もし、一誠が数多に結んだ縁によってトライヘキサが討伐されたら 作:戦魔王ゼロ
アザゼル視点START
この世界のみならず、全多次元世界が滅ぶことになるーーー
イッセーの知り合いの一人で転生者ハンターである黒鉄零刃からもたらされた情報は俺達の想像を越える恐るべきものだった。
「何故、そう断言できる⁉」
「この世界のトライヘキサが宇宙の中心にある座に至った一誠を狙い始めた。座は世界の法則を流す言わば始まりの場所ーーーラインハルトやカール、蓮の居た世界は神座万象世界と呼ばれ、座に至った者達は自身の渇望や願いを込めた法を流して世界を変えてきた。現在、その座に至った一誠を狙って動きを再開しようとしている。このまま、ほっとくと、一誠が殺られてトライヘキサが座に至ってしまう」
「そうなってしまうとやべぇな。トライヘキサはリゼヴィムの悪意で起きた。その悪意がトライヘキサに残っているのらーーー」
そう言って俺は会議に出ている者達を見渡した。その後ーーー
「アイツの渇望や願いをなんてろくなもんじゃない。トライヘキサがリゼヴィムの悪意を引き継いでたら、俺たちの世界どころか、他の世界もリゼヴィムの悪意によって混乱する。その後、零刃の言った通り滅ぶだろうなーーー」
「彼は異世界を魔王として蹂躙し、その世界で恐れられる存在に成りたいと言ってましたね。その願いをトライヘキサが受け継いでいたらーーー」
「彼の願いの通りに世界を滅ぼそうとするだろう」
サーゼクスの一言で静まり返る会議場。誰もが、その光景を思い浮かんでいた。
静まり返る会議場。そんな中ーーー
「私は彼らと手を結びトライヘキサを討伐する事に同意しますーーー」
『天照‼』
日本神話の主神アマテラスが手を組むことに同意した。先程までは、三大勢力以外の神話勢力は異世界の者達と手を組むことに難色を示していた。アマテラスも難色を示していた。だが、今の零刃の話を聞いたことで手を組むことを決意した。
「アマテラスよ?何故、異世界の者と手を組もうとする?これを機に侵略されるかもしれんのじゃぞ‼」
北欧神話の主神オーディンが自身で感じた不安を打ち明けながら、アマテラスに手を組む理由を聞いた。
彼が手を組むことに難色を示していたのは、トライヘキサを討伐することを理由に、この世界に大量の戦力を送り、トライヘキサを含めて、こちらの神話勢力を叩き侵略するのでは無いかと考えていたのだ。そのため、彼らは異世界の者達の真意を探るために話を伸ばしていた。その中でアマテラスが手を組むことに同意したのだ。
彼らは、アマテラスが手を組むことに同意した理由を聞きたかった。そのため、彼らの意を組んだオーディンがアマテラスに質問した。
アマテラスは、こう答えた。
「侵略するなら、先程、総攻撃を掛けてトライヘキサごと私達を叩き侵略することができたでしょう。でも、彼らはそれをせずにトライヘキサの動きを止めてーーー兵藤一誠の危機を救った。彼らは純粋に兵藤一誠を助けたかっただけなんですよーーーだったら渡りに船です。彼らの力を借りて世界の終焉を終わらせましょうーーー」
このアマテラスの説得により、各神話勢力及び三大勢力は異世界勢と手を組むことにしたのだった。その後、話は進み、ついにトライヘキサを討伐する算段がついたのだった。
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会議を終えた俺は零刃と共に一誠達が休んでいる休憩所に足を運んだ。
「アザゼル先生、零刃さん‼話は終わったんですか?」
「嗚呼、アマテラスが各神話勢力の主神を説得して手を組むことが決まった。あと、作戦についてーーー」
「だから、みんなを集めてくれ‼」
「分かった‼ヴァーリ‼」
「嗚呼。アザゼル‼今度、自分を犠牲にするような作戦を建てたら許さんからな‼」
そう言ってイッセーとヴァーリは休憩所を出てみんなを集めていった。それを見届けた零刃はーーー
「アザゼル、子供の成長って早いよな。前までは、こっちが見てないと危なかったのに、今は、凄く頼もしく感じるよーーー」
「そうだなーーー」
イッセーとヴァーリの成長に寂しさを感じていた。
アザゼル視点END
イッセーとヴァーリを中心に休憩していたリアス達現地勢と助太刀に来た異世界勢は作戦を聞くため、集合場所の羽田空港の着陸場に来ていた。トライヘキサの件で封鎖されており、日本神話と日本政府によって羽田空港はトライヘキサ討伐のための本陣として使われていた。また、助太刀に来た異世界勢の人数が多いため、代表の者達だけが集まっている。その他の者は回線を通じて作戦発表を聞いていた。
一誠視点START
作戦を発表するためにみんなを集めさせたアザゼル先生と零刃さんが俺たちが集まったのを確認すると、作戦事項を発表し始めた。発表するのは零刃さんがやるらしい。
