、俺と同じ外来人が伝えたんだろうか?

…実の所、サッカーは知識のみでしか知らなかったし、楽しかったからちょっとはしゃぎすぎてボールを蹴るのに力入っちゃって、ゴールが1メートルくらい飛んでしまったのはここだけの話。

 

…あ、そうだった

「ねぇ、チルノ、リグル」

「「なにー?」」

「明日って休みなんだよな?だったら遊ばない?」

「もっちろん!!いいに決まってるじゃない!」

「うん、私も」

「そっか!じゃあ遊ぼう!…でもどこで遊ぼうかな…」

 

そういえば場所決めてなかったな…

 

 

「湖でいいんじゃない?」

「そうだね、広々と遊べるところはこの里には少ないだろうし」

「ん?そうなんだ。なら決まりだな」

…俺人間なんだけど、まぁこう見えてそこそこの妖怪とかには勝てると思うしね。心配はなしだ

 

 

 

しかし、この時の俺はあんなことになるなんて思いもしなかったんだ…

 

 

▼ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

翌日

 

今俺はあの湖へ向かっている。…宿題?ふふふ、そんなものは昨日のうちに終わらせたぜ!俺頑張った!

という訳で今日は存分に遊べるのだ!

 

いやしかし、ここに来てから3日目なんだけど、こんなに早くに友達(※妖精と妖怪)ができて、しかも遊びの約束まで出来てしまうとは!…ふっ、我ながら恐ろしいな。これもあの時頑張って動き回った意味があったというものだ。

む、そろそろ見えてきたかな?今は霧がでてないみたいだな。まぁ、いい事ではあるんだけどね。

 

「オーイ」

 

遠くから声が聞こえた。

ん?あ、いたいた。あれは…リグルかな?ただ、チルノが近くにいないように見えるけど

 

「おはよーリグル。チルノは?」

「うん、おはよう。チルノ?すぐそこにいるよ?」

え?あ…忘れてた飛べるんだったなチルノ。

 

「はは…おはよーチルノ」

「おはよう、…アンタいま何か忘れてたって顔してたけど」

「ははは、ナンノコトカナ。まぁまぁ、それじゃ遊ぼうよ!」

「…まぁいいけど」

 

「それで、なにして遊ぶのかー?」

「え?あー、まだ決めてなかった」

「そーなのかー」

「そうなんだよなー、どうしy…」

 

ん?おいちょっと待て。何かおかしかった、今なんかおかしかった。

 

「どうしたの白羽?」

「どうしたのよ?」

「何かあったのかー?」

 

……今起こったことをありのままに話すぜ。俺はさっきまで緑髪(リグル)と青髪(チルノ)と話してたんだが、そこに知らぬ声そして金髪が視界に入ったんだ。…な、何を言っているか分からないかもしれない、いや俺もわからない。ともかく目の前に金髪少女がいたんだ。

 

「…えっとどちら様でしょうか」

「リグルだけど」

「チルノに決まってるじゃない」

「わはー」

「へい!違う、そうじゃない!君達ふたりは知っとるわ!あと何最後、『わはー』って!」

「え、私のことー?」

「そう、そうだよ!…ふぅーー…えっと改めてどちら様だ?」

「私はルーミアだよ」

「ルーミアか、俺は白羽だよ」

やっとだ…ルーミアねOKOK。2人の友達かな。

それにしても何か宙に浮いてない?俺の目が悪いんだろうか?

 

「えっとそれじゃあルーミアは、もしかして浮いてるの?」

「んー?そうだよ」

「って事は妖精?」

でも、チルノみたいな羽ないけど

 

「?私は妖怪だよー」

「え、妖怪?…もしかして妖怪も空飛べたりするのか?という事はリグルも」

「うん、飛べるよ。まぁ、妖怪だからといって全部が全部飛べる訳じゃないけどね」

それは初耳だ…

 

「まさか、この中で俺だけが飛べない──!」

「いや、白羽人間だから…」

「ねーねー、そんな事より何してあそぶのー?」

「何して遊ぶのかー」

「うぐ…あ、そうだ追いかけっこしよう、追いかけっこ」

「あー、言ってたね」

「ふふん、良いわね追いかけっこ!まぁ、あたいが勝つけどね!」

「追いかけっこ?じゃあ白羽に追いついたら食べていい?」

「え………いやいやいや!だ、ダメだよ!そういうのは大人になってからだよ」

「ん?」

「え?」

「何やってるのよ2人とも…」

 

あ、あれ勘違いか?…そうなると凄い恥ずかしいんだけど

 

…気を取り直して

「コホン、えーとそれじゃまずジャンケンだな。負けた1人が追いかける事にしよう」

「そうね、それがいいわ」

「じゃあ早速」

 

最初はグーじゃんけんポン!

