Re:一方通行は肩を並べる   作:藤木裕太

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はい、遅れました。
ではどうぞ!


全ての始まり

一方通行は先程の路地から盗品蔵まで急行している最中に、ふと自分の行動を顧みる。

 

スバルを尾行し、なし崩し的にとは言え少女の徽章探しを手伝い、今こうして末端でも犯人に近づけたことに、少しながらも喜びを感じている。

 

 

そんなことは、学園都市ではしなかった。

 

 

──何かがおかしい。

 

 

一方通行は自身に向けてそう呟いた。

 

例え同じ境遇の人間がいたとしても追いかけはしないし、物探しの手伝いなどするはずもないし、やらされたとしても感じるのは喜びなどではなく、作業感。

 

それが普通であり、自他共にそういう判断をすると思っているし思われているだろう。

 

 

謎の違和感のことを、頭を回転させて考えているときふいに、自分が打ち負かされた日のことが頭をよぎった。

 

負けた腹立たしさは今もまだ胸にくすぶっているが、やはりそれ以前に謎の晴れやかさとそれに対する何故、と言う疑問の方が割合は大きい。

 

(アイツはなンであんなに強ェンだ…? 変な右手がくっついてる位で落とせる看板じゃねェ…何が…)

 

その答えは未だ見えない。

 

 

 

一方通行は、自分の中に違和感と同時に充実感を感じ取っていた。

 

その充実感が果たして何による物なのか、考えをまとめるには少し時間が足りなかった。

 

 

「──あれか」

 

風を纏って走り抜けていた一方通行の視界に、聞いた通りに大きな、文字通り『蔵』が鎮座していた。

 

「確かにありゃァ盗品小屋じゃ足りねェな」

 

その大きな建造物に近づくに連れて、入り口の前に人がいることが確認できた。

 

少女だ。

 

確認したと同時にスバルはどこだと言う疑問と、どこかで感じたことのある雰囲気を感じた。

 

その雰囲気に何だったかと思い出す前に、一方通行は少女の近くへと移動し終わった。

 

 

「あっ、アクセラレータ! 早かったね」

 

「おォ、そっちのがはえェな……そォ言えばアイツはどこ行った?」

 

 

少女はどこか落ち着かない様子で一方通行を出迎えた。

 

近くにスバルはいない。

それが示す意味は途中で置いてきたかはぐれたか。

 

 

「…えっと」

 

 

少女は一方通行の言葉に、ゆっくりと手を持ち上げてある場所を指差した。

 

盗品蔵だ。

 

「……俺を待ちきれなくて、先に入ったってか」

 

「そうなの。危ないかもしれないからオレが先に行くって聞かなくて」

 

「そォか」

 

一方通行は盗品蔵を見上げてそう呟く。

 

その発言は少女の耳には届いておらず、少女は盗品蔵を心配そうに見つめていた。

 

「大体どれくらい経った? もし何かあれば音ぐらいたてるだろォな…」

 

「アクセラレータがくるちょっと前、って感じ」

 

「…少し遅かったってか」

 

 

盗品蔵を眺める一方通行を、先程の雰囲気が鼻腔をくすぐり続けている。

 

この雰囲気は、学園都市のどこかで味わったことのある懐かしいものだ。

それが果たして何なのか、一方通行には心当たりがなかった。

 

 

 

「──ちょっと遅すぎる様な…」

 

 

そわそわと所在なさげにしていた少女が盗品蔵を見上げて声をもらす。

 

スバルがいつ入ったのか正確な時間は知らないが、中に入って様子を見るだけでこんなに時間がかかるのは少し妙だ。

 

「…中の様子、そろそろ見に行ってもよさそォだな」

 

その言葉の意味は、一方通行が先頭に立って調べにいくと言うものだったのだが。

 

 

 

「──私見てくるっ!!」

 

 

 

「──オイッ!……って、まァいいか」

 

 

一方通行の呟きに、少女が勢いよく扉へ走っていった。

相当心配だったのだろう。

徽章か、スバルのことが。

 

一方通行はその背中を引き留めようとしたが、その背中は、開け放った扉の奥へと消えていった。

 

後を追えば大丈夫か、と少女の消えた扉に、自分も続こうかと近づいたその時、微かに少女の呼吸の乱れた声が聞こえたような気がした。

 

 

 

そして、何かが倒れる様な音が一方通行の耳を震わせた。

 

 

 

暗闇の先で起こった音の原因で、最も最悪なことを想像して一方通行は表情を殺したまま、扉をくぐった。

 

 

 

◆◆◆

 

 

扉の先、盗品蔵の中は夜であるためか暗く辺りの様子は全く確認できない。

 

それでも、視覚以外の感覚が一方通行に何かを伝えようと必死に働いている。

 

