マスター「コミュニケーション?」マシュ「はい。」 作:フブキ@
誤字・脱字・矛盾あるかもしれませんが把握次第直していきます。
更新はなるべく早くしていきます。
地の文初めて書いてみました。なかなか難しい。
暖かい目でお願いします。
誰もいない通路に、足早に歩く1つの音が響く。
時刻は昼の午後2時前。先ほどまでいた自分の部屋を出て特に目的もないままひたすら通路を歩きつづける。
「とりあえず逃げてきたけど、誰がくる予定だったんだ?」
独り言を言い、歩み続けてた足を止める。そして先ほどまで一緒に居た仲間であるマシュの一言を思い出す。
『あ、くれぐれも逃げないように、その人からは逃げられませんので』
さっきは簡単に流していたが、今思うと逃ることができないって恐怖を感じる。マシュが言う、逃げることのできないサーヴァントがここに居ただろうか。
そう思い英霊達を一人ずつ思い浮かべる。
「思い当たるのは……1人しかいない、あいつだ。だとしたら隠れても無意味だ、絶対見つかる」
マシュの言ってたことがなんだか分かった気がする。
あいつだとしたら逃げることが不可能に近い、もし逃げれたとしてもその後どうなるか分かったもんじゃない。
「こちらからマスターの気配が、どこですか~」
聞きなれた声が通路を伝って聞こえてくる。
この声は清姫だ、やはり相手は清姫だったのか、しかも確実に俺のいる方向へと向かって来てやがる。
しかもなんだよ、気配を感じるとか、そんなのチートやチーターやん。
「ますたぁー?」
さっきまでは声しか聞こえなかったが、今は足音が聞こえるほどまでに近づいてきてる。
ここにいるのはまずいな、とにかく近くのトイレに逃げるか。さすがの清姫でも男子トイレには入らないはず。
清姫に聞かれないよう忍び足で移動を開始する。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
カルデアには男子トイレと女子トイレが数ヶ所設置してあり、いつでも行くことができる。サーヴァントにトイレは基本必要ないが、日常生活のひとつとして使う者もいる。
なんでも生前のクセらしい。
男子トイレに逃げ込んだのには意味がある。
清姫がもし、もしヤンデレだとしても女性であることに違いはない、なら男子トイレに入ることを躊躇するはず。
ふふふ……なんて完璧な作戦なんだろう、こうも頭が冴えてると自分が恐ろしいぜ。
「ふぅ、一安心。これからどうするか……」
安心してしまい声を出してしまうが、隠れてることがばれる可能性があるので口を急いで閉ざす。
まず、ここにいるかぎり清姫は来ないだろう。問題はなぜ逃げたと聞かれたときになんて返すかだ。
『急に腹痛に襲われたからトイレに行ったんだよ』
普通に考えてトイレの話をしたあとに、なんで? などと、問い詰めるやつなんていないはず。ならばこれで清姫も納得するはずだ。
「よし、これで行こう」
またもや安堵により声が出てしまった。しかし今回は考えついた言い訳も作ってるあるのであまり問題がない。
立ち上がりドアを開けようとした刹那――
「あら、どこに行かれるのですか?」
「きゃぁぁぁぁあ!」
「ずいぶん可愛らしい叫び方をされるんですね」
清姫がドアの上から自分のことを覗いていた。
「き、清姫? なぜここに……ここ男子トイレだぞ?」
「マスターの気配がしたもので」
こいつから逃げるなんて絶対無理だ、気配を感じるなんてチートすぎる。
今でも清姫と目が合った瞬間にたった鳥肌がおさまることを知らない。
「お腹は大丈夫なんですか?」
「う、うん。もう、大丈夫だよ」
幸いなことに、俺がトイレに逃げたことは知らないらしく、清姫は俺が腹痛でトイレ入ってたと思ってるらしい。
「まぁ! それはよかったですわ」
「と、ところで清姫は俺になんか用があるのか?」
「わたくしマシュさんにマスターと半日を過ごしてと言われましたの」
マシュのやつなんてこと言うんだ、あいつ俺が清姫から逃げられないと思って、清姫に頼んだにバカにしやがって
まったく、マシュの思い通りに見事に逃げれなかったよ。
「それで清姫はなんて返事したの?」
「喜んでお受けしますと、返しました」
「そ、そうなんだ」
清姫はオモチャを買ってもらった子供のような満面の笑みでこっちを見てくる。それが可愛くて逃げたことを後悔してしまいそうだった。
マスター「ま、まずは移動しない? ここ男子トイレだからさ、話しは部屋で聞くよ」
まだまだ続きを書いていきます。
評価・コメント・アドバイス待っています。
更新を早くしていくようにがんばっていきます。
次回も見てください。
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