もし、一誠が数多に結んだ縁によってトライヘキサが討伐されたら   作:戦魔王ゼロ

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投稿が遅くなって申し訳ありません。今度からはなるべく週一ペースで投稿していきたいと思っていますので、応援よろしくお願いします。

今回から、3話分は一誠が歩んできた過去について触れたいと思います。
今回は一誠が初めて異世界に飛ばされたことを書いています。

一誠は、どの世界に飛ばされたのでしょうか?

そのことを楽しみながら読んでみてください。




一誠の過去~赤き龍の軌跡~
一誠の過去~赤き龍の軌跡1~


イッセー視点START

 

俺は久しぶりに再会したアインスを見て、安堵した。

 

「どうやら、闇の書の呪いは解けたようだな」

 

アインスに声を掛けた。

 

「イッセーのお蔭ですよ」

 

アインスは微笑んだ。

 

嗚呼、あれからどれだけの時が経ったんだろうか、彼女の元気な姿を見たら、異世界や平行世界に飛ばされた時のことを思い出した。

 

イッセー視点END

 

イッセー回想1 START

 

あれは、五年前の小学校六年の時だった。帰り道のことだった。俺は学校から帰る途中に渡った横断歩道で1tトラックにはねられて、意識不明の重体のケガを負った。この事故で俺は2年間意識が戻らなく、人口の呼吸器等で命を繋いでいた植物状態だったらしい。

 

目を覚ました時には二人とも神に感謝して、喜んでいたな。でも、嬉しかった。二人の元に帰れたことがたまらなくうれしかった。

 

あの事故で俺が意識が戻らなかったのはケガのせいではない。

 

あの事故で俺は自身に宿っていた神器(セイグリット・ギア)赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)ごと、魂が自身の体から離れ、異世界に飛ばされたのだから。

信じられないかもしれないが、事実だ。あのときのドライグの驚きようはなかったなと相棒である赤いドラゴンが慌てふためく姿を見て、思わず笑ってしまった。

 

気が付くと俺は荒野にいた。しかも身体があった。自分の身体の存在と見知らぬ場所にいたことなどの事態の展開に追いつけなかった俺は思わず、叫んでしまった。

 

「なんじゃ、こりゃー」

 

そしたら巨大な顔を意図したロボットたちが現れた。

 

「人間、発見。抹殺する」

 

そのロボット音声器を通して、抹殺することを通達し、俺に襲い掛かってきた。その瞬間、死を悟った俺は目を瞑った。目を瞑った、

 

『やらせるかぁ‼』

 

何処からかバカでかい声がした。何事か、と目を見開いて絶句した。俺を殺そうとしたロボット達の目の前に、グラサンを掛けた顔を意図した赤い巨大ロボットがいた。

 

『無事かぁ、坊主』

 

「うん」

 

『そうか、待ってろ。今、こいつらを倒すから』

 

赤いロボットから男の人の声がした。その声を聞くと、何故か、俺は安心した。

 

『行くぞ、シモン』

 

『分かったよ。兄貴』

 

赤い巨大ロボットの傍に顔面に手足が生えた小さいロボットが現れた。そのロボットが手足を収納すると足元からドリルが生えた。

 

『合体だぁ‼』

 

赤い巨大ロボットにの頭部に、ドリルを生やした小さいロボットが刺さった。その瞬間、いきなり、緑色のオーラが発生した。そのオーラが収まると、そこには、先程の二体のロボットを意図した装飾のある赤いロボットが現れた。

 

『子供を集団リンチするとは、イケねぇなーーー』

 

先程の赤い巨大ロボットから聞こえた声がした。

 

『坊主の声を聞いて、即参上、兄弟合体グレンラガン』

 

『俺たちを誰だと思っている‼』

 

と口上を述べた。

 

そう、それが兄貴たち、グレン団、いや、大グレン団との出会いだった。

 

彼らの戦闘は、すぐに終結した。

そして、俺は彼らに保護された。保護される際に俺の身に起きたことを話した。不安だった。俺でさえも信じられない話なのだ。信じてくれる人はいないと思った。

 

 

『へぇ~、すげぇなぁ~。異世界から来たのか』

 

