もし、一誠が数多に結んだ縁によってトライヘキサが討伐されたら   作:戦魔王ゼロ

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お待たせしました。今回も一誠の過去編です。
カミナを守るために一誠が至った禁手、その力で一誠は無双します。また、作品の進行上、グレンラガンの世界が終わったらダイジェストみたいな形で一誠が飛ばされた世界のお話を紹介していきます。一誠の過去を詳しく知りたい方々にはご迷惑をおかけします。また、外伝という形で、この一誠が歩んだ過去のお話を纏めた作品を出す予定ですので、今回はご容赦願います。

この回の最後には、一誠の師匠とも言える人物達が登場します。お楽しみに!


一誠の過去~赤き龍の軌跡2~

一誠回想2 START

 

「何だこれは?」とドライグが出した映像を見た俺は、絶句していた。

 

『お前の禁手(バランス・ブレイカー)だ。さしずめ、赤龍帝の螺旋巨人機(ブーステッド・スパイラルギア・ガンメン)てところか。』とドライグは言った。

 

赤龍帝の螺旋巨人機(ブーステッド・スパイラルギア・ガンメン)って、もっとましな名前なかったの?

 

俺はドライグにネーミングセンスの無さを指摘すると、『うるさい、まさか亜種の禁手に至るとは思わなかったんだ。』と恥ずかしそうに言った。

 

亜種の禁手?

 

亜種の禁手を発現したのか?

 

自身が亜種の禁手を発現したのかをドライグに聞くと

 

『あぁ、しかもおもしろいことに通常の禁手(バランス・ブレイカー)赤龍帝の鎧(ブーステッド・ギア・スケアメイル)も使うことができる。』と言った。

 

じゃ、俺は二種類の禁手を有していることになるのか?

 

『そうだ、そういう意味では歴代初となる。』と笑いながら、俺の状態を述べた。

 

笑い事じゃないだろう

 

俺がドライグに大丈夫なのかと疑いの眼差しを向けると

 

『安心しろ、死にやしねぇよ。だが、おもしろいな、相棒、お前はつくづく俺の予想を越えていく。』と俺の成長を喜んでいた。

 

俺はドライグに成長を褒められたことを嬉しく思いながら操縦桿を握った。

 

ドライグ、これ操縦はガンメンと同じか?

 

『あぁ、同じた。お前のやりたいように動け。』

 

ドライグに、この禁手の操縦方法を聞いた。

 

そして、「このガンメンの名はレッドドランだ。」とドライグ、外にいる大グレン団に、ヴィラルを含めた獣人達に宣言した。

 

ドライグ、名乗りを上げるぞ。

 

『おもしろい、やってみろ。』

 

あぁ、行くぞ!

 

「人と龍が交わるとき」

(おとこ)達の戦いが始まる』

 

「例え、天が、神が、」

『オレ達の道を阻もうと』

 

『「俺達は己が道を行く」』

 

螺旋禁手(スパイラル・バランス・ブレイク)

『人龍一心』

 

『「天を征する赤き龍、天龍征破、レッドドラン!」』

 

赤龍帝の力と螺旋の力が交わって生まれた禁手(バランス・ブレイカー)であり、ガンメン、レッドドランが、ここに爆誕するのだった。

 

『「俺たちを誰だと思ってやがる!」』

 

彼らの名乗りが絶望的な状況に叩き込まれた大グレン団達に希望を与えたのだった。

 

「レッドドランだと、ふざけるな。」

 

一誠とドライグの名乗りを聞いたヴィラルの乗ったエンキドゥが、自身が襲撃しているカミナの乗るラガンから、レッドドランに標的を定め、襲ってきた。

 

昔なら怖かったけど、今は全然怖くねぇ。

 

そう思った俺は、レッドドランの左腕に螺旋エネルギーを集中させた。しかも《Boost》、倍加させた状態で、エネルギーの増大に気づいたチミルフは自身が乗っているガンメン、ビャコウの標的をラガンから一誠レッドドランに定めて攻撃しようとした。

 

こっちも狙ってきたか、ドライグ、どれくらい貯まってる。

 

ドライグにどれだけ倍加できたか聞くと、

 

『大陸を更地にできるくらいには貯まったな。それにしても螺旋力、これほどのエネルギーとは。』

 

ドライグは必要な倍加ができたことを伝え、同時に螺旋力の凄まじさに驚愕していた。

 

なら、いくか。俺はレッドドランの左腕をヴィラル達に向けて叫んだ。

 

天龍の螺旋弾(ドラゴン・スパイラルショット)!」

 

