ラブライブ School idol EXTRA   作:naogran

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夏の季節が過ぎて、秋初旬の季節が訪れた。

音ノ木坂学院・講堂。

理事長「音ノ木坂学院は入学希望者が予想を上回る結果となったため来年度も生徒を募集する事になりました。3年生は残りの学園生活を悔いの無いよう過ごし、実りのある毎日を送って行って貰いたいと思います。そして、1年生、2年生はこれから入学してくる後輩達のお手本となるよう気持ちを新たに前進していって下さい。」

フミコ「理事長ありがとうございました。」

ヒデコ「続きまして生徒会長挨拶。生徒会長よろしくお願いします。」

絵里が立ち上がり拍手する。すると講堂の舞台に1人の生徒が入場した。穂乃果だった。

穂乃果「皆さんこんにちは。この度、新生徒会長となりました。スクールアイドルでお馴染み、私達はここまでやって来て!」

マイクを上に投げて、見事キャッチし発言する。

穂乃果「高坂穂乃果と申します!」

新生徒会長が高坂穂乃果に決まった。

OP「これまでのラブライブ」
  歌・音ノ木坂学院全校生徒 feat EXTRA


9話「速報!もう一度ラブライブ!」

挨拶が終わり生徒会室。生徒会室には穂乃果とことりと海未と松山が居た。

 

穂乃果「だ〜疲れた〜!」

 

机に突っ伏す穂乃果。

 

ことり「穂乃果ちゃんお疲れ様。」

 

穂乃果「生徒会長挨拶ってライブとは全然違うんだね〜、緊張しっぱなしだったよ。」

 

ことり「でも、穂乃果ちゃんらしくて良かったと思うよ?」

 

海未「何処が良かったんですか!折角昨日3人で挨拶文も考えたのに!」

 

穂乃果「えへへごめん・・・」

 

 

 

 

 

 

実は、新生徒会長になった穂乃果だったが、最終的に挨拶を度忘れしてしまったのだった。

 

 

 

 

 

 

穂乃果「はぁ、折角練習したのに・・・」

 

海未「兎に角!」

 

穂乃果「ん?」

 

大量の資料を机に置いた。

 

穂乃果「え!?」

 

海未「今日はこれを全て処理して帰って下さい!」

 

穂乃果「こんなに!?」

 

海未「それにこれも!」

 

更に1枚の書類を穂乃果に渡す。

 

穂乃果「学食のカレーが不味い、アルパカが私に懐かない、文化祭に有名人を・・・って何これ?」

 

海未「一般生徒からの要望です。」

 

穂乃果「もう!少し位手伝ってくれても良いんじゃない!?海未ちゃん副会長なんだしー!」

 

不機嫌に頬を膨らます。

 

海未「勿論もう私は目を通しています。」

 

穂乃果「じゃあやってよー!」

 

子供のように駄々を捏ねる。

 

海未「仕事はそれだけじゃないんです!あっちには校内に溜まりに溜まった忘れ傘の放置、各クラブの活動記録もまとめてほったらかし、そこのロッカーの中にも3年生からの引き継ぎのファイルが丸ごと残っています!」

 

大量の仕事で穂乃果は顔をうつ伏せ。

 

海未「生徒会長である以上、この学校のことは誰よりも詳しくないといけません。」

 

ことり「でも、3人居るんだし、手分けして・・・」

 

海未「ことりは穂乃果に甘過ぎます!」

 

松山「(鬼だな。)だが海未、穂乃果は生徒会長の仕事をまだ把握して無いから、最初はゆっくりやった方が効率は良い。誰もが最初から上手くない。少しずつ経験すれば上手くなれる。」

 

分かり易いように海未にアドバイスする。

 

海未「確かにそうですね。では穂乃果を厳しく経験させましょう。」

 

松山「程々にな。」

 

穂乃果「ふぇ〜、生徒会長って大変なんだね〜。」

 

