オリキャラじゃないです、れっきとした東方のキャラですのでご安心を。
とある昼下がり、人里へと来ていた八雲銀時は、偶然出会った志村新八と共にフラフラと出歩いていた。
「銀さんすみません先日は、姉上がとんだご迷惑を……」
「ったくお前の姉貴ってなにモンだよ、おかげでこっちは数十話にも及ぶ激闘を繰り広げちまったじゃねぇか」
「いやそんな話数取ってないでしょ……」
「都合上大幅カットした、いやー本当に大変だったなー」
棒読み口調で適当な事を言いながら銀時が歩いていると、ふと前方に見知った顔の少女がいる事に気付いた。
「あり? アイツって確か白玉楼の……」
「え、知り合いなんですか?」
小指で鼻をほじりながら銀時が反応すると新八も釣られてそっちの方へ視線を泳がす。
そこには店の店員に商品を受け取っている銀髪の少女が立っていた。
魂魄妖夢
冥界の白玉楼に住む剣術指南役兼庭師。人間と幽霊のハーフというあまり見かけない種族。
ただしハーフといっても、人間と幽霊の間にできた子供ではなく、半人半霊体質の種族である。
帯刀しているのは長刀『楼観剣』と、短刀『白楼剣』、いわゆる二刀流というモノであり、二振りの刀を華麗に操る事で知られているが、腕の立つ者からすれば未だ半人前だと言われてしまうレベルであるらしい。
新八がしばらく見ていると彼女もまたこちらに気付いて振り返る。
「あ、銀時さんお久しぶりです」
「よう」
店員から貰った紙袋を片手にぶら下げながら妖夢が丁寧にお辞儀してくると銀時も手を上げて挨拶。
「なにお前、珍しいじゃねぇか人里に来るなんて」
「ええ、幽々子様が近々友人が来るから美味しいお茶菓子用意しておいてと言われたんで材料を調達に」
「友人って事は紫か? そういや俺も紫の奴に白玉楼行こうって誘われてたんだわ」
白玉楼
妖夢と、そして彼女の主人が住んでいるお屋敷の事であり、場所は冥界。
冥界には基本的に死者しかいないため、静かである。
四季も存在し、春には桜が、秋には紅葉で染まる。その美しさのあまり、死者も成仏することを忘れてここに留まることも少なくない。冥界には基本的に死者しか入ることが出来ないが、紫や銀時の様な特殊な能力を持つ者であれば入る事は可能である。
前に紫に言われた事に銀時がやっと思い出していると妖夢は「はい」と頷く。
「その事についても幽々子様に聞いておりますので、こうして材料は確保できましたので腕によりをかけて作らせていただきます」
「マジ? それじゃあ行かない訳にいかねぇわな、ところで何作んの? 団子? 饅頭?」
「それは来てからのお楽しみという事で」
微笑を浮かべながら銀時の質問をやんわりと流す妖夢。
そんな彼女を眺めた後、新八は銀時の方へ向き直る。
「銀さん、なんかこの子と妙に親し気げですけど一体誰なんですか?」
「ああそうだった、おい妖夢紹介しとくわ、コイツ最近知り合った眼鏡っていう新八、人間の方は名前知らねぇや」
「ちげぇよ! 人間の方が新八だよ! 僕の眼鏡は存在だけでなく名前まで奪ってたの!?」
「なるほど半人半眼鏡……半人半霊の私と同じ種族という訳ね」
「半人半眼鏡ってなに!? もはや妖怪寄りだよねそれって! あれ? ていうか今自分の事半人半霊って……」
半人半霊、聞き慣れない種族の名前に新八が気付くと、銀時が妖夢を脇で小突く。
「おいお前、自分の種族の名前間違えてんじゃねぇよ、ったく随分前にちゃんと教えただろ」
「あ、そうでした、ごめんなさい私は半人半霊などではなく……」
銀時に言われてハッとした表情を浮かべると妖夢は改めて新八の方へ向き直り
