織斑一夏の生涯   作:Akila?

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スコール戦決着

今回で話がまた急展開を迎えます


殺す覚悟

 

彼女は、語る。

自らの戦う理由を

 

 

 

 

「世界は、私から大切な物を奪った………

愛する人も……愛する家族も……

だから私は、壊すと願った。身体を機械化しても、自分が人で無くなっても………

止めるわけにはいかない………」

でも……とスコールは言葉を止め、

自分のバイザーを外す。

 

「でも、これで終わり……」

さあ、とスコールは一夏に言う。

 

「私を、殺しなさい」

 

 

 

 

 

「何を……」と一夏は狼狽する。

「何を迷うの?

私は敗者、そして貴方達の敵。

殺す理由としては十分満たしているでしょう?」

 

「いい?織斑一夏くん。

人は、綺麗事では大義を果たせない。

守る覚悟があるなら、殺す覚悟も無くてはいけないの。

あまい考えでは、守れるものも守れないわよ」

そう言うスコール。

 

一夏は、スコールの話を聞き。

 

スッ……

雪片を構え。

 

「……!」

スコールに突っ込んでいく。

 

スコールは、そっと目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

一夏が雪片を持って、彼女に向かっていく。

駄目だ……一夏………お前は……………

 

「そっちに行っては駄目だ!!一夏ぁ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そっちに行っては駄目だ!!一夏ぁ!!!」

箒の声が聞こえる。

 

 

ブンッ!!

「……………」

「……………」

 

 

 

 

 

「……………それが貴方の答え?」

 

「あぁ………」

 

一夏の斬撃は、スコールに当たる事無く

彼女の横を過ぎていった。

 

「俺は……誰も殺さない。

殺さなくても……わかり会える、そうする事が出来るくらい強くなる。

あまいのは分かってる。でも…………

それが俺の答えだ。」

 

 

 

「そう……それが貴方の覚悟なのね……」

だったらとスコールは、一夏に言った。

 

「その覚悟は、最後まで貫きなさい」

「あぁ………分かってるよ………」

 

一夏の返答に満足そうに笑うスコール。

その顔は、慈愛に満ちた優しい顔だった。

 

 

 

 

 

 

「それじゃあ、一夏くん。私の『最期』の頼みよ。」

「えっ?」

 

 

 

「一緒に死んでもらいましょう」

 

『自爆機能発動。搭乗者は直ちに避難して下さい。』

 

 

 

一夏は、咄嗟に離れようとするがスコールが彼に抱きついてそれを許さない。

 

そうしてカウントダウンが0になると……

 

ピカッ!!!

 

ドーーーーーーーーーーーン!!!!!!!

 

 

激しい爆発は、一夏とスコールをたちまち飲み込んでいった。

 

 

「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

箒の声にならない叫びは、爆音によって

たち消された。

 

 

 

 

 

 

一夏は、かろうじて白式の機能で生きていた。

しかし、かなり危険な状態らしい。

直ぐに学園の医療室へ運ばれた。

 

 

「「「………………」」」

重苦しい空気の中、そこにいた全員が只一夏の無事を願っていた。

 

 

 

 

 

 

私達は、学園の地下医療施設にいる。

専用機持ち達と、麻耶も一緒だ。

全員が一夏の無事を祈っている。

勿論、私も…………

 

 

 

「織斑先生!!!」

そう叫んでいるのは、看護師の女性。

 

「織斑一夏さんの身体の事なんですが………」

これは、天罰なのか…………

今まで真実から目を背けて来た私自身の…………

 

 

 

 

 

だがその仕打ちが

「彼は………」

 

こんな…………

 

 

 

 

 

 

「彼の余命は、残り僅かです。」

 

こんなのってあんまりだろ!!!

 

 

 




次回修羅場です。
どんどん行きます!!!
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