三時間目の授業。
「それではこの時間は実践で使用する各種装備の特徴について説明する」
ふと、思い出したかのように
「あぁ、その前に再来週行われるクラス対抗戦に出る代表者を決めないといけないな」
と、言った。
「クラス代表者とはそのままの意味だ。対抗戦だけではなく、生徒会の開く会議や委員会への出席……まぁ、クラス長だな。ちなみに対抗戦は、入学時点での各クラスの実力推移を測るものだ。今の時点でたいした差はないが、競争は向上心を生む。一度決まると一年間変更はないからそのつもりで」
「はいっ。織斑くんを推薦します!」
「私もそれが良いと思いますー」
「では候補者は織斑一夏……他にはいないか?自薦他薦は問わないぞ」
「お、俺!?」
「織斑。席に着け、邪魔だ。さて、他にはいないのか?いないなら無投票当選だぞ」
「ちょっ、ちょっと待った!俺はそんなのやらな――」
「自薦他薦は問わないと言った。他薦されたものに拒否権などない。選ばれた以上は覚悟しろ」
「い、いやでも――」
「待ってください!納得がいきませんわ!」
「そのような選出は認められません!大体、男がクラス代表だなんていい恥さらしですわ!わたくしに、このセシリア・オルコットにそのような屈辱を一年間味わえとおっしゃるのですか!?」
「実力から行けばわたくしがクラス代表になるのは必然。それを、物珍しからという理由で極東の猿にされては困ります!わたくしはこのような島国までISの技術の修練に来ているのであって、サーカスをする気は毛頭ございませんわ!」
「いいですか!?クラス代表は実力トップがなるべき、そしてそれはわたくしですわ!」
「大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、わたくしにとっては耐え難い苦痛で――」
「へぇ、後進的な国ですか。イギリスは日本より先進国なのですか?イギリスの代表候補生セシリア・オルコット」
「あ、当たり前ですわ!」
「ならISを作ってみてくださいよ、一から全部。出来るんでしょう?イギリスの代表候補生セシリア・オルコット。私は今此処でISをコアから作れますが、貴女は出来ますか?出来ませんよね。だってそんな技術無いんですから。たかがISに乗っている位で調子に乗るなよ
「貴女一体何様のつもりですか!」
「私は化け物だよ、人に創られし最恐最悪の対IS用IS黙示録の獣。それが私だ。私の使命は全ISの対処、只それだけ」
「貴女のような化け物が何故此処に居るのですか!!」
「ほんと、黙れよ
「そのような嘘が通用するとお思いで」
「なら証拠でも見せようか?まぁ、精神汚染されても知らないが。どうする?IS委員会に体を弄くられた時の私への実験データ、見せようか?」
「そんなハッタリ」
「ハッタリ?ハッタリとお思いで?ほんと、馬鹿な
「狂歌様それは駄目だとあの方に言われたでしょう、全く」
「あぁ、そうでしたね。セシリア・オルコット。今回は何もしませんが次は容赦はしません。先に言っときますが最近各国の研究所が襲われてますが犯人は私ですよ。まぁ、あの人に言われてISコアの回収してるだけですが。私は殺人に対して何も感じもしない。次は貴女を殺すと言うことですよ。私は罪に問われないのでね、裁く方法が存在しないからね。本当に貴女は運がいい、せいぜいその子(ISコア人格)に見捨てられないように」
「け、決闘ですわ!」
「はぁ、クラス代表決定戦は一週間後の月曜。放課後、第三アリーナで行う。織斑とオルコット、そして緋妃神はそれぞれ用意しておくように。それとも緋妃神はあの件は許可が出たそうだ。後は好きにしろ」
「そうですか、いきますよ音無」
「はぁ、了解」
私は切曩 音無(きりさき ねむ)と教室から出ていった。