「半人半スタンドよ」
「どんな種族ぅぅぅぅぅぅ!?」
言い直したらさらに訳のわからなくなる種族になってしまった妖夢に新八がすぐ様ツッコミを入れて指を突き付ける。
「そんな種族ある訳ないでしょ! 半人はなんとなくわかるけどなんだよ半スタンドって!」
「平たく言えばスタンド使いよ、そうですよね銀時さん」
「そうだよ、妖夢ちゃんは昔古代エジプトで見つかった謎の矢に刺されて覚醒したスタンド使いなんだよ」
「嘘つけェ! 100歩譲ってスタンド使いだったら証拠そのスタンドとやらを見せて……」
銀時を口を合わせて出まかせ言っているんだろうと新八が叫んでいると
妖夢の周りにフワ~と白いオタマジャクシのようなモノが中に浮かび漂い始める。
「ってギャァァァァァァァァ!! ちょっと待って! そ、それってもしかして!」
「なんだお前も見えるのか新八、てことはお前も俺と同じで才能あるんじゃねぇの?」
「え、銀さんも見えるんですか! って事はやっぱりそれって!」
明らかに夜の墓場とかでウヨウヨ浮いてるのがしっくりくる物体、それを見て驚く新八に対し銀時は笑みを浮かべながら
「そう、これこそがコイツのスタンドだ、イカしたフィルムしてるだろ」
「いや違ぇだろ! コレどっからどう見ても人魂……」
「人魂じゃねぇスタンドだ!」
「スタンドよ! 人魂なんか存在する訳ないでしょ!」
新八が何か言いかけた瞬間、銀時と同じく先程までのやんわりとした表情から豹変して全力で否定する妖夢。
そんな中でもこの人魂、もといスタンドはあっちこっちへフラフラしながら宙を浮いている。
「全く……もしかして未だに人魂とか幽霊とかまだ信じてるの? そんな非科学的なモノがこの世にある訳ないでしょ、ですよね銀時さん」
「新八よぉ、お前も人間の身だけど数十年生きてんだろ? だったらいい加減そういうオカルト的な事を信じてたって痛いだけだよ、現実見ろ」
「現実見てねぇのお前等だろ!」
妖怪や妖精などという非現実的な存在がはびこるこの幻想郷で何を言うか、二人が頑なに否定するそのスタンドとやらを指差しながら新八は叫び続ける
「アレ絶対人魂ですよ! さっき妖夢さん自分の事半人半霊とか言ってましたけど! つまりアレって妖夢さんの霊体化した分身みたいなモンって事でしょ!」
「だからスタンドだって言ってんでしょ! なんなんですか銀時さんこの非常識極まりない眼鏡は! 斬っていいですか!? フレーム一本丸々斬っちゃっていいですか!?」
「おいそこに直れ新八、テメェの失言が元でこの子かなり不愉快になっちゃったじゃねぇか。責任取ってその場で切腹しろ、介錯はコイツがしてあげるから」
「アンタ等どうしてそこまで頑なに認めようとしないんだよ! もしかしてそういう事ですか!?」
確信を突こうとした新八に声を荒げ腰に差す刀にてを掛けようとする妖夢と機嫌悪そうにしかめっ面を向けてくる銀時に負けじと新八は反論。
相手が相手なだけに、この新八という少年、意外と度胸がある。
「二人共ひょっとして幽霊とかそう言うの苦手なんでしょ!」
「誰がそんなもん苦手だゴラァ!!」
「幽霊とかそんなモン全然怖くないわよ! だってそんなモノいる訳ないんだから!」
「……」
大方何か読めて来た新八、何やら必死な感じで幽霊などいる訳ないと言い切る銀時と妖夢の反応を見て、新八は無言になった後、ふと何もない方向を指差して
「あ! あんな所に首の無い魔法少女が!」
彼が適当にそんな事を叫んだ瞬間。
目の前にいた銀時と妖夢の姿が忽然と消えた。
