ラブライブ School idol EXTRA   作:naogran

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劇場版2「観光でピンチ」

翌朝、全員が起きたが、絵里は何故か不機嫌そうな顔をしていた。千幸と穂乃果とにこはニコニコ微笑んでた。

 

花陽「朝は気持ち良いねー!」

 

凛「テンション上がるにゃー!」

 

絵里「さあ行きましょ!」

 

ことり「大都会の真ん中に、こーんな大きな公園があるなんて・・・素敵ー!」

 

漣「ここはセントラルパーク。ニューヨークが誇る巨大な都市公園だ。」

 

ことり「そうなんだ〜!」

 

千幸「なあ漣、ここで車に乗って突っ走ろうぜ?」

 

漣「ルパン三世かよ。ってか俺とお前車の免許無えだろ?」

 

真姫「もう、何時まで話してるの?」

 

そして海未は警戒心を全開にしていた。あの時の出来事の再来が来るかもしれないと言ってそうな顔をしている。

 

ことり「海未ちゃーん・・・大丈夫だよー?」

 

すると今度はキョロキョロ見回す。

 

宮内「おい園田、俺達が保証するから早く来い。」

 

海未「信じても・・・良いのですね・・・?」

 

宮内「俺達を信じろ。早く来い。」

 

 

 

 

 

 

凛「出発にゃー!!」

 

一番先に走り出した凛がスピードを上げて走る。

 

希「凛ちゃんは元気やね。」

 

漣「何の!俺も負けるかってんだ!」

 

すると漣もスピードを上げて凛を追い掛ける。

 

松山「漣もテンション上げてるな。」

 

結羽介「あんな漣久し振りに見たな。それじゃあ俺達も走るか!」

 

全員が走ってジョギングする。

 

凛「にゃーん!」

 

漣「おい凛!どっちが早く走れるか勝負しようぜ!」

 

凛「望む所だにゃ!」

 

皆順調にジョギングをする。その途中。

 

外国人「コンニチハー。」

 

海未「え!?あ・・・こ・・・こんにちは・・・」

 

千幸「海未、外国人でも日本語通じる人は沢山居るからな。」

 

海未「そ、そうですね。」

 

 

 

 

 

 

その後休憩すると、凛がある物を見た。

 

凛「あー!見てー!こんな所にステージ!」

 

絵里「本当ー!コンサートとか開いたりするのかしら?」

 

漣「あれはノームバーグ・バンドシェルのバンドシェル野外音楽堂だ。ジャズコンサートや子供向けのアトラクションなどのイベントが開催されるんだ。」

 

凛「へぇ〜凄いにゃ〜!」

 

希「ちょっと登ってみる?」

 

漣「良いなそれ!」

 

穂乃果「あー疲れたー・・・」

 

 

 

 

 

 

全員がバンドシェル野外音楽堂に登った。

 

ことり「あー気持ち良いー。」

 

絵里「ライブはここを舞台にするのも悪くないかもねー。何か落ち着くし。」

 

希「落ち着くのは皆と一緒だからやない?」

 

絵里「そうかも。」

 

漣「自然にぴったりだなセントラルパークは。」

 

千幸「全くだ。」

 

真姫「ねぇ、ちょっとだけ踊ってみない?」

 

結羽介「お!それ良いかもな!」

 

花陽「凛ちゃん。良い?」

 

凛「リードは任せるにゃー!」

 

外国人「Hello。」

 

すると3人の女性外国人が話し掛けて来た。

 

外国人A「Are you girls Japanese?」

 

穂乃果「Yes・・・We are Japanese student・・・」

 

外国人B「Are you here for some performance?」

 

穂乃果「えあー・・・」

 

英語が理解出来ない穂乃果達は困っていた。

 

海未「何と言っているのですか?」

 

穂乃果「どうやら怒ってないみたい。」

 

海未「それは私にも分かります・・・」

 

希「Yes!We are school idols!」

 

宮内「We are called μ`s。」

 

外国人A「school idols?」

 

宮内「Yes。」

 

外国人A「wow japan seems cool。」

 

外国人B「We are go many to。」

 

外国人A「Well i hope you have a fun time around here!Enjoy your stay!Bye!」

 

外国人B「Bye!」

 

