ラブライブ School idol EXTRA 作:naogran
0話「誕生!EXTRAの生い立ち」
朝霧漣と城戸千幸。この2人は幼馴染みで、人気アイドルユニット「EXTRA」でもある。
赤ん坊の時からずっと仲良しの2人。幼稚園の時、中原美津姫と簗崎鈴歌と仲良くなり、親友になった。
中学の時、宮内昂汰と松岡雄一と桜庭杏菜と加賀本アリスの4人と親友同士になった。
8人は音ノ木坂学院の姉妹校である柳瀬高校に入学して、楽しい高校生活を過ごした。
そして2人が何故アイドルになったのか、それは高校卒業間近の時が始まりだった。
柳瀬高校卒業した翌日、千幸が六本木で漣を待っていた。
漣「千幸!」
千幸「やっと来たか。」
漣「じゃあ職探しでも行くか。」
千幸「おう。」
2人は都内で職探しをした。
夕方。幾つも回ったが、何処も良い所は無かった。
漣「見付かんねぇ〜・・・」
千幸「どうすんだ?俺達8人の中じゃ、俺とお前だけ仕事無しで生きていくのか?」
漣「それは勘弁してくれ。まぁ、美津姫は実家のレストランを継ぎ、鈴歌は両親の勧めで女優、宮内は警察、松岡は写真家、杏菜はファッションデザイナーと桜庭組の指導の手伝い、アリスは親父さんの勧めでモデル。俺達は何処に就職したら良いんだ・・・?」
千幸「じゃあ明日も探し回るか・・・」
2人が家に帰ろうとした。その時。
???「ねぇねぇ、そこのお2人さん。」
漣・千幸「え?」
後ろから女性の声が聞こえた。振り向くと、髪型が茶髪のツインテール、白い服を着て、赤のショールを羽織って、赤のロングスカートと黒の靴の女性が立っていた。
漣「俺達ですか?」
女性「うん。ん〜・・・」
すると女性が、漣と千幸の体をじっくり見始めた。
千幸「な、何ですか?」
すると女性に何かが閃いた。
女性「うん!2人共凄くスタイル良いわね!」
漣「え?そうですか?」
千幸「失礼ですけど、あなたは?」
女性「あ!ごめんなさい。私はこう言う者です。」
バッグから2枚の名刺を差し出した。2人が名刺を受け取る。
千幸「星野、倫子?」
星野「そう。それが私の名前。名前の上見てみて?」
千幸「ん?・・・STAR RING!?」
漣「しかも社長!?」
実は星野倫子は、人気アイドル事務所『STAR RING』の社長であった。
星野「宜しくね。」
2人に握手をした。
漣「それで星野社長、俺達に何か用ですか?」
星野「改めて聞くけど、STAR RINGって知っているかしら?」
千幸「はい。オーディションで厳選されたアイドルしか所属出来ない人気アイドル事務所ですよね?」
漣「しかも所属出来るのは女性だけだと。」
星野「正解!実はね、あなた達2人をアイドルとしてスカウトしたいの!」
千幸「スカウト!?」
漣「待てよ?女性しか所属出来ないアイドル事務所ですよね?何故男である俺達を?」
星野「ここ最近スカウトと男性アイドルを所属しようと言う制度を始めてね、それで何処かスタイルが良い子が居ないか探してたの。そしたら、スタイルの良い君達に出会えたと言う訳なの!」
漣「そうですか。」
星野「ねぇ、2人の名前を教えてくれない?」
漣「朝霧漣です。」
千幸「城戸千幸です。」
星野「漣君と千幸君かぁ。格好良い名前だね。そうだ!ちょっとうちの事務所見学してみない?」
千幸「事務所の見学?」
星野「うん。」
漣「じゃあ、是非。千幸は?」
千幸「俺もお願いします。」
星野「じゃあ決まりね。近くに車停めてあるから。」
そして2人は、星野社長の車に乗ってSTAR RINGへ向かった。
星野「着いたよ。」
漣「凄え・・・」
千幸「ここがSTAR RING・・・生で見るの初めてだ・・・」
星野「さぁ、案内するよ。」
2人は、星野社長にSTAR RINGを案内された。
