ふんふーんと足取りも軽く訓練室へと向かう。
「きょっうっのごっはん〜はぶっ!?」
突然後ろから蹴っ飛ばされて床とキスをする。うぅ、アゴと前歯が痛いよう。
「はっ、すまんな。 あまりに
はい、丸太は動かないと思います!
それはともかく訓練室へ行こう。今日は戦闘力測定の日だからな。
「ベっジータさ〜まのいっしあったま〜♪」
「おいっ!人の話聞いてるのか!?」
次の角を曲がってすれ違った非戦闘員さんが頭を下げて来たので手を振って返す。
「ナッパ〜のか〜みの〜けま〜いご〜ちゅう〜♪」
「おいってば!」
手を伸ばして来た気配がしたのでステップで華麗にかわす。
階段を降りていると後ろから突き飛ばそうとして来たから身をひねって手首をつかんで押し出す勢いのまま下に放り投げてやった。ち、飛んだか。そのまま転げ落ちてたら面白かったのに。
「あのさ、ボク今から戦闘力測定だから、そこにいられるとお邪魔さんなんだけど」
目の前に浮かび上がって通せんぼをしているタタビに言ったのだが、ニヤニヤするだけで退いてくれる様子はない。
「お前が戦闘力測定!?測る意味あんのか〜?泣き虫レイディッシュさんよう!」
泣き虫ってのはこの第87惑星フリーザに来てから呼ばれるようなった悪口だ。それでこいつはいっつもボクに突っかかってくるタタビ。一回こいつのいる隊と一緒に仕事をしてからやけに絡んでくるようになって、なにがしたいのかよく分からない。
「なにおう、そこまでいうならくんれんしつでしょうぶだぁ」
「はんっ、いい度胸だ。やってやろうじゃないか!!」
そう言い捨てて訓練室へと駆け出すタタビ。ボクはその後を歩きながら追っていった。
さて、程なく訓練室にたどり着き、
「勝負だ!!」
「あ、ごめーん。今日は戦闘力測定があるから訓練室空いて無いんだった。また今度ね〜。あ、すみません、ベジータ隊のレイディッシュです。測定お願いに来ました」
「はい!こちらへ入ってください」
歯ぎしりをするタタビを捨て置いて中へと入る。測定自体は簡単で、コンピュータと繋げた高性能のスカウターで測るだけ。
「ベジータ隊のレイディッシュ、20歳、34805-04です」
「はい、2159ですね。2000突破おめでとうございます」
「はん、たった2100か、俺は2300だったぜ」
入口の方から声がした。あいつまだいたのか。
「通信機器技能レベルのテストは隣室で行われますのであちらでお待ちください」
「はーい、ありがとうございました〜」