外国人C「Bye!」

 

宮内「thank you!See you!」

 

希「See you!」

 

宮内「折角来たんだから色んな所見て。だとよ。」

 

絵里「だって!」

 

ことり「希ちゃん宮内さん凄ーい!」

 

凛「流石南極に行くだけの事があるにゃ・・・」

 

千幸「流石高校イチの優等生だ。」

 

宮内「おいおい城戸、その話は高校時代だけにしといてくれよ?」

 

希「うふふ。海外も悪くないでしょ?」

 

絵里「勿論、注意も必要だけど!」

 

海未「そうかも知れませんね。」

 

その後も穂乃果は3人の女性外国人を見ていた。

 

穂乃果「よーし!!」

 

全員「??」

 

穂乃果「じゃあ練習しっかりやってから、この街を見に行こー!」

 

 

 

 

 

 

練習を終えて全員がニューヨークの街を観光する。船に乗って自由の女神を眺める。

 

穂乃果「おー!!」

 

凛「見えてきたー!大きいにゃー!」

 

漣「アメリカの象徴、自由の女神だー!」

 

そして船を降りて自由の女神の前で写真を撮る。

 

穂乃果「撮って撮ってー!」

 

ことり「何か穂乃果ちゃん、ヒーローみたい。」

 

穂乃果「えっへん!」

 

花陽「じゃあ撮るよ?」

 

海未「は・・・はい。」

 

花陽「ハ・・・ハ・・・ハ・・・ハックシュン!!」

 

海未「うわっ!」

 

くしゃみをしたと同時にシャッターを切った。

 

宮内「さてここでお前達に問題を出す。」

 

穂乃果「問題?」

 

宮内「この自由の女神の足元には引き千切れた鎖がある。何故鎖があるか知ってるか?」

 

穂乃果「自由の女神の鎖・・・何だろう・・・」

 

宮内「じゃあ朝霧、答えは?」

 

漣「鎖の意味は、全ての弾圧、抑圧からの解放と、人類は皆自由で平等である事を象徴しているから引き千切れた鎖がある。」

 

穂乃果「ほえ〜!」

 

絵里「自由の女神ってそうだったのね。」

 

宮内「流石だな朝霧。」

 

漣「お前の地理歴史はもう何べんも聞いてるからな。」

 

千幸「そして、女神が被っている冠に7つの突起があるのが見えるだろ?」

 

ことり「うん。見えるよ。」

 

千幸「あの7つの突起は、7つの大陸と7つの海に自由が広がるって言う意味が込められてるんだ。」

 

ことり「へぇ〜!凄〜い!」

 

 

 

 

 

 

その後レストランに来た。テーブルの上には豪華な物ばかり。

 

にこ「これ・・・全部食べられるの・・・?」

 

松山「いやいや無理だろこれは流石に・・・」

 

ことり「幸せ〜。」

 

結羽介「ことり相変わらずだなおい。」

 

 

 

 

 

 

その後メインストリートに到着。

 

外国人「Here you are。」

 

真姫「thank you。」

 

外国人「You are welcome。」

 

絵里「ここが、メインストリートよ。」

 

穂乃果「ほぇー・・・ティファニーっとか言うお店で朝食食べちゃうんでしょ?」

 

凛「どんな素敵なレストランなんだろー!」

 

穂乃果「うんうん!」

 

凛「にこちゃん知ってる?」

 

にこ「うぇ!?当たり前でしょ!」

 

穂乃果「本当ー?何たべさせてくれるの?」

 

にこ「ス、ステーキとか。」

 

凛「凄いにゃー!」

 

真姫「全部間違ってる!」

 

4人が両手でLOVEの文字を作る。花陽が撮った。

 

花陽「えへっ。上手く撮れたよ!」

 

宮内「朝食でステーキとか贅沢過ぎるだろ?」

 

穂乃果「宮内さんは知ってるの?」

 

宮内「朝食だからエッグベネディクトが定番だ。」

 

凛「凄いにゃー!」

 

 

 

 

 

 

その後全員は、ファッションショップに訪れた。

 

ことり・花陽・凛「おおー!!」

 

穂乃果と海未が服を試着して皆に見せた。

 