絵里「分かってくれた?」

 

そこに絵里が来た。

 

穂乃果「あ!絵里ちゃん!」

 

希「うふふ。頑張ってるね〜君達。」

 

続けて希も来た。

 

穂乃果「希ちゃんも!」

 

千幸「ハロー!やってるか?」

 

更に千幸も来た。

 

松山「よう千幸。2人と来たのか?」

 

千幸「ああ。さっきそこで会った。」

 

絵里「大丈夫?挨拶かなり拙い感じだったわよ?」

 

穂乃果「えへへ、ごめんなさい。それで今日は?」

 

絵里「特に用事は無いけど、どうしてるかなって。自分が推薦した手前もあるし心配で。」

 

希「明日からまたみっちりダンスレッスンもあるしね。」

 

そしてタロットカードを見せて予告する。

 

希「カードによれば、穂乃果ちゃん生徒会長として相当苦労するみたいよ?」

 

穂乃果「えー!?」

 

千幸「だからお2人さん、フォローしてやれよ?」

 

ことり「気に掛けてくれてありがとう。」

 

絵里「いえいえ、困った事があったら何時でも言ってね。何でも手伝うから。」

 

穂乃果「ありがとう!」

 

 

 

 

 

 

一方屋上には、漣とにこと凛と花陽と真姫が居た。

 

にこ「良い?特訓の成果を見せてあげるわ!」

 

そう言って後ろを向いて、振り向き特訓の成果を見せる。

 

にこ「にっこにっこにー!あなたのハートににこにこにー!笑顔を届ける矢澤にこにこ!あ!ダメダメダメー!にこにーはみーんなのモ・ノ!」

 

漣「気持ち悪ぃ。」

 

呆れた漣が即答する。

 

にこ「ちょっと!何よ!昨日一生懸命考えたんだから!」

 

漣「知らねぇよ。っつかそれ誘惑か何かか?」

 

にこ「失礼ね!」

 

凛「て言うか、4人でこんなことして意味があるの?」

 

にこ「あんた達何も分かって無いわね。これからは1年生が頑張らなきゃいけないのよ!」

 

漣「まぁにこの言葉に一理ありだな。」

 

ビデオカメラを立てて4人を映す。

 

にこ「良い?私はあんた達だけじゃどう頑張れば良いのか分からないだろうと思って手助けに来たの。先輩として。」

 

真姫「そのビデオは?」

 

にこ「何言ってるの?ネットにアップする為に決まってるでしょ?今やスクールアイドルもグローバル!全世界へとアピールしていく時代なのよ。ライブ中だけで無く、日々レッスンしている様子もアピールに繋がるわ。」

 

するとにこの顔がガラリと変わった。

 

にこ「ぐふっひっひ。こうやって1年生を甲斐甲斐しく見ている所をアピールすれば、それを見たファン達の間に、にこにーこそセンターに相応しい。との声が上がり始めてやがて!」

 

小声で呟くが、4人はそれを見逃さなかった。

 

凛「全部聞こえてるにゃー。」

 

にこ「うわっ!・・・にこー!」

 

漣「誤魔化すな。」

 

すると花陽の携帯が鳴った。

 

花陽「ん?え、え?ちょっえっえ?えーーー!?」

 

携帯のメールを見た花陽が突然声を上げる。

 

凛「ん?かよちんどうかした?」

 

花陽「嘘・・・!」

 

真姫「花陽?」

 

漣「どうした?」

 

花陽「ありえないです・・・こんな事・・・!」

 

 

 

 

急いで部室に向かい、パソコンを観てまたも驚く。

 

花陽「あ!どうしよう!凄い!凄過ぎます!」

 

にこ「突然どうしちゃったの?」

 

真姫「アイドルの話になると何時もこうね。」

 

凛「凛はこっちのかよちんも好きだよ?」

 

花陽「夢!夢なら夢って先に言って欲しいです!」

 

