もし、一誠が数多に結んだ縁によってトライヘキサが討伐されたら   作:戦魔王ゼロ

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投稿が遅くなってすいません。ようやく、話を纏めることができるため、投稿しました。今回は日本にいるリアス達の元に馳せ参じた増援と、龍神化でボロボロになっていた一誠についてスポットを当てています。また、一誠の手持ちのポケモンが明かされます。


一誠復活、天を貫く螺旋と黒き天翠龍

前回のあらすじ

 

アザゼル達が発動した封印作戦に納得がいかなかったヴァーリの願いに答えるように現れた、かつての一誠の宿敵達、トライヘキサの討伐に来た彼らの強さにヴァーリ達が驚愕していたころ、リアス達がいる日本にも、とんでもない力を持った者達がやって来ていた。

 

リアス視点START

 

「いったい、何が起きたのかしら?」

 

私、リアス・グレモリーはお兄様を含めた各神話の首脳陣が行った作戦、各神話の主戦力達と共にトライヘキサの隔絶封印領域に封印し、果てしなく長い時間を掛けて、トライヘキサを滅ぼす作戦が途中で止まっていることに疑問を感じていた。隣で自身の姉との突然の別れで泣いていたソーナも私と同じような疑問を抱いていた。

 

「何か問題でも発生したのでしょうか?」

 

ソーナがそう口にした。

 

「それは、俺たちの仲間がトライヘキサの時間ごと、封印術式を止めているからな」

 

突如、見知らぬ若い男の声がした。

 

咄嗟に後ろを振り向いた私達は、後ろの光景に驚愕した。巨大な召喚陣が展開されていたのだ。その魔法陣が突如発光したため、目を瞑ると、足音が聞こえた。一人ではない。何千人もの足音が聞こえた。瞑った目を開くと、そこには何千人ものの人々と異形で構成された軍勢がいた。

 

そして、その軍勢の中心にいた者達が私達の所に近づいてきた。

 

私達と共に事態を見守っていた曹操が自身の神器(セイグリット・ギア)である黄昏の聖槍

(トゥール・ロンギヌス)を構えて警戒しようとしたが、近づいてきた者達の戦闘に立っていた刀を持った上半身にコートを羽織ったグラサンの男が

 

「安心してくれ、俺たちは敵対に来たわけではない。だから、その物騒な槍を降ろしてくれや」

 

と言った。

 

彼は軽く言ったつもりだろう。だが、その言葉を掛けられた曹操も含めて私達に強力なプレッシャーが掛かった。迂闊に動けば、殺される。そんな殺気に似たプレッシャーだった。

 

私達の警戒が解けなかったことを見たライフルを持った女性が

 

「あんたが余計なことを言ったから、さらに警戒したじゃないのよ」

 

持っていた巨大なライフルで叩いた。

 

ゴォーン!

 

鈍い音がした。

 

痛そうだ。

 

「痛いじゃねぇか。何すんだよ!」

 

男が、その女性を睨んだ。

 

「あんたの風貌と圧じゃ、警戒されるに決まってるでしょ。気づきなさい」

 

「てめぇだって、際どい格好じゃねぇか」

 

喧嘩を始めた。彼の指摘通り、彼女の格好も怪しい。というか、何、あのプロポーション、私達以上に凄いじゃないと心の中で驚愕した。

 

そう言えば、この二人、夫婦みたいな喧嘩をしてるけど、まさか、、、本物の夫婦と思った瞬間、二人の間に矢が1本飛んできた。

彼らの顔面すれすれを射ぬくなんて、とんでもない腕の持ち主がいるわねと、驚愕を隠しきれなかった。

 

飛んできた方向に桃色の可愛い衣装を纏った、まるで、セラフォール様が大好きである魔法少女みたいな少女がいた。

 

「魔法少女」

 

彼女の姿を見てソーナは絶句しているわね。

 

矢を射ぬいた少女は

 

「いつまで、夫婦漫談をしてるの?話が進まないでしょ。私とOHNASHIしたい?」

 

二人に笑顔でいってきた。目が笑ってない上にお話のイントネーションが可笑しかったような気がする。

 

グラサンを掛けた男が、

 

「すまねぇ。まどか、つい頭に血が登った」

 

彼女に謝った。

 

「あんたにしては、珍しく頭を下げたわね。そんなに義弟が心配?」

 