ことり「うん!2人共可愛いー!」

 

穂乃果「変わった服だねー。おお!」

 

海未「こんな恥ずかしい服・・・」

 

絵里「ハラショー!」

 

結羽介「おお!2人共ぴったり似合うなー!」

 

真姫「流石μ`sの衣装担当だけあるわね。」

 

結羽介「流石だぜことり先生!」

 

ことり「えへ!」

 

真姫「2人共似合ってるわよ!」

 

穂乃果「そ・・・そう?海未ちゃんも可愛い!」

 

海未「そ・・・そうですか・・・?」

 

 

 

 

 

 

その頃漣と希とにこは電線にぶら下がってる靴を見ていた。

 

にこ「何あれ?」

 

漣「あの靴はハロウィンの時なんかに街の人が悪戯でやるんだ。」

 

希「だったらうちらもやってみる?」

 

にこ「出来るの?」

 

希「えへっ!任せといて!漣君もやる?」

 

漣「良いだろう。」

 

すると希がにこの足元を見る。

 

にこ「?」

 

すると希がにこの靴を取って漣にパスした。

 

漣「シュート!!」

 

にこ「あー!ちょっとー!私の靴ー!!」

 

 

 

 

 

 

その後夜になって、ビルの屋上からニューヨークの夜景を眺める。

 

9人「うわあああ!!」

 

5人「おおおおお!!!」

 

絵里「流石・・・世界の中心!」

 

漣「流石だぜニューヨーク!」

 

真姫「綺麗よね・・・」

 

希「ライブの時も、こんな景色が使えたら最高なんやけど。」

 

ことり「はぁ・・・何か何処も良い場所で迷っちゃうね。」

 

海未「そうですね。最初は見知らぬ土地で自分達らしいライブが出来るのか心配でしたが・・・」

 

凛「・・・そっか。」

 

にこ「ん?」

 

絵里・希「ん?」

 

花陽「どうしたの?」

 

宮内「何か思ったのか?」

 

凛「分かった、分かったよ!この街に凄くワクワクする理由が!この街ってね、少しアキバに似てるんだよ!」

 

絵里「この街が?」

 

漣「アキバに似ている?」

 

凛「うん!楽しい事がいっぱいで!次々に新しく変化していく!にゃっははーん♪」

 

ことり「実は私も少し感じてた!凛ちゃんもそうだったんだね!」

 

凛「うん!」

 

絵里「言われてみれば、そうかもね。何でも吸収してどんどん変わっていく。」

 

希「だからどの場所でも、μ`sっぽいライブが出来そうって思えたんかな。」

 

 

 

 

 

 

その後景色を楽しめた後、1階に降りて外に出ようとしたが。

 

穂乃果「雨だ・・・」

 

雨が降っていた。

 

松山「おいおいマジかよ、さっきまで晴れてたのによ。」

 

にこ「ええ・・・傘無いわよ・・・」

 

希「困ったわね・・・」

 

ことり「まだ行きたい所・・・あったのに・・・」

 

海未「仕方ありませんね・・・」

 

にこ「雨・・・強くなるかもしれないし。」

 

希「うん・・・」

 

漣「だったらホテルに戻った方が最優先だな。」

 

絵里「そうなるわね・・・」

 

穂乃果「寂しいな・・・」

 

凛「えへっ!大丈夫にゃ!!」

 

 

 

 

 

 

「Hello,星を数えて」

 

 

 

 

 

 

凛「星空にゃ!」

 

 

 

 

 

 

その後レストランで、花陽が何故か泣いていた。

 

穂乃果「花陽ちゃんが・・・泣いてる・・・?」

 

真姫「どうしたのよ?」

 

千幸「おい花陽、何で泣いてるんだ?」

 

凛「にこちゃん!かよちんに何かした!?」

 

にこ「知らないわよー!」

 

希「どうしたの?気分悪いの?」

 

花陽は首を振る。

 

宮内「だったら俺が部屋まで送ってやろうか?」

 

また花陽は首を振る。

 

絵里「もしかしたらホームシック?」

 

花陽「・・・くまいが・・・」

 

穂乃果「くまい?」

 

花陽「くまいが・・・」

 

全員「???」

 

松山「おい花陽、くまいって何だよ?」

 

