もし、一誠が数多に結んだ縁によってトライヘキサが討伐されたら   作:戦魔王ゼロ

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最終決戦です‼

リリン達との最終決戦を前編と後編で送りします。

ちなみに、後編が最終回となります。

エピローグもやりますのでお楽しみに‼


トライヘキサ討伐編 最終章2

 

一誠視点START

 

俺とリゼヴィムは息を深く吸い込みーーー

 

『『総員、掛かれ‼』』

 

開戦の号令を出した。

 

『『『『『『『『『応‼』』』』』』』』』

 

俺たちの号令を受けて『E×E』にいた者達全員が己の敵に向かって走り出した。

 

こうして、『魔神王リリン』との最終決戦が開戦した。

 

「開幕は俺たちが引き受けよう!」

 

「俺もいくぜ!」

 

先陣を切ったのはサイラオーグさんとヘラクレスだった。

 

「ヘラクレス、覚悟はいいな‼」

 

「嗚呼、この戦いで俺は真の英雄の誇りを取り戻す‼」

 

そう言ってヘラクレスは地面を踏みつけた。すると、地面が裂かれてーーー

 

『バカな‼地面が割れるだと‼』

 

『アイツは似非英雄じゃなかったのかよ‼』

 

転生者達が、ヘラクレスが起こした地割れに巻き込まれた。それも何万人単員でーーー

 

サイラオーグさんに覚悟を問われたヘラクレスは自身の足で地面を踏みつけて気合を示した。

 

だが、威力があまりにも高く地割れを起こしたのだ。その様子を見たサイラオーグさんはーーー

 

「どうやら、貴様は英雄の誇りを取り戻すために鍛錬に勤しんだようだな。面白い‼」

 

笑みを浮かべて向かってくる敵に構えを取っていた。

 

サイラオーグさんの評価に対して、ヘラクレスはーーー

 

「未々だ。俺は自身の行ってきた悪事を精算するほどの行いをしていない。その精算と貴様に勝つことで、真に誇りを取り戻す。そのためにーーー」

 

「嗚呼、俺たちの戦いの為にも、この戦いを終わらせよう‼いくぞ、ヘラクレス‼」

 

「こっちのセリフだ。サイラオーグ・バアル‼」

 

二人は自身の再戦を約束した。そして、自身の新たな力を発動する。

 

形成(Yetzirah)ーーー狂戦士の衣(Clothing・Hercules)‼」

 

ヘラクレスが自身の先祖が纏った衣を形成した。次に入るのは、あの詠唱だろう。

 

俺の考えを示すかのようにヘラクレスは自身の真の力を発揮する詠唱を口ずさんだ。

 

我は天空の神の不貞の子なりーーー

 

天空の神の妻の憎悪によって剛腕無双の英雄となった。

 

だが、我が子を、妹の子を自身の手で殺してしまったーーー

 

故に、我は償わなければならない。十二の試練を持って天空の神の妻の怒りを晴らせ‼

 

さすれば、我はーーー不死の英雄となるだろうーーー

 

創造(Briah)ーー我、不死の狂戦士なり(Berserker・of・Hercules)

 

詠唱を終えたヘラクレス。するとーーー

 

「Woooo!」

 

上半身が真っ裸になっていた。身体つきは英霊ヘラクレスさんと比べ物にならないが、サイラオーグさんに匹敵している。

 

上半身が真っ裸になったヘラクレスは、敵陣に突っ込んでーーー

 

『何てバカ力だ‼これが、あのヘラクレスだと‼』

 

『英霊ヘラクレスじゃないのか‼』

 

『逃げろ‼』

 

敵を拳で殴り潰したり、首を掴んで絞め殺したりとーーー

 

まるでーーー

 

『バーサーカーだな。先祖と同じだなーーー』

 

「嗚呼、でも俺は今のヘラクレスが好きだなーーー」

 

俺は必死に自分の罪と向き合おうとする姿勢に好感を持っていた。

 

ヘラクレスが無双する姿にーーー

 

「アイツに再戦を挑まれたんだ。俺も格好をつけるとしようーーー」

 

そう言って自身の身体から黄金のオーラを具現化した。

 

見たことがあるオーラだった。あれは、まさかーーー

 

星辰体(アストラル)だな。カグツチと接触したとは言っていたが、まさかーーー』

 

