幻想殺しと電脳少女の幻想郷生活 作:軍曹(K-6)
のおかげで登校せずに投稿できる。
はい。気にしないでください。
上条Side
魔法の森にて、上条は情報収集を行っていた。が、道行く妖精からいい情報が得られる訳でもなく。途方に暮れていた。
「・・・不幸だ。何が不幸って何も見つからない事が不幸だ・・・」
「あら、ちょうどいい所に」
その声が聞こえた途端。上条は自らの身を庇った。大量の小人が剣を上条に振るっていた。
否、その正体は操られし人形であった。
「・・・誰だ、お前」
「アリス。アリス=マーガトロイドよ」
「アリス、だって? 俺の知ってるアリスはまだもうちょっと小さかった気がするんだけどなぁ。魔理沙が厨二病発病してる時にまだこんなだったろ」
上条は自分の腰辺りに掌をやって背の高さを表現する。
「ふふっ。とうまお兄ちゃん」
「・・・なるほど、魔法だな? どうやってるか知らんが、小さいままでも良かったんじゃないか?」
「いやよ。子供あつかいされるもの」(お兄ちゃんに釣り合わないし)
「誰に?」
「お兄ちゃんに決まってるじゃない! 私だって魔法使えるのに! お母さんにばっかりデレデレして!!」
「・・・いやいや。誰だって褒められたら嬉しいだろ。それに俺は、着飾らない娘が好きなんですよ」
上条はやれやれと言った具合に首を振ると同時、後ろに跳んだ。人形が一斉攻撃をしてきたのだ。
「な、にを?」
「ちょっと遊ぼうよ。弾幕ごっこでね」
「・・・いいぜ。じゃあやろうか!」
「「
かけ声とともに、アリスの人形達が一斉に攻撃を仕掛けてきた。上条はそれを横に跳んでかわすが、数十体はいる人形はどうもそれぞれ別々に動かせるようで、数体が上条の行く手を先読みしてきた。
「・・・ゲッ!」(マジでアリスみたいだな・・・。こういう抜かりなく俺の戦法を潰してくる所が母親そっくりだぜ!)
「さぁ、お母さんを負かしたそのチカラ。私にも見せてくれないかな!?」
人形が作る弾幕が、上条に迫る。が、彼は笑って。
上条はその足で大きく踏み込む。と、体を大きく背骨を中心として横に回転させる。
すべての段幕をよけ、司令塔であるアリスに向かう。
その拳を握りしめて。
「じゃあ見せてやる。俺の力・・・両手連続・普通のパンチ」
「くっ!」
人形達を盾にして防御するアリス。だが、上条の拳の連撃の前に、人形達は一体、また一体と地面に落ちていく。
(・・・つ、強い・・・! やっぱりとうまお兄ちゃんは凄いっ! ・・・っでもっ!!)
(人形達の動きが少し鈍った・・・。何か、来る?)
上条がそこまで考えた瞬間。足元の人形二体が爆発し、上条の足場をなくす。
「行けっ!!」
(考えたな! 確かに落ち始めてからの数秒は俺は身動きが取れねぇ! だが、甘い!)
上条はその瞬間。その体から爆発的なエネルギーを放出した。
「きゃっ!」
アリスも人形達と同様に吹き飛ばされていた。その場に抉れた地面と爆風で雪が飛んで行った木々が残る。その爆心地には、息を荒くし、一枚のカードを指で挟んだ上条がいた。
「・・・ラストワード・・・。・・・スペル・・・、幻爆・・・「
「くっ。あ、あれ?」
「・・・数時間・・・お前は・・・お得意の魔法を使えない・・・。・・・
「・・・ま、負けた・・・? うそ・・・・・・」
「ハァ・・・・・・フゥ。まさかラストワードを言うことになるなんてな・・・」
「範囲攻撃とか他になかったの?」
「大体が体術だから、踏ん張れなかったら発動できないんだよ」
上条は息を切らしながら言う。上条のラストワード幻爆「幻想消去」は彼の代名詞『幻想喰い』の力を全方位に爆発的に広げる技。つまり、体力を七割位削られるのだ。
息切れをある程度回復させた上条はそのままアリスに近づいていく。
「・・・・・・大丈夫か?」
「・・・・・・・・・うん」(この優しさが相手を惚れさせるのよね・・・・・・)
「・・・そういや、この異常気象について何か知らねーか?」
「・・・当麻お兄ちゃんはこれが異変だと思ってるの?」
「・・・どう考えても人為的に起こされたものだろ、これは」
「じんい・・・」
「あっはっはっ。中身はアリスのままみたいだな」
「む~っ。空のあの辺に、ピンク色の桜の花びらみたいなのが消えていってたよ」
「・・・なるほど。ありがとな」
上条はその両足で数歩助走をつけると、ほとんど真上に飛び上がった。
幼女アリス可愛いよハァハァ。
なんてことは作者は思ってません。これ本当です。
自分嫁とかいないんで。