花陽「白米が食べたいんです!!」

 

絵里「白米?」

 

結羽介「食いたいのか?」

 

花陽「そう!!こっちに来てからと言うもの、朝も昼も夜も・・・パン!パン!パン!!パン!!パン!!白米が全然無いの!!!」

 

海未「でも、昨日の付け合わせでライスが。」

 

漣「そうそう。あのライスで十分だろ?」

 

花陽「白米は付け合わせじゃなくて主食!!」

 

漣「のわ!?」

 

突然花陽が怒った顔で漣の顔に近付けた。

 

花陽「パサパサフサフランライスは似て非なる物!」

 

漣「顔近い・・・」

 

花陽「恋に飯と書いて恋飯♪白米があって恋飯が始まるのです♪」

 

丁度そこにパンが来た。

 

花陽「うう・・・暖かいお茶碗で真っ白なご飯が食べたい・・・」

 

そう言いながらパンを一口食べる。

 

花陽「あ、このパン美味しい♪」

 

穂乃果「凄い白米への拘り・・・」

 

絵里「と言ってもね・・・」

 

漣「流石花陽、白米への拘りは世界一だな。」

 

千幸「何感心してんだよお前。」

 

希「真姫ちゃん、何処か良い所知らない?」

 

真姫「まー、知らなくはないけど・・・」

 

宮内「だったら俺と西木野に付いて来い。小泉には打って付けの場所を招待しよう。」

 

花陽「え?」

 

 

 

 

 

 

全員がある場所に来た。それはGOHAN-YAのニューヨーク店だった。夕食を食べて全員が店から出た。

 

穂乃果「この街にもこんなお店があるんだねー。」

 

真姫「世界の中心だからね。」

 

宮内「日本の人気店舗は世界中にあるからな。」

 

花陽「あーーー美味しかったー!やっぱり白米は最高ですー♪」

 

白米が食べれた花陽はとても満足していた。

 

凛「良かったねーかよちん♪」

 

ことり「えへ。」

 

絵里「さぁ、遅くなる前に戻りましょう。」

 

穂乃果「うん!何かこうしてると学校帰りみたいだねー。」

 

真姫「そうね。不思議な感じ。」

 

絵里「皆とこうしていられるのも、もう僅かなのに、この街は不思議とそれを忘れさせてくれる。」

 

漣「よっしゃ!早く戻ろうぜ!」

 

駅の改札口を入ろうとしたが、穂乃果が通れない。

 

穂乃果「!あれ?あれ?・・・Sorry・・・」

 

外国人「Oh,excuse me。」

 

穂乃果「お金足りないのかな?」

 

ことり「でね、希ちゃんに教えて貰った・・・」

 

穂乃果「あー!ちょっとー!」

 

急いで切符売り場へ行くが、お客が多かった。

 

穂乃果「excuse me!!!」

 

そして切符を買って急いで電車に乗り込む。滑り込んでギリギリ乗れた。

 

穂乃果「いったー!!痛いー痛いよぅ・・・!!」

 

しかし災難が訪れた。何と穂乃果が違う電車に乗ってしまった。他の皆は向かい側の電車に乗っていた。

 

 

 

 

 

 

そして穂乃果は別の駅に降りてしまった。

 

穂乃果「もしかして・・・はぐれた・・・?どーしよー!!うう・・・」

 

???「全くお前はちゃんと確認してから行動しろよ。」

 

穂乃果「え・・・?」

 

横を見ると、何と漣が立っていた。

 

穂乃果「漣さん!!」

 

嬉しくなった穂乃果が漣に抱き付いた。

 

穂乃果「何でここに!?」

 

漣「電車に乗り込もうとした時に、お前が向かい側のホームに走って行ったのが見えたんだ。それに気付いた俺は千幸達に言ってギリギリ乗り込んだって訳だ。」

 

穂乃果「ありがとう・・・漣さん・・・」

 

漣「さて穂乃果、早く行くぞ。」

 

2人でホテルへ向かう事になった。

 

穂乃果「ホテルの駅・・・こんな階段じゃなかったよね・・・?」

 

漣「ああ。」

 

外国人「Sorry。」

 

漣「Sorry。」

 