漣「どうした花陽!何を観て・・・何だと!?」

 

パソコンを観て漣が驚く。

 

3人「えー!?」

 

3人も驚いた。すぐに穂乃果を探す。

 

漣「おい!廊下を走るな!」

 

部室に取り残された漣が、すぐにスマホを取り出して千幸に電話する。

 

漣「あー千幸?皆を集めて部室に来てくれるか?重大ニュースだ。」

 

 

 

 

一方3人は生徒会室に来た。

 

にこ「穂乃果!」

 

生徒会室に入るとヒデコが本を読んでいた。

 

ヒデコ「あ、矢澤先輩。」

 

にこ「穂乃果は!?」

 

ヒデコ「教室の方が捗るからそっちで仕事するって。」

 

 

 

 

次は教室に向かう。

 

凛「穂乃果ちゃん!」

 

教室ではフミコが友達と話をしていた。

 

フミコ「あ、凛ちゃん。」

 

凛「穂乃果ちゃんは!?」

 

ふみこ「どうしても体動かしたいって屋上へ。」

 

 

 

 

次は屋上に向かう。

 

真姫「穂乃果!」

 

屋上にはミカと2年生生徒2人が居た。

 

ミカ「あ、真姫ちゃん。」

 

真姫「あの、穂乃果は?」

 

ミカ「お腹が空いたから何か食べて来るって。」

 

 

 

 

次はアルパカの小屋。

 

にこ「ここに来てどうするのよ!」

 

花陽「ねえ!穂乃果ちゃん知らない!?」

 

 

 

 

最終的に中庭で穂乃果を発見した。穂乃果はパンを美味しく食べていた。凛以外バテる。

 

穂乃果「いや〜今日もパンが美味い!」

 

にこ「少しはじっとしてなさいよ・・・」

 

凛「探してたんだよ?」

 

にこ「穂乃果、もう一度あるわよ・・・!」

 

花陽「もう一度・・・!」

 

真姫「もう一度・・・!」

 

穂乃果「もう一度?」

 

 

 

 

部室に集合した12人。花陽から重大ニュースを聞いた。

 

千幸「もう一度?」

 

松山「もう一度?」

 

海未「もう一度?」

 

ことり「もう一度?」

 

希「もう一度?」

 

絵里「ラブライブ!?」

 

それは再びラブライブが開催されると言う知らせだった。

 

花陽「そう!A-RISEの優勝と大会の成功をもって終わった第1回ラブライブ!それが何と!その第2回大会が行われることが早くも決定したのです!」

 

パソコンで公式サイトを見る穂乃果達。男3人はスマホで公式サイトを見る。

 

花陽「今回は前回を上回る大会規模で会場の広さも数倍!ネット配信の他ライブビューイングも計画されています!」

 

絵里「凄いわね・・・」

 

花陽「凄いってもんじゃないです!そしてここからがとっても重要!大会規模の大きい今度のラブライブはランキング形式では無く、各地で予選が行われ、各地区の代表になってチームが本戦に進む形式となりました!」

 

海未「つまり、人気投票による今までのランキングは関係無いということですか?」

 

花陽「その通り!これは正にアイドル下克上!ランキング外の者でも予選のパフォーマンス次第で本大会に出場出来るんです!」

 

漣「あ。」

 

にこ「それって、私達でも大会に出るチャンスがあるってことよね!?」

 

花陽「そうなんです!」

 

凛「凄いにゃ!」

 

海未「またとないチャンスですね!」

 

絵里「ええ!」

 

真姫「やらない手は無いわね!」

 

にこ「そうこなくっちゃ!」

 

ことり「よーし!じゃあラブライブ出場を目指してーー!」

 

漣「お前ら待て!」

 

そこに漣が割り込む。

 

にこ「何なのよ突然!」

 

漣「気合入れるのは良いが、ラブライブの地区予選があるって事はお前達μ`sは、A-RISEとぶつかる事になるぞ?」

 