ドライグがサイラオーグさんの変化に気付いていた。俺も驚いている。

 

驚く俺たちを尻目にサイラオーグさんは自分の力を解放する詠唱を口ずさんだ。

 

「創生せよ、天に描いた星辰をーーー

 

我らは煌めく流れ星 我が母は蛇の怪物 我が父は怪物の王 

 

我が身体は鋼よりも堅しーーー

 

我が身体はあらゆる攻撃を防ぐ鎧なりーーー

 

故に、我を越すものは真の英雄なりーーー

 

我の身体を引き裂き英雄よーーー

 

我が皮を衣に纏い、我が肉を喰らって、自身の血潮に変えるが良いーーー

 

超新星(Metalnove)ーーー

 

光輝の獅子王、我が身と鎧とならん(Right・Armer・of・Berserk)

 

詠唱を終えたサイラオーグさんが纏った黄金のオーラより輝きを増していた。

 

そんな、サイラオーグさんにーーー

 

『黄金に輝くぐらいで‼』

 

『無能が‼』

 

『死ねぇぇぇぇ‼』

 

転生者達がサイラオーグさんに襲い掛かった。サイラオーグさんに降り注ぐ魔力弾。魔物達は自身の爪で切り裂き掛かったり、鋭い牙で噛み付き掛かった。

 

だがーーー

 

『無傷だと‼』

 

『バカな‼』

 

『腕が、腕が折れた‼』

 

全て無効化されていた。それどころか自身の攻撃で自損する者もいた。

 

狂戦士となったヘラクレス、獅子王となったサイラオーグさん。彼らが先陣を切ったことで敵陣がいきなり瓦解していた。

 

何故ならーーー

 

『化け物め‼』

 

『逃げろ‼』

 

『クソ、俺たちは力を手に入れた筈なのに‼』

 

屑転生者達を中心に敵前逃亡をする者達がたくさん現れたのだ。

 

無論、それを見逃さない人もいる。

 

「敵を前に逃げるとは、戦士の誇りも無いなーーー」

 

零夜さんだった。零夜さんは小型魔法陣を操作するとーーー

 

『縛れ、そして投獄せよ‼』

 

幾重に展開された魔法陣から何万もの黒い鎖が現れてーーー

 

『止めろ‼』

 

『私、死にたくない‼』

 

『俺の自由がーーー』

 

転生者達を縛りつけて、現れた魔法陣に引き込まれて消失した。その様子を見た零夜さんはーーー

 

「安心しろ。お前らを『神獄界』、俺が管理する監獄の世界に投獄するだけだ。己を罪を悔い改めよ‼」

 

転生者に鎖に囚われた者の末路を明かした。それを聞いた転生者は必死に鎖を引き剥がそうとするが、捕らえた者の異能や力を無効化する機能があるらしく抵抗しても、即座に力尽きて囚われていた。

 

不甲斐ない転生達を見た旧魔王派のメンバーはーーー

 

『役に立たないゴミどもめーーー』

 

『我らの糧になるが良い‼』

 

『私たちの力を思いしレ‼』

 

呆れ果てていた。そしてーーー

 

『みんな、行くよん‼』

 

『魔神王リリン』の掛け声で旧魔王派の主要メンバーと構成員達が動き始めた。

 

『『『『『させるか‼』』』』』』

 

旧魔王派が動いたのと同時に仮面ライダーやスーパー戦隊、ウルトラマン達が動き始めた。

 

大型の魔獣や怪人にはウルトラマンとスーパー戦隊のロボット達が押さえ、小型の魔獣や怪人達は仮面ライダーとーーー

 

『いくぜ、皆‼』

 

『『『『『『『応‼』』』』』』』

 

『世界を掛けた喧嘩だ。妖怪の底力を見せてやれ‼』

 

『『『『『『『『応‼』』』』』』』』

 

ナルトが率いる忍の遊撃部隊とリクオが率いる妖怪の遊撃部隊が相手になった。

 

「いくぜ、サスケ、九喇嘛‼」

 

『言われんでも分かっておるわ‼』

 

「分かっている。『須佐乃男』‼」

 

ナルトに宿る九尾の妖狐、九喇嘛のチャクラ体にサスケが須佐乃男を纏わせた『威装・須佐乃男』が敵陣に大型の魔物達を巨大な刀の斬撃と『尾獣玉』の連射で圧倒していた。

 