何故なら二人共近くにあった店が展示している大きな壺の中にジタバタと暴れながら頭突っ込んでいたからだ。
それを見て新八は疑惑から確信へと変わる。
「あの二人共、やっぱオバケとかそういう類のモン苦手なんですか?」
「だから苦手じゃねぇって、たまたまこの壺の中にウマのフン見つけたから取ろうと思っただけだよ」
「売ったら1ゴールドになりますね銀時さん」
「……」
壺の中で仲良く頭突っ込みながら会話している銀時と妖夢を虚ろな目で新八が見ていると。
彼の背後からフラリと一人の少女が歩いて来た。
「はぁ~妙に体がしんどい……やっぱずっと引きこもってると体ナマっちゃうわ、ったく」
「あ、霊夢さん!」
「うわ、私を二度も酷い目に遭わせた姉の弟の眼鏡……」
数日前の件で寺に引きこもっていた博麗霊夢が気晴らしに人里へとやって来ていたらしい。
彼女を見つけて新八がすぐに叫ぶと霊夢は嫌そうな表情を浮かべるも、ふと彼の前で壺の中に頭を突っ込んでいる二人組に気付く。
「アイツと白玉楼の所の従者じゃない、なんで頭から壺に突っ込んでんの二人で? バカなの? いや元から知ってたけど」
「実は二人共幽霊とかそういう類を頑なに信じようとしないから、悪乗りで適当な事言ったら物凄くビビっちゃったみたいで」
「うわダッサ、ダサすぎて嫁さん逃げるわねこれじゃ、主人もこんな従者なら即刻クビにするわ」
「誰がダサいだコラ」
「その声博麗の巫女ね! 幽々子様が私をクビにする訳ないでしょ!」
「文句があるなら直接私の顔見て言いなさいよ、みっともないったらありゃしないから」
新八から話を聞いて霊夢は落ち着いた様子で二人を促すと、銀時と妖夢は渋々壺から頭を出して立ち上がる。
「んだよお前、もう平気なのか? 平気なフリしてまた巨人化しようと目論んでるんじゃねぇだろうな、うなじ削ぎ落すぞ」
「その件についてはもう何も触れないでくんない? 私本当に覚えてないのよ何も……」
銀時が何を言っているかはよくわからないが霊夢にとっては思い出したくもない出来事、というより思い出せない出来事なので出来れば一生そっとしておいて欲しいのだ。
しかしそんな彼女に妖夢はジト目を向けながら
「あなたの失態は冥界にも届いているわよ、博麗の巫女が聞いて呆れるわね」
「死者が行き交う冥界に住んでるクセにオバケが苦手なアンタの方が呆れるわ」
「オバケ!? あなたまでまだそんなの信じてるの!?」
「痛い痛い痛い痛い痛い! 痛いよーお母さーん!! ここに頭怪我してる人がいるよー!」
「絆創膏持って来てー! 出来れば人一人包めるぐらい大きいのー!」
「アンタ等本当にムカつくぐらい息ピッタリね、てかマジでムカつくから殴っていい?」
完全にこちらを馬鹿にした態度で変に叫ぶ銀時と妖夢に霊夢は青筋立てながら拳を握り締めていると、新八も二人を見て呆れながら彼女に尋ねる。
「この二人って昔からこうなんですか……? 仲良いんですね」
「まあ両方とも銀髪だし得物も似てるし幽霊嫌いだし何かと共通点が多いせいかしらね、何かとウマが合うのよあの二人」
「へー銀さんって結構当たり強いから何かと誤解されて敵作るタイプだと思ってたんですけど、仲良い子はちゃんといるんですね」
「そりゃまあ噛みつかれたら千倍にして噛みつき返す様な奴だからね、そりゃ友達出来ないわよ」
銀時に対する見解を言い合いながら霊夢は銀時を眺めてしかめっ面を浮かべる。
「そもそもアイツが敵作るのは昔の所業のせいもあるんだけどね……なんか鬼とか土蜘蛛とか色々と退治しまくってたらしいから妖怪からはすっかりビビられてたらしいわよ」
