もし、一誠が数多に結んだ縁によってトライヘキサが討伐されたら   作:戦魔王ゼロ

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FGOの「魔獣戦線バビロニア」とポケットモンスターサンに集中していた為、更新が遅れました。すいません

今回は、その時に思い付いたキャラ達も登場します。


トライヘキサ討伐編4

これは、ヴァーリが一誠達と合流する前に起きた出来事である。

 

ヴァーリ視点START

 

突如、現れた一誠の宿敵達から共闘を持ち掛けられたアザゼルとミカエル達は、通信魔法陣で他の神話の神々と話し合っていた。その間、俺達は一誠の宿敵達からアザゼルから受けた拘束を解いてもらっていた。

 

「これで、完了だ」

 

「アザゼルが作った拘束術式を一瞬で解くとはーーー」

 

俺は、アザゼルの術式を一瞬で解いたカール・クラフトの解呪に絶句していた。

 

「この程度なら、力を取り戻した兵藤一誠なら一瞬で解くことができるだろう。確かに、面白い構成をしていたがなーーー」

 

「相変わらず、その腕は衰えていないな。カールよ。だが、その腕を全てを黄昏の女神のストーキングに注ぐのは、どうかと思うがなーーー」

 

「それは、同意だ。何故、真っ正面から想いを伝えずに、裏でこそこそ暗躍する。それでは、悪質なストーカーと変わらぬ」

 

カール・クラフトの腕前を評価する黄金の獣ラインハルトと英雄クリストファー・ヴァルゼライド。だが、黄昏の女神であるマリィのストーキングに、その全てを注ぐ姿には呆れ果てていた。

 

「我も同意だ。貴様の行動は、我でも引くぞ‼」

 

「ギルに言われたくないと思うよ?」

 

「そうね。確かに、傲慢な貴方には言われたくないでしょうね?」

 

「黙れ、エレキドゥ。そして、うっかり娘を依り代にしたうっかり女神には言われたくないわ‼」

 

「何ですって‼」

 

英雄王ギルガメッシュもドン引きしていた。だが、彼の友であるエレキドゥと、彼らに同行していたメソポタミアの神の一柱、神々の兵器であるエレキドゥの死因に繋がった女神イシュタルは彼のドン引きに疑問視していた。それに対してギルガメッシュは反論し、イシュタルと口喧嘩していた。

 

その一方でーーー

 

「貴方達が私の子孫ですかーーー」

 

「お会いできて光栄です。まさか、貴方が女性だったとは思いませんでしたがーーーー」

 

「私も光栄です‼」

 

アーサーとルフェイが自身の先祖である騎士王アルトリア・ペンドラゴンと邂逅していた。アルトリア・ペンドラゴンはルフェイの髪を撫でてーーー

 

「この世界の私はどうやら子孫を残せたのですね。そして、可愛いですね!」

 

「ありがとうございます」

 

この世界の自分の子孫を可愛がっていた。だが、その周りではーーー

 

「あの女、父上に撫でられてやがる‼羨ましい‼」

 

「まぁまぁ、落ち着きなさい。サー・モードレッドよ。私は彼らが我が王の子孫で良かったと思いますよ。そうでしょう、サー・トリスタン?」

 

「そうですね、サー・ガウェイン。それで、ベディヴィエール?サー・ランスロットは何処に行ったのですか?」

 

愉快な円卓の騎士達がいた。その一人であるトリスタンが、円卓最強の騎士であるランスロットが何処にいるのか親友であるベディヴィエールに尋ねると、ベディヴィエールは指を指して彼の居るところを答えた。

 

ベディヴィエールが指した所にはーーー

 

「おお、麗しきお嬢さん方‼私とお茶をーーー」

 

「この穀潰しが‼」

 

「あははーーー」

 

刃狗(スラッシュ・ドック)チームの女性陣を口説く円卓最強の騎士がいた。それを自身の息子が宿ったデミ・サーヴァントであるマシュ・キリエライトにハリセンでツッコまれていた。それを見たマシュのマスターである荒神零児は苦笑していた。

