もし、一誠が数多に結んだ縁によってトライヘキサが討伐されたら 作:戦魔王ゼロ
一応、今回のお話で過去編は終わり、次回から討伐編に入ります。
一誠の回想6 START
今は、その計画に関わる人物とされる藤井蓮とマルグリット・ブルイユことマリィと、その仲間達と接触することができて、共に行動している。
聖槍十三騎士団について共に調べているとーーー
「殺ろうぜ‼兵藤一誠、藤井蓮‼」
「兵藤一誠、貴方は邪魔よ。消えなさい‼」
「兵藤一誠、私と共に黒円卓の儀式を妨害しませんか?」
何故か、
「御免なさい。貴方を排除するわーーー」
『………』
「私達の計画の邪魔ですので、退場していただきましょうーーー」
そして、
彼らとの戦いを経てーーー
「いいね。殺しがいがあるよ‼」
「私の焔をなめるな‼」
「………、来い‼」
三騎士達とも戦った。彼らとの戦いは激戦だらけだった。俺も蓮も司狼も蛍達も、そしてベアトリスも戒もこちらに来て、必死に戦った。
彼らに勝利するとーーー
「ふふふ、ツァラトゥストラ、そしてサタンよ。よくぞここまで来たな。さぁ、私に未知を見せてくれーーー」
聖槍十三騎士団の首領、ラインハルト・トリスタン・オイゲン・ハイドリヒとの戦いに入ったーーー
「卿ら、私を失望させるなーーー」
そう言って、自身の聖遺物である
その男は墓に住み あらゆる者も あらゆる鎖も
Dieser Mann wohnte in den Gruften, und niemand konnte ihm keine mehr,
あらゆる総てを持ってしても繋ぎ止めることが出来ない
nicht sogar mit einer Kette,binden.
彼は縛鎖を千切り 枷を壊し 狂い泣き叫ぶ墓の主
Er ris die Katten auseinander und brach die Eisen auf seinen Fusen.
この世のありとあらゆるモノ総て 彼を抑える力を持たない
Niemand war stark genug, um ihn zu unterwerfen.
ゆえ 神は問われた 貴様は何者か
Dann fragte ihn Jesus. Was ist Ihr Name?
愚問なり 無知蒙昧 知らぬならば答えよう
Es ist eine dumme Frage. Ich antworte.
我が名はレギオン
Mein Name ist Legion―
彼の全力を出すために造られた黄金の骸の城、それと、死してなお、ラインハルトの戦奴として永遠に戦う武装親衛隊も現れた。
詠唱を終えたラインハルトはーーー
「いくぞ、ツァラトゥストラ、そしてサタンよ。これが私の全力だ‼」
自身の聖槍を一振りした。その一振りはーーー
「グハァーーーマジかよ‼」
俺たちの後ろにあった町並みを全て吹き飛ばし無に返した。
「マジかよ‼」
余りの威力に驚きを隠せない俺ーーー
「ははは‼いいぞ、私の全力に耐えるとは‼」
「獣殿、キャラが崩壊していますよーーー」
聖槍の一振りに耐えた俺に歓喜するラインハルト。それを突っ込む怪しい雰囲気を醸し出す男。
蓮に似ているなと思っているとーーー
「初めまして、
水銀の蛇、コズミック変態ことカール・クラフトも参戦し、戦いは熾烈を極めることとなった。
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3人の流出、3人の渇望が激突する。蓮は永遠の刹那を願った。ラインハルトは永劫の修羅道を願った。カールは自身の望んだ結末に至るための永劫回帰を願った。
蓮の願いは自身や仲間達以外の時を永遠に止め、ラインハルトの願いは自身の戦奴と化した死者の軍勢を呼び、カールの願いは自身の望む結末に至るため、この世界を終わらせ、また、新たな世界を始めようとしていた。