「妖怪退治のスペシャリストだったんですか、あの人本当何者なんですかね……」
「さあ? 知り合いの鬼から聞いた話だと結構偉い人の下に就いてたとは聞いてるけど、アイツ自身あんまり過去語らないし」
八雲銀時が坂田銀時だった頃、彼は今から数百年前から悪さをする妖怪を次々と懲らしめていたらしく、依頼があればすぐに引き受け、依頼料を貰ってそれで紫と共に生活していた事もあったらしい。
「妖怪退治なんて恐ろしい事良く出来ますよホント、今はその仕事は霊夢さんが引き継いでるって事なんですか?」
「私が引き継ぐというか博麗の巫女全体がそうなのよ、言うなればアイツがそれを築いた元祖みたいなモンよ」
「へぇ、一見ちゃらんぽらんですけど結構すごい人なんですね銀さんって」
「いやいや全然大した事無いわよあんなおっさん、奥さんにケツ引っ叩かれてるだけのダメ亭主よあんなの」
素直に評価する所は人が良いというかなんというか、そんな新八に手を横に振りながら否定していると、銀時が耳をピクリと反応させて彼女の方へ振り向く。
「おい誰がカミさんにケツ引っ叩かれてるダメ亭主だって? 言っとくけどアイツとの結婚当初はそれはもうさだまさしもビックリの関白亭主だったんだぞ俺は メシを作れ、俺の褌を洗え、浮気はしないと思うけどちょっと覚悟しておけと毎度毎度アイツに言い聞かせてたもんだよ」
「あれ、そうなんですか銀時さん? 幽々子様から聞いた話と大分違いますね」
「え、何が?」
うんうんと頷きながら自分の関白っぷりを語り出す銀時に妖夢が突如首を突っ込んで来た。
「幽々子様から聞いた話だと、紫様は全然家事が出来ないから代わりに銀時さんが全部やるしかなくて、その代わりに紫様が銀時さんに代わって妖怪退治をやってた事があったと聞いてたんですけど?」
「おわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! お、お前どうしてそんな事を!?」
「幽々子様、紫様と長年の付き合いみたいですし、夫である銀時さんの事も当然殆ど把握してるんですよね」
「アイツ……!」
いらぬ真実を妖夢に話していた事に銀時はここにはいない彼女の主人に腹を立てて奥歯を噛みしめている中。
霊夢と新八はすました表情で彼をジーッと見つめる。
「なるほど、そういえば私アンタに料理教えてもらったんだっけ? 男の割には器用に作れるなと思ってたのよ」
「銀さん、主夫だったんですね……」
「主夫じゃねぇよ! 紫には妖怪退治たまに手伝ってもらってただけだって! ただアイツ家事とか料理やらせるとロクな事にならねぇから仕方なく俺がやってたんだよ! アイツが式神を作ってから! 式神に家の事やらせるようになってからは銀さん本当に天下だったの!」
別に哀れんでる訳ではなく意外と家庭的なんだなと霊夢と新八に思われてるだけなんだが、銀時のプライドとしては許せないらしい。しかしそこに拍車をかけるように妖夢がまたしても
「はて? その頃からはもうすっかり紫様が夫婦の主導権を握っていたと幽々子様が……」
「妖夢ちゃんもう口挟まないで! このままだと俺さだまさしに顔向けできない!」
「雨上がり決死隊の宮迫となら顔合わせられるわよきっと、そういやあっちも浮気性だったわね、気が合いそうじゃない」
「いいじゃないですか銀さん、現代は家事に積極的な夫が理想だといわれてるんですから」
「そういう理想は追い求めてねぇんだよ! そんな夫は西野カナにでもぶん投げておけ!」
新八は別に悪意はないのだが霊夢の方は少々楽しんでるかのようにさっきからニヤニヤ笑っていた。