全員「あ!」

 

地区予選がある事は、あのA-RISEも出ると言う事だった。漣の言葉で固まる一同。

 

漣「図星か。」

 

花陽「終わりました・・・」

 

にこ「ダメだー!」

 

ことり「A-RISEに勝たなきゃいけないなんて・・・」

 

希「それは幾ら何でも・・・」

 

真姫「無理よ。」

 

全員が落ち込んだ。

 

凛「いっその事全員で転校しよう!」

 

海未「出来る訳ないでしょ。確かにA-RISEとぶつかるのは苦しいですが、だからと言って諦めるのは早いと思います。」

 

千幸「そうだ!出場前に苦しんだらその場で負けだ。皆で力を合わせれば必ず出来る。負けそうでも団結して逆転しようじゃないか!」

 

絵里「海未と千幸君の言う通りね。やる前から諦めていたら何も始められない。」

 

真姫「それもそうね。」

 

絵里「エントリーするのは自由なんだし、出場してみても良いんじゃないかしら?」

 

海未「ええ!」

 

漣「俺達も協力するぜ。なんだって今の俺達EXTRAはアイドルじゃなく顧問だからな。」

 

千幸「アイデアや振り付けの事があったら何でも言ってくれ。」

 

松山「お前達μ`sをラブライブに出場させる為に。」

 

絵里「ありがとう!」

 

花陽「そうだよね!大変だけどやってみよう!」

 

絵里「じゃあ決まりね。ん?」

 

当の穂乃果は普通にお茶を飲んでほっこりしていた。

 

絵里「穂乃果?」

 

松山「ラブライブに、出るよな?」

 

すると穂乃果が予想もしない驚きの発言を放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「出なくても良いんじゃない?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全員「え?」

 

漣・千幸・松山「は?」

 

何と参加しないと言ったのだった。

 

全員「えー!?」

 

漣・千幸・松山「はああ!?」

 

全員が突然の発言に驚愕する。

 

ことり「ほ、穂乃果ちゃん・・・?」

 

海未「今、何と・・・?」

 

穂乃果「ラブライブ、出なくても良いと思う。」

 

漣「正気か!?」

 

 

 

 

 

 

CM〜ラブライブ!〜

 

 

 

 

 

 

にこ「ほーのーかー!」

 

穂乃果「あわわわ!?」

 

にこが無理矢理隣の部室へ穂乃果を押し出す。そして鏡で穂乃果を映す。

 

海未「穂乃果、自分の顔が見えますか?」

 

穂乃果「見え、ます・・・」

 

海未「では、鏡の中の自分は何と言っていますか?」

 

穂乃果「何それ?」

 

絵里「だって穂乃果!」

 

希「ラブライブに出ないって!」

 

にこ「ありえないんだけど!ラブライブよラブライブ!スクールアイドルの憧れよ!あんた真っ先に出ようって言いそうじゃない!」

 

穂乃果「そ、そう?」

 

絵里「何かあったの?」

 

穂乃果「いや別に。」

 

にこ「だったら何で!?」

 

海未「何故出なくて良いと思うんです?」

 

穂乃果「私は歌って踊って、皆が幸せならそれで。」

 

にこ「今までラブライブを目標にやってきたじゃない!違うの!?」

 

穂乃果「い、いや・・・」

 

凛「穂乃果ちゃんらしくないよ!」

 

花陽「挑戦してみても良いんじゃないかな?」

 

穂乃果「あはは・・・」

 

何だか煮え切れない表情をする穂乃果。すると何かを思い付いた。

 

穂乃果「あ!そうだ!明日からまたレッスン大変になるし、今日は寄り道していかない?」

 

全員「え?」

 

にこ「はぁー?」

 

花陽「穂乃果ちゃん?」

 

穂乃果「良いから良いから。たまには息抜きも必要だよ。」

 

 

 

 

 

 