盗品蔵内の空気を鼻で感じ、やはり学園都市での何かが頭をよぎる。

 

 

「……冗談じゃねェ」

 

 

実をいうと、一方通行はこの既視感には覚えがあった。

というのも、この蔵の中に入った時に触れた空気で。

 

だが、それを認めることを一方通行の何かが許さなくて、彼は悪態をつき、足早にスバルと少女を探す。

 

 

大きいといってもそれほど広いわけではないこの蔵だ。

当然目当てのものは直ぐに見つかる。

 

 

「──光、か」

 

それは、この蔵を鈍く照らしている。

 

地面から放たれるその光は何故そんなところで輝いているのか。

 

 

暗闇で人は一筋の光に誘われる。

 

一方通行はその光の方へ歩みを進めた。

 

コツ、コツ、と響く足音の中に、不快な水音が混じり始め、靴を通して不快な感触が伝わる。

 

 

「────」

 

 

努めて冷静な風を装っていたが、額から流れる汗はいやにベタついている。

 

 

そんなわけない、ありえない。

先ほどまであんなに。

 

 

彼は、素性の知れぬ化け物に対し、一緒に行こうと手を差し伸べた。

 

彼女は、こんな化け物に対し、笑顔で肩を並べて歩いた。

 

それが、まさか。

 

 

一方通行は、ゆっくりとした歩調で、光の元へ辿り着いた。

 

 

 

「────クソが」

 

 

その光のお陰で付近はよく見えた。

 

だから、スバルと少女が血にまみれて横たわっている姿もはっきりと見えた。

 

 

一方通行が感じた既視感とは、人が死んだときに生まれる血の香りや死の足音。

 

そして、悪意と殺意の邪悪な感情だ。

 

 

 

「──あらぁ? 今日は随分と多いわね、お客様」

 

 

いつからそこにいたのか、スバルたちを挟んで一方通行の反対側に現れた全身黒で闇に紛れる女。

 

その女からは殺意や悪意を感じない、だからこそ不気味な印象が伝わってきた。

 

 

だが、この化け物にはそんなものは関係ない。

 

「──オマエがコイツらを殺したのか」

 

 

一方通行は、純粋な敵意と怒りを込めて射殺さんばかりに睨み付ける。

 

「そんなに怒るなんて、とっても仲が良かったのね、貴方たち」

 

「うるせェ黙れ。必要なことだけ喋れば良いんだよクソが」

 

それは、本心だった。

これ以上スバルたちの死について考えると、彼らに何かを感じて、どうにかなってしまう気がするから。

 

「あら怖い。 せっかちな人は嫌われ……分かったわよ。 もうお喋りはやめにするわ」

 

全く怖がっている様子のない女はそう口にした後、浮かべていた笑みを明らかに異質なものへと変え、闇に溶け込むように姿を眩ませる。

 

どこに行ったのか、逃げたかと視線を巡らせる。

 

学園都市の彼を知る人間ならばそれもあっただろう。

だがここは異世界。

 

 

「お喋りは、ね」

 

 

不意に一方通行の背後から密やかな、だけどはっきりとした声が聞こえた。

 

 

「──あン?」

 

 

その声に、後ろを振り向いた一方通行。

 

後ろを振り向いた瞬間、風を切る音が鳴った。

 

そして、

 

 

 

「──ぅぐっ……!!」

 

 

 

一方通行の反射が発動した。

 

それはつまり謎の女が痛手をおったことであり、一方通行を攻撃したということは、スバルたちを殺したと公言したも同然だと判断できる。

 

一方通行は、反射が発動したことで冷静になることができた。

 

辺りを見回したところ、少し離れたところにくの字に折れ曲がったナイフを持ち、反対の腕を抑えた女がこちらを睨んでいた。

 

 

「すごいわぁ、あなた。 何をしたのかすら見えないだなんて初めてよ」

 

 

「……自分がやりましたって素直に言やァ楽に死ねたかもしんねェのによ」

 

 

女は警戒しているのか、一方通行を油断のない目で観察しているようだ。

 

この視線は覚えがある。

 

10031回も観察され続けたのだ。

 

そこまで考えて自分のすることはやはり変わらない、と食い縛っていた歯を口を強引に歪ませることで女に覗かせた。

 

それは、訳のわからない怒りを押し殺した笑みだった。

 

 

「喜べ。生きたまま 愉快なオブジェに変えてやんよ」

 

 

10031回観察してきたそれらをズタズタに踏み砕いてきた。

 

──やはり変わらない。

 

 

 

 

今度は一方通行が女の前から姿を消した。

 

「──くっ!」

 

それは腕を突きだした状態での突進。

 

ただの突進でも、彼の速度は音速の壁一歩手前といった辺り。

常人の目では追うこともできない。

 