だが穂乃果は不安な顔をしていた。

 

漣「早く行くぞ。」

 

穂乃果「うん・・・」

 

その後もホテルに向かって歩き出す。

 

漣「くっそー、ハーレーに乗ってくれば良かった。流石にそれは無理かもな。」

 

穂乃果「はぁ・・・何て駅から乗ったんだっけ?」

 

するとその時。

 

 

 

 

 

 

漣「歌?」

 

穂乃果「え?」

 

歌声が2人の耳に入った。歌が聞こえた方へ歩くと、1人の女性シンガーがお客達の前で歌っていた。女性シンガーが歌ってたのは『As time goes by』だった。穂乃果と漣はその歌声に魅了されてた。そして歌が終わると皆拍手をした。

 

穂乃果「うわぁー!!」

 

漣「凄いなあの人!」

 

すると女性シンガーが穂乃果と漣を見た。

 

 

 

 

 

 

その後3人で電車に乗ってホテルの駅へ行く。

 

女性シンガー「ふーん。ま、たまにいるよ。あなたみたいに迷子になっちゃう人。でもまさか、ホテルの名前も分からないとは・・・」

 

穂乃果「すみません・・・」

 

漣「何かすみませんね。」

 

女性シンガー「気にしなくて良いよ。」

 

穂乃果「でもお姉さん!大きな駅ってだけで分かるなんて!!」

 

漣「褒める所そこ?」

 

女性シンガー「あなたいちいち動きがオーバーね。大丈夫よ。場所は大体分かってるから。大きな駅がある所の、大きなホテルなんでしょ?」

 

穂乃果「はい!」

 

すると漣がこの女性シンガーに何かを感じてた。

 

女性シンガー「大きなシャンデリアもあるでしょ?」

 

穂乃果「あります!」

 

女性シンガー「うふ。じゃあ間違いなくあそこね!」

 

漣「あなた、もしかして・・・」

 

女性シンガー「あ!!」

 

穂乃果「どうしたんですか!?」

 

女性シンガー「マイク・・・忘れた・・・!」

 

穂乃果「ええ!?」

 

漣「あのー、マイクそれじゃないですか?」

 

女性シンガー「あ!」

 

横にマイクケースがあった。

 

女性シンガー「てへ!」

 

漣「・・・そうだ、千幸にLINEしとこ。」

 

 

 

 

 

 

そして目的地の駅に到着して電車から降りる。

 

穂乃果「びっくりさせないで下さいよー!」

 

女性シンガー「ごめんごめん。あったんだから良いじゃない。」

 

穂乃果「こっちでずっと歌ってるんですか?」

 

女性シンガー「まあね。」

 

 

 

 

地下鉄から外に出た。

 

漣「さっきの曲はAs Time Goes Byでしたよね?凄く名曲ですよあれ。」

 

女性シンガー「よく知ってるね。」

 

漣「俺の爺ちゃんの大好きな曲なんです。」

 

女性シンガー「これでも、昔は仲間と一緒に皆で歌ったのよ。日本で。」

 

漣「日本でですか?」

 

女性シンガー「うん。でもね、色々あってね。結局、グループも終わりになって、当時はどうしたら良いかよく分からなかったし、次のステップに進める良い機会かなーとか考えたりしたわね。」

 

穂乃果は女性シンガーをジッと見てる。

 

女性シンガー「どうしたの?」

 

穂乃果「それで・・・!それで!どうしたんですか!?」

 

女性シンガー「簡単だったよ。」

 

穂乃果「え?」

 

漣「簡単?」

 

女性シンガー「そう。とっても簡単だった。今まで自分達が何故歌ってきたのか、どうありたくて何が好きだったのか、それを考えたら、答えは簡単だったよ。」

 

穂乃果「あの・・・何か分かるような分からないようななんですけどー。」

 

女性シンガー「今はそれで良いの。」

 

穂乃果「えー!」

 

女性シンガー「それで良いの。」

 

穂乃果「やですー!」

 

女性シンガー「良いの!」

 

穂乃果「えー!」

 

漣「おい穂乃果いい加減攻めるのやめろ。」

 

穂乃果「うう・・・」

 

女性シンガー「すぐに分かるよ。」

 

穂乃果「?」

 