こうして12人は息抜きの為、寄り道をした。

 

 

 

 

 

 

穂乃果と凛と絵里はプリクラで写真を撮った。

 

絵里「これは?」

 

凛「プリクラ知らないの?」

 

絵里「あまりこう言う所は来なくて・・・」

 

穂乃果は写真にデコレーションした。

 

絵里「ハラショー!」

 

穂乃果「まだまだ!」

 

色々デコレーションした結果、笑顔でペロしている絵里の写真が出来上がった。

 

 

 

 

その頃にこと凛と花陽と真姫はジュースを飲んでいた。

 

凛「ぷはー。幸せだにゃー!」

 

にこ「ねぇ、こんな所で遊んで良いわけ?」

 

花陽「明日からダンスレッスンやるんだしたまには良いんじゃない?」

 

凛「そうだよそうだよ!」

 

真姫「リーダーがそうしたいって言ってるんだからしょうがないわ。」

 

にこ「フン!」

 

 

 

 

その頃漣と千幸と松山はゲーセンに居た。

 

漣(穂乃果なら即出たいって言う雰囲気だったが、何かあったのか?)

 

リズムゲームをやってる漣。

 

 

 

 

千幸(ラブライブ出場はチャンスだってのに、どうしたんだ彼奴?)

 

シューティングゲームをやってる千幸。

 

 

 

 

松山(まさかあの時の罪で煮え切れなかったのかも。)

 

レーシングゲームをやってる松山。

 

 

 

 

一方希は外で何かを見上げていた。穂乃果がジュースを持って来た。

 

穂乃果「希ちゃん、どうしたの?」

 

希「ううん。何でも。」

 

穂乃果「はいジュース。」

 

希「ありがと。」

 

その時穂乃果が見たものは、UTX高校のPVだった。PVにはA-RISEが映っていた。

 

A-RIS『UTX高校へようこそ!』

 

それを見た穂乃果は何かを思った。

 

 

 

 

 

 

その夜、穂乃果を除いた全員がSKYPEで通話していた。

 

絵里「穂乃果も色々考えて出なくても良いって言ったんじゃないかしら?」

 

海未「色々?」

 

ことり「どうしちゃったんだろう?」

 

絵里「それは私も・・・」

 

にこ「らしくないわよね。」

 

真姫「あんたもね。」

 

にこ「ちょっと!真面目な話してんの!」

 

花陽「でも、このままじゃ本当にラブライブに出ないって事も。」

 

凛「それは寂しいなぁー。」

 

希「にこっちはどうしたいん?」

 

にこ「私は、勿論ラブライブに出たい!」

 

絵里「そうよね。」

 

海未「生徒会長として忙しくなってきたのが理由かもしれません。」

 

漣「確かにそうかもしれないな。生徒会長の仕事は山程あるしな。」

 

ことり「でも、忙しいからやらないって穂乃果ちゃんが思うはずないよ。」

 

海未「確かに。」

 

希「今のμ`sは皆で練習して歌を披露する場もある。それで十分って事やろうか?」

 

松山「暫く様子を見る事にするか。」

 

 

 

 

 

 

その頃穂むらでは、穂乃果が部屋から夜空を見ていた。するとノックの音がした。

 

穂乃果「ん?」

 

雪穂「お姉ちゃん。」

 

妹の雪穂が入って来た。

 

穂乃果「雪穂?」

 

雪穂「見たよ?またラブライブやるんだって?」

 

穂乃果「う、うん・・・」

 

雪穂「勿論エントリーするんでしょ?」

 

穂乃果「え・・・」

 

雪穂「ん?出ないの!?」

 

穂乃果「あー!止めてよ雪穂までー!」

 

ベッドでジタバタする穂乃果。

 

雪穂「出なよ。だって亜里沙も凄い楽しみにしてたよ?それにさ。」

 

穂乃果「ん?」

 

