さようならなんて言わせない   作:shino0607

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お待たせしました!!
初めて連載やってるんですが、難しいですね…
そんなこんなで、二話目ですたお楽しみ下さい!


俺は嫌われている

あれから五日。僕はカラ松兄さんを説得してるんだけど、どうしても聞き入れてくれないことがある。それは、他の兄弟達に話すか話さないか。

チョロ「ねぇお願いだから皆に話そ。」

カラ「悪い、それだけは無理なんだ!」

チョロ「じゃあおそ松兄さんだけには話そう。」

カラ「おそ松、だけ、なら…」

チョロ「本当!?じゃあ夕方ならパチンコに負けて帰ってきてると思うから。」

カラ「わかった。」

これで一段落ついた…かな?

 

 

俺は松野カラ松。二ヶ月も前から心臓病になってしまったみたいだ。最初は嘘だとか、ただの夢だ、とか思ってた。でも、血を吐くようになって、これが真実だと確信した。けれど、他の兄弟に言おうとは思わなかった。言おうと思ったことはあったけど、無視されたり、胸ぐらつかまれ殴られたりしたことを思い出してどうしても言う気にはなれなかった。でも、偶然知ってしまったチョロ松はそれを聞いて、ごめんなさいと謝って泣いてくれた。胸がいっぱいになった。「俺は必要とされているのか?」そう思った。そんなこと考えていた時、ふと、玄関の扉が開く音とともに、「ただいま!」と、おそ松兄さんの声が聞こえた。チョロ松はそれを聞いて、【先に二階にいて】と、サインした。俺は二階に向かい、チョロ松はおそ松のところにいった。

チョロ「連れて来たよ…」

おそ「どした?何か用!?」

カラ「おそ松…実は…」

俺とチョロ松は事情を説明した。

チョロ「まぁ、ざっとこんなもんかな。」

おそ「え、何?これで俺をはめようとでもしてんの?診断書まで作っちゃって…」

カラ「嘘じゃあないんだ…」

おそ「マジかよ…、で、なんで他の兄弟に言わないんだ?」

カラ「っ…それは…」

おそ「あれか?自分は嫌われているからとか考えてるからか?」

驚いた。まるで心の中を見られているみたいだった。それが顔に出ていたのか、おそ松は「やっぱりな」と、いった。

おそ「じゃあ聞くけど、トッティはイタイとは言うけど、ちゃんと話してるじゃん、それに十四松はあの性格だよ?まず嫌いとか考えないでしょ、一松だって、あの行動はお前だからの行動で逆に信頼されてるってことだと思わないの?」

はっとした。おそ松の言葉に俺の中の何かが変わった。今、まるで「お前は必要なんだ。」と、言われたみたいだった。

カラ「俺、皆に言う」

チョロ「よかった…ね、おそ松兄さんに言ってよかったでしょ。」

おそ「このスーパーエリート長男様をナメるなよ!」

俺はもう、大丈夫だ。

 

二階の部屋の入り口、襖の陰から三人を覗く紫色のパーカーを着た人影。

一「……マジかよ…」

この存在を三人は知らなかった。




次回一松目線で…
あー、楽しみ!!
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