それに呼応するようにーーー

 

「力を貸してくれ、羽衣狐ーーー」

 

「不本意じゃが、リクオやイッセーの為じゃ。妾を纏え‼」

 

そう言ってリクオに吸い込まれるかのように羽衣狐が消えていった。

 

するとーーー

 

「いくぜ、『鬼纏 襲色 黄金黒装鵺切丸』‼」

 

九尾の狐の襟巻を身に付けたリクオが現れた。かつて、この姿で最強の妖怪にして最強の陰陽師と呼ばれた男、安倍晴明を倒した姿だった。

 

「リクオ様に続け‼」

 

『『『『『『『応‼』』』』』』』

 

青田坊の掛け声で妖怪達の勢いが増した。彼らの特性上、トップの力や器が大きければ大きいほどーーー

 

『ああ、痛い‼』

 

『く、首が、閉まるーーー』

 

『逃げろ‼』

 

全体が強化される。無論、そのトップであるリクオも強くなるためーーーー

 

「『奥義・明鏡止水"桜"』‼」

 

何時の間に持っていた酒が入った盃に波紋が広がった。

 

『熱い‼燃える‼』

 

『逃げろ‼』

 

そして、リクオの回りは火の海となった。火で燃やされる敵陣営。聖なる力が混ざっているのか苦しそうだった。

 

それを見かねた旧魔王の主要メンバーとリゼヴィムはーーー

 

『情けない。リゼヴィム様、アレの発動許可をーーー』

 

『良いよん‼』

 

リゼヴィムが許可をするとカテレア、クルゼレイ、シャルバはーーー

 

『『『魔神昇華‼』』』

 

と叫んだ。するとーーー

 

『ハハハッハ‼この姿が先代様の本当の姿ーーー』

 

カテレアは旧約聖書に伝えられた怪物レヴィアタンの姿にーーー

 

『これで負ける道理は無いぞ‼』

 

クルゼレイはカテレアと同じく様々な動物の頭が生えているアスモデウスの姿にーーー

 

『ヴァーリ、赤龍帝‼貴様らの最後だ‼』

 

シャルバは巨大なハエと伝わっているベルゼブブの姿に

ーーー

 

それぞれが変貌した。巨大な上に醜悪なオーラがにじみ出ており、見た者達の全てが吐き気をもようしていた。

 

するとーーー

 

『『『喰らえ、三魔神の怨黒砲(トリニティ・スマッシャーーーー)‼』』』

 

三体の巨大な魔神達が巨大な魔方陣を展開して黒い巨大なエネルギー砲を発射した。あまりにも膨大なエネルギーの為ーーー

 

「避けきれない‼」

 

「みんな、防御を‼」

 

全員が即死を覚悟した。それほどのエネルギーだった。

 

だがーーー

 

『『『『『『僕(私)たちに任せて‼』』』』』』』

 

それを防ぐ者達がいた。それはーーー

 

『ドラえもん‼マシュ‼』

 

「いきましょう、ドラえもんさん、のび太さんーーー」

 

「うん、マシュさんーーー」

 

「僕たちの『ひみつ道具』の出番だ。ドラ美‼」

 

「うん、お兄ちゃん‼しすがちゃん、これを‼」

 

「ありがとう、ドラ美ちゃん‼」

 

「俺たちの男気を見せるときだ、スネ夫‼」

 

「うん、ジャイアン‼」

 

そう言ってドラえもん達はある布を、マシュは盾を構えた。

 

彼らの行動を理解したヴァーリはーーー

 

「俺も手伝おう‼」

 

禁手となり、ある能力を発動させる準備をしていた。

 

迫りくる黒い巨大なエネルギー。そしてーーー

 

『『『死ねぇ‼』』』

 

「真名、開帳――私は災厄の席に立つ……其は全ての疵、全ての怨恨を癒す我らが故郷――顕現せよ、『いまは遙か理想の城(ロード・キャメロット)』!」

 

『『『『『『ひらりマント‼』』』』』』

 

Reflect(リフレクト)!』

 

マシュの宝具『いまは遥か理想の城(ロード・キャメロット)』で黒いエネルギーを防いだ。だが、あまりにも膨大なエネルギーのため宝具の発動面で拡散した。

 