 

他にもラスボスクラスの力を持った者達が自分の出番を今か今かと待っている。

 

それを見ていた俺はーーー

 

「クソ‼俺は、見てることしかできないのか‼」

 

苛ついていた。彼らならトライヘキサを討伐するのは、容易いだろう。そこにイッセーも加われば必ず討伐してくれるだろう。

 

だがーーー

 

「俺は、アイツのライバルだ。なのに、アイツと共に戦うことができないのか‼ふざけるな‼」

 

何時の間にか、自身の心の内を明かしていた。

 

「ヴァーリ、お前ーーー」

 

「荒んでるにゃん」

 

俺の様子を見ていた美候と黒歌は心配そうに俺の様子を伺っていた。

 

だが、ある男だけは違った。旧日本軍の軍服を纏った男が近づきーーー

 

「悔しいかね、少年ーーー」

 

俺の現在の気持ちをストレートに聞いてきた。だから、俺はーーー

 

「嗚呼、悔しいさ‼俺はアイツのライバルだ‼俺は二天龍の宿命関係なく、そう思っている。だからこそ、この世界の者でないお前達とイッセーが戦いトライヘキサを討伐する所に俺が居ないのが腹立たしい‼」

 

「そうか、貴様はあの赤い竜(サタン)のライバルであることを嬉しく思っているのだなーーー」

 

「嗚呼、アイツこそ、俺が生涯を書けて倒すと決めたライバルだ‼」

 

俺はイッセーに対する想いを、その男にぶつけた。すると、その男はーーー

 

「ふふふ、座に至る神になる資格を持つ男のライバルを自称するかーーー面白い‼嗚呼、お前の気持ちは真っ直ぐだ。それ故に俺の心に響いた。素晴らしい‼魔王の血を引いているとは言え、半分貴様は人間だ。それにも関わらず神になる可能性を持つ男に恐れず、ライバルとして接することができる。貴様は勇気のある男だ。良いな、この時代にも勇気は死ななかったーーー」

 

俺の答えに満面の笑みを浮かべた。それだけではない。ラインハルトもーーー

 

「彼は本当の意味でライバルだ。カールよ、条件は同じ方が良いのではないか?」

 

「そうですね。既に術は施しました。さて、君の名はーーーそうだな、明星竜皇(ルシフェル)。そして呪いは君は家族に恵まれないかなーーー」

 

そう言って訳の分からないことを呟いた。すると、俺の頭にーーー

 

「アルビオン、これはーーー」

 

『恐らく、兵藤一誠と同じ力だろう。この力をきっかけに奴は真龍クラスの力を手に入れたのだろう。それで、お前はどうするのだ?』

 

アルビオンは、この力をどうするか聞いてきた。それに対して俺はーーー

 

「決まっている。俺は奴のライバルだ。ならば、同じラインに立てなければ意味がない‼いくぞ、アルビオン‼」

 

『嗚呼、ヴァーリ‼』

 

我は願う 無限の渇望と夢幻の願望を胸に抱いてーーー

 

我は望む 自身の宿敵を越え 遥か高みに立つーーー

 

我に宿るは天に至る白き龍の皇帝(アルビオン・グウィバー)ーーー

 

明星の白き龍ーーー覇の理をも降せ。白銀となりて黎明の王位に至れーーー

 

濡羽色の無限の龍神(オーフィス)よーーー

 

玄玄たる明けの明星(ルシフェル)よーーー

 

究極を超克するる我らが誡を受け入れよーーー

 

流出(Atziluth)

 

汝、玲瓏のごとく我らが燿にて跪拝せよ(Diaborosu・Dragon・Infinity・Lucifer)

 

詠唱を終えると俺に変化が起きた。白い光が俺を包んだ。

 

その光は鎧となった。そして六対十二翼の白銀の翼が生えた。

 

「フハハハ‼どうやら、一誠と同じ境地に立ったみたいだな‼」

 

「私としても喜ばしい。だが、疑問がある。聖遺物は何なのかね、カール?」

 