結果

 

「俺かー」

「へへへー、白羽が追いかけてくるのね!勝負のしがいがあるわ!」

「じゃあ逃げるのだー」

「捕まえられなかったら罰ゲームねー」

「えっ、速っ!

って、罰ゲーム!?」

 

ぬぬ、これは頑張らなければ

 

「んじゃ、行くからな!」

まずは一番近いリグルから、捕まえる!

そう意気込んで地面を抉るほどの強さで地面を蹴った。

 

「うわぁ!」

「チッ、よけられたか」

「いやいや、今のは普通の人間が出せる速さじゃないって!」

「ふふふ、俺は身体能力には自信があるのだ!」

「こ、これは本気でよけないと逃げきれないわね」

そんなやり取りをしつつ、また地面を蹴る。

これをリグルは右側に避けたが、すかさず俺も方向転換し一気に迫る。それをまたリグルが避け、俺がそれを追うといったことをしばらく繰り返した。

 

(むむむ、なかなか捕まんないな…フェイントかけるか)

持ち前の瞬発力を生かしてフェイントをかける

 

「──!」

よしっ!かかった!

突然のフェイントで体勢を崩しそうになったリグルだが、そのスキを白羽はすかさずつく。

 

「よしっ!捕まえた!…あれ?」

ば、馬鹿な!今のは完璧って…しまった空飛べるの忘れてた!またやってしまった。

 

「あ、危なかった」

「ぬぐぐー、次こそは!」

仕方が無いのでスピードをどんどん上げていく。

「は、速い!──あっ!」

またバランスを崩したリグルに一気に迫る!

 

ドンッ!ゴロゴロゴロ

 

「ハァハァ…」

「うぅ…」

「つ、捕まえた!」

「えへへ、捕まっちゃった。というか速すぎるって」

「リグルにはめちゃくちゃ避けられたけどな」

「ふふっ。

 

…あー、えっと」

「?」

「い、いや。そ、そろそろ上から降りてくれないかなーって」//

「あ、…ごめん!」

転がった時にちょうど上に覆いかぶさる感じになっていたのだ。

 

「「…」」

うっ、やばいな

「さ、さぁ後はチルノとルーミアかー」

「う、うん頑張ってね」

 

何か変な空気になったが気を取り直して次に向かうことにした。

 

次はチルノにするつもりだが…あいつ空飛んでやがる。

「くっそー、何か羨ましいぞ」

しかしここは幻想郷だ。もしかしたら俺も飛べる日が来るかもしれない。希望は捨てないぜ!

 

「ふふん、あたいを捕まえられるかな!」

「ふっ、望むところだ!」

相手が湖の上にいる?それがどうした!捕まえてやる!

 

そうして、地面に小さなクレーターをつくる勢いで上に飛ぶ

「うひゃっ!」

「くっ、外したか!」

 

そのまま俺は湖へと落下する

 

ボッチャーン

 

湖の中へと落ちた俺は泳ごうとした。

 

 

 

 

 

…あれ、あれれれれれ?

 

「うぅ!ゴボッ!お、泳げない!」

頭では分かってるのに何故か泳げない。あれ、俺ってもしかしなくてもかなずちだったりするの…か…?

 

「──!!」

俺のことを呼ぶような声が聞こえるがそれもだんだんと遠くなってくる。

 

 

 

やばいな…俺死ぬかも…

 

最後に誰かの姿が見えた気がしたが、

そこで俺の意識は途絶えた。

 




紅霧異変まではもう少しかかるかも。ストーリーの進行が遅くて申しわけない。

ただ、今後の展開はある程度固まってきたので頑張って書いていきたいと思います。
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