この叫びを合図に左腕から赤と緑色で構成された螺旋のエネルギー砲が発射された。

 

それは一瞬だった。

 

ヴィラルとチミルフのガンメンに、このエネルギー砲が直撃した。

 

そしたら、盛大に爆発し、ヴィラルとチミルフのガンメンが消滅したのだった。

 

あの時は凄かったな。そして、ヨーコ姐に滅茶苦茶怒られたな。

 

それもあってダイガンザン強奪戦は俺たちが勝利した。

 

だが、カミナ兄が受けたキズは重く、しばらくは戦線に戻れなくなっていた。

 

あのときのシモン兄の落ち込みは凄かった。いつも隣にいたカミナ兄がいない。

 

カミナ兄の分まで団を率いらなければならない。

リーダーのプレッシャーで押し潰されそうだった。

 

だけど、そのプレッシャーを取り除いた人がいた。

 

ニア姐だ。

 

ニア姐は俺たちの敵だった《螺旋王》ロージェノムの娘でダイガンザン強奪作戦の前に倒したガンメン達が運んでいたコンテナの中で発見されたんだよな。彼女はシモン兄貴、なついていた。シモン兄がカミナ兄の件で落ち込んでた際も必死に励ましていた。

 

ニアの説得もあり、シモン兄は元気を取り戻したんだ。

 

シモン兄貴は、俺、ラガンのパートナーとしてロシウを中心に団を率いて戦った。

 

螺旋王の配下である螺旋四天王との激闘、ヴィラルとの激闘を繰り広げ、ついに《螺旋王》ロージェノムと戦った。あのときは死も覚悟した。だが、シモン兄と俺たちの想いをぶつけた一撃でロージェノムに勝利したんだ。

 

死ぬ間際に俺を見て、お前もコアドリルを持ってるのかと呟いた。

 

コアドリル、シモン兄貴が持ってる物だろ、俺も持ってるのか?

 

それを聞こうとしたら、ロージェノムはシモン兄の一撃で逝った。

 

その後、大グレン団を中心に地上を発展させて、町ができた。

 

シモン兄も頑張ってたなとあのときの苦労を思い返していた。

 

怪我が直ったカミナ兄はヨーコ姐と一緒に行方を眩ませた。

 

どうやら、ヨーコ姐と共に新しい道を行くようだ。

 

シモン兄の頼みで指輪を作った。どうやらシモン兄はニア姐に告白するようだ。シモン兄のプロポーズが成功するように思い出に残る指輪を作ろうぜ。

 

『あぁ、あの娘の身体が不安定になるからな、俺の一部でもやろう。』

 

このドライグの発言がニア姐の運命を変えた。

 

ニア姐は《反螺旋族》アンチスパイラルのメッセンジャーだった。

 

彼女が覚醒したおり、俺たちがいた地球に月が墜ちてきた。

 

だが、シモン兄、新たに仲間になったヴィラル達とヨーコ姐、カミナ兄の協力もあって、月の落下は免れ、《螺旋族》の船、カテドラル・テラこと超銀河ダイグレンを手に入れた。

 

そしてニア姐を救いにアンチスパイラルのいる銀河に向かった。

 

もの凄い激闘だった。だが、俺たちは負けなかった。俺たちはアンチスパイラルの猛攻に屈指はせずに立ち向かった。

 

そして、シモン兄の拳がドリルとなり、アンチスパイラルを貫いた。

 

『ならば、この宇宙守ってみせろよ』

 

「言われなくても」

 

そして、俺たち、大グレン団が勝利した。

 

全てが落ち着いたある日、シモン兄とニア姐の結婚式を挙げた。

 

シモン兄とニア姐の門出をみんなでお祝いした。

 

そして、結婚式が終わった時、ニア姐の身体が消え始めた。

 

ドライグ曰く、ニア姐の身体は仮初めで長くはないとのことだった。

 

俺は納得がいかなかった、折角、兄貴達に幸せが、平穏が訪れようとしているのに、俺の気持ちを代弁するようにニア姐の指輪光った。

 

『これは、そうか。ニアよ、しばらくはお前さんの身体はもちそうだぞ。』

 

ドライグがニア姐の身体について話した。

 

「どういうことだ。」とシモン兄は聞いた。

 

そしたら、消え掛かったニア姐の身体は元に戻った。だが、俺の身体が消え始めた。

 

「何故、イッセーの身体が消え始めた。」とカミナ兄が慌てて、聞いた。

 

『それは、ニアに作った指輪を媒介に相棒に宿ったコアドリルが反応し、身体を生成した。ただし、相棒の身体を媒介にな。』

 

つまり、俺は、もうここにはいられない。

 