雪穂「今度のラブライブの開催日知ってる?来年の3月。うまく行けば私と亜里沙は4月から音ノ木坂の新入生。でも私達が入学するって事は・・・もう分かるでしょ?」

 

そう言って部屋から退室する雪穂。雪穂が部屋から出たと同時に穂乃果の携帯の着信音が鳴った。

 

穂乃果「もしもし?」

 

千幸『穂乃果?俺だ。』

 

穂乃果「千幸さん?」

 

電話して来たのは千幸だった。

 

千幸「なぁ穂乃果、正直に答えてくれ。本当にラブライブに出たいのか?」

 

穂乃果「またその話?もう止めてよ・・・」

 

千幸「質問に答えろ。出たいのか出たくないのか?」

 

穂乃果「そりゃ、私だって出たいよ。でも・・・」

 

千幸「出たいのなら出たいって言えば良いじゃないか。それに開催日は何時か分かるか?」

 

穂乃果「3月でしょ?さっき雪穂から聞いた。」

 

千幸「ああ、妹さんか。来年の3月はどうなるか知ってるか?」

 

穂乃果「・・・」

 

千幸「その話は皆が集まった時に言おう。じゃあな。」

 

 

 

 

 

 

翌日の音ノ木坂学院。絵里が自分のロッカーを開けると、横から希が話し掛けて来た。

 

希「エリチ。」

 

絵里「どうしたの希?何よ暗い顔して。さぁ行きましょう?」

 

希「本当に出なくて良いと思う?」

 

 

 

 

 

 

一方穂乃果は、資料を運んでいた。するとラブライブ開催のポスターを見た。するとそこににこが来た。

 

にこ「穂乃果!」

 

穂乃果「あ!どうしたの?」

 

にこ「勝負よ!」

 

穂乃果「え?」

 

突然の宣戦布告。

 

 

 

 

 

 

ジャージに着替えて、神田明神の男坂の下に着いた。漣も着いてた。

 

にこ「良い?これから2人でこの石段をダッシュで競争よ!」

 

穂乃果「何で競争?」

 

 

 

 

他の9人は上から見守る。

 

ことり「穂乃果ちゃんをやる気にさせたいみたいだけど。」

 

海未「強引ですね。」

 

 

 

 

穂乃果「また今度にしようよ。今日からダンスレッスンだよ?」

 

にこ「ラブライブよ!私が出たいの!だからここは勝負よ!私が勝ったらラブライブに出る!穂乃果が勝ったら出ない!」

 

漣「と言う訳だ穂乃果。やってやれ。」

 

穂乃果「・・・分かった!」

 

2人が位置に着く。

 

漣「じゃあ行くぞ。ヨーイ・・・」

 

にこ「ドン!!」

 

途中でにこが先にスタートし、全速力で登る。

 

漣「おいにこ!」

 

穂乃果「にこちゃんズルい!」

 

にこ「ふん!悔しかったら追い抜いてごらんなさい!」

 

走る途中に穂乃果は、雪穂の言葉と千幸の言葉を思い出す。

 

 

 

 

するとにこが足を石段に躓き転んだ。

 

 

 

 

穂乃果「にこちゃん!」

 

にこに近付く穂乃果と漣。

 

穂乃果「にこちゃん!大丈夫?」

 

にこ「へ、平気・・・」

 

漣「ったく、俺の合図を無視するな。」

 

にこ「うるさいわね!ラブライブに出られれば!」

 

穂乃果「にこちゃん?」

 

するとポツポツと雨が降ってきた。

 

漣「雨か?おい、雨宿りするぞ。」

 

 

 

 

全員で雨宿りする。

 

絵里「そうよ。3月になったら私達3人は卒業。こうして皆と一緒に居られるのは後半年。」

 

希「それにスクールアイドルで居られるのは在学中だけ。」

 

穂乃果「そんな・・・」

 

絵里「別にすぐ卒業しちゃう訳じゃないわ。でもラブライブに出られるのは今回がラストチャンス。」

 