それが更に銀時をムキにさせる原因となる。
「そもそも俺は仕方なく家事やるようになっただけだから! 別に主夫でも家庭的な夫でも無ぇから! アイツがポンコツ過ぎたから仕方なくやってただけだから!」
「んな必死に言わなくてもいいわよ別に、しっかしアンタもそれなりに家庭の為にテキパキとやってる事やってるのね、ほんの少しだけ見直したわ、本当にほんの少しだけど」
「銀さん、今度ウチの姉上にも料理教えてくれませんか?」
「ああそれやって本当にお願い、私からもマジで」
「うるせぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
いよいよこの空気に耐えられくなったのか、銀時は遂にキレて怒号を上げると、すぐに彼女らにクルリと背を向け。
「テメェ等にこれ以上捜索されたら何言われるかわかったもんじゃねぇ! 帰るわ俺! じゃあな!」
「ああ待ってください銀さん! 僕は本当に姉上に是非料理の作り方を! って消えちゃった……」
「逃げ足は本当速いわねアイツ」
瞬きする間の中でフッと忽然と姿を消していなくなってしまう。
大方誰かを対象にしてここから遠く離れた場所へ飛んでいったのだろう。
彼の能力についてよく知っている霊夢はやれやれと首を横に振る。
「別にへそ曲げる事でもないでしょ、それとも恥ずかしかったのかしら?」
「もう昔の話なんだから気にしなくてもいいと思うんですけど、今はもう式神の藍さんがいるから別に主夫業みたいなのやってないんですよね?」
「いや、幽々子様が言うには」
いなくなってしまった銀時に霊夢と新八が各々の感想を呟く中、妖夢が三度目の主人からの情報を彼女達に話し出した。
「未だに紫様は家事全然出来ないから式神が留守の間は結局銀時さんが家事やってるみたいよ」
一方その頃、能力を使って消えた銀時は自宅である屋敷へと戻って来ていた。
「ただいま……」
「あらおかえり、随分と速い帰宅だったわね」
「めんどくせぇ巫女に絡まれたんだよ……」
目の前にいたのは能力の対象として定めていた八雲紫、畳の上で肘を突いて寝っ転がりながら煎餅を食べるグウタラ嫁に銀時は遠い目をしながら帰還報告をする。
「もう今日は外に出ねぇわ、なんかもう自分が築き上げてきたモンが崩れ去った気がしてブルーな気持ちなんだわ……」
「そう? なら厠とお風呂の掃除やってもらえない?」
「……」
「藍が買い出しに行ってて丁度いないのよ」
バリボリと煎餅を食べながら帰宅してきたばかりの銀時に早速家事をお願いする紫。
銀時はしばし頬を引きつらせた後、ハァ~と深呼吸すると、遂に溜まりに溜まったはけ口を彼女に
「なぁ、常々言おうと思ってんだけどいい加減お前も家事ぐらいまともに……」
「年中仕事もロクにせずにフラフラしてるあなたが食事にも家にも困らない生活を送れるのは誰のおかげかしら?」
「精一杯愛する妻を支える為にご奉仕させていただきます」
「それこそ私の愛する夫ね、それじゃあ蔵の掃除も頼めるかしら」
「はい、舐めれるぐらい綺麗に掃除しておきます、自分妻に愛される夫なんで」
一瞬にしてエプロンと三角巾を装備すると、ビニール手袋を両手にハメて慣れた様子で蔵へと向かう銀時。
彼女に弱みを握られている限り、銀時に家事をしないという選択肢は存在はしない。
さだまさしにはまだなれねぇな……ボリボリせんべいを食べながらのんびりくつろいでる嫁を尻目に、銀時は一人寂しくそう思いながらもすぐにどっから先に掃除すれば効率がいいのかと主夫らしい思考で頭を巡らせるのであった。