「それでは、作戦事項を伝える。その前に、このトライヘキサについて、こちらで精査して判明したデータを各員に通達する。そのデータを見ながら作戦を聞いてくれーーー」
零刃さんがそう言って手元の魔法陣を操作すると俺たちの手元に小型の魔法陣が展開された。そこにはトライヘキサについて判明した情報がこと細かく記載されていた。
「まず、トライヘキサは自身を8体に分けて待機している状況だ。それぞれにはトライヘキサの力、存在を肯定するためのコアがある。それぞれのコアを破壊することで、トライヘキサは消滅するのだが、ここで幾つかの問題が出てくる。まず、トライヘキサ本体のコアを叩かないと本体以外のコアが再生しトライヘキサ分体が復活してしまう。そのため、その本体を叩く必要がある!」
「7体は囮で本命は1体だ。これで本体を先に討てば良いと思ってるだろうが、そう現実は甘くねーーー」
そう言ってアザゼル先生は腕を組んでため息をついた。何故ならーーー
「どいつが本体が分からなかった。しかも、各トライヘキサがいる場所の内2体はーーー次元の狭間と宇宙にいる」
この事実に動揺する。異世界勢でも次元の狭間や宇宙で戦った者は少ない。
「そのため、各トライヘキサ討伐する部隊を編成した。まず、次元の狭間にいるトライヘキサはーーー」
零刃さんは各トライヘキサを討伐する部隊の編成を発表した。
部隊の編成は、以下の通りーーー
アジア方面部隊
隊長 曹操孟徳
副隊長 ラーマ
ヨーロッパ方面部隊
隊長 アルトリア・ペンドラゴン
副隊長 イスカンダル
オセアニア方面部隊
隊長 オバ朗
副隊長 リムル・テンペスト
アフリカ方面部隊
隊長 オジマンティス
副隊長 ニトクリス
アメリカ方面部隊
隊長 クー・フーリン
副隊長 トーマス・エジソン
太平洋(日本)方面部隊
隊長 足利義輝
副隊長 徳川家康
次元方面部隊
隊長 ラインハルト・ハイドリヒ
副隊長 スカハサ
宇宙方面部隊
隊長 ティアミリス・グレ・フォルトーゼ
副隊長 ギント・キタウミ
突撃部隊
第一部隊長 兵藤一誠
第二部隊長 ヴァーリ・ルシファー
第三部隊長 曹操
遊撃部隊
第一部隊長 奴良リクオ
第二部隊長 うずまきナルト
第三部隊長 黒鉄零刃
司令本部
総司令 レクティファール・ルイツ=ロルド・エルヴィッヒ
参謀総長 ゼロ
技術部長 アザゼル
医療部長 うちはサクラ
と主な部隊の編成と隊長陣はこうなった。
誰が総括して全体の指揮を取るかで揉めたらしいが、様々な異種族と共に治めているレクティファールさんが総司令として全体の指揮を取ることになった。その補佐として仮面の魔人ゼロもといルルーシュが参謀として全体の作戦を指揮をすることになった。
また、遊撃部隊を三つ作った。第一部隊は妖怪や異族の遊撃部隊としてリクオが隊長になり、第二部隊は忍や暗殺者達の遊撃部隊としてナルトが隊長となっている。第三部隊は転生者や転生者ハンターの部隊として零刃さんが隊長になっている。
各方面部隊も、その土地由来の英霊達が隊長となっている。例外としてオセアニア、次元の狭間、宇宙だろう。
オセアニアに関しては由来の英霊がいなかったため、過酷な環境でも戦えるオバ朗さんとリムルさんが隊長、副隊長になっている。
宇宙に関してはロボットや戦艦などが中心となって戦闘をすることになっている。そのため、戦闘の天才と言われたティアが隊長でギントさんは、その補佐として副隊長に任命されている。
一番過酷な環境である次元の狭間には、ラインハルト、スカハサ師匠、それにギルガメッシュなどのラスボス勢が担当する。
まぁ、その中にミルたんがいたことに俺は驚いたがーーー
そして本命であるトライヘキサ本体のコアの襲撃する突撃部隊には、俺、ヴァーリ、曹操の流出、もしくは太極が使えるメンバーにチームD×D+αが加わった部隊。
俺は、この部隊編成に不安は無かった。だからこそーーー
トライヘキサを必ず倒すために必要な情報を集めた。一度解散後は、各員戦闘準備に入っていた。
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準備は終わった。各員が、それぞれの持ち場についた。それを確認したレクティファールさんはーーー
「これより、トライヘキサ討伐作戦を開始する。全隊ーーー作戦開始‼」
作戦開始を宣言するのであった。
一誠視点END
レクティファールの掛け声で作戦を開始しました。今回の作戦を指揮するためには、様々な異種族達が暮らすアルトデステニア皇国を治めるレクティファールがふさわしいと考えて、今回の編成にしました。
次回は各地の戦闘の模様を送りします。お楽しみに‼