「心配はしてねぇ。だが、早くあいつの助けになりてぇんだよ。シモンと同じ弟分であるイッセーのな」

 

男と喧嘩した女性の質問を返した男の耳を疑う言葉を聞いた。

 

「あなたは、イッセーの知り合いなの?」

 

「お前さん、イッセーを知ってるのか?」

 

私が一誠の関係者だと知って驚きつつも笑顔で聞いてきた。

 

「私はイッセーの彼女で、主よ」

 

彼らの前で自信を持って言った。

 

そしたら、周りが急に静かになった。

 

「「「「えぇー」」」」

 

叫びだした。数千万人いるから、物凄い大音量でうるさいわね。

 

「あのスケベが、すげぇ美人さんを釣り上げたよ」

 

「嘘だ。イッセーに恋人がいるなんて」

 

何人かの男女は絶望していた。

 

男は嫉妬による絶望をしているのは分かるけど、女性陣が絶望していることは、もしかして彼女達イッセーのことが好きなのかしらと思っていると、

 

「絶望して地面に手をついている女性陣はイッセーに惚れた奴らだ」

 

オレンジ色の髪をした和服を纏った青年が言った。

 

その彼は背中にごつい刀を背負っている。ちょっと待って、彼ら、イッセーが言っていた人たちの特徴とそっくりねぇ。

 

まさか、彼らは、と私の内心を読み取ったようにオレンジ髪の彼が名乗った。

 

「俺の名は黒崎一護、死神代行をしている。そして、こいつらと俺は、かつてイッセーと様々な世界で戦った仲間だ」

 

その後、グラサンを掛けた男が

 

「俺の名はカミナ、大グレン団名誉リーダーにして、イッセーの兄貴分だ」

 

大声で名乗った。

 

それをうるさいとライフルで殴った後に名乗った。

 

「私の名はヨーコ、カミナと同じく大グレン団に所属しているスナイパーよ。ついでに教師もしているわ」

 

そして、矢を放った少女も名乗った。

 

「私の名は鹿目まどか、かつて女神をやっていた魔法少女だよ」

 

それを皮切りに、ドンドン自己紹介し始めたため

 

「ご免なさい。自己紹介は後にして。術式ごと、トライヘキサを止めたって、どう言うことなの?」

 

問いただそうとすると、カミナと言ったグラサンを掛けた男が

 

「決まってんだろう。あの化け物を倒すためにイッセーを助けに来た」

 

と言って、見晴らしのいいところに飛んだ。

 

通常の人間ではあり得ないような大ジャンプして飛んだ、彼は天に指を向けて

 

「生死も次元も突破して、弟の元に駆けつける。例え、ここにいる奴らのほとんどが異世界の者でも、イッセーと共に戦い抜けば、俺にとっては、そいつらも大グレン団だ。時も世界も突破して、無限の絶望に阻まれようが、殴って、突き破る‼」

 

彼が言い終えた瞬間に彼から緑のエネルギーが迸る。それがやがて、巨大なドリルとなって

 

「いくぞ、シモン、イッセー。この魂のドリルが俺たちの絆の証だ」

 

そう言って、天を貫いた。

 

貫かれたところには、巨大な穴ができた。

 

そこから、私の技術でも作ることができない巨大な航空戦艦などで構成された巨大な艦隊が出現した。

 

イッセー、あなたはどんな人外魔境に飛ばされていたの?

私は現在お兄様の所にいる最愛の彼に疑問を投げ掛けるのであった。

 

リアス視点END

 

ヴァーリ、リアス達がイッセーの仲間と宿敵と邂逅している頃、イッセーはカールがもたらしたイッセーの力を封じ込めた術式札から、取り戻す処置を達也を主導とした魔法などの扱う術者達によって施されていた。

 

イッセー視点STARAT

 

「イッセー、よく生きていたなぁ」

 

達也に見てもらった瞬間、呆れられていた。

 

精霊の眼(エレメント・サイト)を使ってようやく分かった。あの時もギリギリの綱渡りをしていたんだなぁ」

 

そう達也は言った。

 

俺は「何を」とは言わなかった。彼が言ったのは沖縄での戦いの話である。あの戦いは確実に死を覚悟したなぁと思い返していた。

 

達也の処置を受けた俺は蓮に

 

変態(オヤジ)が掛けた封印によって力が封じていたから弱くなるのも分かる。だがらと言ってお前が、ここまでボロボロになっている理由が分からん」

 