星野「ここがエントランス。凄く広いでしょ?」
漣「はい。広いとしか思えないです。」
千幸「凄え!シャンデリアまであるぞ!」
星野「次はこっちよ。」
次に案内された場所は、レッスンルーム。
星野「ここでは所属してるアイドル達が日々レッスンに励んでいるの。」
千幸「皆頑張ってるんだな。」
???「あ、社長!皆、休憩!」
レッスンしているアイドル達が休憩を開始して、レッスンの先生が駆け寄って来た。
女性「社長、お疲れ様です。」
星野「お疲れ様。」
女性「社長、そちらの2人は?」
星野「見学に来た朝霧漣君と城戸千幸君よ。」
漣「朝霧漣です。」
千幸「城戸千幸です。」
女性「私はレッスンの講師をやっている海老原麻衣よ。宜しくね。2人はもしかして、社長にスカウトされたの?」
漣「ええ。その通りです。」
星野「じゃあ麻衣ちゃん、講師頑張ってね。」
麻衣「はい。」
次に案内された場所は、事務室。
星野「ここの事務室には、多くの従業員が仕事しているの。」
千幸「従業員の数は?」
星野「全部で35人。」
漣「多いですね。所属しているアイドルの数は?」
星野「無名を含めて28人かな。」
漣「多っ!」
最後に社長室に案内され、ソファーに座った。
星野「ねぇ漣君、千幸君。」
漣・千幸「はい。」
星野「2人は何か目標はないの?」
漣「目標ですか?・・・これと言った物は無いですね。」
千幸「同じく。」
星野「じゃあもし良かったら、うちの事務所でアイドルやってみない?」
漣「俺達がアイドルですか・・・」
星野「今すぐじゃなくても、考えてからでも良いよ。」
漣「あの、ここってオーディションが通らないと入れないんじゃ?」
星野「オーディションとスカウトと分けてあるの。スカウトされたアイドルは即所属となる仕組みなの。」
漣「あ、そう言う・・・」
千幸「そうですね・・・じゃあ家に帰ってから考えます。」
星野「分かったわ。じゃあその名刺は持っていてね。」
漣「はい。」
その後2人は家に帰った。
朝霧家。
漣「ただいま。」
愛美「おかえり漣。」
漣「姉ちゃん、親父と母さんは?」
愛美「仕事行ってるわ。どう漣?仕事見付かった?」
漣「実は、名刺渡されて。」
愛美「名刺?」
同じ頃の城戸家。
菜津美「STAR RING?オーディションで厳選されたアイドルしか所属出来ない所?」
千幸「ああ。俺と漣、その社長にスカウトされたんだ。」
飛鳥「凄いじゃん!あの人気アイドル事務所からスカウト受けるなんて千幸凄いじゃん!」
同じ頃の朝霧家。
愛美「凄いわね漣!それで漣はどうしたい?アイドルやりたいの?」
漣「帰る時色々考えたんだ。それで考えた結果・・・・・・やっぱり俺も姉ちゃんと一緒に芸能界に入りたい。」
同じ頃城戸家。
千幸「俺も姉貴達と一緒に芸能界の道を進む。」
菜津美「そっか。じゃあ決まりだな。」
飛鳥「流石私達の弟!」
同じ頃朝霧家。
愛美「流石だよ漣!私の弟最高!!」
漣「だから抱き付くの止めてくれ・・・」
その後2人の両親が帰って来て、スカウトされた事を話した。両親はとても喜んだ。その後2人は星野社長に電話して、アイドルになる事を知らせた。2人はその後、両親が用意してくれたマンションで同居生活をする事となった。家賃は2人の両親が負担してくれる。
後日、漣と千幸がSTAR RINGの社長室に招かれた。
星野「朝霧漣君、城戸千幸君。STAR RINGヘようこそ。」
漣「はい社長。宜しくお願いします。」
千幸「宜しくお願いします!社長!」
星野「うん。宜しくね。それじゃあまずは、あなた達のマネージャーを紹介するわ。入って来て。」
社長室に入って来たのは、1人の男性だった。
星野「紹介するわ。あなた達のマネージャーを務める事になった松山博之君よ。」
松山「松山博之だ。宜しくな。」