だが、女は間一髪の辺りで闇に紛れて再び姿を眩ませた。

 

「チッ、ちょこまかと…」

 

次はどこへ行ったのか、辺りを再び見渡す。

 

 

そして、再び反射が発動した。

 

「──っぐぅあ!!」

 

斬りつけた音と声だけは聞こえたが、直ぐに姿を眩ませる。

 

 

腹。

 

2度にわたり、一方通行を斬りつけた部位だ。

 

(確かにあの速度で腹ァ狙われちまったら御仕舞い、ってなァ)

 

ただの斬撃であるなら彼の反射膜を突破することは逆さになっても不可能。

 

確認はしていないが、地面に倒れ伏す2人も腹を引き裂かれている可能性が高い。

 

 

そこまで思い、自分が到着するのが遅すぎたのだと理解した。

もう少し早く、スバルよりも先に蔵へと入っていれば。

 

遅すぎる後悔に、ぶつけようのない自分への苛立ちを覚えた。

 

そんなとき。

 

しばらく動かなかった一方通行の姿を油断と取ったのか、女がククリナイフを振りかぶった状態で再び姿を見せた。

 

 

──いるじゃねぇか。

 

 

その女の姿を視認した瞬間、彼は邪悪な笑みをそちらへ向け女の行動を予測する。

 

女はその事に気づかず、例によって一方通行の腹を狙い、低い姿勢で凶刃を振るった。

 

 

そして。

 

 

「──つーかまえたってなァ!」

 

 

腹に届く寸前に一方通行は女の右腕を掴み、笑った。

 

 

「──くっ! はな──」

 

 

女に抵抗する隙すら与えずに、一方通行は掴んだ腕を握り潰した。

 

「────がっ!!」

 

小さく息を漏らす女の姿を一瞥もせずに、逆側の腕を掴み、力を込める。

 

「─ぅぐぁああっ!!!!」

 

ズブズブと皮膚、肉、骨まで沈み混む指先。

 

そして、一方通行が手を握りしめると、女の腕は宙を舞って地面へ落ちた。

 

「あぐああぁぁぁぁっ!!!!」

 

「──ぎゃは」

 

 

右腕を手首の辺りで潰され、左腕を肩の辺りから引きちぎられた女は、目を見開いて声をあげた。

 

刃で切られるのとは違う、断面をズタズタにされるのは、味わったことのない痛みへと昇華する。

 

 

その様子を見て、一方通行は自分の中のわだかまりが全て無くなるかのようだった。

 

──最高だ。

 

──生意気な三下をぶちのめすのは。

 

 

──何も変わっていない。

 

──こんな姿をアイツらに見せたくない。

 

 

 

あ、もういねェんだ。

 

 

 

 

「ォォオああああああああぁ……!!!!」

 

 

 

少し前に知り合っただけの三下どもだと言うのに。

 

どうしてこんなにも自分の内側から溢れでてくるのだろうか。

 

悲しみが。

 

 

慟哭を上げる一方通行の足元では、女が痛みで足をふらつかせながら立ち上がろうとしていた。

 

それを見ずに、倒れている2人に目を向ける一方通行。

そして、その腹から飛び出る血や臓物をみる。

 

もう死んでいる。

今から何をしても手遅れだ。

 

 

「──もう、止めだ」

 

そう呟き、

何とか立ち上がり一方通行を睨み付けている女の方へ振り向くと同時に、腕を振るって力一杯その顔面を殴り付け、蔵の壁へと叩きつけた。

 

だが、勢いは止まらずに何枚もの壁をぶち破り、女の姿は夜の闇に消えた。

 

 

「──何なンだよ」

 

 

「──何だってンだよォォォ!!!」

 

 

収まりつかぬ自分の胸に痛みが走り、それは何時までたっても残り続けている。

 

その理由はわかっているが、もう遅い。

 

どうしようもない胸の痛みに、一方通行は苛立ち叫んだ。

 

 

 

自分の判断ミスで2人を殺した。

 

一方通行(アクセラレータ)は壊すことしかできず、守ることなど欠片もできない、文字通り一方通行な能力だ。

 

 

その現実を突き付けられた一方通行は頭を抱え込み、スバルたちの側に膝をついた。

 

呼吸が苦しい、頭がぐらぐらと揺すぶられるようだ。

 

視界は白く点滅していて、耳鳴りは止まない。

 

 

自分の不甲斐なさと、2人はもういないと言う現実に、彼の心が悲鳴をあげていた。

 

弱くなったな、と悪態をつく余裕も残っていない。

 

苦々しい表情で顔を上げ、倒れる2人の顔を見ようとしたその時、視覚、聴覚、嗅覚、触角、味覚といった全ての五感がシャットアウトされたような感覚に陥った。

 

 

(──なン、だ)

 

