肉がうまうま♪野菜もうまうま!
なんか不思議な匂いが付いてて今まで食べた中で一番美味しい!
タレもうま〜!!
特にお結びが最高だ!これを知らずに生きていたボクは今までの人生を無駄にしていた!!
「で、弟を探しに来たのよね?悟飯君をキャロって呼んでたっけ」
「うん、カカロット。産まれた後に星流しにされたことがわかって探しに来たんだ」
あ、狙ってたのが悟空に取られた!くそう、負けるか!!
「星流しって?」
横からクリリンが口をはさむ。
「ムグムグ、戦闘力が基準値以下の子は遠い星に流されるんだ」
「その、お前さ、さっきも『この星に来た』って言ってたけど、ひょっとして宇宙人なのか?」
「当たり前でしょ?ボクはれっきとしたサイヤ人だよ」
周りの動きが止まったからこのすきに美味しく焼けている串に手を伸ばす。うま〜。
「サイヤ人ってみんなあんたみたいに尻尾が生えてるのかしら?」
「そだよ、尻尾が無いと変身できないし」
「ちなみに、何で遠い星に流すわけ?」
「んぐ、理由は他にもあるけど、一番はその星の生き物を絶やして欲しがってる宇宙人に売るためかな。あれ、何でキャロは君たちと一緒にいるんだろ?」
そう首をかしげるとなぜかブルマたちが一歩後退った。
「頭強く打ったりなんかして忘れちゃったのかな?前にも何度かあったみたいだし……ねえ、キャロ、サイヤ人だってこと覚えてる?」
尋ねても首を横に振るばかり。
「だから悟飯だって言ってるだろ」
悟空が呆れたように言った。
「そ、それで。弟が流されたのはなん年前な訳?」
「えっと、23年前」
そう答えるとブルマが指を折りだした。
「私と四つ違いだから……21、22……」
そして何故かゆっくりと悟空の顔を見る。
ボクもつられて視線をやった時にスカウターに戦闘力10000の持ち主が近づいて来ると表示が出た。ラディ兄ちゃんだ!
火のそばから離れて上空を見上げて手を振った。
「兄ちゃーん!こっちこっち、キャロいたよー!!」
ボクの声に驚いたみんなも上を見上げる。
スタリと降り立った兄ちゃんの眉間には深いシワがよっていた。結構緊張してるらしい。
「親父にそ……」
「兄ちゃん!ほら、キャロ!生きてたよ!!」
「そんな弱い奴らと馴れ合う……」
「兄ちゃんも食べる!?ばーべき、すっごく美味しいよ!!」
キャロ達に何か言おうとしていた兄ちゃんはなぜか片手で頭を抑えてこっちを向いた。ざっ、ざっ、と砂の上を早足で近づいて来る。
「これね、お結びっててへへ、ひはい、ひはいって!」
ギリギリとほおを捻られたので腕を叩いて抗議するも力が弱る様子は無い。
仕方がないので両手でこじ開けてほっぺをさする。
「レイ、カカロット見つけたらまず俺に連絡しろって言っといただろ!」
「あ、忘れてた」