もし、一誠が数多に結んだ縁によってトライヘキサが討伐されたら   作:戦魔王ゼロ

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アーシアが覚醒します‼ 

あと、一誠の流出の詳細が明らかになります。


トライヘキサ討伐編2

一誠の帰還を待つアーシアの前に、かつて聖書の神と呼ばれた青年ヤハウェと黄昏の女神と呼ばれた女性マリィが現れた。

 

アーシア視点START

 

「あなた様が主なのですか?だけどーーー」

 

「そうだね。僕の身体は滅んだけど、魂と意志は生きていてね。現に、僕の意志は『黄昏の聖槍(トゥールス・ロンギヌス)』に宿っているだろう?」

 

そう言って、ヤハウェはアーシアの側にやって来てリアス・グレモリー達と聖槍の担い手である曹操を見据えていた。

 

「あなた様がヤハウェ様なのですか?」

 

「そうだね。グレモリーの末裔よ‼」

 

リアスの質問に答えるヤハウェ、それを見ていた曹操はーーー

 

「僕の聖槍に意志が封じられているのは知っています。では、魂は何処にーーー」

 

「それはね。奇跡(システム)を維持するために、魂は幾つか分散していてね。大半は奇跡(システム)と同化しているが、残りはーーー彼女の聖母の微笑み(トワイライト・ヒーリング)の中に封じたんだ」

 

『⁉』

 

その場にいた全員が絶句していた。それもそうだろう。数は少ないとは言え、複数存在する神器の中に聖書の神が宿っており、いつも側に居たことを知ったのだからーーー

 

「私たちを見ていたんですか?」

 

「いや、君たちと居たときは意識は無かったよ。彼女に触れられるまではーーー」

 

そう言ってヤハウェはマリィを視線をやる。彼女の存在を理解していないリアス達はーーー

 

「彼女で何故、起きたのかしら?」

 

彼女の力について聞いてきた。そのやり取りを見ていたまどかはーーー

 

「彼女は、かつて世界の中心、座と呼ばれる所に至った元女神様なんだよ!そうだよね、マリィちゃん‼」

 

「うん、そうだよ‼まどかーーー」

 

元黄昏の女神のことを紹介する世界の法則となった魔法少女の女神、そのやり取りはほんわかしていたが、見る人からすれば、シュールに写っていた。

 

無論、あのコズミック変態(メリクリウス)は魔法陣を介して写真を撮っているだろうがーーー

 

「そうなんですか?凄いです‼」

 

アーシアも混ざって彼女達は、ガールズトークを始めた。いつの間にかゼノヴィアとイリナも混ざって楽しく話していた。

 

それを見たリアスはーーー

 

「よく、神様と普通に話し掛けれるわねーーー」

 

呆れていた。それを楽しそうに見つめていたヤハウェはーーー

 

「ふふふ、楽しくてなりよりだ」

 

アーシアに対して自分の子のように見守っていた。

 

「何だ、この状況はーーー」

 

曹操は、その光景に呆気に取られていた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ーーーーと言う訳なんだ」

 

しばらくして、アーシア達のガールズトークが終わったあとに一誠の状況や過去、トライヘキサについて話していた。

 

「イッセーがトライヘキサを討とうと立ち上がったのねーーー」

 

「そうだ。僕は、そのためにアーシアにある頼み事があって聖母の微笑み(トワイライト・ヒーリング)から出たんだーーー」

 

そう言ってヤハウェはアーシアの手を取った。そしてーーー

 

「アーシア・アルジェント、僕の後継者になってはくれないかい?」

 

『えっ~~~‼』

 

ヤハウェの突然の後継者になってくれの宣言に驚くその場にいる一同。だが、アーシアだけはーーー

 

「後継者になるとどうなるのでしょうか?」

 

「兵藤一誠君を助けることができるーーー」

 

それを聞いたアーシアは微笑みを浮かべてーーー

 

「やります‼イッセーさんを助けることができるなら‼」

 

後継者になると即決した。だが、リアスはーーー

 

「良いの⁉彼は神様になれと言っているのよ‼」

 

「そうですわ。そしたら、悪魔を止めることにーーー」

 

「そうだね。今の僕の力なら、彼女を悪魔に変えた『悪魔の駒(イーヴィル・ピース)』を取り出して、彼女を元の人間に戻すことができる。そして、そのまま僕の力を譲渡する形になるだろうね」

 

「そんな、信者として素晴らしいことだけどーーー」

 

「神様になっちゃうと自由に学校にはーーーー」

 

「嗚呼、それは問題ないよ。ミカエルには僕から言っておくし、恋愛だって自由だ。それに、このままだと兵藤一誠君は孤立してしまう」

 

「それはどう言う事ですか⁉」

 

「兵藤一誠君の流出の性質は、自分の相手が強ければ、強いほど、自分も強くなるものでね。それも自分の仲間だと認めた者も強くしてしまう。覇道強化と言うもの何だよ」

 

「その性質故に、彼はいつも何かに巻き込まれてしまうだろう?」

 

ヤハウェの言葉に黙ってしまう一同。何故なら、彼は自分との意思関係なく様々な強敵と戦い強くなってきた。それが一誠が望んでいたのかは分からない。彼は何度も負けて、負けから這い上がり強くなっていた。

 

「気付いただろう。私の怒り、呪いが集まった『龍喰者(ドラゴン・イーター)』サマエルすらも、彼を消滅させることは出来ず、真龍と龍神の力を新たに手にした状態で蘇った。これには私も驚きを隠せなかったよ‼」

 

そこでアーシアは気付いた。このままではイッセーが闘争の渦に巻き込まれ、癒えない傷を負ってしまうことに。だからーーー

 

「ヤハウェ様、私は貴方の後継者になります。イッセーさんが強くなって傷つくのなら、私はイッセーさんを癒して上げたい。ーーーいや、傷つく人たちがいたら悪い人たちでも私は癒したいんです‼」

 

彼女の叫びが奇跡を起こす。マリィは、その様子を見てーーー

 

「聖遺物は大丈夫。アーシアの聖遺物はイッセーだからーーー」

 

そう言うとーーーアーシアから聖なる光が放たれた。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「私はイッセーさんを癒す聖母(マリア)となります。だから、イッセーさん、私も連れててくださいね‼」

 

今、ここに聖母(マリア)が再誕するーーー

 

流出(Atziluthーー)

 

癒しを願う聖母の微笑み(Twilight・Healing・Hope of Maria)

 

全てを癒す心優しき女神がここに誕生した。

 

 

 

 

 

 

 




一誠の流出は、一誠の渇望である自身の相手に勝ちたいということから自身の相手が強ければ、強いほど自身も強化させれるというもの。無論、自身の仲間にも適応される。また、自身の強敵と思った者達の技や能力も使えるところから少し、ラインハルトの流出に似ている。

アーシアは全てを癒やしたいという渇望から周囲のものの傷(トラウマも含む)を癒していくアーシアらしい覇道。敵すらも癒すところがアーシアらしい。アーシアの聖遺物は、マリィと蓮との関係と同じく、一誠が聖遺物となっている。ぶっちやければ、この世界のイッセーとアーシアの出会いは必然だった。

次回は誰が覚醒するのかな?お楽しみに‼

アーシアの詠唱は次回以降に明らかにします。

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