歩き続けてると。

 

海未「穂乃果!!」

 

千幸「漣!!」

 

目の前に皆が待っていた。

 

穂乃果「皆!!」

 

漣「お前ら!!」

 

走って皆の所へ行く。

 

穂乃果「皆ーーーー!!」

 

嬉し泣きをした穂乃果。しかし。

 

 

 

 

 

 

海未「何やっていたんですか!!!」

 

 

 

 

 

 

突然海未が怒った。

 

穂乃果「え!?海未ちゃん・・・?」

 

漣「海未・・・?お前怒ってるのか・・・?」

 

だが海未は怒ってなく、泣いていた。

 

海未「それだけ探したと思っているのですか・・・!」

 

泣きながら穂乃果を抱く。

 

穂乃果「ごめん・・・」

 

千幸「待ってたぜ漣。」

 

漣「悪いな皆。」

 

松山「気にするなよ。お前が行ってくれたお陰で無事に戻って来れたんだし。」

 

宮内「流石俺のいや、俺達の親友だ。」

 

結羽介「2人でここまで来たのか?」

 

漣「いや、さっきの女性と一緒に・・・あれ?」

 

 

 

 

 

 

後ろを見ると、さっきの女性シンガーの姿が無かった。

 

 

 

 

 

 

穂乃果「漣さんどうしたの?」

 

漣「さっきの女性もう行っちゃったのか?」

 

穂乃果「え?」

 

後ろを見る穂乃果だが、誰も居なかった。

 

凛「誰も居なかったにゃ・・・」

 

穂乃果「そんな!?」

 

漣「じゃあさっきのは幻か?」

 

絵里「まあ良いわ。早く部屋に戻って明日に備えましょ。」

 

そこに希と花陽とにこが顔を出した。

 

希「お!穂乃果ちゃんに漣君帰って来たー。」

 

花陽「良かったー。」

 

にこ「遅いわよー!」

 

漣「悪い悪い。」

 

穂乃果「ねぇ皆!」

 

全員「??」

 

穂乃果「ごめんなさい・・・・私、リーダーなのに、皆に心配掛けちゃった・・・」

 

真姫「もう良いわよ。」

 

千幸「無事に戻って来れたのが喜ばしいしな。」

 

絵里「そうよ。でもその代わり、明日はあなたが引っ張って、最高のパフォーマンスにしてね。」

 

穂乃果「・・・絵里ちゃん・・・」

 

にこ「私達の最後のステージなんだから。」

 

希「ちょっとでも手抜いたら承知しないよ?」

 

穂乃果「うん!」

 

凛「じゃあ明日に向けて寝るにゃー!」

 

結羽介「ぐっすり寝て楽ちんしようぜ!」

 

真姫「寝るのに気合入れてどうするのよ。」

 

結羽介「アカン!ツッコまれた!」

 

全員「あははは。」

 

穂乃果は後ろを見てる。

 

漣「どうした穂乃果?」

 

穂乃果「何の為に歌う・・・か・・・」

 

漣「それは後で考えても良いじゃねえのか?それより明日はライブだ。戻るぞ。」

 

穂乃果「うん。」

 

 

 

 

 

 

そしてライブが始まった。今回の曲は『Angelic Angel』。ニューヨークの街で華麗なパフォーマンスを披露する。

 

絵里「ココはどこ?待って言わないで わかってる♪」

 

穂乃果・凛「夢に見た熱い蜃気楼なのさ♪」

 

ことり・にこ「キミはだれ?なんて訊かないよ わかってる♪」

 

穂乃果・凛「おたがいの願いが呼んだ出会い♪」

 

海未・真姫「遠ざかるほど光る一番星 いつかそんな恋してみたかった♪」

 

花陽・希「もういらないよ胸のブレーキは♪」

 

絵里「見つめあうために生まれた二人になってく♪」

 

全員「Ah!「もしも」は欲しくないのさ 「もっと」が好きAngel 翼をただの飾りにはしない Ah!「もしも」は欲しくないけど 「もっと」は好きAngel 明日じゃない 大事なときは今なんだと気がついて こころの羽ばたきはとまらない♪」

 

こうしてニューヨークでのライブが終わった。

 

「NEXT」

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