先ほどまでの頭痛などは無くなったが、声が出せない、からだが動かない。

 

いや、耳が機能していないだけで声は出ているのかもしれないが、世界が止まったような、そんな恐ろしい感覚に包まれた。

 

 

眼前に広がる漆黒の世界。

音もせず、埃の臭さもない、服の感触すらない。

 

そんな世界で、耳ではないどこかで、彼は声を聞いた。

 

 

 

「──あ……人…を、助……あ……て」

 

 

 

その瞬間、全ての感覚が戻り、世界は再び元に戻った。

 

先ほどまでの頭痛などもめっきりなくなっている。

 

 

 

「なンだったンだ……──っ!?」

 

安堵の声を漏らす彼は、再び強い頭痛に襲われた。

 

 

 

「──がっ! ぐあァァ…!! ま、まさか……」

 

 

 

不意に体の制御が効かなくなる感覚。

 

低レベルの能力者が起こりやすい現象のそれである症状に、酷似していると思った。

 

 

能力の暴走。

 

 

 

(そンなに思考が乱れたってか!? あり得ねェ、この俺が…!?)

 

 

能力の暴走であれば体が耐えきれずに体に負担が生じる程度。

 

それでも酷いものは死に至るのだが、一方通行のそれは少しだけ異質だった。

 

 

 

(能力の暴走というより、誤発動…!! まず──)

 

 

 

それに気づいて、必死に抑え込むのが、少しだけ遅かった。

 

 

 

「あ」

 

 

 

その呟きと同時に、彼の体の構造で生み出される全てのベクトルが、逆流した。

 

その主な存在は、血流。

 

 

一方通行は、身体中の血液が全て逆流し、逃げ場を失ったそれらは皮膚すら突き破って辺りを濡らし始めた。

 

 

体の中がぐちゃぐちゃにかき混ぜられた一方通行。

 

確か10000回目辺りで、逆流した人体がどうなるのかを見たことがあった。

 

 

(あ、あ…あ。 死、ぬ──?)

 

 

こんなことで死ぬのかという情けなさよりも先に、ある思いが浮かんだ。

 

 

 

 

──こンなに、痛かったのか…。

 

 

 

 

そして、沢山の思いを込めた煌めきが、彼の瞳から零れるのと同時に、一方通行の命は、失われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

夜の盗品蔵の中に、人影が3つ倒れていた。

 

その3つは寒さをしのぐように、寄り添うように。

 

 

1つは決意を込めた表情で。

1つは自分の死すら気づいていない安らかな表情で。

 

そして、もう1つは。

 

瞳を濡らし、懺悔と後悔を孕んだ表情で。

 

 

静かに、死んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 

「──あァァァァっ!! ……あ?」

 

死の足音を、叫びを上げながら待つしかなかった一方通行は、違和感を感じてふと瞼を上げた。

 

 

光が瞳を刺激した。

 

目の前には、夜の暗い蔵の内観は無く、活気のある賑やかな町並みが広がっていた。

 

 

 

「───は?」

 

 

 

辺りを見渡すが、どう見ても町の中。

どうやら道のど真ん中のようだ。

 

一体何が起きているのか、先ほどまでの記憶を思い返そうとしていると。

 

 

 

「おい、兄ちゃん。いきなり黙ってどうしたんだよ。買うのか、買わないのか?」

 

「──え、あ……え?」

 

 

 

 

ふとよく響いてくる声の方を向くと、リンゴのような赤い木の実を売る店主と、その店主に声を掛けられているジャージ(・・・・)姿の男がいた。

 

 

 

「──ジャージ…だと…!?」

 

その服装は、異世界にはないものそして、異世界から来たのは一方通行ともう一人。

今は亡き男、ナツキ・スバルだ。

 

 

「一体、何が……夢か、幻か──」

 

 

死んだ人間が生き返ることなどあり得ない。

 

先ほどまでのことは悪い夢のようなものだったのだ。

もしくはこれは死ぬ間際の走馬灯の一種か──。

 

どちらにせよ、視線の先で立ち尽くしているスバルの姿を見ている一方通行の顔には、強い安堵の色が伺えた。

 

 

 

「──クソッタレが」

 

 

その言葉とは裏腹に彼の頬は緩んでいた。

 

それと同時に1つの決意を持つ。

 

 

 

 

一方通行(アクセラレータ)が壊すことしか出来ないのであれば、俺がやることは1つだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──先に悪意の元を断てば、誰も殺されねェよなァ。

 

 

 

 




なぜ遅れたのか言い訳させてもらいますと、途中から文が消滅してて、やる気が削がれていました。

でも、ログのようなものが残っていることに気がつき、意気揚々と今回は投稿させてもらいました。

これからはスピードが乗ると思うので、今回の遅れは多目に見てほしいですねはい…。

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