織斑一夏の生涯   作:Akila?

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今回は、あの悪友の登場です。
今更ですか、自分はアニメの知識しかありません。
なので、数馬の口調等おかしいかもしれないんでお先に謝ります。
すいませんorz


親友

「まだかな…?」

「おっせーな、アイツ……あっ、やっと来た

おせーぞ!!一夏!!」「待ちくたびれたぜ……」

 

「悪ぃ悪ぃ、弾、数馬」

 

土曜日の夕暮れ、俺と数馬は、一夏の誘いで飯を食いに来ていた。

 

「言い出しっぺが、遅刻ってどうよ」と俺が愚痴ると

「悪かったって、その代わり今日は奢るから」

と言ってくる。

 

「奢りっつても、大丈夫なのか?これから行くの焼き肉だよ?」と数馬が一夏に問いかけた。

 

「あぁ、CMの出演料があるから。問題無しだ」

 

 

俺と数馬は、こいつが大変なのを知ってる。

世界にただ一人の男性IS乗りというポジションの大変さを。

 

「そういう事なら許してやろうでは無いか」

でもそういう気遣いはこいつは嫌いだろうから、

あえてしない。

いつも通りが一番ってな

 

「がめついな~…まあ行こうぜ」

そうして俺達は、一夏の案内で歩いていく。

 

 

 

 

「いらっしゃいませー‼」

中から店員の声と肉が焼けるいい匂いがする。

この匂いを嗅いだだけで、腹がなってくる。

それは、一夏に数馬も一緒の様だ。

 

席に着いた俺達は、飲み物と適当に肉を注文した。

そうして俺は、気になる質問を一つ。

 

「んで、お前彼女できたのか?」

「……いきなりの会話がそれかよ………」

 

と一夏は、呆れた顔で呟くがそれが何だ!!

 

「だってお前ハーレムだろ?パラダイスだろ?」

「意味分からん。」と反論された。

こいつやっぱ唐変木だな……数馬も呆れてるし

 

「……やっぱり一夏は、強者だね」

分かる分かる。うんうん

 

「お前らな…ていうか弾、お前はどうなんだよ?虚さんと時々会ってるんだろ?」

「おぅ!絶好調だ!!」「即答かよ……」

真実なんだからしょうがないだろうよ

「裏切りものめ…」そう数馬が呟く。

「へへ、まあチミにもいつか春が来るだろうさ‼」

「………………一夏、こいつ焼く?」怖ぇよ!!

「………………そだな。俺もイラついた」お前もかよ!?

「待て待て!ここは、楽しく行こうぜ!!

なっ!!?」流石にヤバそうだ。

 

「……そうだな、肉が不味くなりそうだし」

「他のお客に迷惑だろうし」

「ちょい待てや!どういう意味だ!?

俺は、不味そうってのか!??」

「「うん。」」 「即答かよ!?」

てゆか、息揃えんな‼

 

 

それから、俺達は食べながら他愛の無い会話をした。

一夏の学園での話、鈴について、俺と虚さんの話、数馬が最近路上ライブを始めた話。

他の人が聞いたら、下らない話。

だが、俺達にとっては凄く楽しい時間だ。

あっという間に2時間近くたっていた。

 

「そういや、一夏。何で急に誘ったんだ?」

そう数馬が一夏に質問した。

それは、確かに気になった話だ。

大抵こいつは、約束事をするとき最低でも1週間前から連絡する。

だが今回は連絡がきたのは、2日前。

一夏にしては、急だった。

 

「いやー、急に食べたくなってさ

どうせなら、2人呼んで会おうって思ったんだよ」

そう言う気分になる事、あるだろ?と一夏は言う。

 

確かにあり得そうだが………

 

一瞬見えた、悲しそうな顔が気になった。

 

 

 

 

「あー、食った食った!!」

流石に食いすぎたか…

外に出ると既に暗くなっており、秋の涼しくなった風がとても気持ちいい

「いい風だねぇ…」「だなぁ…」

2人も俺と同意見のようだ。

 

「なぁ。」 「うん?」「どうしたの?」

 

「中学校見に行かねぇか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

何故だか、急に行きたくなった

久々にコイツらに会ったからかな?

一夏も数馬も最初こそ驚いていたが、直ぐに頷いた。

 

しばらく歩いて、目的の所に着いた。

 

「変わってねぇなぁ…」「あぁ… 」

2人の言う通りそこは変わってなかった。

グラウンドも、体育館も、校舎も

「なぁ、入ってみないか?」

「いや、流石に無理だろ」

「いいじゃんか、ここまで来たんだし記念に」 「確かにな。」

数馬も同意した。

「いや、そもそも閉まってるだろ…」

はいそうでした……

テンション上がって現実みてなかった。

「でもさ」「「うん?」」

「あそこ窓空いてない?」

数馬が指差す方を見ると、確かに窓が空いているのが見えた。

「さあさあ、どうするぅ~?」

「一夏ーぁ~?」

2人で一夏に詰め寄る。

「…はぁ~しょうがねぇなぁ~行くか。」

よし、共犯ゲットだぜ!!