「どうやら、彼に流れるルシファーの血と白龍皇が聖遺物みたいですよ。名付けるならーーーー白銀に輝く明星(Albion・Gwiber・of・Lucifer)ですかね」

 

「ド直球なネーミングだな、カール」

 

こうして、俺は新たな覇道神となった。

 

ヴァーリ視点終了

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

一誠視点START

 

「そう言う訳で、覇道神になった。これで俺もお前と同じ境地に立ったな」

 

「……、なんでさーーー」

 

俺はヴァーリが覇道神になった経緯を聞いて頭を抱えた。

 

「効果は相手が強ければ強い程、その力を吸収して、こちらも強くなる。まぁ、白龍皇の効果を強くしたというところかーーー」

 

「厄介な半減の力が、さらに強力になったかーーーまぁ、お前らしいな」

 

ヴァーリの流出の力を知った俺は、項垂れるも納得するのであった。

 

俺の様子を見て喜んだヴァーリは、急に周りを気にし始めた。不思議に思った俺はどうしたのか聞いてみた。

 

「どうした?」

 

「アザゼル達が居ないな。サーゼクス・ルシファーもーーー」

 

どうやら、アザゼル先生を探していたようだ。心配そうに探していたヴァーリの姿に俺は苦笑した。

 

「アザゼル先生なら、サーゼクス様を含めた各神話の首脳陣と零刃さんやラスボス勢を含めた代表者達と共にトライヘキサ討伐の作戦等を話し合ってる。あと、二時間で終わるとは言ってたな」

 

「そうか、それにしてもさっきから気になってたんだがーーー」

 

ヴァーリが切り出してきた。言わんことは俺も理解していた。

 

「お前の後ろにいる三柱の神格と骸骨の装束を纏った男は誰だ」

 

「ゴルゴーンさん、ケツァル・コアトルさん、ティアマトさん、キングハサンさんの事か?」

 

「伝説の女神達と初代山の翁が何故、お前の側にいる?特に聞きたいのは、何故、伝説の女神達がお前に抱きついている?」

 

「聞かないでくれーーー」

 

伝説の女神達に抱きつかれていることを指摘された俺は苦笑しながら、スルーして欲しいと頼むのであった。

 

一誠視点END

 

一誠達が談話等で英気を養っている頃、アザゼル達は零刃を筆頭にトライヘキサ討伐しに来た異世界の英雄達とトライヘキサについて情報を交換し合っていた。

 

アザゼル視点START

 

俺達はイッセーと共に戦った英雄達とトライヘキサについての情報を交換し合っていた。その中である秘密を知ることとなった。それは転生者ハンター黒鉄零刃からもたらされた情報だった。

 

「本当なのか、それは?」

 

「嗚呼、一誠に恩を返すだけなら、こんな大勢では来ない。だが、あのトライヘキサは、ある領域にまで手を伸ばしていてな、下手をするとーーー」

 

この世界のみならず、全多次元世界が滅ぶことになるーーー

 

その情報は俺達の想像を越える恐るべきものだった。

 

 

 

 




ヴァーリの流出の詠唱はイッセーの流出と同じく魔王化(イッセーは龍神化)の詠唱を参考にしています。

女神達の登場はFGOの魔獣戦線バビロニアをやっていた時に思い付きました。ティアマトについては、オリジナル設定で話せるようになっています。

キングハサンさん、冠位の位を捨ててイッセーに助太刀しました。一番、頼りになる人が来ました(笑)

今、この作品を終えた後に行われる作品の中で、この作品で出たキャラ達が国際もとい多次元レーティング大会で戦ったらという設定の作品を考えています。もし、イッセーチームにキングハサンが入ったら、さぞ恐ろしいことになるでしょう(笑)

その場合、クゥとリィンは眷属入りは確定です。

次回は零刃からもたらされた世界の破滅に繋がる情報を聞いたアザゼル達の決断から入ります。なるべく、一日一話で投稿を目指しますが、場合によっては3日間投稿できないこともあります。それでも大晦日までには終わらせるつもりなので、よかったら大晦日までお付き合いください。
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