弱体化した理由を聞いてきた。

 

俺は、この世界に戻った時のことを含めて、この世界で起きたことを全て話した。禍の団(カオス・ブリゲード)がハデスと結託して龍喰者(ドラゴン・イーター)サマエルを俺にぶつけたことで一度殺された。その後、グレートレッドの身体の一部とオーフィスの力の一部を使って蘇ったことも話した。

 

「本当にそれだけですか?」

 

懐かしい声がした。

振り向くと黒の和服を着た女性がいた。胸はリアス並みで腰つきもいい。変わらないなと思った。同時に懐かしく思った。

 

俺は彼女に声を掛けた。

 

「久し振りだな、クウーーー」

 

「久し振りですね。イッセー」

 

彼女の名前はクウ。本当の名前は違うのだが、俺がクウと呼んでからは、こちらの名を名乗っている。気に入ってくれたらしい。

 

ちなみに、彼女はドラゴンである。オーフィスと同じく人化しており、男の姿も取れるが俺が、この姿を褒めてからは、こちらの姿を取ってくれている。

 

「貴方は、この世界に帰ってきてからは自分から戦いには関わらないようにしていた。そのため、昔よりも鍛練の量を減らして弱くなろうとした。でも、今は違うのでしょう?」

 

「全く、お前にはかなわないなーーー」

 

考えが当たったことを苦笑しながらクウに言った。

 

「貴方は自分の大切にしていた絆を失い掛けた」

 

「失いたくなければ、強くなるしかない。必ず『敵』を滅ぼすという覚悟が無ければ、失ってしまう」

 

彼女の言葉を返し、そして

 

「だから、俺は、こんなところで負けられない。俺の絆を失わせる『敵』から、みんなを守る」

 

決意を固めた。

 

「あなたと道を歩むと決意した。なら、私は、いえ、私達6体はあなたの全てを支えます」

 

俺の誓いを聞いた彼女は誓いを立てて俺にメガストーンとメガリングを渡した。

 

「この誓いを立てるのは私だけではありませんね」

 

そう言って俺の後ろを見た。

 

そこにはクウ以外の、かつての俺の手持ちのポケモンであるバシャーモのシャー、ライチュウのライキリ、ラプラスのラプラ、キリキザンのキザン、リーフィアのリーフィがいた。

 

そして、クウは本来の姿である黒いレックウザとなった。

 

本来の姿となったクウは

 

「龍神化の制御について、私達の方で考えがあります。そのためには彼女の力が必要です」

 

そう言った彼女の近くに小さい転移魔法陣が現れた。

 

忘れはしない。

 

あの魔法陣の形は正三角形に剣十字だった。

そう、あれはベルカ式魔法陣。

そして、あの魔力光は白銀、元々は漆黒だったが、今の彼女を表すには、相応しい綺麗な色、そこから現れたのは自身の持った力の全てを使って救った銀髪の女性だった。

 

「久し振りだな、アインス」

 

「お久しぶりです。イッセー」

 

アインスこと、リインフォース・アインスは笑顔を見せて挨拶した。

 

イッセー視点END

 




リインフォース・アインスさんを、このお話の最期のシーンに出しました。彼女はイッセーの龍神化の制御に必要な重要人物となっています。今後の活躍にも期待してください。

また、イッセーの手持ちのポケモン達が今回、明らかになりました。その中でもリインフォースと同じく、イッセーの龍神化の制御に必要なポケモンがレックウザです。このレックウザは色違いのレックウザでイッセーの手持ちの主力となっています。

この作品に出てくる伝説のポケモンや力を持ったポケモンは人化ができます。人化については、この作品のオリジナル設定で原作にはありませんので注意してください。

わかっていると思いますが、この作品のイッセーは原作とはかなりかけ離れた強さや思いを持っています。ただし、スケベなのは原作と同じですのでご安心してください。

次回は、イッセーの過去についてスポットを当てます。
できれば、イッセーの復活についても触れてきたいと思っています。

なお、この作品を含め、私が書いている作品「死神と呼ばれた赤龍帝」の設定を見直すため、更新がまた遅れます。更新を楽しみにしている人達には申し訳ありません。この作品をより良い形で投稿できるように努力しますので、次回の更新も楽しみにしてください。

では、次回また会いましょう。
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