 

 

 

 

窓から、校舎に入った俺達。

夜中の学校は、薄気味悪かったが、所処懐かしい感じがした。

そうして、俺達はあの教室へ

「ここも何も変わってないじゃん」

「あぁ、そのまんまだ」

ここは、俺達が3年の時いた教室

俺に一夏、数馬、鈴…その他にもたくさんの同級生…

「覚えてるか?修学旅行でシカに旅の計画書食われてさぁ~」

「あー、覚えてる、弾の尻ポッケから摘まんでてさ。」

「俺も覚えてるよ…あれは、慌てた………」

 

 

「文化祭で一夏告白されてさぁ…」

「付き合ってくださいって言われて

『おう、いいぜ!!どこに行けばいい?』って」プププ…

「まじ、あり得ねぇ…」ハハハ…

「わ、悪かったな……」

 

 

「体育祭、楽しかったなぁ…」

「あぁ、リレーは燃えた」

「俺の素晴らしい走りな」

「いや、弾お前転んだだろ?」

「一夏の言う通りだよ。それで、うちのクラス2位になって………」

「それは、忘れてくれぇ~!!」

 

 

「卒業式泣いた…」

「ああ、泣いた」

「良い卒業式だったよなぁ…」

「いや、弾お前寝てただろ」

「卒業式で爆睡って聞いた事ねぇぞ」

「あれは、うん、スンマヘン…」

 

 

思い出話をしていたら、結構な時間がたっていた。

外は、既に真っ暗だ

 

「そろそろ帰るか」数馬がそう言った。

「そうだな。」あまり遅いとじいちゃんが、怒りそうだし。

 

「……………」

2人で話していると、一夏がぼうっとしているのが見えた。

「どうしたんだ?」

と俺が聞くと

「あぁ、いや何でもねぇよ?」と返して来た。

まただ…また悲しそうな顔をした。

 

 

 

それから、校舎から出て家路へ向かって行った。

その間もしゃべり続けていたが、一夏の先ほどの顔と、店での顔が妙に気になっていた。

 

 

 

五反田食堂

せっかくだから蘭に顔見せてけよ、と言う俺の誘いに一夏は、快く頷き店であり、俺の実家の五反田家に入る。

 

「蘭~!!一夏きてんぞー」

俺が玄関から叫ぶと、「えっ!一夏さん!?」と言う妹の声とやけに騒がしい物音がした後、約15分後蘭が外用の服でやって来た。

 

「一夏さん!!お久しぶりです!!!」

ハキハキとあいさつする我が妹

「おう、久しぶり。悪かったな、こんな遅くに…」

と一夏が申し訳なさそうに言うと、

「い、いえいえ!!そんな事!!」

こんな反応なのに好意に気づかないってどうなんだ…

「あっ、一夏さん!」「うん?」

 

「私、来年にIS学園の入試試験受けるんです!」

「へぇ~そうなんだ」

 

「なので、是非勉強をみて欲しいんですが」

「あぁ、いいよ。特別俺優秀じゃないけど、

それでいいなら」「ありがとうございます!!」

それでですね…と、蘭は言葉を続けた。

 

「合格したら、色々教えて下さい!!!」

本当に本気なんだなぁと思って聞いていた。

一夏の事だから、即答して同意してまた、

好感度上げんだろうなぁ~

 

 

「あー…俺そんなに成績良く無いしやめた方がいいぞ。」

……えっ?

「鈴とか、知り合いに専用機持ちもいるから、そいつらに頼んだ方が蘭の為になると思う」

ゴメンな…と言う一夏

 

「あっ…はい分かりました……」

蘭も少し困惑したような顔をしている。

 

 

 

その後、一夏と数馬は帰って行った。

そして直ぐに蘭が、俺に話しかけてきた。

「お兄」「どうした?」

「今日の一夏さん、変じゃ無かった?」

蘭も一夏の様子に疑問を感じたようだ。

 

蘭から一夏について相談された後、俺の携帯が鳴った。出てみると数馬からだった。

 

『もしもし、弾?』「おう、どうした?」

『何かさ、今日の一夏様子変じゃ無かったか?』

「お前もそう思うか?」

 

『うん、時々悲しそうな顔してたし』

「どうしたんだろうな…?でも無理に聞くのは止した方がいいだろうな」『あぁ、そうだな』

 

結局、気になるが本人から切り出すのを待つ事にした。

一夏、悩み事があるなら相談してくれよ?

俺達は、親友なんだからな……

 

 

 

 

 




一瞬見ただけで、異変に気づく…
それが、親友って事なんだろうな
何か他の人には入れない領域があるということでしょうか?
この人達が、真実を知ったときどんな反応をするのか
怒るのか、それとも悲しむのか ……

因みに、シカのくだりは自分が、実際に体験した話です。
一生懸命書いた計画書をシカさん、美味しそうに召し上がっていました………
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