だが、兄貴、カミナ兄貴が信じてくれた。

 

なんで、信じるの?と聞くとーーー

 

『お前が嘘をつくような人間には見えないからな。それに、その籠手についても、この世界にないからなぁ』

 

俺は嬉しくなった。見ず知らずの俺を助けてくれた、そして、俺の話を信じてくれたことがたまらなく嬉しかった。

 

俺は保護された夜、ドライグにある思いと覚悟を告げた。

 

「ドライグ」

 

『何だ、相棒』

 

ドライグが反応した。

 

「俺、決めたよ。家族の元に帰るまでは絶対に死なねぇ。そのためなら、戦う。そして、俺を信じてくれた兄貴達と、同じ場所にいたい。そのためにもドライグ、俺に戦い方を教えてくれーーー」

 

ドライグに頼んだ。

 

俺の思いと覚悟を聞いたドライグはーーー

 

「今回の宿主は、外れかと思った。だが、覚悟の方は一人前だな。面白い、お前に戦い方を教えよう。俺の扱きは厳しいぞ」

 

承諾してくれた。

 

その日を境に、俺はドライグから、兄貴達から戦い方を学んだ。ドライグは神器(セイグリット・ギア)の使い方、つまり赤龍帝の力を、カミナ兄貴には、剣の使い方、喧嘩の仕方、シモン兄貴からは穴の掘り方、操縦の仕方、ヨーコ姐からは、銃の使い方、狙撃手の心得等を、キタン兄貴からは、ゲリラ戦の仕方、リーロン姐からは、メカの整備の仕方を、ダヤッカさんには、人のまとめ方を、そして、ロシウからは勉強を学んだ。年下のロシウから勉強を学ぶのは恥ずかしかったけど、俺よりロシウの方が頭がいいから仕方がない。

 

俺はドライグや兄貴達から学んだことを着実に自分の物にしていった。

 

色々な場所で戦った俺たちグレン団は、その噂を聞きつけて人々が集まってきて、一つの大きな集団となった。大グレン団である。この大グレン団となってからは、ヴィラルを筆頭とした獣人達からも警戒される集団となった。その一番の要因となったのが、大グレン団の旗艦となるダイグレンを手に入れた時の作戦、ダイガンザン強奪作戦である。

あの時、兄貴は死に掛けた。シモン兄貴を援護するために、チミルフとヴィラルの猛攻を受けて続けた。あのままだと、兄貴が死ぬと思った。

 

俺は兄貴が死ぬと思った時にーーー

 

「殺らせるかぁ‼」

 

咄嗟に叫んで、兄貴とヴィラル達の間に割り込んだ。

 

その瞬間、俺の身体が発光した。

気が付くと、俺は兄貴達が乗るガンメンの操縦席に居た。

 

「何で、操縦席にいるの?」

 

『相棒、聞こえるか?』

 

ドライグの声がした。その後ーーー

 

『相棒、いくら何でもガンメンの戦いに割り込むなんて無謀もいいとこだぞ‼」

 

「ごめんなさいーーー」

 

『まあ、いいだろう。その無謀もあって禁手(バランス・ブレイカー)に至ったんだから』

 

禁手(バランス・ブレイカー)に至った?」

 

『中からは解らんだろうからな、映像を出してやる』

 

映像を見た俺は絶句した。何故なら、グレンラガンと同じサイズの赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)禁手(バランス・ブレイク)である赤龍帝の鎧(ブーステッド・ギア・スケアメイル)が兄貴のガンメンのラガンとヴィラル達のガンメンの間に立っていたのだから。

 

イッセー回想1 END




一誠が初めて飛ばされた世界は「天元突破グレンラガン」にしました。
カミナさんの口上とグレンラガンの合体シーンの描写が難しいですね。
どんな、口上にしようかと悩みました。
今回、初めて一誠のの禁手が出てきました。この作品の一誠は、通常の禁手に加え、今回のような亜種の禁手をいくつも持っています。原作が始まった時には、通常の禁手も使えなくなるのですが、そのことについては、この作品の中盤当たりで触れたいと思っています。
今回出した禁手の詳細は、次回の投稿で触れたいと思いますのでお楽しみに!

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