漣「ああ。宜しく。」
千幸「宜しくな!」
星野「それと、2人はどうする?」
漣「どうっとは?」
星野「2人はそれぞれソロで活動する?それとも2人でユニットとして活動する?」
漣「あ〜そうだな・・・どうする千幸?」
千幸「そうだな・・・・ここはユニットで行くか。」
漣「そうか。ユニットでお願いします。」
星野「分かったわ。ユニット名はどうする?」
千幸「ユニット名・・・・・・・」
漣「EXTRAはどうだ?」
千幸「EXTRA?」
漣「STAR RINGのアイドル達は皆女性ばかり。EXTRAは特別と言う意味を指す。俺達はスカウトされたアイドルで、STAR RINGで初の男性アイドル。だからEXTRA。」
千幸「良いかもなそれ!」
こうして2人はアイドルユニット「EXTRA」として活動を始めた。その後所属アイドル達に自己紹介して、早速レッスンを始めた。2人は元々運動神経が抜群である為、厳しいレッスンや運動を難なくこなせた。
そして数日後、2人のデビュー曲「Colorless Images」は初登場オリコン1位を記録した。
STAR RING・レッスンルーム。漣と千幸と他のアイドル達が休憩してると。
星野「2人共、お疲れ様。」
漣「あ、社長。」
千幸「お疲れ様です!」
星野「さて、お2人にプレゼントがあるよ。」
漣「プレゼントですか?」
星野「じゃじゃーん!」
渡されたのは、2枚の用紙だった。
漣「これは?」
星野「2人の初ギャラだよ!」
千幸「ギ、ギャラ!」
星野「開けてみて?」
用紙を開けてギャラを確認すると、2人が固まった。
漣「す・・・凄え!?」
千幸「こ・・・こんなに!?」
麻衣「驚いた?私の初ギャラもそんな感じだったのよ?」
漣「こ、これがSTAR RING・・・」
千幸「これだけあれば、自由な生活を送れるぞ!」
漣「千幸、このまま勢いに乗って、皆に楽しさを届けるぞ!」
千幸「おう!」
その後も数々のヒット曲を生み出し、数多くの音楽番組やバラエティ一に出演するなど、たった2ヶ月で一躍有名人になった。稼いだギャラでマンションから千代田にある高級住宅に引っ越した。
そして、人気スクールアイドルグループ「A-RISE」のライブバトルにも出演した。
漣「A-RISEかぁ。まさかあの有名なスクールアイドルと会えるとは光栄だな。」
ツバサ「私もよ。人気アイドルユニットに会えるなんて光栄よ。」
千幸「このライブバトルは盛大なお祭りになりそうだな。」
英玲奈「だが、私達は負ける訳にはいかないぞ。」
漣「勿論俺達も同じ気持ちだ。」
あんじゅ「真剣勝負でいきましょ。」
千幸「ああ。」
EXTRAは「Colorless Images」、A-RISEは「Private Wars」を披露した。勝負の結果は、EXTRAが56点、A-RISEが44点になり、EXTRAが勝利した。
それから月日が流れ、冬に行われたツアーライブ。多くのヒット曲を歌って観客達を熱狂させた。
漣「皆!今日までありがとう!」
千幸「ツアーライブは今日で終わりです!」
するとその時。
”ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ”
漣「何だ?」
千幸「地震か?」
突然の音で会場がざわつく。そしてその瞬間・
”ガガガガガガガガガガガ”
観客達「きゃーーーーーーーーー!!!」
ステージのセットが突然崩れ始めた。
漣「何だ!?」
千幸「どうなってんだ!?何でセットが!?」
漣「皆!!早く逃げて!!」
千幸「崩れが始まってる!!早く逃げて!!」
観客達は2人の声を聞いてすぐに逃げた。
漣「俺達も行くぞ!」
千幸「ああ!」
2人はステージから降りて、逃げ遅れてる人が居ないかを確認しながら逃げる。