『そうだ。相棒、大グレン団のみんなとはお別れだ。』

とドライグは言った。

 

だから俺は「兄貴達、すまん。俺はここでお別れらしい。」と言った。

 

カミナ兄は「そっか、今まで一緒にいて楽しかったぜ。お前が元の世界に帰れるようにみんなで祈ってるからな。」と涙を堪えながら代表して別れを告げた。

 

俺は「みんな、ありがとう。みんなに一人ずつ別れを言いたいけど、時間がないみたいだ。だから、これだけは言いたい。シモン兄、ニア姐、結婚おめでとう。二人の幸せを元の世界でも祈ってるから。」と涙を流ながらも笑顔で二人の門出を祝った。

 

シモン兄は「あぁ、お前がニアにくれた時間は無駄にはしない。」と涙を流しながら、ニア姐と幸せになることを誓った。

 

ニア姐も「元気でね、イッセー。貴方は治が繋がってなくても私達の義弟よ。」ととびっきりの笑顔で別れを告げた。

 

そして、俺は意識を失い、この世界から消えたのだった。

 

俺は意識を失い掛けた時、あの世界の思い出を振り返っていた。多分、その時は色々あったなと泣いていたと思う。

 

意識を取り戻すと森の中にいた。

 

ドライグ、まさか⁉

 

『どうやら、別の世界に飛ばされたみたいだ。』

 

「またかよ。」と感動の別れから一辺、別の世界に来てしまったことにショックを受けていた。

 

シモン兄の世界から別の世界に飛ばされた後、色々な世界に飛ばされたな。

 

サトシがいる世界でクウ達と出会って冒険したり、キンジさんの世界でSランクの探偵として様々な事件を解決したり、カナタの世界では落ちこぼれのミソラ達を一人前の空前魔導士にするためにカナタと一緒に教導したり、トリコさんの世界では美食家兼料理人として活躍したり、一輝と共に魔導騎士を目指したりと様々な世界で色々なことに挑戦したな。

 

また、なのはさんの世界で空戦魔導師として戦って、アリシア、プレシア、そしてアインスを救ったり、ルフィーのいる世界では四皇に匹敵する存在として海軍に追われたな。頂上戦争でエースを救うために赤犬のおっさんを蹴り飛ばした時はゾッとしたな。あのときレイジさんが介入してなかったら死んでたな。

 

色々あった。様々な個性を持ったおもしろい奴らがいた。

 

だけど、最期に訪れた世界だけ印が強すぎた。それは、蓮達、覇道神達が戦いあった神座万象世界、あの世界での激闘だけは忘れることができなかった。

 

俺は、あの世界での記憶を思い返し、恐怖で身体を震わせたのだった。

 

一誠回想2 END

 

ここは次元の狭間に廃棄された遺跡、そこに強大な力を持つ者が集まっていた。

 

集まった者全員女性である。

 

《影の国の女王》 スカハサ

《羅濠教主》   羅翠蓮

《鋼の聖女》   アリアンロード

《万有天羅》   范星露

《比翼》     エーデルワイス

《初代剣八》   卯ノ花烈

《氷の女帝》   エスデス

《悪刀》     鑢七実

《退魔剣士》   ブリオッシュ・ダルキアン

《英雄王》    アデライド・グランマニエ

《七色の霊刃使い》サクヤ・マキシマ・エンフィールド

 

全員が、その世界でも最強クラスの実力を持っている者である。そして、彼女達には共通点がある。

 

「来てくれてありがとうにょ!」

 

魔法少女の格好をした漢の娘(おとこのこ)、ミルたんがいた。

 

ミルたんのお礼に対してスカハサが「別にお礼を言われるようなことではない。師匠としては当然のことだからな。」と言って、その場にいた者、全員が頷いた。

 

そう、彼女達の共通点、一誠の師匠であることである。

 

「もし、向こうがしくじった時は、この次元の狭間で葬ればいい。」とエスデスが言った。

 

次元の狭間では最強の女師匠達とミルたんがトライヘキサに供えて待機していた。

 




一誠の過去について書きました。詳しく書けなかったため、今出してる作品が一段落ついたら、改めて、外伝という形で作品を投稿します。

そして、最期に一誠の師匠達とミルたんが出てきました。

この世界のミルたんは、この物語の重要人物となっています。

次のお話は一誠の過去最終章、神座万象世界編です。
覇道神となった一誠のご活躍にこうご期待!

次のお話を投稿するため、かなり時間が掛かります。そのため、いつ投稿できるかわかりません。作品の準備ができしだい活動報告にお知らせしますので、しばらくお待ちください。
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