俺は蓮が仲間と認めているらしいのか流出の影響を受けていない。唯、3人の激突を見ていた。3人が望む世界の為に戦っている。
それを俺は黙って見ることしか出来ないのかよ‼
俺は自身の無力さを嘆いた。
俺はーーーみんなと戦いたい。あいつらに勝ちたい。
その願いが、渇望が俺の心の中を支配した。
『相棒、お前はーーーそうか、お前の真の渇望は最高の
ドライグ、俺はあいつらに勝ちたい。だが、力が足りない。どうすればいいーーー
『簡単な話だ。お前があいつらと同じ位階に至ればいい。その条件は既に満たしていた。お前が真の渇望に気が付くまではーーー』
そう、俺は自身の渇望を勘違いしていた。俺は自身の渇望が『あの平穏な日常に帰りたい』『戦いから逃れたい』と思っていた。その為にドラゴンとなって力を振るう矛盾した創造が発動した。
だが、様々な世界を回って出会った人達も、この世界で出会った強者に俺は憧れた。彼らみたいに成りたいと思ってしまった。例え、残忍な面を持っていても、災厄を引き起こす悪魔の面を持っていてもーーーそれを貫こうとする姿に憧れた。同時に彼らに勝ちたいと思った。彼らに勝って、さらに上に至りたいと願った。
自身の願いをーーー言の葉に紡いでみた。
我は願う 無限の渇望と夢幻の願望を胸に抱いてーーー
我は望む 自身の宿敵を 自身の友に勝つことをーーー
我に宿るは天に至る
紅蓮の赤き龍よーーー覇から醒めよ。真紅となりて王と成り啼けーーー
濡羽色の
赫赫たる
際涯を超越する我らが禁を見届けよーーー
紡ぎ終えると俺に変化が起きた。赤い焔が俺を包んだ。
その焔はーーー俺の衣となった。イメージは『Z/X』の世界で戦った『全てを識る者 ギルガメッシュ』。彼の装束をイメージした衣装を纏った時に激突していた3人はーーー
「ははは‼ついに至った兵藤一誠。我が愛すべき宿敵よ‼」
「一誠、お前ーーー」
「やれやれ、先に彼を始末しないといけないね」
そこからは激戦だった。
星が吹っ飛び、銀河が消えた。そしてーーー
「まさか、こんな結末になるとはねーーー」
マリィが第五天の座に至り、3人はマリィの守護者としてマリィの世界を守る存在となった。そして、俺はーーー
一誠回想6 END
一誠視点START
「メリクリウスの術で力を封じ込めて、元の世界に帰ったですね」
「嗚呼」
「あの後大変だっただぞ。波旬が襲ってきてマリィが死んだり、覇吐達が新たな座に至ったりーーー」
「マリィが死んだということは、お前も?」
「嗚呼、今は『神界』という神々が住む世界でラインハルトと
そう言って頭を書く蓮。どうやら濃い日常に入り浸っているようだ。
「それで、一誠。準備は出来たか」
達也が聞いてきた。俺は不適に笑いながらーーー
「嗚呼、お前達が俺の封印を解いてくれたお蔭であれが使える。今、思えば龍神化の詠唱は、流出の詠唱に準えたものだったのか」
「そうみたいですね」
クゥも答える。リィンフォースが何故か近づいてきてーーー
「イッセー‼私の主になって下さい」
そう言って、俺に近づきキスをしたのであった。
一誠視点 END
ようやく、一誠の流出を出すことができました。龍神化の詠唱をモデルに作りました。
戦闘シーンを書かなかったのは、次回以降に一誠の流出の詳細を明らかにしようと考えた上で簡潔に書きました。ディエス世界のストーリー展開もオリジナルで原作ではあり得ないところもあります。原作重視の読者の方は不満かも知れませんが、この作品の進行の都合上、そのようにさせていただきました。
次回は一誠の流出発動‼そして、あいつらが覚醒‼
そして、合流する一誠の仲間達ーーー
トライヘキサ討伐編第一話が始まります。
イッセーにキスをしたリィンフォースの真意とは?
お楽しみに‼
年末には終わらせるつもりですので最後まで応援よろしくお願いします。