そしてステージから遠ざけた。観客達は全員無傷だった。
漣「何でステージが崩れたんだ?」
千幸「分からない・・・でもあの有様じゃ・・・」
不安になるEXTRAを、他の客やファン達がEXTRAを励ました。その言葉を聞いた漣と千幸は、笑顔を皆に見せた。
その後スタッフの整備不良かと思われたが、ステージを壊した5人組の犯人が逮捕された。逮捕されたのは、A-RISEのファン5人組だった。逮捕された5人組の内の主犯の男は。
主犯の男『無関係だ。』
と容疑を全て否認した。
因みにすぐに逮捕された理由は、犯行を実行している所に、EXTRAのファンである男性がスマホでたまたま撮影していたからだった。主犯の男は証拠に逆ギレして。
主犯の男『これを撮影した奴呼んで来い!ぶっ殺してやる!』
と発狂した。証拠を見せられた他のメンバーは犯行を認めて動機を自白した。
メンバーA『彼奴が、EXTRAがA-RISEより人気を博しているのを見て腹が立った。』
と言う下らない動機だった。更に。
メンバーA『自分達はそこの男に脅されて犯罪に加担してしまった。断った途端に殴られ、包丁を突き付けられた。』
と供述した。主犯の男は犯行を自白したメンバー達に。
主犯の男『喋るなつってんだろうが!!!!』
と叫んで暴力を振るった。警察はすぐに主犯の男を退室させた。
主犯の男『離しやがれこのクソ共が!!!!此奴らを殺させろ!!!』
その後他のメンバーは泣きながら。
メンバーA『あの男に脅され、EXTRAのライブを壊したのは間違いありません・・・』
と全ての容疑を認めた。
その後A-RISEは逮捕された主犯のファンに対して。
ツバサ『この方達とは今後も関わりたくありません。彼らにEXTRAの楽しいライブを壊した罪を償って下さい。』
と言った。主犯の男はA-RISEのコメントを見て狂ってしまい。
主犯の男『巫山戯んじゃねええええええ!!!!!彼奴らがやったんだろうがああああああああ!!!!!』
と発狂してしまい、精神病院へ強制入院された。脅されて加担してしまった他のメンバーには、無罪判決され。
メンバー達『無罪でも自分達の罪を償いたい。』
とコメントした。
そしてSTAR RINGでは。
漣「え・・・?休業・・・?」
星野「そうなの・・・」
千幸「まさか、あのツアーライブのセットの崩壊が原因ですか・・・?」
星野「それもあるけど、あのようなファンがあなた達に関わらせないようにって言う向こうの気遣いでもあるのよ。」
漣「そうですか・・・全国の反応は?」
星野「休業と発表されたと聞いたファン達が凄く悲しんでたよ・・・でも帰って来てとか、復帰待ってるよって期待の声が来てるわ。」
漣「皆・・・」
星野「それと、主犯の男はインスタやってるけど、今はもう大炎上よ?」
千幸「自業自得ですね・・・」
星野「復帰の知らせはこっちから連絡するわ。私達も復帰が来るのを待ってるわ。」
漣「はい。社長、復帰かもしくは何処か、プライベートで会いましょう。」
千幸「復帰の知らせをお待ちしています。」
星野「うん。」
こうして2人は、復帰が来るまで休業生活をするのであった。
それから5ヶ月後の夏、まだ復帰の連絡が来なかった。2人は昼飯のオムライスを食べていた。
漣「休業生活を始めてから5ヶ月。暇な生活はもう飽きたな・・・」
千幸「けど、俺達にはギャラがたっぷりあるだろ?」
漣「まぁそれは問題無いな。千幸、今日はどうする?」
千幸「そうだなぁ・・・今日も外出するか。」
漣「何処行く?」
千幸「最初に神田明神へ行くか?」
漣「何時ものお参りか?」
千幸「お参りだ。」
オムライスを食べ終えて、外に出てバイクに乗って、神田明神へ向かった。
この2人は後に、ある少女達と出会う事を知る由もなかった。
「END」