もし、一誠が数多に結んだ縁によってトライヘキサが討伐されたら 作:戦魔王ゼロ
ヨーロッパ、アジア勢の戦いのお話です。
日本勢がトライヘキサの弱体化に成功して追い詰めている頃、ヨーロッパ、アジアの方ではーーー
『『グギャアガ~~~‼』』
英霊達が放つ宝具の威力に再生しながらもトライヘキサは絶叫していた。
「私たち、必要かしら?」
この状況を見たアジア方面部隊長華林は英霊達の力を見て、項垂れていた。
この状況になったのは数時間前の話ーーー
ヨーロッパ方面部隊ではーーー
「私の名前はアルトリア・ペンドラゴン。ブリテンを統べた王であり、この隊を任された者だ。至らぬ点があるかもしれないが、よろしく頼む」
「余はマケドニアの征服王イスカンダルだ。今回は、この娘の補佐役として共に戦場を駈けよう‼」
『応‼』
騎士王アルトリア・ペンドラゴンと征服王イスカンダルがヨーロッパ方面部隊の隊員全員に挨拶をしていた。
かの騎士王と征服王が自分達のトップに戦って共に戦ってくれることもあって部隊に所属している者達の士気が高まっていた。
また、彼らの士気を高める存在は隊長陣だけではなかった。
「こんな頼りない助っ人ですまない」
すまなそうに自分達の前に立っている灰色の長髪で、大剣を背負っている青年。彼の名は、かの邪竜ファーブニルを倒した龍殺しの英雄ジークフリート。彼が携える聖剣バルムンクもあってか、彼は注目を浴びていた。
他にもーーー
「皆さん、この戦いが踏ん張りどころです。共に頑張りましょう‼」
「私たちがついているわ‼みんな、頑張りましょう。ヴィヴ・ラ・フランス‼」
『ヴィヴ・ラ・フランス~~~‼』
白い旗を持った戦装束を纏った少女と白いドレスを纏った少女は隊員達に共に頑張ることを誓っていた。白いドレスを纏った少女の言葉に隊員達も口ずさみ盛り上がっていた。
白い旗を持った少女の名はフランス百年戦争を終わらせた聖処女ジャンヌ・ダルク。そして白いドレスを纏った少女の名はマリーアントワネット。自分達の知る史実とは全然違った印象だったため、彼女達は大人気だった。
そのため、彼女達の護衛をしていたサンソンとデオンは終始不機嫌だった。アマデウスは、それを面白そうに見ていた。
フランス勢以外にもーーー
「ここは余と先代のローマ皇帝が来たから安心だ。余達の底力を見せるぞ‼」
「子ブタ達、私たちに着いてきなさい‼」
『オウ‼~~~~』
ネロを含めたローマ勢、エリザベートを含めた吸血鬼勢も隊員達の士気を高めていた。
彼らのような大英雄達と共に戦えることに喜びを感じた隊員達は一層、士気が高くなっていた。それを満足そうに見ていた者達がいた。それはーーー
「■■■■■■■‼」
「お前も感じるかヘラクレス。まさか、お前達と共闘するとはな!」
「それも致し方ないことだ。だからこそ、士気が高まるのだろう、アキレウス?」
「まあな、アタランテの姐さんーーー」
ギリシャの大英雄達も、久しぶりの大戦に武者ぶるいしていた。
そしてーーー
『全軍、突撃‼』
『オウ~~~~‼』
ここまでは良かった。だがーーーー
「開幕の一発目です。いきますよ、シロウ‼」
「やれやれ、倒してしまっても構わんのだろう?」
『『
アルトリアの聖剣エクスカリバーの柄を持ったシロウはアルトリアと共にエクスカリバーの真名解放を行って星星の斬撃を放った。
光の斬撃がトライヘキサを包むとーーー
『グギャアグアギャ‼』
巨大なトライヘキサの半身が吹っ飛んだ。だが、すぐに再生する。
それでも本気の宝具の真名解放だとトライヘキサの身体を吹っ飛ばす威力があると分かったためーーー
『英霊達は全力で宝具を使え‼他の者達は、各英霊達に魔力供給しサポートせよ‼』
そして、先程の宝具の集中砲火に至った。宝具の集中砲火の威力でトライヘキサを身体を削ることが可能と各方面部隊に通達するとーーー
『アジア方面部隊華林よ。私たち、要るかしら?』
アジア方面部隊隊長曹操孟徳こと華林が伝達が届いた。内容はーーー
『英霊達の火力や、あのバカ達の技の威力が高過ぎで私たちの出番無いんだけど‼』
英霊達の本気の宝具の威力はトライヘキサの身体を何千回も壊し続けているため、華林達は自分達の出番が無いと嘆いていた。
これを知った一誠達は苦笑して言葉が出なかった。
ヨーロッパとアジアの英霊達の力が強すぎて、トライヘキサがオーバーキル状態になっている話でした。
次回はアメリカ、アフリカ、オセアニアの様子を送りします。
お楽しみに‼