拡散したエネルギーをドラえもん達のひみつ道具とヴァーリの「反射」で反らされて、シャルバ達の所に返ってきた。

 

『『『バカな‼』』』

 

自分の攻撃を喰らうシャルバ達。それに畳み掛けるようにーーー

 

『『『トリプルパンチ‼』』』

 

アンパンマン、しょくぱんまん、カレーパンマンのトリプルパンチがシャルバ達の顔面を捕らえた。

 

『『『オノレ‼』』』

 

強烈な一撃を喰らい吹っ飛ばされるシャルバ達。

 

それを見かねたリゼヴィムはーーー

 

『君たちも人の事を言えないよ‼』

 

そう言った後に小型の魔方陣を展開した。するとーーー

 

『『『フハハァッハ‼』』』

 

無傷の状態に戻っていた。

 

「どうやら、リゼヴィムを倒さないと無限に再生するみたいだな」

 

零夜が今の現象がリゼヴィムの力であると見当をつけた。

 

だったらーーー

 

「ヴァーリ、曹操、アーシア、リアスーーー」

 

「分かったわ。リゼヴィムは私たちが相手をーーー」

 

俺、ヴァーリ、曹操、アーシア、リアス、そしてーーー

 

「俺もいくぜ!」

 

「俺もやらせろ‼」

 

「俺も慣れているからなーーー」

 

サトシ、十六夜、カナタ達でリゼヴィムを相手にすることを決めた。また、祐斗とギャスパー以外のグレモリー眷属、フェンリルもリゼヴィムの討伐に入る。

 

「なら、シャルバはーーー」

 

「動きの速い私たち剣士組が相手になりましょう」

 

「名誉挽回と言ったところかなーーー」

 

「まだ、気にしているの?ジーク?」

 

祐斗、アーサー、ジーク、ジャンヌの剣士組が相手をするようだ。

 

「なら、僕達もーーー」

 

「そうだな。俺たちも自身の技を振るおう‼」

 

「剣士としての維持もあるしねーーー」

 

一輝、一夏、リィン、綾斗、雪人の剣士組が祐斗達の補助に回るようだ。

 

「なら、レヴィアタンはシトリーとアガレスが討ちます‼」

 

「そうね、サイラオーグ達は敵陣を崩すのに集中しているから、不本意かもしれないけどーーー」

 

「はい、バアル眷属はソーナ様達の指揮下に入ります」

 

レヴィアタンはシトリー、アガレス眷属、サイラオーグさん以外のバアル眷属が相手をするそうだ。他にもーーー

 

「いくぞ、エーコ‼」

 

『ええ、私たちの力を見せましょう!』

 

「リーズシャルテ様!」

 

『うん、私たちも行くぞ!ルクス‼』

 

アッシュ、ルクス達も参戦する。

 

そして、アスモデウスはーーー

 

「僕たちも行こう」

 

「出ないと出番無くなるからね~~」

 

鳶雄さんの『刃狗(スラッシュ・ドック)』チームとデュリオが率いる教会の戦士団が相手をする。

 

「じゃ、働きますかーーー」

 

「俺はサポートだ。あと、増援ももっと来るぞ。期待しとけ!」

 

ゼファーと零夜さんもアスモデウスを相手をするみたいだ。

 

「なら、僕たちも彼らのサポートをしよう」

 

「………、うんーー」

 

ゲオルグとレオナルドもーーーうん?

 

「僕も戦う。来て、『ゴジラ』‼」

 

『Guwoooo!』

 

ゴジラ、ドライグーーー

 

『バカな、アイツはーーー』

 

まさかのゴジラだった。

 

「レオナルド、作れたんだーーー」

 

えっ、零夜さん?まさかーーー

 

「俺がある程度の怪獣やポケモンの知識を与えたんだよ。まさか、いきなり作るとは思わなかったーーー」

 

『ああ。我が創造主によって作り出された。今後ともよろしく頼む』

 

『『『『しゃべった‼』』』』

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

まさかの喋るゴジラも参戦することになった。だが、心強い。

 

今度こそーーー

 

『リゼヴィム、勝負だ‼』

 

『僕ちんが今度こそ勝つ‼』

 

こうして、最終決戦の大詰めを迎えるのだった。

 

一誠視点END

 

 

 





次回、感動のクライマックス‼

お楽しみに‼
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