希「これを逃したら、もう。」

 

絵里「本当はずっと続けたいと思う。実際卒業してからもプロを目指して続ける人も居る。でもこの9人でラブライブに出られるのは今回しかないのよ。」

 

穂乃果「やっぱり皆・・・」

 

花陽「私達もそう。例え予選で落ちちゃったとしても9人で頑張った足跡を残したい。」

 

凛「凛もそう思うにゃ。」

 

真姫「やってみても良いんじゃない?」

 

穂乃果「皆・・・ことりちゃんは?」

 

ことり「私は穂乃果ちゃんの選ぶ道なら何処へでも。」

 

穂乃果「あ・・・」

 

海未「また自分のせいで皆に迷惑ばかりかけてしまうのではと心配しているんでしょう。ラブライブに夢中になって周りが見えなくなって、生徒会長として学校の皆に迷惑をかけるような事があってはいけないと。」

 

穂乃果「全部バレバレだね。始めたばかりの時は何も考えないで出来たのに今は何をやるべきか分からなくなる時がある。でも、一度夢見た舞台だもん。やっぱり私だって出たい!千幸さん!」

 

千幸「良く言えたな穂乃果!合格だ!」

 

穂乃果「生徒会長やりながらだからまた迷惑かける時もあるかもだけど、本当は物凄く出たいよ!」

 

すると全員穂乃果を見た。

 

穂乃果「ん?皆どうしたの?」

 

海未「穂乃果。忘れたのですか?」

 

穂乃果「え?」

 

全員「だって可能性感じたんだ♪そうだ進め♪後悔したくない目の前に♪」

 

穂乃果「僕らの道があるー♪」

 

全員「やろう!」

 

漣「やろうぜ!」

 

千幸「ラブライブ目指して!」

 

松山「やろう!」

 

穂乃果「よーし!やろう!ラブライブに出よう!」

 

すると走り出し雨に当たる。

 

海未「ほ、穂乃果!?」

 

松山「風邪引くぞ!?」

 

すると穂乃果は雨雲に向かって叫んだ。

 

 

 

 

 

 

穂乃果「雨止めーーーーー!!」

 

 

 

 

 

 

すると雨がすぐに止み、満開の青空が見えてきた。

 

にこ「嘘・・・」

 

漣「奇跡過ぎる!まるで穂乃果の気持ちが晴れたような現象だ!」

 

穂乃果「本当に止んだ!人間その気になれば何だって出来るよ!ラブライブに出るだけじゃもったいない!この9人で残せる最高の結果!優勝を目指そう!」

 

海未「優勝!?」

 

凛「そこまで言っちゃうの!?」

 

にこ「大きく出たわね!」

 

希「面白そうやん!」

 

千幸「目標がでか過ぎ!」

 

穂乃果「ラブライブのあの大きな会場で背一杯歌って、私達が1番になろう!」

 

真姫「穂乃果!」

 

ことり「穂乃果ちゃん!」

 

絵里「穂乃果!」

 

松山「穂乃果!」

 

穂乃果「よーし!行っくよーーーー!!」

 

遂にμ`sがラブライブ目指して本活動開始。

 

「END」

 

ED「それは僕たちの奇跡」

  歌・μ`s




         キャスト

       朝霧漣:荒井敦史

      城戸千幸:池岡亮介

      松山博之:細谷佳正

     高坂穂乃果:新田恵海
      絢瀬絵里:南條愛乃
      南ことり:内田彩
      園田海未:三森すずこ
       星空凛:飯田里穂
     西木野真姫:Pile
       東條希:楠田亜衣奈
      小泉花陽:久保ユリカ
      矢澤にこ:徳井青空

       ヒデコ:三宅麻理恵
       フミコ:山本希望
        ミカ:原紗友里

      高坂雪穂:東山奈央

       理事長:日高のり子

感想・誤字脱字などお願い申し上げます。
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